澪「唯の花嫁姿が見たいって言ったんだ」
律「そ、そいつあ……」
梓「え?冗談ですよね?」
澪「いやマジです」
紬「素晴らしいです」キラキラキラ
律「おー、おー、愛されちゃってるなあ唯!」バシバシ
唯「……別に嬉しくないよ」
律「何だぁ?照れてんのかこいつ~?」
唯「私、結婚したいだなんて思ってないし」
澪「だからって、そんな不機嫌になる事はないだろ」
紬「そうよ、唯ちゃんをそれだけ大事に思ってるんだから」
梓「唯先輩は戸惑ってるだけですよ」
律「でもま~、確かにびっくりしたな~」
唯(私の望んでない事を願われても、迷惑なだけだよ)
さわ子「ハァーイ!みんな元気~!?」ガチャリ
律「何ださわちゃん今頃」
さわ子「何よう冷たいのね?折角遊びに来てやったのに」
澪「ここは遊ぶ所じゃありません」
さわ子「もしかして紅茶も冷たい?」
紬「今温めますね~」
律「あんまり甘やかすなよムギ」
さわ子「流石ムギちゃんモノが違った」
律「どうだまいったか」
さわ子「うむ。嫁に欲しいぞ」
律「ダメだムギはやらん。他を当たれ」
紬「あら?うふふ……」
さわ子「それが過疎地の農村かって位、嫁不足なのよ」
澪「ていうか嫁でいいんですか?」
さわ子「面倒見のいい子ならOK」
律「面倒を見させる気かい」
澪「何という不純な動機……」
唯「あははっ、さわちゃんは欲望に忠実だねぇ~」
さわ子「唯ちゃんに言われると、何か釈然としないわ」
梓「あの……そろそろ練習しませんか?」
さわ子「もう梓ちゃん!家にいる時位ゆっくりさせてよ~」
律「おいおい、たまには家族サービスもしなきゃダメだぞー」
さわ子「え~、いやーんめんどっちぃ~」
唯「じゃあ私は、肩をお揉みしますね」
さわ子「あ~、唯ちゃんいい子ね。よしよし~」
唯「お任せあれ」フニュッ
さわ子「ひゃっ、コラッ!どこ触ってるの!」
律「どうだ唯?巨乳の秘密は掴めそうか?」
唯「ダメですりっちゃん隊員。もうちょっと探りを入れてみます」
さわ子「ちょっ、くすぐったいってぇ!きゃははっ!」
紬「うふふふ」ニコニコ
梓「うう……こんなぬるぬるな空気、耐えられないです……」
澪「こらえるんだ梓」
律「あー、もう終わりにするって……ほら唯~」
唯「うん、りっちゃん分かったよ~」
律「さわちゃん私ら、そろそろ練習するからさ」
さわ子「えぇ~!りっちゃんらしくないよそんなの!」
律「残念ながらやる時はやる、それが私なのよん」
澪「観念して、たまには顧問らしく指導してください」
さわ子「ちぇーっ!しゃ~ねぇなあ……」
紬「まあまあ、お茶をどうぞ」
さわ子「むふっ!ありがとうムギちゃ~ん!」
梓「唯先輩、スタンバイみたいですよ」
唯「ちょっと待ってぇ~」
…
校門前
和(遅いなぁ、唯……生徒会早く切り上げたのに)
唯「和ちゃ~ん!」
和「唯!」
唯「わ~い!」ガバッ
和「ととっ、突然危ないわよ」
律「おお……何だかすげえー」
澪「受け止める和も慣れたものだ」
梓「唯先輩、私の時より格段に激しいです……」
紬「準備OKなの」●REC
唯「ああこれこれ。心のふるさとって感じだよ~」グリグリ
和「唯、抱きつくのはいいけどこれじゃ動けないってば」
唯「もうちょっと~」グリグリ
和「しょうがない子ね」ナデナデ
律「何か幼稚園の送り迎えの光景っぽいなぁ~」
澪「しかし不思議と違和感がないのが何とも」
梓(私も澪先輩に頭なでてもらいたい……)ドキドキ
紬「ナチュラルでほのかな甘味、まるで上質のチョコレートね」
唯「えへへ~」
和「あっ、ごめん……頭なでられるの嫌だったっけ」
唯「ううん!嬉しいよ……この前はどうしちゃったのかな?」
和「ふふっ、じゃあ遠慮なく」ナデナデ
