十ノ┬三田ノ 幺 畄十`「フヽノ
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第ニ話『勝負!?なぞなぞカニ怪人の巻き!!』
ぶしつ!
唯澪紬梓「じゃんけんっ…」
唯澪紬梓「ほいっ!!!」
唯「あーん、またあいこかぁ…」
紬「これで15回連続あいこね…」
澪「なかなか決まらないな…」
梓「…次こそは勝ちます!」
さわ子「ちょっと…また作り直すの?」
律「やっぱ見た目的にさ…赤1人桃4人はちょっと無いかなぁって…」
さわ子「もう!衣装作るの私なんだら、その苦労も考えてよね!」
律(結構楽しんでるくせに…)
唯澪紬梓「じゃんけん……」
唯澪紬梓「ほいっ!!!」
唯「わぁ…」
唯「やったあああ!!!!」 ブイッ
澪「あぁ…」
梓「そんな…」
紬「唯ちゃん、やったわね!」
唯「勝利のチョキ!!!」 ブイッ ブイッ
唯「これでピンクは私だねっ!」
澪「まぁ、仕方ないな」
梓「そうですね…」
律「で、こんな感じに決まったわけだが」
律 レッド
澪 ブルー
唯 ピンク
梓 ブラック
紬 イエロー
澪「ピンク以外はあまり揉めずに決まったな…」
梓「唯先輩、ピンクに決まったからにはしっかりピンクの役割をこなしてくださいね」
唯「任せておいてよ!」 ブイッ
紬「ピンクの役割?」
律「ふふ、ムギ 戦隊にはそれぞれの色で役割があるのだよ!」
紬「まぁ!」
red 【レッド】 赤、赤色
律「レッドは熱血!チームを引っ張るリーダー!!」
紬「おぉ…りっちゃんにピッタリね!」
律「へっへーん!まぁ部長ですから!」
澪「調子に乗るな」
律「ちぇー」
澪「そんなレッドを冷静にサポートするサブリーダー、それがブルーなんだよ」
blue【ブルー】 青、青色
紬「サブリーダー…うん!縁の下の力持ちって感じで澪ちゃんみたい!」
唯「りっちゃんをサポートするのは澪ちゃんの役目だもんねっ!」
澪「ま、まあな…」 ポリポリ
律「澪の奴恥かしがってるぞ~」
澪「う、うるさい!」
pink【ピンク】 桃色、ピンク色
唯「ピンクは女の子限定の色なのです!」
紬「女子限定…」
唯「ふふんっ!」
澪「いいなぁ」
紬「それで役割は!?」
唯「えっと…… あれ?ピンクって女子限定以外何すればいいんだろ…」
梓「よく考えたら、このメンバーだと女子限定って個性は活かせないですね…」
black【ブラック】 黒色
梓「そうですねぇブラックは…サブリーダーやライバルとか」
律「まぁ、そんな感じだな」
唯「あずにゃんは黒が似合うよ!」
梓「本当ですか? やっぱりアウトローでカッコイイ感だからですかね!?」
唯「うん!野良の黒猫っぽい!」
梓「の、野良…」
yellow【イエロー】 黄色
紬「そ、それでイエローは!?」
澪「イエローは力持ちのムードーメーカー」
紬「まぁ」
梓「ムギ先輩にぴったりです!」
律「あとはやっぱカレー好きだな!!!」
澪梓「なぁっ!」
律「イエローと言えばカレー好きだろ!!!」
唯「そうだね、りっちゃん!イエローはカレー好きだよっ!」
律「だよなぁ!!」
紬「カレー好き…」
澪「な、なんだか色物みたいだけど気にするなよムギ…」
紬「なるほど…」
澪「……ムギ?」
翌日
ぶしつ!
唯「ムギちゃーん、おなかすいたー」
律「お腹空いたって…」
澪「まったく唯は…」
唯「えへへ~」
梓「なんで笑ってるのかは知りませんけど、別に褒められてはいないですよ」
紬「うふふ、はい!今日はおせんべえなの」
唯「おおっ!」 ガサゴソ
律「どれどれ」 ガサゴソ
唯律「! これはっ」
律「カレー味か!」 バリバリ
唯「ムギちゃんも凝るねぇ」 ボリボリ
紬「うふふ、はいお茶よ」
唯「わーい」
翌々日
ぶしつ!
紬「今日はカレーパンなの!」
律「ま、またカレーか!?」
紬「ふふ」
唯「いいじゃんいいじゃん、私カレー大好きだよ!」
梓「そう言う意味では唯先輩の方がイエローっぽいですね」
唯「えへへ~」 モグモグ
梓「なんで笑ってるのかは知りませんけど、別に褒めてはいないですよ」
唯「カレーも美味しいね!」
澪「ああ、そうだな!」
一週間後
ぶしつ!
