唯「さあ!次のチャレンジャーは誰かな?」ニヤニヤ

さわ子「私が行くわ」バーン!







さわ子「ゴホッゴホッ」


澪(今の内に逃げよう・・・・・・)コソコソ

律「せんせー、秋山さんが逃げようとしてまーす!」シュビッ!

さわ子「みぃぃおちゃぁぁぁぁん!!」ガシッ!

澪「ひぃっ!!」ビクッ!

さわ子「にぃがさないわよぉぉぉぉ!」

紬「澪ちゃんも一緒にむせましょ~♪」ガシッ

澪「ひぃぃぃぃぃぃ」ガタガタ

律「澪ちゅわーん、はい、あーん」つえびチリ

澪「やだ!!」プイッ

唯「えい!」つん!

澪「ひうっ!!」ビクッ!

唯「ふっふっふ、さぁ観念するんだよ澪ちゃん」コチョコチョ

澪「やっ、やめろ」アハハ

律「もらったぁ」つえびチリ

はもっ!

うずくまる澪「えほっえほっ///」

唯「やったねりっちゃん!!」

律「やったな唯!!」

唯律「イエーイ」ハイタッチ

律「・・・・・・と見せかけて」ガシッ

唯「ほえ?」

紬「澪ちゃん澪ちゃん」
澪「?」

紬「はい、えびチリ」

澪「ひぃっ!」ビクッ!

紬「今度は唯ちゃんの番よ、ほら」チラッ

唯「うわ~ん!おたすけぇ~!!」ジタバタ

律「唯、今更見苦しいぞ!お前が作ったんだからこうなる事はわかっていたはずだっ!」ニヤニヤ

さわ子「唯ちゃん、あなたの逝きざまは私が見届けてあげるわ!!」ニヤリ

紬「さあ、澪ちゃん!」
澪「よぉーし、唯!覚悟ぉぉぉぉぉぉ!!!」シュゴォォォ!!

唯「のおぉぉぉぉぉぉ!!」



唯「もがっ!!」


唯「犯された・・・・・・」ヒリヒリ

唯「もう、お嫁に行けない・・・・・・」ヒリヒリ

紬「唯ちゃんはい、お水」つコップ

唯「ありがと~ムギちゃん・・・・・・」ゴキュゴキュ



部室の外!!

梓(うわっ!やっぱり酷い事に成ってる・・・・・・)コソコソ

梓(参加しなくて正解だった)コソコソ

梓(早く帰ろう)

ガチャ!

梓(えっ)ドテッ

律「はーい一名様ごらいてーん!!」

唯「ピストル唯ちゃんへようこそ~!!」ダキッ!

梓「にゃぁぁぁぁぁ!!」(し、しまったぁぁぁぁ!!)ジタバタ

さわ子「往生際が悪いわよ、梓ちゃん」ガシッ

澪「許せ、梓」ガシッ

梓「み、澪先輩まで・・・・・・」

紬「はい、あーん♪」つえびチリ

梓(グッバイ私のクリスマス・・・・・・)アーン


もぎゅっ!


燃え尽きた梓「・・・・・・」チーン



唯「ねぇねぇ、今度は誰にえびチリ盛る?」ワクワク

律「よーし他の部活の連中にも盛ってやろうぜ!!」

澪「いや、それはマズイだろ」

さわ子「終わった直後を狙えば大丈夫よ!」ニヤリ

紬「楽しみだわー♪」ポワワワ

梓(やけくそ)「さあ、早く次のイケニエを探しに行きましょう!」

唯「あずにゃんノリノリだねぇー」

澪「梓、用事は?」

梓「まだ時間があるから大丈夫です!」

律「よし!まずは誰から潰しに行くんだ?」

さわ子「ここは、良いリアクションしてくれそうな子をピンポイントで狙いましょう!!」

唯「だったら私に任せて!」フンス!

律「和か?」

唯「ううん、ソフト部の姫ちゃん」

律「姫子か、悪くないな」ニヤリ

梓「誰でも良いから早く行きましょう、時間が無くなっちゃいますよ!!」ウズウズ

律「よぉーし、放課後ティータイム、出撃ー!!」

唯澪紬梓さわ子「オー!!」




グラウンド!!



姫子「お疲れー」

ソフト部部員「お疲れー」


……

唯「姫ちゃん姫ちゃん!!」

姫子「唯、どうしたの?軽音部のみんなも」

唯「部室でパーティーしてたんだけど、料理が余ってっちゃったので差し入れして回っているのです!」シュビッ

唯「という訳で、はいえびチリ」つえびチリ

姫子「へぇーおいしそうじゃない」(クリスマスにえびチリ?何で?)

律「ささっ、どうぞどうぞ」

梓「遠慮せずにパクッて逝っちゃって下さいパクッと」

澪(梓、字がおかしいぞ)コソコソ

梓(すいません、早く次のイケニエが欲しくてつい本音が)コソコソ

姫子「じゃあお言葉に甘えて、いただきます」パクッ

姫子「・・・・・・」

唯律澪紬梓さわ子「・・・・・・」ジーッ

姫子「えほっ!えほっ!///」

姫子「なっなにコレ、辛過ぎ・・・・・・///」えほっんほっ!