律「なあ澪、たまには私もお前に甘えても……」
澪「あ、ああ、ちょっとだけならいいぞ」
梓「ずっ、ずるいですー!律先輩ばっかり!」
紬「これならいくらでもおかわりいけちゃうよぅ」ハァハァ
モスバ
唯「ねえ和ちゃん。澪ちゃんに聞いたんだけど」
和「なあに?」
唯「私の花嫁姿が見たいんだって?」
和「うん。唯が幸せになってくれたら私は嬉しいのよ」
唯「どうだろ結婚とか恋愛とか……私には出来そうにないや」
和「やる前から諦めてどうするの?」
唯「そういうのが当たり前に出来なきゃ、ダメなのかなぁ」
和「そうね……唯は普通の人が出来ない事をすれば」
唯「っていうか、普通の事が出来ないだけなんだけどね」
和「いいわよ。唯は唯だもの」
唯「えへへっ、やだなぁ私愚痴ばっかりじゃん」
和「ホントにね。どうしたのよ?」
唯「私も和ちゃんみたいに、何でも出来ればな~」
和「買いかぶらないでよ」
唯「だって、だってさ~……」
和「唯にしか出来ない事だってあるでしょ?」
唯「うん……欲張りなのかもね私」
和「ふふっ、何よそれ」
唯「こんな話したら、もっと説教されるかと思った」
和「え?私ってそんなに説教臭い?」
唯「たま~にね」
和「だとしたら唯のせいよ。いつもだらしないんだから」
唯「あっ、ひどーい!」
和「反省なさい」
唯「でも和ちゃんなら嫌じゃないや」
和「ゆ~い」ツン
唯「えへへ~」
平沢家
唯「うーいー!たてじま~!」
和「それは阪神でしょ」
憂「おかえりお姉……和さん!?」
和「こんばんは」
唯「憂にも和ちゃん分をと思って」
和「何訳の分からない事を言ってるの唯」
憂「ありがとうお姉ちゃん!」ガバッ
和「ちょ、ちょっと憂!?」
憂「泊まっていかれるんですか?」
和「いやそれは流石にちょっと……平日だし」
憂「残念……」シュン
和「ほら、お土産あるから。ハンバーガー」
憂「どうもありがとうございます……」
唯「少し上がって行きなよ和ちゃん」
和「遅いから帰るわ。憂の顔も見れたし」
唯「いいじゃんちょっと位~」
憂「和さん……」
和「わ、分かったわよ」
唯「わ~い!和ちゃん大好き!」ギュウッ
和「……ホントにちょっとだけだからね?」
憂「私も和さん大好き!」グリグリ
和「こらこら、調子いいわね二人とも」
唯「それじゃ和ちゃんの為に、ギー太弾きます!」
憂「いよっ!お姉ちゃん日本一!」
和「あはは……それは楽しみね」
翌日
和「あら、あなたは確か軽音部の……」
和「ええ……それで何か?」
紬「ムギと呼んでください」
和「ムギ?」
紬「はい!私も和ちゃんって呼んでもいいですか!?」
和「構わないけど」
紬「うふふっ、和ちゃん!」
和「で、私にこんな手紙をよこした意図を教えてくれるかしら?」
紬「和ちゃんなら日常でしょ、こんな手紙位」
和「からかってるなら帰るわよ」
紬「からかってなんか。女の子同士って変ですか?」
和「……個人の自由だと思うわよ」
紬「じゃあ私とお付き合いを」
和「残念だけど学業に専念したいので。ごめんなさい」
紬「うふふ……なら、女の子同士に抵抗はない訳ね」
和「……ムギ、あなたの狙いが分からないわ」
紬「私の望みは至ってシンプル」
和「回りくどいわね、早く言いなさい」
紬「和ちゃんは唯ちゃんと付き合うべきよ」
和「はい?」
紬「それってとっても素晴らしい事なの」
和「何か勘違いしていらっしゃる様だけど」
紬「和ちゃん、正式に付き合えば唯ちゃんとキスしたり出来るのよ」
和「私と唯はそこまでベタベタした関係じゃないわ」
紬「いえ○○○○……○○○o○○で○○まで可能ですって!?」
最終更新:2010年01月07日 19:47