ガチャ

憂「お姉ちゃんご飯だよー」

唯「すぴー」

憂「あれ、寝てる」

憂「パソコン付けっぱなしだし……もったいない」

憂「閉じる、閉じる……」

憂「……え、何これ」

憂「デスクトップの壁紙が私の写真……」

憂「いや……えぇ?これは……えぇ?」

唯「むにゃ……あ!?憂何勝手に見てるのぉ!」

憂「あ、ごめ……」

唯「……見た?」

憂「見ちゃった、けど……うん……うわぁ」

唯「違うのこれはその」

憂「深くは聞かないよお姉ちゃん」

憂「……うん」

唯「違うの、聞いて憂!」

憂「できれば聞きたくないよ……」

唯「そのね、実は私憂のこと……!」

憂「わー!わー!」

唯「耳塞がないで!聞いてよぉ!」

グイグイ

憂「痛い痛い」

唯「憂のことぉ!」

憂「あんなところにアイスが!」

唯「好きなのぉ!」

憂「あ、ちくしょう」

唯「そんなので騙されないよ!」

憂「そっかぁ」

唯「ねぇ、憂はそんな私を……どう思う?」

憂「なんていうか」

唯「うん!」

憂「自分と顔が同じ人に恋するんだ……」

唯「う」

憂「ナルシストじゃん……」

唯「うぅぅ」

憂「ていうかもう、女の子に恋愛感情抱く時点で……うん」

唯「ぐぁぁ……」

憂「あれでしょ?」

憂「髪型私と一緒にして」

憂「お姉ちゃん、大好きだよ……」

憂「とか言っちゃうんでしょ?」

憂「一人で悶えてるんでしょう?」

唯「……はい」

憂「……うわぁ」

唯「ごめんなさい……」

憂「いやまぁ、お姉ちゃんの勝手だけどね……でもねぇ……うわぁ」

唯「……」

憂「とにかく、ご飯食べようよ」

唯「……やだ」

憂「やだって……」

唯「……」

憂「いじけたの?」

唯「いじけてないもん」

憂「じゃあはやく下に来てよぉ」

唯「だって憂は私のこと嫌いなんでしょ!放っておいてよ!」

憂「別に嫌いじゃないけど……」

唯「もういいから出てって!」

憂「じゃあ……先行ってるね」

唯「ばーか!ばーか!」


憂「……」

コンコン

「……何」

憂「夕飯、持って来たよ」

「いらない」

憂「おじゃまします」

ガチャ

唯「わっわっ」

憂「夕飯、ここに置いておくから食べてね」

唯「はやくでてってよぉ!」

憂「わかった出てくから……」

バタン

憂「……」

「……あ、これうま」

憂「……ふふっ」

憂「……ふぁ、ねむい」

タンタンタン

唯「……」

憂「あ、食べ終った?じゃあ食器ちょうだい。洗っておくから」

唯「……うん」

憂「ご飯、おいしかった?」

唯「……うん」

憂「よかったぁ。じゃあ食器洗っちゃおうかな」

唯「憂がさぁ……」

憂「うん?」

唯「憂がそんなに優しくするから、私が勘違いしちゃうんだよ」

憂「勘違いって……私は妹として当然のことを」

唯「当然?毎日ご飯をつくることが?お掃除することが?洗濯をすることが?」

憂「そう、でしょ?」

唯「私みたいな駄目姉のために普通そこまでしないよ……」

憂「そう、かな」

唯「そうだよ……普通呆れて絶縁するよ……」

憂「絶縁て」

唯「なんで憂はそこまで私に優しいのさ」

憂「なんでって言われても……まぁ、好きだから?」

唯「え……」

憂「そういう意味じゃないけど……」

唯「……」

憂「ラブじゃないけど……ライクだけど……」

唯「……」

憂「姉妹でとかありえないからね……」

唯「泣きそうになるからもうやめて」

憂「あ、うん……でもお姉ちゃんのことちゃんと好きだからね」

唯「うん……」

憂「ライクだからね……」

唯「もうやめてそれ……ちょっと涙でてきた」

憂「ごめん……」

唯「私は……ラブだよ」

憂「うわ……」

唯「別に顔が同じとか、関係ないからね……」

唯「内面とか全部合わせてだし……」

憂「へぇ」

唯「そういうエプロン姿とかも大好きだし」

憂「……」

ヌギヌギ

唯「黙ってエプロンとらないでよ……」

憂「なんか目がいやらしかったから……」

唯「うぁ……」

憂「ちょっと寒気した……」

唯「ごめん……」

憂「いいよ別に……ちょっと気持ち悪いけど」

唯「……」

唯「やっぱ私のこと嫌いでしょ」

憂「嫌いじゃないよ。むしろ好きだよ」

唯「へぇ……」

憂「たぶん私達、普通の姉妹以上に仲いいしね」

唯「うん……たぶん」

憂「私自身、お姉ちゃんのこといつも考えて行動してるしね……」

唯「憂……」

憂「あくまで心配してるだけだけどね……」

憂「お姉ちゃん、おっちょこちょいだし」

唯「……そうだね」

憂「嫌いとか、ありえないから……」

憂「うん……」

憂「あとバレンタインチョコも結構本気で作ったしね……」

唯「うん、すごく美味しかった……」

唯「でも……ハート型は勘違いしちゃうから、やめてほしいな」

憂「まぁ……気持ちをカタチにしたんだけどね……」

憂「……ライクをね」

唯「うん……」

憂「ホワイトデーの時「お返しだよ憂ぃぃ」とか言いながらチューしてきた時は結構引いた……」

唯「ごめんなさい……」

憂「あの時舌入れようとしてきたでしょ」

唯「しようとしました……」

憂「うわ……」

憂「キスはまぁ、許せるけど……舌はね」

憂「心の準備というか、ね」

唯「……」

憂「うれしかったけどね……実際」

憂「スキンシップ的な意味で……」

唯「さっき引いたって」

憂「それはまぁ、照れ隠し……みたいな……」

唯「え……じゃあキスしてもいいの?」

憂「いやいや」

憂「私ほら……シチュエーションとか大事にするタイプだし……うん」

唯「そ、そうだよね。……ごめん」

憂「……まぁ駄目ってわけじゃないけどね」

憂「……」

唯「……じゃあしていいの?」

憂「……え、したいの?」

唯「そりゃあ……」

憂「スキンシップ的な意味で?」

唯「あっちの意味で……」

憂「うわ……」

唯「もう引かれるのには慣れたよ……」

憂「あ、そう……」

唯「じゃあ、するよ?」

憂「いいけど……私はあくまでスキンシップと思うよ」

唯「いいよ、別に」

憂「ファーストキスも結局お姉ちゃんだったしね……」

唯「ごめんね私で」

憂「謝らなくていいよ……」

唯「じゃあ……いくよ」

憂「……いちいち言わなくていいよ」

唯「……」

憂「なんか変な雰囲気になるし……」

憂「あと、もしかして今の私顔赤いかもしれないけど」

憂「あくまでこの変な雰囲気に影響されてるだけだからであってお姉ちゃんにドキドキしてるわけじゃnむぐ」

唯「……憂、もう一度言うね」

唯「好き。好きだよ。ラブだよ」

憂「……」





憂「しょうがないから付き合ってあげることにした」

梓「うわぁ……引くわ」

純「おわった!完!」



最終更新:2010年09月27日 02:33