律「イエーイ!!」

唯澪紬梓さわ子「大 成 功!!」ブイ!


姫子「何これ、ドッキリ?」えほっ!

律「まあ、そんなところだな」

姫子「だったら私も混ぜてくれない?」

唯「いいよ~」

姫子「このえびチリを”お見舞い”したい奴がいるのよ」

律「ほほう、どこのどいつだ?」ニヤリ

姫子「いちごよ!」ニヤリ


律「いちごか!流石は姫子、良いセンスしてるぜ!!」

唯「いちごちゃんかぁ~、かわいいよね~」
紬「唯ちゃん、その話詳しく」

梓「皆さん急ぎましょう!」もう時間が!」

律「よーし、行くぞー野郎どもー!!」

軽音部with姫子「オー!!」



校庭!!



いちご「・・・・・・」テクテク

梓「居ました」コソコソ
律「よし、早速」コソコソ

姫子「待って」コソコソ

姫子「みんなで行ったら多分バレるわ」

姫子「私が食べさせるからみんなはいちごが食べてから出て来て」

律「わかった、みんなもそれで良いな?」クルッ

唯澪紬梓さわ子「・・・・・・」コクリ

姫子「行って来るわ」スッ

律「ああ」

姫子「いーちごっ」ヒョイ

いちご「何?」

姫子「えびチリ作ったの、食べて」つえびチリ

いちご「え、やだ」

姫子「一口くらい良いじゃん、ほら、あーん」つえびチリ

いちご「何を企んでるの?」

姫子「何も」

いちご「・・・・・・」

いちご「一口だけでいいのね」ハァ

姫子「うん!」


いちご「ぱくっ」

唯律澪紬梓さわ子「行ったぁぁぁぁ」コソコソ

いちご「げほっげほっ!!」

姫子「やったわよ、みんな!!」グッ

唯律澪紬梓さわ子「イエーイ!!」ゾロゾロ

軽音部with姫子「大 成 功!!」ブイ

いちご「・・・・・・」カチッ┛┗
          ┓┏



部室!!



ガチャ

律「いやぁー最高だったな」

澪「たまには仕掛ける側に回るのも悪くないな」

律「そうだろそうだろー」

憂「皆さん、おかえりなさい」

和「お邪魔してるわ」

律「おろ?」

唯「うい~、和ちゃ~ん!」

憂「お姉ちゃん準備出来たから迎えに来たよ」

唯「ありがと~うい~、和ちゃん」エヘヘ

梓「唯先輩、何の準備ですか?」

唯「何って二次会の準備だよあずにゃん」

梓「二次会?」

唯「うん!!」

律「唯、どういう事だ?」

唯「私がみんなにえびチリ盛っておしまいっていくらなんでも酷すぎるでしょ?」

澪「なるほど、部室でのパーティーは前座、ということか」

唯「その通りです!!」フンス!

和「そういえば唯、えびチリは?」

唯「ムギちゃ~ん」

紬「はーい♪」つえびチリ

和「ありがとう、早速いただくわ」

憂「私もいただきます」
律「待て!二人とも」

和憂「?」

律「いいのか?それは”あの”えびチリだぞ?」

和「だからこそよ」

憂「ちゃんと私達のリアクションもお届けしないと」

律「そうか、そういう事ならあたしは止めないぜ」キリッ

澪「止めろよ、あの二人はお前と違ってリアクション芸人じゃ無いだぞ!!」

律「なにをー!あたしから言わせれば澪の方がずっとリアクション芸人だぞー!」

律澪「ギャアギャア」

和憂「ぱくっ」



和憂「えほっんほっ!」
唯「だ、大丈夫?」つコップ

和憂「ゴクゴク」

和「唯」

唯「?」

和「GJ、見事なえびチリよ」グッ

憂「えびチリに関してはもうお姉ちゃんに教える事は無いよ・・・・・・」ウルッ


唯「憂、和ちゃん、ありがとう・・・・・・」ウルルッ

梓「皆さんすいません、時間なんで私はこれで・・・・・・」クルッ

さわ子「・・・・・・」ヌラッ

紬「梓ちゃん後ろ!」

梓「えっ?」

さわ子「フッ!!」ビスッ!!

梓「うっ!!」ガクッ

さわ子「よっと」グイッ

唯律澪紬和憂「え、延髄チョップ・・・・・・」タラリ

梓を担いださわ子「さあ、二次会行くわよ!!」ビシッ!

唯律澪紬和憂「い、イエッサー・・・・・・」



憂(こうして、梓ちゃんのクリスマスは終焉を迎えてしまいました)



札幌市 平岸高台公園!!

サンタ律「とってもおいしい料理をどうもありがとうございました」

トナカイ唯「ごめんね、どうしてもえびチリ盛って見たかったんだよ」

律「あの後姫子といちごは二人で仲良く帰ったらしいぞ!」

唯「二人ともお幸せにね~!!」

紬「いくわよ~♪」

紬「えい!」グッ

ソリwith唯律「イエーイ!!」シャァァァァァ

ソリ「フワッ」

ドグシャア!!

シャァァァ・・・・・・

梓「今度は着地成功ですね」

澪「ああ」





おわり!!



最終更新:2010年10月15日 02:23