おさらい

SBT(収録後ビールタイム)

三村 唯ポジション(ギター、ボーカル)
浜田 澪ポジション(ベース、ボーカル)
松本 律ポジション(ドラム)
ウド 紬ポジション(キーボード)
宮迫 梓ポジション(ギター)



数日後

ナレーション「TBSのスタジオに呼び出された浜田、松本、宮迫、三村、ウドの5人」

浜田「はあ…。バンドやるってマジなんか」

松本「マジみたいですね」

ウド「ここに楽器が置いてありますね!」

三村「名前のシールが貼ってあるし」

浜田「えっと。俺は…なんやこれ。ギターか?」

宮迫「似てますけど浜田さんのはベースですね」

浜田「ベース?ギターと同じやろ」

宮迫「同じじゃない!ギー太とエリザベスの違いですよ!」

浜田「ん…ん?」

松本「宮迫、どないした」

宮迫「あ!い、いや…なんでもないです!(俺がけいおんにハマった事ダウンタウンの二人に知られたら厄介だからなー)」

松本「で、俺のなんかめっちゃ大変やん。ドラムやで」

三村「俺のはギターでいいのかな?」

宮迫「三村さんのはギターだな。俺もギター」

ウド「えーと。僕のがキーボードか!」

浜田「これを練習するのかー」

松本「なんで四十代になってこんな事せなあかんのか」

宮迫「皆さん頑張りましょうよ!成功の為ですよ!」

浜田「なんか宮迫やる気やなー」

三村「なんかあったのか?」

松本「そういえばこないだ、あのアニメ全部見せられてたね」

ウド「あの時になんかあったんですかー」

宮迫「べ、別に何もないけど!」

浜田「…じゃあもうしゃあないから練習するか」

松本「これも仕事ですからね。認めたくないけど」

三村「ギターとか嫌だな~」

宮迫「あ。浜田さんと三村さんはボーカルもですよ」

浜田「え!?マジで!?」

三村「ちょ…俺歌とか上手くねえから!」

松本「まあ頑張るしかないね」

ウド「浜田さん歌出したりしてるじゃないですか!」

浜田「ま、まあそうやけどな…」

松本「もう全部やるしかないんやな」

宮迫「そうです!やってやるです!」

ナレーション「こうして浜田達の練習は始まった!」



更に数日後

ジャカジャカジャーン

浜田「ふう…」

松本「あー疲れたわー」

三村「今日はこの位にしましょうよ~」

ウド「ふふふ。そうですねー」

宮迫「もう!まだまだ練習しなきゃダメでしょ!」

三村「いいじゃん宮迫さん~」

ダキッ

宮迫「お前何するん!?三村さんやめて下さい!」

ウド「あらあらーまあまあー」

浜田「みんな慣れて来てるな」

松本「そうそう。だから今日の練習はこれで終わりや」

三村「賛成ー!」

ナレーション「浜田達は役柄も掴んでいきながら練習を進めるのであった」



ナレーション「その後、浜田達はだらだらと練習を続けていった」

ナレーション「そんな中ドラマの収録も行った」

ナレーション「そんなリンカーンメンバー全員が出演するけいおん便乗ドラマ、『りんかーん!!』はいよいよ来週放送!」





りんかーん!!



