不意に憂が唯のタイツの股間部分だけを破る。
ビリッという不快な音。憂はさらに唯のショーツをずらす。

唯の局部があらわになる。

唯の膣があらわになり、外部に晒される。

唯「んはぁ……ぁぁぁ…………」

膣が外気に晒されただけなのに、唯は喘ぎ声を漏らした。

憂「ふふ……お姉ちゃんすごくいやらしいね」

憂は唯の足を無理やり開かせる。
憂の言うとおり、唯の雌壺はあまりにいやらしかった。
大きく開いたり膣口は粘液を垂らしひくつく。早く犯してくださいと懇願するかのように。
擦られたせいなのか、赤く熟れた果実のように真っ赤になったそこがいやらしく光る。
くぱぁと開いたり膣と陰唇はぬっとりとした液でクモの巣を張っていた。
そして、そのクモの巣を膣奥から溢れ出る愛液が壊していく。

そして、膣の上にある尿道のさらに上にある突起。クリトリス。

媚薬による興奮で痛々しいまでに腫れ上がり、勃起したそこ。
まだ皮にくるまっているが、犯されたくてたまらないと自己主張している。
しかも愛液をまといてらてらと輝いていた。

憂「お姉ちゃんさわるよ」

憂の指が唯の膣に触れる。

唯「ぁぁぁぁぁ…………」

唯の膣に憂の指が沈んでいく。また快感がくる。唯の喉がかすれた声をあげる。

憂「熱い……すごく熱いよ、お姉ちゃん」

快感とともに訪れる異物感。しかし、そんなのはどうでもよかった。
憂の指が唯の膣壁を擦りあげる。たちまち唯は快感に悲鳴をあげた。

唯「あぁあんっ………………ひゃっ……ゃめえ……ぁんんっ…………!」

憂「我慢しちゃだめだよ。今のお姉ちゃんは薬を飲んでいやらしい女の子になってるんだから」

唯「いやああぁ……やめ、やめてぇ…………ひゃんっ……こんなのおかしくなるううぅっ!」

憂の指はいつのまにか二本になっていた。あちらこちら、唯の中の様々な場所を指で触れていく。
その行為はある意味宝探しだった。唯の敏感な場所がどこなのか懸命に憂は探っているのだ。
もっともどこを犯されても、快感が発生する唯には関係がなかったかもしれない。

薬と快感によってすでに正気をなくしかけていた唯は、更なる快感に再び悲鳴をあげる。

唯「んひいいいいっ……んはぁっ!」

唯がもっとも感じる、性感帯の中の性感帯――Gスポットに憂の指が触れたのだ。宝探しは成功した。
自分の身体の中をべつのなにかが支配する未知の感覚と、脳細胞を死滅させるかのような劇甚な快楽。

憂「あはっ、ここがいいんだね、お姉ちゃん」

今まで忙しなく動いていた憂の指が止まる。
一カ所に踏み止まった指は唯の弱い場所を責めだした。

唯「ひゃんんっ……あぁ、いいぃっ!いいよおおぉ…………ういいぃっ……!」

ぐちゅり、ぐちゅり。

憂の指が唯の中で動く度に唯の下の口は歌い、踊り狂う。
快感のせいで気が遠くなりそうなのに、快感が再び唯を現実に連れ戻す。
狂ってしまいそうだった。いや、すでに狂っているのか。

唯「んんあ……!ぁああああああっ…………だめえぇ……おかしくなるぅ……おかしくううぅ……んひゃああんっ!」

唯「んっ……はぁぁぁ…………ぁあああ……ぃやあっ……!」

憂に犯されてからどれくらい時間が経過したのだろう。
膣から溢れた愛液によって白くどろどろに濁った便器の水のように、唯の思考も白く濁っていた。
憂の指がぐいっと直角に曲がり、唯の膣壁に刺激を与える。

唯「ぃぎいいぃ……くんんんぁあ、ぁん……はあああんっ、ぃやあ、ぁんっ…………!」

憂「お姉ちゃんのここ、本当にすごいね。痛いくらい締め付けてくるよ」

唯を犯し続ける憂の右手は、膣から噴出した愛液で、ぐしょぐしょになっている。
憂は空いている左手で唯のはだけた制服の胸元に乱暴に手を突っ込んだ。
小さな胸が憂の手の中でめちゃくちゃにされる。

唯「ああぃ……ぉっぱいだめええぇ、ひゃっ……ぁん……!」

憂「お姉ちゃんの乳首すごい固くなってるよ、ほら」

憂の指が唯の胸の突起をつまんだ。もう何度目かもわからない快感が乳首から起きる。
身体が痺れる。息が乱れる。
憂の指をおいしそうにくわえた唯の膣が、快感に歓喜の悲鳴をあげ、蜜をぷしゅっと噴出する