紬「今日はカレーケーキ!」
律「ムギ…」
澪「ムギ…」
唯「ムギちゃん…」
梓「ムギ先輩…」
紬「?」
律澪唯梓「やりすぎ…」
紬「や、やっぱりそうよね…私も途中からちょっとおかしかったかなって…」
律「ムギ…」
澪「役割をやり切る気持ちは大切だと思うけど…」
唯「ムギちゃ~ん、私普通にマドレーヌがいいよー…」
紬「ふふ、じゃあ明日はマドレーヌにしましょうか!」
唯「わーい!やっぱり甘いものが一番だよっ!!」
職員室!
prrrrr…
ピッ
さわ子「はいもしもし…さわ」
さわ子「!!!」
さわ子「小学校に怪人…」
さわ子「…わかったわ、ええ」
さわ子「大丈夫、後は任せておいて」
ピッ
さわ子「…」
さわ子「ケイオンジャー!出動よ!!」
小学校前!
子供A「わー!」
?『ちょっきん!』
子供B「きゃー!!」
?『ちょっきん!』
純『カニさんだよっ!!』
_, -ィー- .、
、_ l、 , '´: : : : /: : : : : :`:丶、 ィ
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!: : : : : :レ:| |: :| '" うヾ イうヽ` !:.j :/: : : : |: ::|ヽ!
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! .' ′ | | /::.::.::.::.::.:/::.::ヽ、 ー ィ´::|::.::.::.::.::.:\ / | / /
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! / ノ 「::.::.::.::.::.::.::.l::.::.::.:| ≧≦ |::.:: |::.::.::.::.::.::.::.:ヽ _〉 ヽ、 ,'
ヽ、 イv´:.::.::.::.::.:|::.::.|::.::.::.::ト、 /ィ fi.ド、//::.::.:|::.::.::|:.::/:.::.::.:| |::!\_ .ノ
/ハ //::|::.::.::.::::ヽ:!.::.::.\:.::.:∨/.l !.|.!ヽV::.:/:.::.::.:!:/:.::.::.::∧ /::.\\_/ハ
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V ̄.::.::.::.::::.::ト::.::.::.::.::|::.::.::\:.::.::.ヽイ|. ト、/::.::.:/::.::.:: |.::.::.::.::::.::.:|:.::.::::.::.::.::.:::.:!
V::.::.::.::.::::.::.::.::.::.::.::/|::.::.::::.::.\::.::.| |. | |::.:/:.::.::.::.::.::!、.::.::.::::.:./!::.::.::::.::.::.::.::.|
十┐ 一 . | ヌ |
ノ 」 ―― ' |` 土 /\
純『さあ!私のなぞなぞに答えろ~!
答えられなかったら食べちゃうぞ~!ちょっきん!』
子供C「びえ~ん!食べられたくないよ~!」
純『あ… ご、ごめんね!ほ、本当に食べたりしないよ!』
子供C「うわ~ん」 タッタッタ
純『あ…』
純『…』
純『軽く傷つく…』
子供D「…」
純『!』
純『ちょっきん!そこに君!私のなぞなぞに
子供D「うざい…」
純『…』
子供D「じゃあ」 タッタッタ
純『うぅ…すっごい傷ついた…』
子供E「大丈夫、お姉ちゃん?」
純『……よしよし、君はいい子だね』
子供E「へへ…」
純(この子ならきっと答えてくれる)
純『ちょっきんちょっきんカニさんだよー!』
子供E「わぁ!」
純(ウケてる!?これはキタかも!!)
純『ジャジャン!!突然ですが純ちゃんクイズです!!」
純『サバがいばったら…
???「待てっ!!そこのカニ女!!!」
子供E「!」
純『!!! だれっ??!!』
律「燃える真っ赤な夕焼け空! 放課後レッド!!!」
澪「迸る青春の汗!! 放課後ブルー!!!」
梓「ちょっぴりビターなチョコレート! 放課後ブラック!!!
唯「ストロベリーショートケーキ! 放課後ピンク!!!」
紬「カレー大好き!放課後イエロー!!!」
唯澪律紬梓「放課後戦隊!!!ケイオンジャー!!!!」 ちゅどーん
純「…」
子供E「わぁケイオンジャーだ!」
律「おい、ちょっと待て!」
唯「? どしたのりっちゃん」
律「これじゃあ食べてばっかりみたいじゃん!私ら!!」
澪「いや、実際そうじゃないのか…?」
律「梓!なんでチョコレートなんだよ!!それはどっちかって言うと茶色だろっ!!」
梓「し、仕方ないじゃないですかっ!黒使ったカッコイイ口上思いつかなかったんですから!!」
律「唯!前はピンク4人もいたから 口上考えるの大変だろうなぁって思って見逃したけど
ストロベリーショートケーキはピンクじゃないだろっ!!」
唯「えっ、で でもイチゴ牛乳はピンクだよ?!?」
律「それとムギ!」
紬「はいっ!!」 ワクワク
律「…」
律「…突っ込みで叩かれるのを期待するなぁっ!」 ベシッ
紬「いたっ」
紬「えへへへ」
律「…とりあえず前口上までカレー好き強調しなくていいから……」
紬「うん!ありがとう、りっちゃん!」
律「…どういたしまして…」
澪「まったく、みんなしょうがないな」
律「いや、お前の”青春”も字面だけでイマイチ青じゃないと思うぞ」
純『うん… 急に出てきて、放置はないと思うんだ…』
子供E「カニのお姉ちゃんも大変だね」
最終更新:2010年10月15日 16:49