過去!!
紬(周りには・・・・・・誰も居ない・・・・・・)キョロキョロ
コン!
紬(頭に何か・・・・・・紙?)ガサガサ
こういう時はまず人質を救出すること!!
紬(これは、ありがとう!主任さん!!やってみる!!)タッタッタ
物陰!!
主任「これ位、許容範囲でしょ」ニヤッ
斉藤「子供のケンカは大人が手を出す物では有りませんからな」
メイド「お嬢様、ご武運を・・・・・・」
公園!!
男子1「そろそろ始めるか」
男子2「ああ」
紬「・・・・・・」コソコソ
律(2の後ろから誰か来る・・・・・・女の子?)
紬「・・・・・・」チラッ
律(まさか、あの子・・・・・・)
律(イチかバチか・・・・・・いっちょ賭けてみるか!!)ニヤッ
律「どうした?あたしをボコるんだろ?来いよ」クイクイッ
男子1「ブチッ」
男子1「望み通りにしてやる!お前も秋山をやれ!!」
男子2「おう!」
澪「りっちゃん・・・・・・」
男子2「じゃあ俺もそろそろ・・・・・・」ニタァ
澪「ひぃぃぃぃ!!」
男子1「オラァァァァ!!」ブン
律「動きがデカすぎるんだよ」サッ
男子1「オイ!早く秋山を!!」クルッ
男子1「オイ、お前、後ろ」
男子2「なに?」クルッ
紬「・・・・・・」サッ
男子2「誰も居ないじゃn」紬「えい!」グキッ
男子2「ぎゃあ!!」
紬「はあぁぁぁぁ」ブン!!
男子2「ガフッ」ドサッ
男子1「てめえ!!」
律「お前の相手はあたしだ!!」ダッ
男子1「このぉ」フン!
律「ふっ」サッ
律「破ァッ!!」ゴチン!!
男子1「ガッ」バタッ
男子2「くそっムクッ」
男子1「おのれ!」ムクッ
律「まだやるのか?」
男子1「・・・・・・チッ帰るぞ」クルッ
男子2「・・・・・・」クルッ
数分後!!
律「おかげで助かったよ!ありがとう!!」ニコッ
澪「ありがとう・・・・・・///」モジモジ
紬「二人共ケガは無い?」(よく見たら二人共スッゴクかわいい!!///)
律「おかげ様でな!!」グッ
紬「良かった、所でさっきの頭突き凄かったね!!」
律「あれは田井中流裏四十八手の一つアルティメット頭突きだ!!」
澪「私はそんな流派初めて聞いたぞ!!」
律「バレたかー」テヘッ
紬「クスクス」
律「よっしゃ!ウケた!!」
澪「はぁ」ヤレヤレ
紬「そうだ、私そろそろ行くね」
律「そうか、じゃあ、またな!」
澪「またね・・・・・・///」
紬「またね♪」
澪「綺麗な子だったな・・・・・・」
律「・・・・・・ああ」
律「・・・・・・目、青かったな、ハーフかな?」
澪「多分・・・・・・」
澪「また、会えるかな・・・・・・」
律「・・・・・・私は、会いたい」
澪「私も・・・・・・」
現在!!
唯「りっちゃんオットコ前~!!」ヒューヒュー
梓「律先輩、いくら何でも男っぽ過ぎませんか?」
律「あん時ゃ前言ったように澪のしゃべり方を直そうとしてたんだよ」
唯「なる」
澪「・・・・・・で、律の奴、私が手本をみせてやるーって張り切ってさ」
律「澪ーお前の為だろー」ベタベタ
澪「やめろ律、話が進まないだろ///」デレデレ
紬(やっぱり律澪は安定感抜群ね)ハアハア
紬(そういえば一年の時に二人の掛け合いを見た時、再会出来たのに気づいて思わず泣きそうになっちゃったのを笑ってごまかしたんだっけ)シミジミ
過去!!
紬(また名前聞くの忘れちゃった・・・・・・)
紬(だいぶ歩いたわね・・・・・・あら?)
??キョロキョロ
紬(また可愛い女の子発見!!)
現在!!
律「ここまでのパターンだったらその子は多分唯だろ?」ニヤリ
紬「唯ちゃん正解は!!」
唯「ゴメン、覚えて無いやぁー」テヘッ
律澪梓「ズコッ!」
唯「今思い出すからまっててねぇ」
唯「うーん・・・・・・」
唯「はっ!!」
律「思い出したのか?」
憂「失礼しまーす」ガチャ
律澪梓「ズコーッッ!!」
唯「ういーっ!」ノシ
憂「おねえちゃーん」ノシ
憂「あれ?どうしたんですか皆さん?」
さわ子「私が呼んだのよ」
説明中!!
憂「わかりました、ここからはおねえちゃんと紬さんと3人で話を進めれば良いんですね」
紬「うん♪」
過去!!