三村の家

三村「ZZZ」スヤスヤ

ガチャ

大竹「お兄ちゃん~。朝だよー」

三村「ん、んん?」

大竹「学校遅れちゃうよ~」

三村「…!もう8時半じゃねーか!」

ドタバタ

大竹「お兄ちゃんパンくらい食べないと」

三村「んな場合じゃねーだろ!遅刻やべーから!」

ガチャバタン

三村「うわああ。遅刻とか勘弁してほしいぜー」

スタタタ



学校 入学式

三村「ふう。なんとか間に合ったぜ」

教室

天野「三村さんはさー。部活とか入らないのか?」

三村「部活?ああ、あんまり興味ないし」

天野「部活やらないと危ないと思いますよ」

三村「危ない?」

天野「あー。そうやってニートが出来上がるんだよな」

三村「ちょ…ニートとか勘弁してくれよ!ちょっと部活探してくるわ!」

ドタバタ

三村「ん?軽音部?」

三村「軽い音楽と書いて軽音か。ここにしよう!」

部室

浜田「おい。4人いないと廃部ってどういう事やねん」

松本「これは予想外やは~」

浜田「ちょい待てやハゲ。お前が誘ったんやろ」

松本「浜田さん、大丈夫やって。あと二人集めればええねん」

浜田「そんなん簡単にできるかい」

ガチャ

ウド「あのー!こんにちは!」

松本「おお!来おったで!」

ウド「…あ!部屋間違えた!失礼します!」

ガシッ

ウド「ん…」

松本「そりゃないやろ!軽音部入ってくれや」

浜田「あと2人やねん。そしたら廃部にならなくて済むんや」

ウド「え、ええ!?」

松本「頼むで~。おっさんがこんなにも頼んでるんや」

ウド「う、うーん…」

浜田「なあ頼むで」

ウド「…わかりました!僕入部します!」

松本「よっしゃああああああ」

浜田「ンハハハハハ」

松本「…あ!」

浜田「どうした?」

松本「さっき入部届もらったんやった」

浜田「マジでか!これで4人揃うやん。ンハハハハハ」



部室前

三村「ああ。来ちゃったなー」

三村「入部届出しちゃったしなー」

三村「今更入るの辞めにきましたなんて言えないかあ」

三村「音楽とか俺やっぱり無理だしなー」

ガチャ

三村「…!」

松本「ん?…あ!もしかして入部希望の人か?」

三村「あ…いやあ…その…」

松本「よく来たわ~。さあ入りなはれ」

グイグイ

三村「あ~」

バタン

浜田「お!来おったか!」

ウド「いらっしゃいませー!」

三村「あはは…」

松本「うん…三村言うのか。三村はなんで軽音部に入ろう思ったん?」

三村「ま、まあ色々…」

浜田「色々ってなんやねん」

ウド「尊敬する人とかいないんですか!?」

三村「まあ色々…」

松本「色々ばっかりやなー。色々が大好きやなお前は」

浜田「ンハハハハハ」

三村「あはは…」

浜田「まあこれで4人になったし部活出来るやろ」

松本「おっさん4人集まるとか気持ち悪いで~」

浜田「お前が集めたんやろハゲ」

ウド「ふふふー」

三村「あ、あの!!」

松本「ん?」

浜田「なんや?」

三村「お、俺…入部するの辞めに来たって言いに来たんです!」

浜田「…はあ?」

松本「ちょっと何言うとるんや」

ウド「冗談キツいよー」

三村「み、みんなに迷惑かけちゃうって…俺…グスッ」ポロポロ

浜田「あー。いい年したおっさんが泣くな」

松本「しゃあないなー。じゃあ演奏だけでも聞いていけや」

三村「演奏してくれるんですか!?」

松本「うわ!切り替わり早っ!」

浜田「じゃあ演奏するか」

ウド「準備OKですよー」

「俺はまだまだチキンライスでいいや♪」

松本「…ふう」

ウド「はあ」

浜田「どうやった?」

三村「な、なんというか…あんまりうまくないですね!」

松本「うわあ~。言いおったで!!」

浜田「お前なんやねん!」

三村「でも!ここなら俺にも出来そうな気がしてきました!俺、入部します!軽音部に!」

浜田「入部するんかい!」

ウド「よかったよかった!」

松本「まあええわ。これで4人おっさんが集まったんだし」

浜田「4人揃ったのはええけどさ。この部活、顧問の先生は誰や?」

松本「…ああああああ!」

浜田「忘れてたんかい!」

