※
HTTが
vo&g 瀧エリ
g 木下しずか
b
立花姫子
key いちご
dr ちか
部室!
姫子「やほー…ってまだいちごだけ?」
いちご「うん」
姫子「皆まだ掃除かな?」
いちご「さあ?」
姫子「そかそか」ドサッ
いちご「………」
姫子「………」ジーッ
姫子「しかしいちごってさー」
いちご「なに?」
姫子「可愛いよね」
いちご「なっ…なに急に」
姫子「いやー?髪ふわふわしてるし、皆言ってるしさ」
いちご「………そ」
姫子「ん」
いちご「………」
いちご「………りがと」ボソッ
姫子「ん?なんか言った?」
いちご「…別に」
姫子「うん?そう」
いちご「………」ペラ
姫子「皆まだかなー」
いちご「………」ペラ
姫子「何読んでるのそれ?」
いちご「しばりょーたろう」
姫子「…シブいね」
いちご「………」
姫子「………」ジーッ
いちご「……何」
姫子「いや?お気になさらずに」
いちご「………そ」
ひめこ「うん♪」ジーッ
いちご「………」
いちご「………ふう」パタン
姫子「あれ?読み終わったの?」
いちご「集中できない」
姫子「気にしなくていいのに」
いちご「気になるのっ」
姫子「あはは、ごめんごめん」
いちご「…別にいいよ」
姫子「しっかし皆遅いな~」
いちご「そだね」
姫子「あっメールだ…」カチカチ
いちご「………」ペラ
姫子「やっぱり面白いんだ?」
いちご「……うん」
姫子「しずか今日用事で休むってさー」
いちご「……そ」
姫子「エリとちかはまだかなー」
ちか「…なんで部室に入らないの?」
エリ「そりゃあ面白そうだから」
ちか「確かに」
姫子「あーあ今日しずか休みかー」
しずか「………」
姫子「どうする?二人だけでも軽く練習始めちゃう?」
いちご「………」
姫子「…おーい、いちごー」
いちご「………あの、さ」
姫子「なに?」
いちご「わたしにも……して、ほしい…」
姫子「うん?」
いちご「その…しずかみたいに…」
姫子「んと、なにを?」
いちご「……なんでも、ない」
姫子「?ああ、うん」
いちご「………」
いちご「………ぎゅって」
姫子「ん?」
いちご「…わたしにも、ぎゅっとしてほしい」
姫子「」
いちご「………ばか」
姫子「えっ!?いやその、あの…」
いちご「練習、しよっか」ガタ
いちご「!」
いちご「………なに、してるの」
姫子「え?いや、言われた通りにぎゅって…」
いちご「………そ」
いちご「………二人がくるまで」
姫子「うん?」
いちご「こうしてて」
姫子「うん!」
エリ「」
ちか「」
エリ「だ・い・た・ん」
ちか「もうきてるんだけどね…」
姫子「うらやましかったの?」
いちご「………別に」
姫子「そか」
いちご「………嘘」
姫子「♪」
いちご「………あったかい」ボソ
姫子「んー?」
いちご「…なんでもない」
姫子「?うん」
姫子「………」
姫子「あたし、さ」
いちご「なに?」
姫子「いちごって、こういうこ嫌いだと思ってたんだよね」
いちご「………そう」
姫子「だけどこれからはどんどん抱きついちゃっていいのかな?」ニヤニヤ
いちご「………ばか」
姫子「あはは」
いちご「………たまに、おねがい」
姫子「ん」
いちご「ん」
姫子「にしても遅いな~」
いちご「連絡きてないの?」
姫子「いや、なんにも。まぁそのうちくるでしょ。」
いちご「そだね」
姫子「ん」
いちご「………」
姫子「………かわいい」ボソッ
いちご「なに」
姫子「いや、なんでも」
いちご「そ」
姫子「うん」
いちご「………ぽんぽん」
姫子「はい?」
いちご「………頭、ぽんぽんして」
姫子「~~~ッッッ///」
いちご「………なに」
姫子「いちごが可愛くて悶えてました」
いちご「…ばか」
姫子「あはは」
いちご「………だめ?」
姫子「ん、いいよ」ポンポン
いちご「ん」
姫子「ん」
いちご「………あんがと」
姫子「♪」
ちか「なにあれ可愛いわたしもしたい…」
エリ「まあヒロインの要素はわたしらの中ではダントツだからね」
ちか「なにそれ?」
エリ「なんでもないです」
エリ「………退散しますか」
ちか「だね」
エリ「メールしとくね」
姫子「結局あの二人も用事だっつって来なかったね」
いちご「うん」
姫子「で、結局あの後もくっついてたね」ニヤニヤ
いちご「…うん」
姫子「あはは、なんか今日はいちごの新しい一面が見れてよかったよ」
いちご「………そ」
姫子「そ」
いちご「…真似しないで」
姫子「ん」
いちご「ん」
姫子「どっか寄ってく?」
いちご「…うん」
姫子「どこにする?」
いちご「どこでも」
姫子「そっか。どーしよっかなー」
いちご「………パフェ食べたい」
姫子「………いちご」
いちご「………なに」
姫子「それはずるい」
いちご「……なにが」
姫子「いちいち可愛い」
いちご「…うっさい」
姫子「あはは」
喫茶店!
