──夏休み前

澪「合宿をします!!」

律「ホンマに!?」

唯「わーい!山?海?」

澪「遊びに行くんちゃうねんで。夏休み明けたらすぐ学祭やし」

唯律「学祭!?」

律「メイド喫茶がええ!!」

唯「おばけ屋敷だよ!!」

澪「ウチらは粉もん部やねんから、屋台やるに決まっとるわ!!」

澪「せやからこの夏休みに海の家出して練習せな」

律「せやけどウチらお金あらへんで…」

唯「どうやってお店出すの…」

澪「ムギ…海の店って…」

紬「ありますぇ~」

唯澪律「あるんかい!!」

律「でっかいな!!甲子園何個分やねん!!」

澪「そら言いすぎやわ。にしても立派やな」

唯(関西の人って東京ドームじゃなくてやっぱり甲子園で表現するんだ…)

唯「でも海の家っていうよりもう店だよねここまでくると」

紬「ホンマはええ設備が整うとる沖縄がようよろしかったんどすが…」

紬「急やったもんどすから須磨海岸で堪忍しておくれやす」

律「せやかてこんな広い店ウチらで廻しきれへんで…」

紬「ウチのもんが手貸してくれるさかいに心配にはおよびまへんどすぇ」

唯(すごい待遇だ!!)


イラッシャイマセ~

紬「おこしやす~」

澪「えらい忙しなってきたな」

  ジュー ジュー 

律「ほい!うどん3つあがったでー!」

  コトコト モクモク

唯「目が回りそうだよ!!」

澪「唯、きばらなあかんで!」

斉藤「お嬢様やはりここもお手伝いいたしましょうか?」

紬「斉藤!!ウチらは強化合宿中や!
  いくらあんさんでもこの調理場での口出しは容赦しまへんで!!」

斉藤「はっ!申し訳ありません…」

唯(極妻!?)

澪律(えらいもん見てもうたわ…)


唯「は~疲れた~」

律「でも唯えらい上達しとったがな」

澪「ほんまほんま」

唯「でももっとお好み焼きがふわっとするにはどうしたらいいのかな?」

澪「山芋入れたらふわっと柔らこうなるで」

唯「へぇ~」


紬「みなはん、はばかりさんどしたな~」

唯澪律「!? はっはい!お疲れさまでした!!」

紬「いややわ~そんな改まって。いけずなお人らどすな~」


──新学期

唯「ごめんやして遅れやしてごめんやっし~」

澪「唯もえらい関西のカンが戻ってきたやん(ただチョイスが古くさいな…)」

唯「ところでりっちゃん何見てるの~?」

律「昔の粉もの部のアルバムや」

唯「へ~(ねじり鉢巻に腹巻か~)」

律「ほんまいつの時代の屋台やっちゅ~ねんな」

唯「へ?う、うんそうだね!(屋台といえばこういうイメージしかない私って…)」

紬「ごめんやす~」

唯「あ、ムギちゃんどこ行ってたの~」

紬「屋台の出店許可を取りに行ったんどすけど、ウチらまだ部とは認められてへんみたいどすなぁ なんでも部活申請用紙がまだ出てへんさかいにって」

澪「律あんた部活申請用紙どないしたん?」

律「・・・・・あ」


律「山中センセ!粉もん部の顧問になってやってください!」

「よろしゅう頼んます!」

さわ子「ごめんなさいね。私茶道部の顧問だし掛け持ちはちょっと…」

唯「じ~~~~~~っ。先生この学校の卒業生ですよね?」

さわ子「そうだけど?」

唯「さっき昔の粉もん部のアルバム見てたんですけど…」

さわ子「!?」

唯「先生に似た人がいたような?」

さわ子「あわわわわわわ…」


──部室

唯「ほらこの人」

律「ほんまやねじり鉢巻に腹巻」

澪「おまけにラクダシャツとモモヒキかいな…完璧やな」

さわ子「よくわかったわね…そうよ私、粉もん部に居たの」

紬「えらい意外どすなぁ」

唯「じゃあお好み焼き焼いてみて!」

さわ子「ちょっと…ダメ…返しヘラなんて持たせないで…」

  ドキュン!!