紬「ねえ、どうしたの?」
唯「おねえちゃん、ここどこだかわかる?」
紬「ここは駅前よ」
唯「そっかぁー」
紬「それで、あなたはどっちから来たの?」
唯「わかんない・・・・・・」シュン
紬(どうしましょう・・・・・・そうだわ)キュピーン
紬「この地図にあなたのお家って載ってる?」つ地図
唯「うーん・・・・・・わかんない」
紬「そう・・・・・・」
唯「でも、この公園いっつも行くよ!!」つ公園2
紬「じゃあ、そこへ行ってみましょう!!」
唯「うん!!」ニコッ
紬「・・・・・・!!///」ズキューン!!
紬(何この気持ち・・・・・・きっとこれが”萌え”ね!!)
唯「どうしたの?」
紬「ううん、何でもないわ」
唯「そっかぁ」
紬「うん」
公園2!!
紬「さあ着いたわよ」
唯「うん」キョロキョロ
紬「いた?」
唯「うーん」キョロキョロ
オネイチャーン!!
ユイー!!
唯「あっ!!ういー!!和ちゃーん!!」ノシ
憂「おねえちゃーん!!」ダキッ
唯「ういー!!」ギュッ
和「もう、唯どこ行ってたのよ?」
唯「ごめんね和ちゃん、猫ちゃん追いかけてたらいつ間にか駅前にいたんだよ」
和「あなたが連れて来てくれたのね、ありがとう、ほらあなた達も」
唯憂「ありがとう!!」
紬「いいのよ。そんなに遠くじゃなかったし」
紬(この2人そっくりね、双子かしら)
唯「あっ!」
憂「どうしたの、おねえちゃん?」
唯「髪止めてたゴムが無い・・・・・・」グスッ
和「もしかして狭い所くぐった?」
唯「うん・・・・・・」メソメソ
紬「あらあら、じゃあこれあげるわ」つヘアピン
唯「えっ、いいの?」
紬「うん!!」
唯「ありがとう!!」パアァァ
憂「よかったね、おねえちゃん!!」
唯「うん!!」
紬「あっ、私そろそろ帰らなきゃ」アセアセ
和「私達も帰るわよ」
唯憂「「うん!!」」
和「じゃあ、またね」
紬「またね!」
唯憂「「またねー!!」」
唯「・・・・・・行っちゃったね
憂和「「うん・・・・・・」」
和(名前と連絡先、聞いておけば良かったわね・・・・・・)
現在!!
梓「ムギ先輩から貰ったヘアピンって今付けてるやつですか?」
唯「ちがうよぉ、今も机の中にしまってるよ」
紬「唯ちゃん、まだ持っててくれたのね!」ジーン
唯「勿体なくて使えないよ、無くしたらムギちゃんに悪いし・・・・・・」
紬「唯ちゃん!!」
唯「なにー?」
紬「抱きしめても良かですか?」
唯「いいよー」
紬「それじゃあ」ワキワキ
唯「どんとこいです」フンス!
紬「イキます!!」ガバッ!!
唯「どすこぉい!!」ムギュ
しばらくお待ち下さい
さわ子「2人ともどうだった?」つマイク
唯「すごく、柔らかかったです!!」シュビッ!!
紬「最高の一時でした!!私もう死んでもいい!!」ダクダク
律澪梓「死ぬな」
律「これで全員だな」
紬「うん」
過去!!
桜ヶ丘駅ホーム!!
紬「今度は1人で買えたし、あとは帰るだけ・・・・・・この辺に主任さんが待ってるはず」
主任「ムギちゃーん!」
紬「主任さん!!・・・・・・斉藤に安藤さんも!?」
主任「ごめんね、2人がムギちゃんの勇姿をどうしても見たいって言うから連れてきちゃった♪」
斉藤「いいえ、我々は駅でたまたま・・・・・・」
メイド「はい、私達は」
紬「もういいわ」
主斉メ「・・・・・・」
紬「今日は私のわがままに付き合ってくれてありがとう」ニコッ
斉メ「勿体無きお言葉に御座います」
主任「さあ、帰りましょう!!」
一同「はい!!」
駅前!!
山中「あっ、帰って来た」
さわ子「ホントね・・・・・・って増えてる!!」
山中「おーいムギちゃーん」
紬「山中さん!!」タッタッタ
現在!!
澪「・・・・・・で、終わりか」
紬「うん♪」
梓「ところで主任さんってまだ働いてるんですか?」
紬「あの後すぐ家のシェフと結婚して2人とも家で働いてるわ」
紬「この間の話を主任さんにしてたら主任さんがみんなに会いたいって」
律「なるほど、そういうことか」
紬「うん。だから明日、みんな家に来ない?山中さんも来るのよ」
唯「ねえねえムギちゃん」
紬「なに?」
唯「和ちゃんも誘っていい?」
紬「元からそのつもりよ」
澪「ムギの家って初めて行くな」
梓「何だか緊張しますね」
律「ヨッシャー!明日はみんなでムギの家に突撃だぁー!!」
一同「オーッ!!ってええぇぇぇ!!」
――――
さわ子「・・・・・・」ムシャムシャ
唯「さわちゃんは驚かないの?」
さわ子「だって私先月行ったし」ズズッ
完!!
最終更新:2011年08月23日 01:24