唯「ふ…じょ?」

梓「なんですか?それ…」

律「つ、つまり…あれ…アニメの男キャラ同士でカップルを勝手に作って萌えたり」

梓「も…もえ?」

律「コミケで同人誌を売ったり…」カアッ

梓「な…本当にそれだけですか!?

律「これでも私にとっては思い出したくない過去なんだよおおおおおおおおうわああああああああああああ」

紬「そ、そんなの恥じることないじゃない!言ってくれれば…!」

澪「いや…律が言い出せなかったのは、私のせいなんだ」

律「み、澪!」

澪「いい、ここまで来たんだから…言うしかないよ」


梓「……っ」

澪「私は、中学時代は」


澪「典型的な厨ニ病患者だったんだ…!」


梓「え…?」

唯「病気なの?」

澪「病気…かな…主に、精神の…はは…律、説明してくれ……」

律「あ、うん…」

律「厨ニ病っていうのは」


唯「えぇ…澪ちゃん…」

梓「私のクラスにもそんな男子いました…」

澪「いやああああああああああああああああああ」

律「澪すごかったんだぞ!授業中にいきなり立ち上がって」


澪『ぐっ…!こ、こんなときまで…くそっ…また奴らか…はぁ…はぁ…』


律「とか言ってー!」

澪「いやああああああああああああああああああ」

紬「お、落ち着いて澪ちゃん!大丈夫よ!5人に1人は通る道よ!」

澪「うっ…本当…?」

紬「私の周りにはいなかったけれどね…」

澪「あああああああああああああああああああああああああああああああ」


唯「あれ?でもなんでそれが、りっちゃんが腐女子であることを言えない原因になるの?」

律「あぁ、私も澪もお互いの黒歴史を知ってるからな…高校に入るときはお互いに秘密なって…」

梓「なるほど…」

律「本当は墓まで持ってくつもりだったんだけどなぁ…」

澪「部室が墓になりました本当にありがとうございます」

律「澪が血や痛いのが嫌いなのも、昔の自分を思い出すからなんだよ」

紬「どういうこと?」

律「だって澪、あのとき」


澪『ククッ…血の臭いがするぜ…』ペロッ

澪『この私が指を切るとは…ククッ…機関の奴ら…覚えておくがいいさ…クククッ…』

澪『痛い目に…遇いたいか?(ギロリ)』


律「とか言ってたからなぁ」

澪「ああああああああ…痛い目に遇ってるのは高校3年今現在の秋山澪でーすあああああああああああああ」

澪「バラしすぎだバカ律ー!!!!」ベシッ

律「あいてっ」

澪「りっ…律なんて!!」


律『カヲルくんやばすぎーwwwwwwまじ萌えるwwwwwwあ、女キャラは全員しねwwwwww』


澪「とか言ってたくせに!!!!!!!」

紬「」ピクッ

律「わー!わー!」

澪「もっとあるぞっ…」グスッ

律「いやあああああああああああああ」

澪「律がオリジナルで作ったBL小説『濡れる俺たちのラブソング』!!!!!!」

律「にぎゃあああああああああああああああああいやああああああああああ」

澪「擬人化した鉛筆と消しゴム!!!!!」

律「ぶるああああああああああああああああああ」


梓「な、なんだか私たちの理解できる範囲を越えてるような…」

唯「ぎじんか?」

紬「百合こそ至高…」ブツブツ

梓「て、ていうか!これだと私だけなんか過去話が重すぎじゃないですか!?」

澪「た、確かに」


律「唯はどうなんだ?」

唯「ふえっ…私…!?」

唯「私はね~えへへっ…」

律「ま、なんとなく予想はつくよな」

梓「今と変わらずーだと思います」


唯「3年間ずっとイジメられてたよ~」


澪「えっ?」

律「今…なんて…」

唯「私もあんまよく覚えてないんだよねぇ」

紬「本当に…?」


憂「本当です」

紬「憂ちゃん!?」

唯「あっ憂~!」


澪「憂ちゃん…唯の過去って一体…」


……

憂「あれは、姉が中学に入学して間もない頃でした」

憂「姉は当時とても優秀で、テストでも学年トップの成績でした…」

憂「また性格も明るく、クラスの人気者でした」

憂「…でも、光があれば影もある…」


憂「そんな姉を嫌う人が出てきました」

憂「最初は極わずかな人数でした…が」

憂「次第にクラス全員が参加のイジメとなり、姉はすぐに孤立してしまいました」

憂「精神的に追い詰められた姉を待っていたのは、暴力でした…」

憂「男女関係なく、姉はクラスの人たちから毎日のように暴行を受けました」


憂「そしてある日、事故が起こりました…」

憂「いつものように、ふざけて姉を殴った生徒が、悪ふざけが過ぎて…」

憂「姉の頭を何度も金属バッドで殴り続けたのです」

憂「何度も、何度も……」


澪「ひどい…」

律「……っ」

紬「唯ちゃん…」

唯「ねぇみんな誰の話してるの~?」

憂「姉は意識不明のまま病院へ運ばれました」

憂「幸い、命には別状がなかったものの」


憂「脳に障害を残してしまいました」


憂「記憶が途切れたり、幼稚な行動をとってみせたり、学力が低下したり…」

憂「思いあたる節は、たくさんあると思います…」


澪「唯…それで…」

律「…唯」

紬「唯ちゃん…」

梓「唯先輩…」


唯「ねぇだから誰の話してるのー?(^p^)」


憂「だから…私はアイツらを許さない…」

澪「気持ちは分かるよ…憂ちゃん、話してくれてありがとう…」

憂「…ス…ス…」ブツブツ

