アットウィキロゴ
律「…」

唯「…りっちゃん、とらないの?」

律「…とっていいのか?」

唯「澪ちゃんから、だし、いいよ」

律「ん、ごめん」

 「…もしもし?」

 「…うん、うん…いや、あーうん」

 「そ、そんなことないぞ!…うん」

 「それはー…ちょっと、あるかな」

 「うん、うん…わかってるよ」

 「…あぁ、うん」

 「…じゃーな、うん、おやすみ」

唯「…電話終わった?」

律「うん。ごめんな…」

唯「…なんで嘘ついたの?」

律「…」

唯「今の、澪ちゃんからでしょ?」

 「どうして家にいるって言ったの?」

 「わたしの家に泊まるの、どうして隠すの?」

律「…ごめん」

唯「…知られちゃ、まずいの?」

律「…ごめん」

唯「澪ちゃんがさ、りっちゃんのこと大好きなのはわかるよ」

 「今日の帰りだって、絶対怒ってたもん」

 「だからってさ…独占、しすぎじゃない?」

 「彼女じゃないんだからさ」

律「…ごめん」

唯「……ごめんじゃ、わかんないよ」

律「…」

唯「…」

律「…」

唯「…」

律「……わたし、」

唯「うん」

律「告白されたんだ」

唯「」


律「この間、澪に、わたしのこと好きだって言われた。付き合ってくれって」

 「でも、澪には悪いけど、…わたしは、澪のこと、友達としか思えないから」

 「だから、断ったんだ」

 「そしたら、こうやって、今みたいに…その、」

唯「言いたいことはわかるから、大丈夫だよ」

律「…うん」

唯「…じゃぁさ、りっちゃんはさ、」

律「うん」

唯「澪ちゃんと気まずくなっちゃったから、わたしのこと追いかけてきたの?」

律「え?」

唯「澪ちゃんに告白されなかったら、今日の帰りも、わたしのこと追いかけないで、澪ちゃんと帰ってた?」

律「…何、言ってんだよ」

唯「わたしと一緒にいて楽しいって思うのも、澪ちゃんとの距離ができたから?」

律「っ、違う!」

唯「わたしは、澪ちゃんの代わり?」

律「唯!」

唯「…ごめん」

律「…いいよ」

唯「…」

律「…」

唯「…」

律「…」

唯「…ねぇりっちゃん」

律「…なに」

唯「もしわたしが、りっちゃんに告白しても、澪ちゃんみたいにフッた?」

律「…唯はどうなんだよ」

唯「……わたしは、いいよ」

律「え?」

唯「りっちゃんだったら、付き合うよ」

律「」


律「…真面目に答えろよ」

唯「わたしはいつだって真面目だもん」

律「そんなん嘘だろ!」

唯「嘘じゃないよ」

律「だって、澪がそんなにわたしといたいのかって聞いたとき、全力で否定してた!」

唯「……澪ちゃんが、りっちゃんのこと好きなのわかってたから、否定するしかないじゃん」

律「憂ちゃんと約束してるって、嘘ついた!」

唯「あれも澪ちゃんに気遣っただけだよ」

律「じゃぁなんであん時そう言わなかったんだよ!」

唯「そんなこと言ったらりっちゃんにバレちゃうと思ったの」

 「告白されたの知らなかったし」

律「わたしと一緒にいるのも楽しいけど、みんなと一緒にいるのも楽しいってことは、ただの友達じゃんか」

唯「澪ちゃんと同じくらいって言われて、悔しくてそう言ったの」

 「さっきも比較なんか出来ないって言ったけど、みんなに対する大好きと、りっちゃんに対する大好きは意味が違うもん」

律「…どういう意味だよ」

唯「……愛してるってことだよ」

律「」


唯「りっちゃんも、さっきの質問答えてよ」

 「わたしが告白したら、澪ちゃんみたいにフッた?」

律「……わたしも、唯だったら、付き合う」

唯「…嘘だよ」

律「嘘じゃない!」

 「澪と気まずくなったとか、そんなの関係ないよ!」

 「唯のこと追いかけたのは、好きだから!まだ離れたくなかったんだ!」

 「だから泊まれるってなったとき、すごいうれしかった!」

 「風呂場で、澪と一緒にいるときと同じくらい楽しいって言ったけど!」

 「唯と一緒にいるときは、楽しいとかじゃなくて、すっごい特別なんだ!」

唯「りっちゃん…」

律「だから、嘘じゃないよ。わたしだって唯のこと、愛してる」

 「……わたし、憂ちゃんにまで嫉妬しちゃったんだ」

唯「え?」

律「さっきも言ったけど、憂ちゃんは唯のことなんでもわかってる」

 「わたしと知り合う前の唯も、全部」

 「和だってそうだよ。憂ちゃんと同じくらい同じ時間をすごしてる」

 「すっげーうらやましい」

唯「…それは、わたしもだよ」

律「え?」

唯「わたしだって、憂に嫉妬しちゃったもんっ」

 「憂よりわたしの方が先に知り合ったのに、いつの間にか仲良くなってるしっ」

 「憂に対してすっごく優しいしっ」

 「憂のことも大好きなのに…大事な妹なのに…嫉妬なんて最低だよ…」

律「唯…」

律「…」

ちゅ

唯「!!」

律「唯、わたしは、こういう意味で好きなんだ」

唯「りっちゃん…」

ちゅ

律「んっ」

唯「わたしも、こういう意味で好きだよ」

律「唯…」

唯「りっちゃん…」

憂「あの、邪魔しちゃうようで悪いんですけど…」

 「もうちょっと静かにしてもらえますか?」

 「わたしの部屋まで丸聞こえです」

唯律「」

律「ゆーい…」

唯「なーに…」

律「…憂ちゃんに怒られちった」

唯「そーだねー」

律「…しかも丸聞こえ」

唯「うんー」

律「ゆーいー」

唯「だーいじょうぶだよっ!ちょっと機嫌悪かっただけだって!」

律「うぅー…」

唯「明日になったら朝ゴハン作って許してくれるよっ!」

律「んー…そっか…そうだよな!唯の妹だもんな!」

唯「まぁ今日からりっちゃんの妹でもあるけどねっ!」

律「……ばーか」

唯「えへへー」

唯「あっ!そうだっ」

律「ん、どした?」

唯「りっちゃん、10回ゲームしようっ!」

律「はぁ?唯苦手なんじゃないのか?」

唯「いいからいいから!」

律「んー…まぁいいけど…」

唯「よしっ!りっちゃんっ!キスって10回言ってっ」

律「…キスキスキスry」

唯「わたしのことは?」

律「!大好きっ」

唯「わたしも!」




最終更新:2010年10月04日 16:58