23. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:05:30.50 ID:jK6Is3eV0
唯『フレ・タ・ヨー』


唯「ってなに?」

律「知るか!」

澪「全く…。思いつきで言うなよ」

紬「フレ氏は、オスマン帝国の偉人ね。戦争中に物資が不足して、さらにその運路も絶たれた時に、彼が発案したフレ・タ開通法によって、一夜にして街道が気づかれたの」

紬「その街道沿いに出来た町が発展して、今のトルコのルーツが出来たらしいわ」

紬「さらに、フレ氏の編み出した技術は後に更に発展して、現在では…」

澪「思いつきで適当な事言うなよ」



25. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:09:36.92 ID:jK6Is3eV0
唯『あふれたよ!』


紬「…ぼー」ジャバジャバ

唯「ムギちゃん!お茶が溢れてる溢れてる!」

紬「あっ!?いけない、私ったら考え事してて…」

唯「もう、ムギちゃんはオトボケさんだなぁ」

紬「えへへ」コツン

唯紬「チラッ」

律「床ちゃんと拭いとけよ」



27. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:15:38.05 ID:jK6Is3eV0
紬『禁忌にふれたよ!』


唯「この倉庫には一体何が…」ゴクリ

紬「唯ちゃん…やっぱりやめようよ…」

唯「ダメだよムギちゃん!ここを開けないと私達は前に進めないよ!」

紬「で、でもここは絶対開けちゃダメって澪ちゃんが…」

唯「大丈夫…大丈夫だから…」ドキドキ

紬「……」ハラハラ

唯「でいやぁ!」ガチャ

紬「ああっ!?こ、これは…!」

唯「ケ、ケロ!こんなところに…!」

唯紬「チラッ」

澪「それ卒業式前にちゃんと持って帰れよ」

律(今の私もやりたかったなぁ)



30. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:22:48.47 ID:jK6Is3eV0
律『何かがふれたよ!』


紬「というわけで電気消しまーす♪」パチッ

唯「わ、真っ暗〜!」

律「ひいいいいいいい!怖いよーりつううう!!」

澪「こら!私はそこまで怖がりじゃないぞ!」

澪「…ん?おい誰だ?私の事触ってるのは」

唯「私じゃないよ〜?」

紬「私も違うわ」

律「私でもないぞー?」さわさわ  ニヤニヤ

澪「」サーッ…

澪「ひいいいいいい!怖いよーりつううう!!」

律(ちょろいちょろい)



33. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:30:13.84 ID:jK6Is3eV0
澪『怒りにふれたよ!』


澪「りーつーっ!!」ゴツン

律「うぁいでっ!…なんだよー、可愛いおふざけじゃん」

澪「マッタク、もう電気つけるぞ?」

プルルルル

「…もしもし」

「斉藤!部活中は電話してこないでって言ってるでしょ!?楽しんでるのを邪魔しないで!」ピッ

唯澪律「!?」ビクッ

「うふふ、ごめんなさい。次は何にふれよっか?」

律(電気消してて良かったな…)

唯(今のはムギちゃんじゃない…今のはムギちゃんじゃない…)

澪「」ブクブク



35. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:34:10.11 ID:jK6Is3eV0
唯『澪ちゃんの泡にふれたよ!』


紬「じゃ、電気つけまーす」パチ

澪「」ブクブク

唯「ふおっ!?澪ちゃんが気絶してる!」

律「おお…泡吹くなんてよっぽど怖かったんだな」

紬「澪ちゃん大丈夫!?」バッ

唯「待ってムギちゃん!」

紬「えっ?」

唯「その泡…わたあめみたいじゃない?」ゴクリ

律「それはやめておけ」



36. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:38:31.26 ID:jK6Is3eV0
律『ちょっとだけふれたよ!』


律「…」ツンツン

澪「」ブクブク

唯「…」ツンツク

澪「」ブクブク

紬「あの…もう起こしてあげたほうが…」

律「もうちょっとだけ…」ツンツン

唯「…」ツンツン

澪「…んっ///」

唯「…おもろい」



40. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:48:27.66 ID:jK6Is3eV0
唯『ふれたよ!ふれたよ!』


澪「なんで二回言うんだ」ガバッ

律「あ、起きた」

唯「えへへ〜ダメかなぁ?」

澪「二回繰り返してもクドくなるだけなんじゃないか?」

唯「だよね〜」

律「まぁ澪の言うとおりだな」

澪「ああ。繰り返しなんて意味ないんだよ」

唯律「あっはっはっは」



【ハチミツ色の午後が過ぎていく…ハニースイートティータイム…】

【今のところ二回繰り返したらいいんじゃないかしら?】


紬「…」グスン



41. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:54:03.65 ID:jK6Is3eV0
紬『この世の全てにふれたよ!』


律「ムギ、やけくそだな」

紬「うーん、でもこれ以上の表現はないと思うの」

唯「ちょっと大袈裟すぎないかなぁ」

澪「私もそう思う。もっとこう…私達らしいので何かないかな?」

律「私は今のところ、ムギがさっき言った『髪にふれたよ』がいいと思う」

唯「でもそれなんかエッチくない?」

律「じゃあ唯もまともな案だせよー」

唯「うーむ……」



43. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 01:57:23.69 ID:jK6Is3eV0
唯『ふれてはいけない事にふれたよ!』


唯「そもそも、なんで「ふれたよ!」縛りなんだっけ?」

澪「あ」

律「えーっと…」

紬「なんでだっけ…」

唯「う…ゴメン、もう引き返せないよね…」

律「…」

澪「じゃあ、ムギの「髪にふれたよ!」で決定か?」

唯「うーん…髪……紙……加味……」



46. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 02:01:42.79 ID:jK6Is3eV0
唯『神にふれたよ!』


唯「ってどうかな?」

澪「さっきのムギのやつと同じくらい大袈裟だな」

律「どっちかっつーとさわちゃんのバンドっぽいな」

唯「ダメかなぁ?じゃあカミサマとかで」

紬「どっちにしろ、なんか罰当たりな気がする…」

澪「じゃあ女神さまとか?」

律「女神様にふれたよ……ゴロ悪くない?」

唯やっぱりもっと可愛いのがいいよね」

律澪紬「うううーん…」

唯律澪紬「あっ」



48. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/16(木) 02:06:38.46 ID:jK6Is3eV0
唯律澪紬『天使にふれたよ!』


律「これだ!」

唯「これしかないよ〜!」

澪「やっと決まったな」

紬「いい曲名ね〜」

唯「あずにゃん喜んでくれるかな〜」

ガチャ

梓「こんにちはー。あれ?みなさん揃って何やって…」

唯律澪紬「うわあああああああ!?」

梓「え」

唯「ダメだよあずにゃん!今すぐ出てって!」グイグイ

梓「え、ちょっ…」

バタン

梓(…私、あぶれたよ……)グスン

おしまい



最終更新:2010年10月03日 23:09