さわ子「ッシャー!!ほな行くでー!!目かっぽじってようみとけやー!!」

「関西弁になった!!」


澪「早焼き!!!」

 ジュー ジュー ジュー ジュー ジュー ジュー

紬「トッピング!!!」

 ブタ! イカ! エビ! モチ! チーズ! ソノタイロイロ!

律「空焼き!!!」

 チンチンチンチン

唯「あぅ…私のホットプレートが…って最後放置してるだけじゃん!)」

さわ子「お前ら部室好きに使いすぎなんじゃコラボケ!!」

「ごっごめんなさい!!!!」

さわ子「ハッ!?  今の…見た…?」

粉もん部一同(コクコク)


──さわちゃんは観念しました

さわ子「オリジナルトッピングはあらへんの?」

澪「あの…実はいくらか考てあるんですけど…」

さわ子「ほな見せてみい」

  • お好みソースの代わりにチョコレートソースで
  • たこの代わりに飴ちゃん
  • カスタードクリームを出汁にうどんを

律「うぇ…なんでこんな甘いもんばっかり…」

さわ子「かゆぅ~なるわ…」

澪「ウチとしては本気のパッチやねんけど…」ポロポロ…

さわ子「いや…あかんゆ~かな」

律「せやせや。ちょい小麦粉の神様に謝れっちゅ~か…唯もなんか言ったってや!」

唯「すごくいい!!」キラキラ

律「いや!そのノリはめっちゃ危険やで!!(誰が味見すんねん!)」


唯「私はいいと思うよ♪」

澪「ホンマ!?おおきに!」

 ギュッ

律「あかんあの2人は話にならへん。ムギなんとか言ったって…」チラ

紬「ポワ~ン///」

律「!?(なんかはんなりしてはる~!!)」

律「ちょっと…ムギも賛成なん?」

紬「ホンマ…ええもんどすなぁ~///」

律「!?わかったわウチの降参や…(涙)」


律「ほな試しに作ってみるから澪味見てみいや」

澪「!?  絶対いやや!!」

律「なんでやねん!!」

澪「こんなゲテモノ食べれる訳ないやないの…」

律「どないせ~っちゅ~ねん…」

唯「はい!ぜひともそのお役目わたくしに!!」ビシッ!

紬「ほなウチも」ビシッ!

律澪(やばい先越されたらあかん!!)

澪「いやいやここはやっぱ提案者であるウチが」ビシッ!

律「(しもうた!?遅れとってもうた!)…ウチも…」ヒョイ!