唯「んふっううぁ……ぁぁああっ、きもち、きもちぃ……ぁぁああんっ…………!」

むっとするような暑い空間を、唯の喘ぎ声と卑猥な水音が支配する。

憂「ねえ、どこがいいの、お姉ちゃん……ねえ、どこ?」

唯「ひゃっ……ぁぁあ…………や、やだあぁ……んっ、んふっ……ぁあああああ…………!」

憂の指は毒蛇のように唯の中でうごめく。
快感という毒を与えるために憂の指は、唯の膣壁を擦るように滑っていく。
唯は濁った思考でぼんやり思う。身体の中から憂に支配されるているような、そんなことを。
身体をかけめぐる官能に唯はさらに悲鳴をあげる。

唯「んんっ、ぁ、くうううぅ……あああぁあ…………ぁああああ!」

憂「お姉ちゃん、気持ちいい?」

唯「ぃやああ、いいぃ……やめてええぇ…………っくうう……憂の指ぃ…………だめ、だめええぇ……!」

憂「じゃあやめるね」

じゅる……憂の指が唯の膣から抜ける。
抜ける瞬間、膣がはなすまいと収縮するも指はあっさりと抜けた。
未練がましく膣から蜜がこぼれ落ちる。

唯「ゃあ……どうしてぇ…………」

もっと……。
もっとほしいのに……。
足りない、足りないよぉ……。

唯の蜜壺が淋しそうにうごめく。

憂「だってお姉ちゃんいやなんでしょ? わたしに犯されるの」

唯「ちがっ…………」

憂「ちがわないよ」

唯はなにも言えなかった。快感のせいで痺れた脳は言葉を上手に弾き出してくれない。
唯のぼんやりとした思考は、ただ憂に犯してほしい。それだけしか考えていなかった。

くちゅり。高い音が遠くで聞こえる。憂が唯の尿道口を撫でたのだ。

唯「ぁぁぁ…………」

本来、快感とは無縁の場所に触れられたのに蜜がどろぉとこぼれる。
今や、唯の身体で感じない場所はなかった。

憂「こんなことでさえ感じるのに、お姉ちゃんはわたしに犯してほしくないんだよね?」

否定の意を示すために首を振る。
しかし、快楽づけにされ、弛緩した筋肉のせいで首すら振ることができない。

憂「だからここも触られたくないんでしょ?」

憂が唯の一番敏感なそこを指でなぞる。
与えられた快楽に涙を流すかのように再び愛液が滴る。

唯「あああぁあ…………」

気持ちいい……!
足りないよぉ……!
もっと……もっと…………!

唯「ぁああああああ……ぁんん……ああぃ、あぁや、ああん……っ!」

必死に声を搾り出す。憂に気持ちいい、もっとしてとアピールするために。

憂「ごめんねお姉ちゃん……もうやめるから、許してね」

ちがう。ちがう。
もっとしてほしいの。犯してほしいの。
わたしを憂にめちゃくちゃにしてほしくてしかたがないの……!

こんなにわたしのアソコはどろどろになってるんだよ。
憂がめちゃくちゃにしたからぁ。
今さらやめないで……やめないでよ……!

気づいたら唯は涙を流しながら放尿していた。
あまりに鋭敏になった官能は尿道が尿をはなつ、それだけのことにさえ快感を感じていた。

憂「お姉ちゃん……してほしいの……?」

唯の滲んだ視界に憂の顔が広がる。唯は必死に頷く。
まだ放尿を続けているのにもかまわず、憂の手が唯のアソコを探り出す。


快感が再び与えられるとわかると、唯の膣が活発にうごめきはじめた。
中に侵入しはじめた憂の指をギュウッと強く締め付け、愛液を塗りたくる。

はなしたくない、ずっとこのままにして……。

憂「もう。初めから素直に気持ちよくして、って言えばしたのに……」

憂の左手が膣を広げる。憂の右手の三本の指が、蜜壺の中に深く沈みこんでいく。

唯「ぁああああん……指ぃ…………気持ちぃ、気持ちいいぃ……気持ちいいよおおおぉ……!」

さきほどよりもどろどろの粘液を吐き出す膣が、痙攣しはじめる。
脳天を突き抜けるような快感がくる。

憂「あ、お姉ちゃん。ここを忘れちゃだめだよ、めっ!」

憂の左手が股間の突起に触れた。
一番快感の集中する敏感な器官。

唯「ぃゃああああああああああああっっ!」

室内に響く唯の絶叫。噴射するかのように溢れる愛液。
唯はまた絶頂をむかえた。

甘い痺れ。鋭すぎる快感。遅れてやってくる痙攣。

すごい…………!