澪「…え?」


憂「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

殺してやる…!!!!!!!!!!!!!!」ダッ


澪「ひっ…!」

紬「憂ちゃん!?」

梓「わっ分かった…分かりました…!!!!」

律「梓?」



梓「伝説の不良は、憂だったんですよ…!!!」


唯「えっ…!?」

澪「で、でも私たちと同じ年なんだよな?じゃあ違うんじゃ…」

梓「そんなのただの噂です…!!」

律「じゃ、じゃあ本当に憂ちゃんが…」

梓「と、とにかく後を追いましょう!」

澪「あぁ…そうだな!」

律「行くぞ!唯!」

唯「あ、あ、うんっ…」

紬「……っ」

唯「う、うい~!」タッタッ

澪「憂ちゃーん!」

律「憂ちゃーん!どこにいるんだー!」

梓「憂ー!!」

紬「憂ちゃーん!」



prrrrrrr

唯「わっわっ!」アタフタ


ピッ

唯「も、もしもし憂!?」

澪「……っはぁ…はぁ…」

紬「憂ちゃん…!」


?『うい…?あぁ、この女のこと?』


唯「だっ誰!?」

梓「…?はぁ…はぁ…」

?『アンタも桜高?』

唯「そ、そうだよ!憂を返して!」

?『タダで返すわけないじゃーん!キャハハッ』

唯「ど、どうすれば…」

?『今アンタたちがいる場所に、私の後輩たちがもういると思うんだけどさー』

唯「え?」



ドッ

『ゆい!なにするんだおまえ…はなせ!がっ…』
『りつ!…きゃあ!!』
『み、みんなっ…きゃあ!』
『せ…せんぱ…うっ!』

ドサッ…ドサッ


?『あ、もう遅かったかー!キャハハッ』


唯「うっ…」

澪「っ……」

律「ここ…は…?」

梓「薄暗くて…」

紬「どこか…倉庫かしら…」


?「あ、もう起きたの?さっすがー」

唯「さっ…さっきの!」

律「誰だお前!!!!!」

後輩1「あ!?テメェ誰に向かって口きいてんだコラ!!!!!」

?「いいのよ、下がって」

後輩1「ぐっ…」



?「私は…そうね、二代目・伝説の不良…かなっ」クスッ

澪「二代目…?」

梓「どういうこと?だって伝説の不良は、憂なんじゃ…」


二代目「ぷっ…きゃははははははははは!」

梓「!?」

二代目「そっかー!そういうこてかー!アンタらなんも知らないんだ…!ウケる!」

律「どういうことだ!!」


二代目「いいわ、本人からは言わないだろうから…私が教えてあげる」


二代目「初代伝説の不良は…そこにいる、琴吹紬よ」


律「えっ…?」

澪「ムギ、が…」

唯「伝説の…不良…?」


紬「……ッ」


梓「そんな!う…嘘ですよね…ムギ先輩……そんな…」

唯「だって…ムギちゃんはお金持ちの家のお嬢様だよ!?不良なんて無縁なはず…」

二代目「あっはははははは!お金持ち?お嬢様?なるほどねー!きゃはははははっ!」

澪「いったい…」



二代目「そいつんちはヤクザだよ、ヤクザ!!人殺して金貰ってんの!」

澪「う…嘘だろ!?ムギ…なあ…!!」

律「ムギ!」

唯「ムギちゃん!!」

梓「ムギ先輩!!!」



紬「…本当、よ………」


二代目「きゃははは!超傑作!オイいいか?琴吹!」

二代目「私はなぁ、アンタに人生めちゃくちゃにされたんだよ…!」

二代目「親は借金だらけで…アンタの親に毎回脅されて…グレた私も…喧嘩ではアンタに勝てなかった…」

二代目「後輩はみんなアンタについていった…」

二代目「私は何もかもアンタのせいで失ったんだよ!!!!!!!!!!」


律「そ、そんなのムギは悪くない!!!!」

紬「…!りっちゃん…」

梓「そうです!貴方が弱いだけです!」

澪「そうだ!すべてムギのせいにして…バカじゃないのか!?」

唯「そうだ!そうだ!」


紬「みんな…っ」

律「親の仕事なんてどうでもいい!過去なんてどうでもいい!ムギはムギだ!!!私たちの大切な仲間だ!!!!!!!!!!」

二代目「ぐっ…好き放題言いやがって…」


二代目「そうだ」


二代目「お前ら、あの女ども好きにしていいよ」

後輩1「うっは!まじっすか!?」

二代目「どうだ琴吹?大切な仲間が汚されて行くのは!!!!!!!!」

紬「や、やめて!彼女たちは関係ないわ!!」

二代目「はぁ…?聞こえねえな…」

紬「ぐっ…」

ビリビリッ

梓「きゃあ!やめてください!!離して…!!」

律「や、やめろ…いやだ!!!」

紬「梓ちゃん!りっちゃん!!」バッ


後輩2「おっと初代さんここは通さないぜー?」

紬「どきなさい!!」

後輩2「うるせぇな、弱い女は黙って男の下で喘いでろよ!!!!」


紬「」

後輩2「んじゃ楽しませてくれよな、初代さ…」ガッ

後輩2「ぐあっ…!」ドサッ



紬「てめぇ、誰に向かってそんなこと言ってんだ?」

紬「二代目…てめぇだけは絶対に許さねぇ…覚悟しやがれ!!!!!!!」ダッ



二代目「ひっ…!」

………


紬「っていう小説をね、考えてるの…どう?」

律「おー!いいんじゃね?ちなみにそれって男キャラ出ないの?」

澪「くだらん、俺の考えた小説の方が遥かに勝っている」

律「てかなんで私、腐女子卒業設定なのwwありえないからwホモ最高w」

澪「ふっ…くだらん…」



唯「まんけん!」





最終更新:2010年01月27日 01:54