澪紬「どうぞどうぞ」


唯「え!?なんでりっちゃんだけ?ずるい!」

律「唯。本気やったんかいな…」


───

律「結局時間もないもんでウケを狙ってこれで屋台やることになってもうた…」

澪「大丈夫やろか!?」

律「お前がゆうたらしまいやろ!!」

紬「いざいう時はウチの若いもんに買わせますさかいに」

律「いやそれは悪いて…」

唯「私も食べるよ!!」

律「あんたは勝手にしたらええがな…」

唯「そういえばりっちゃんと澪ちゃんは幼馴染なんだよね」

澪律「せやで」

律「せや!昔こーゆー事もあってな…」

───

幼律「わ~澪ちゃんのおべんとたこ焼きや~!」

幼澪「一つ食べる?」

幼律「ほな、およばれしよかな」

幼澪「おいしい?」

幼律「!?  ウィンナーや!!」

幼澪「えっ!?」

幼律「みんな~澪ちゃんのたこ焼きの中にウィンナー入っとる!」

幼澪「や~め~て~;;」

───

律「ってな事があってな」

澪「律ホンマかんにんして~な~。ウチ恥ずかしいわ…」

紬「まぁ、ようあることどすから(ウチではありえまへんなぁ)」

唯「へ~(なにがおかしいんだろ?)」



──学祭当日

律「暇やね…」

澪「せやね…」

唯「チョコレートお好み、飴ちゃんたこ焼き、カスタードうどんあるよー!」

紬「唯はんはあいかわらず元気どすな~」

女の子「あの…」

唯「はい?」

女の子「一つずつ下さい…」

律「ホンマに!?」

澪「チャレンジャーやな~…」

紬「ウチ感動すら覚えますぇ~」

唯「おおきに!!」


──学祭終了

律「けっきょく売上げあの女の子だけかいな…」

澪「なんやかわええ子やったね」

唯「ツインテールで小っちゃくてね♪」

紬「ほんまどすなぁ」

律「せやけど仕込んだ分どないするん…」

紬「ぎょーさん余ってしまいましたなぁ」

澪「しゃーないから普通に焼いて近所で配ろか」

唯「じゃあ最初からそうすれば…」

澪「それはあかん!」

律「せやそれしてもうたらウチらの負けやで!」

紬「いくら唯はんでもそうは問屋がおろしまへんでぇ~」

唯「ご、ごめん…(何をそんなに必死に)」


唯「でも大阪の商売って商魂たくましいものじゃないの?」

澪「誰もタダで配るゆうてへんで」

唯「え?」

律「よう頑張って7割引きやね。それで仕入れ代トントンくらいやし」

紬「相手さんが食べてくれはった時に料金請求するんどすぇ~」

唯(関西ってやっぱり怖い…)


──新学年

澪「新歓屋台はゲテモノやのうて普通にしたけども…」

紬「誰も来やしませんどすなぁ…」

律「やっぱウケに走った方がよかったんちゃうか?」

 コンコン ガチャ

梓「あの~…」

唯「はい?(ん?どこかでみた覚えが…)」

梓「入部希望なんですけど…」

律「ホンマかいな!?」

梓「はい。学祭の時のあの味。めっちゃ感動しました!」

澪(これは!?ツッコミ待ちやろか…?)

律(いや…とりあえずは様子見や!)


梓「ウチ中野梓いいます。よろしくお願いします」

梓「特にお好み焼きが得意です」

澪「ほな唯と一緒やな」

梓「あのお好みチョコレートソースめっちゃ感動しました!」

梓「よろしくたのんます唯センパイ」

唯(ほわわ~ん♪)

律「ほな早速お好み焼いてもらおか」

梓「わかりました。いかせてもらいます」

澪「あの…一応言っとくけど甘いんとかはいらんから」

梓「えっ?」

律「そうそう。普通でええねんで普通で」


梓(ウチ試されてんのかな…?)

  サッ ←マシュマロを取り出す

律「いやいやいやいやいや!そんなんいらんから!」

澪「せやで!ホンマに普通でええねんで!」

律「やっぱり実力計るためには普通やないと…」

梓「あ、ホンマですか…ウチてっきり///」

紬(ノリがええんも考えもんどすなぁ…)

 ジュワ~ ジュ~…

律「めっちゃうまい!」

澪「ホンマやで!唯なんか目やあらへん!」

紬「なんやお腹へってきましたどすぇ」

唯(なんだろう…あんまりくやしくないや…)

梓「じつはウチの親、日清製粉におるもんで。小いちさい時から粉もんにはうるそうて」

律「サラブレットや!」

澪「こらムギが持ってきてくれた特性鉄板のポジションも危ういな」

紬「唯はんうかうかしてられまへんなぁ」

唯「別にいいよ♪」

「!!?」



──いつものようにダラダラ過ごす日々

梓「・・・・」

律「今年も阪神あかんか…」

澪「世代交代急がなあかんわな…」

紬「いつになったらバースの再来現れるんっでっしゃろなぁ」

律澪紬「はぁ~~~…」

唯(野球はついていけないや…)

梓「粉もん部は練習せな、あきまへ~ん(byオマリー)」

「!?」

梓「ちゃんと練習せなせっかくの鉄板も錆びついてしまいますよ!!」

律「いや…今からな、やろう思てたんやで。ホンマ」

梓「そんなもん。信用できませんわ!」

梓「ウチ怒らしたらエライことになりますよ!」


澪「なんや、制服のタイ外しよってからに…」

梓「ウチが制服のタイほどいたら…こうなるねんで!!」

  バンッ!!!

律「なんちゅうこっちゃ…身長とタイの長さが一緒や!!」

紬「池乃めだか師匠みたいどすなぁ」

澪「あかん…完全にウチらの負けや…!!」

唯(これは知ってる!!)

唯「ほらほらネコじゃらしだよ~」

梓「うみゃ~ん…に゛ゃ゛!」

律澪紬(完全になりきっとる!!)

唯「あだなはあずにゃんで決定だね♪」


──こうして粉もん部の日々は過ぎて行く…

          ~ネタ切れ~





最終更新:2010年01月26日 01:03