姫子「しかしさ」
いちご「なに?」
姫子「ここまでパフェが似合う子はなかなかいなよ」
いちご「………何いってんの」
姫子「あはは」
姫子「いちごーっ」
いちご「なに?」
姫子「ひとくち」
いちご「やだ」
姫子「即答…」
いちご「別にいいよ」
姫子「ほんと?ありがと♪」アーン
いちご「…なにしてんの」
姫子「なにって…あーん」
いちご「………あほ」
姫子「はいはい自分で食べます」
いちご「………はい」
姫子「!えとその…あーん///」
いちご「なんで照れてるのよ」
姫子「いや、本当にしてくれるとは…///」
いちご「ばか」
姫子「あはは、ありがとね」
いちご「うん」
いちご「………姫子」
姫子「うん?」
いちご「ひとくち」
姫子「ブラックだけどいいの?」
いちご「いいの」
姫子「はい、どうぞ」
いちご「ん」
いちご「………にがい」
姫子「ブラックだからね」
いちご「にがいの嫌い」
姫子「あはは、じゃあなんでもらったの」
いちご「なんでも」
姫子「そかそか」
いちご「うん」
姫子「やっぱりいちごはそっちが似合うよ」
いちご「………」むぐむぐ
姫子「♪」
姫子「そろそろ出よっか」
いちご「うん」
姫子「明日はちゃんと練習したいなー」
いちご「そだね」
姫子「んじゃあ、あたしこっちの道だから」
いちご「………」ピト
姫子「………あの、いちご」
いちご「なに?」
姫子「なんでわたしの袖をつかんでるの?」
いちご「………おくってって」
姫子「………いちご」
いちご「なに?」
姫子「反則です」
いちご「………ふふ、」
姫子「よし、んじゃいこっか」
いちご「うん」
姫子「あ…」
いちご「なに?」
姫子「手」サッ
いちご「………うん」ギュッ
いちご「………あの、さ」
姫子「うん?」
いちご「っしずかと、仲良いよね」
姫子「うーん、あたしが一方的に可愛がってるだけだけどね」
いちご「………そ」
姫子「可愛いからねー」
いちご「………だね」
姫子「あ、歩くの速いよー」
いちご「………ばか」
姫子「何か言った?」
いちご「別に」
姫子「もしかして、嫉妬してたり?」
いちご「!」
姫子「あはは、そりゃないかー」
いちご「そうだよ」
姫子「だよね、あはは」
いちご「………そう、だよ」
いちご「家、ここだから」
姫子「ああ割と近いんだね…ってでかっ」
いちご「じゃあ、また明日ね」
姫子「ん。バイバイ」
いちご「………姫子」
姫子「うん?」
いちご「………りがと」ボソ
姫子「へへへ、」
いちご「じゃあ、その…またね」
いちご「!」
いちご「………なにしてるの?」
姫子「最後にこうしてほしかったんでしょ?」ギュッ
いちご「………」
姫子「あれ?ちがった?」
いちご「………ちがわない」
姫子「♪」
いちごの部屋
いちご「………どうしよう」
いちご「『…私にも…わたしにも、ぎゅっとしてほしい』」
いちご「~~~///」バタバタ←枕に顔をうずめてる
いちご「!メールだ…」
いいご「姫子からだ」
『今日は楽しかったよ!
いちごがかなり甘えん坊だとわかりました♪
皆には秘密にしとくよ笑
じゃあまた明日ね!』
いちご「………ふふ、」
いちご「ばーか♪」
……
姫子「メール送信、と」
姫子「にしても」
姫子「『…私にも…わたしにも、ぎゅっとしてほしい』って…」
姫子「いやいやいや」
姫子「いちごってあんなんだったっけ?」
姫子「………///」
姫子「また言ってくれないかな、はは」
姫子「そんなこと頼んだらたぶんまた、」
姫子「『ばか』って言われるんだろうなあ」
姫子「………ふふ、」
姫子「♪」
終わり
最終更新:2010年09月14日 00:07