三村「顧問の先生いないの~?」

ウド「早く探さないとー!」

松本「…!そうや!あの人にやってもらおう!」

浜田「どの人や」

松本「とりあえず職員室に行くで!」



職員室

大久保「ええ?私が軽音部の顧問?」

※さわ子に大久保はウドのキャスティング

松本「そうや。かよちゃんしか頼める人いないんや」

ウド「なんとか頼みますよー」

浜田「どうせ暇やろ」

大久保「…いいわ。一種のバイトと思えば。…やってあげるわ。軽音部の顧問」

松本「さすがかよちゃんや!」

三村「かよちゃん万歳!」


そして…軽音部は地道に練習を続け、文化祭ライブを終えた

部室

浜田「…どうしてくれるんや」

松本「何がや」

浜田「いやお前、いきなり俺のパンツ脱がしたやん!」

松本「いまいち盛り上がらなかったからね」

ウド「浜田さんのたくましいのをお客さんに見てもらおうって考えですね!」

松本「そうや。ウドようわかっとるな」

浜田「おかしいやろ!なんで俺のチ○コ見せて客が盛り上がるんねん!」

三村「股間がかな」

松本「三村余計な下ネタいらんでー」

三村「…あはは~」

そんなこんなで軽音部は地道に活動を続けていき…

新入生新歓ライブ!

三村「いよいよだね~」

浜田「お前また俺のパンツ脱がすなよ」

松本「盛り上がったらせえへんて」

浜田「いや盛り上がらなくてもや」

ウド「じゃあ予定通り『んはんは時間』ですねー!」

浜田「ああ。そうや」

三村「緊張するな~」

天野「軽音部のみんな。そろそろ出番ですよ」

松本「ああわかっとる」



客席

大竹「わあ~!ホトちゃん!もうすぐお兄ちゃんのライブが始まるよ!」

蛍原「大竹は本当に三村さん好きだねー」

宮迫「…」



天野「では次は軽音部の皆さんのライブです」

ワアアアアア

大竹「お兄ちゃん来たああああ」

三村「今日はこんなおっさんのライブ見に来てくれてありがとう!」

三村「聴いて下さい!んはんは時間!」

ジャカジャカジャーン



部室

ウド「みんな~。収録終わりのビールだよー」

松本「おお。来た来た」

浜田「まだ収録終わってないやろ」

ウド「まあまあ。昨日は新歓ライブでみんな疲れてるから!」

浜田「昨日やったら疲れてないやろ」

松本「まあ飲もうや」

三村「っかー!うめえ!うんたん!うんたん!」グビグビ

松本「それにしても入部したいって人来ないなー」

ウド「昨日新歓ライブやったのにね!」

ガチャ

三村「ん!?」

宮迫「あ、あの…入部したいんですけど」

松本「来おったで!」

松本「…宮迫博之か」

浜田「なんで入ったん?」

宮迫「新歓ライブの皆さんがかっこいい思って」

ウド「うひゃー!かっこいいだって!」

三村「じゃあ新しい部員が入った記念に今日はビールパーティーだ!」

松本「お!いいねえ」

宮迫「え?練習しないんですか?」

松本「今日はビールパーティーや」

三村「さあ宮迫も飲もう飲もう!」

宮迫「…」

三村「ほら宮迫ちゃん猫耳付けて」

ツケッ

宮迫「何してるん!?」

松本「似合っとるで」

浜田「ンハハハハハ」

ウド「もうちょっと年上の熟女だったらきましたわー!」

三村「にゃあ言ってみて」

宮迫「…にゃあ」

三村「うわ!可愛い~!」

ダキッ

宮迫「あんた何しとるん!?」

三村「宮迫ちゃんのあだ名は名前が博之だからひろにゃん決定だ!」

浜田「なんやねん。ひろにゃんって」



宮迫が入って5人となった軽音部

数日後

松本「なんかさー。軽音部って変やろ」

浜田「なんや変って」

松本「いや。なんかグループ名とか欲しいやん」

宮迫「グループ名ですか」

ウド「うーん」

三村「なかなか思いつかないなー」

大久保「収録後ビールタイムとかどう?」

宮迫「大久保さんいつの間に!」

大久保「いいおっさんが集まって収録後にビール飲む…まさにいいじゃない!」

浜田「いいか?」

三村「いいね!収録後ビールタイム!」

松本「よし完全なる決定ー」

こうして収録後ビールタイムの練習は続く




最終更新:2010年09月14日 21:03