言葉では表現できない最高の快楽。なにもかも溶けてなくなってしまうような、快楽。
妹が自分を気持ちよくさせてくれるという充足感。もっとしてほしいという欲望。

憂「お姉ちゃん……まだしたい……」

憂が汗で額に張り付いた唯の栗色の髪に触れる。それにさえ、唯は甘くて熱い息を吐いた。

唯「はあはあ……もっと……ん、してぇ…………」

唯は気づいていない。
自分の痴態がどれほどなまめかしくて蠱惑的なのか。

憂の指がゆっくりと唯のクリトリスに触れる。唯の唇が小さな悲鳴を出す。

犯して……赤く熟れた果実のように痛々しいまでに膨らんだ突起の皮を上に引っ張りはぐ。
顔を出したぷっくりとした突起。

それを憂は指で押した。唯の背中がそりあがる。

唯「ぁああああああっ!」

もはや唯はなにも考えていなかった。いや、考えられなかった。ただ快感だけがほしかった。
快楽に酔いしれ、喜悦に浸っていたかった。

微かに聞こえてくる。
学校の喧騒。廊下から響いてくる笑い声。
誰かの掛け声。吹奏楽部の演奏音。

全部が全部、唯には遠くのことに思えた。
なぜならここは、ここにいるのは憂とわたしだけ。
二人だけの世界。二人だけの空間。二人だけの――

憂「お姉ちゃん、もっと気持ちよくなろうね」

顔を完璧に出したクリトリスを憂の指がぐりぐりといじる。
しゅっ、と根本から擦られ、上からつぶされる。
赤く赤く染まった突起をきゅっと指でつままれ、そのまま左右上下に動かされる。

唯「ぁああああああ……ぁああああ!……ぃいいいぃっ、気持ちいいいっ……すごいよぉ…………ぁああああんっ」

身体の奥底から沸き上がる快感は唯のなにもかもを壊しはじめていた。
思考さえ満足にできなくなってしまうぐらい、めちゃくちゃになってしまった脳みそ。
蛇口を前回にしたかのようにとめどなく愛液を噴出する膣も。

全部、全部快感によって壊れようとしていた。
でもどうでもいい。快感がほしい。刺激がほしい。もっと。お願い、憂。して。

快楽の海に唯は溺れていた。
憂の指は膣の中で溺れもがき苦しむように暴れた。

唯「気持ちいいいいぃっ…………はあんっ、ぁんんんんっ……ぁああああんっ……わたしぃ……憂いぃっ…………!」

憂「なあに、お姉ちゃん?」

唯「もっとおぉ、もっとぉ……めちゃ、くちゃにしてええ…………ぁああああああんっ……おぉあああぁあ!」

憂「いいよ、わたしで気持ちよくなって」

唯「くるうううっ……憂いぃ、憂いぃ、ああっ…………ぁぉああんっ……ひゃんっ……ひっ、くうううっ!ああんっ、ああっ、あああぁああああんっ!」

憂「いいよ、お姉ちゃん、わたしでイって……わたしで…………!」

また、くる…………。
あの甘美な痺れが。逆らうことのできない快感の奔流が。狂おしいほどの快楽が。
なにもかもを吹き飛ばすかのような絶頂感が。

顔が熱い。身体中が熱い。唯の中で憂がうごめき、快感をひたすら与える。
存在ごと揺さぶられているような恐怖と紙一重の快楽。
壊れた膣は蜜を噴出し、室内に雌の臭いを撒き散らす。
固く勃起したクリトリス。もうひとりの唯。その唯を憂が蹂躙する。

ああ……くるっ!

唯の膣が今まで最高の締め付けをもって憂の指を歓迎する。
赤く晴れ上がったクリトリスがより固くなる。

唯「ぁああ…………っ!ぁああああぁ、いやああっ……なにかきちゃううう、あああぁあんっ……!」

不意に唯の尿道が潮を吹く。今まで溜め込んできたものをすべて吐き出すかのような潮吹き。
天井にまで届いてしまうのかと思わす圧倒的な噴射。そして――

唯「ぁああああああんっ……!いやああああっ……イクっ、イクううう、ぁあああんっ……ああんっ!」

膣壁の締め付けが弱くなる。憂は唯の膣が生き物のように膨らんだのを見た。

唯「ぁあああああああああんっ……いやぁああああ、きちゃうううぅ、イク、イクううっ…………ういいぃっ……あああぁああああぁああああぁあんっっっ!!!」

唯の身体を突き抜けたのは、今まで最高の快感だった。

快感のあまり全身が痙攣しているのがわかる。足のつま先から髪の一本一本にまで行き渡る快感。
視界がぼんやると滲んでいる。
身体中の汗腺が開いて汗が噴出する。
ぷしゃああ、ぷしゃああ……尿道は止まることを知らないかのように大量の潮を噴き続ける。
そこだけではなかった。
ぶしゅっ、ぶしゅっ、と膣の深奥から溜め込んだ灼熱を逃がすように膣口が蜜を吐き出す音が聞こえる。

唯「ぁ…………」

全身を支配していた快感が止まる。唯の意識が落ちる――否、落ちなかった。
唯が絶叫する。快感が股間を襲った。
唯の定まらない視界には、赤く熟れたクリトリスを指でいじって蠱惑的な笑みを浮かべている憂がいた。

憂「お姉ちゃん、まだまだ終わらないよ」

憂に唇をふさがれる。無抵抗の唯の舌に熱い舌が絡む。

いい。もっと、もっとしたい……。

唯は憂の頭に腕を回し、絡んできた舌に自らも絡んむ。快感を貪り合うために。

卑猥な水音。いやらしい熱のこもった吐息。甘い矯正。

小さな個室で二人の淫らなセッションが再び始まった。



おしまい



戻る 
最終更新:2010年09月06日 21:26