唯「」クンカクンカ

唯「……っぷはぁ~~」

唯「さいこー……」

唯「…もう一回…くんくん」

唯「」クンカクンカ

ガチャ

唯「」サッ

憂「…あれ?お姉ちゃん洗面所でなにやってるの?」

唯「え?なにも」

憂「?そう?洗濯するから洗うものあったら出しておいてね」

唯「うん、ありがと」

憂「ううん」

唯「じゃあちょっとギー太でも弾いてこようかな」

憂「がんばってね(お姉ちゃんかっこいい…!)」

唯「うん…よろしくね」バタン



唯「ふぅ、危なかった」

唯「靴下持ってきちゃったよ…」

唯「どうしよ……」

唯「…」

唯「」クンカクンカ

唯「」クンカクンカ

唯「…あーっ、すごくいいよこれ…」

唯「」クンカクンカ

トントン

唯「」サッ

憂「…お姉ちゃんギター弾くのやめたの?」

唯「うん、なんだか眠くなっちゃった」

憂「そっか」

唯「ちょっとお昼寝でもしようかな」

唯「あ、そうだ。なんなら憂も一緒に寝る?」

憂「えっ…?」

唯「あはは、冗談だよ。じゃあおやすみ」

憂「う、うん」

バタン

憂(お姉ちゃんたら…もう!)ドキドキ



唯「…ふぃー」バタン

唯「パンツとり逃しちゃったなぁ~」

唯「ちぇー」

唯「…仕方ない…」

ガラッ

唯「昨日のでいっか」

唯「」クンカクンカ

唯「うーん」

唯「ヨダレのせいで少しにおいがわからなくなっちゃってるよ~」

唯「もう!わたしのバカ!」

唯「…ブラジャーで我慢しよ」ヒョイ

唯「」クンカクンカ

コンコン

唯「」ササー

憂「お姉ちゃん、入るよー」ガチャ

唯「zzz…」

憂「あ、もう寝ちゃってた…」

唯「…」

憂「わたしの下着あるかな……」キョロキョロ

憂「…あ、パンツ…」ヒョイ

唯「…」

憂「なんでだろ…少し濡れてる……」


憂「最近こういうの多いなぁ…」

憂「ちょっとこわいよ…」プルプル

憂「……」

憂「それにどうして毎回お姉ちゃんの部屋にあるんだろ…」

憂「…」ブルッ

憂「き、気のせいだよね!」

憂「…私も寝ようかな」

憂「……ん?」

唯「…」

憂「あれ…お姉ちゃんが私のブラジャー持ってる…」

憂「ちょっとごめんね」

唯「」ギュウ

憂「お、お姉ちゃん離してよー」

唯「」ギチギチ

憂「うぅ、離してくれない…」

唯「」ミシミシ

憂「…諦めよう」

憂「…もしかして」

憂「お姉ちゃんが守っててくれたのかな…?」

憂「…」

憂「…ふふっ、ありがとね。お姉ちゃん…」

チュッ

…パタン

唯「…」

唯「」ムクリ

唯「…ほっぺにキスされた……」

唯「…んっ、ふっ!」

唯「んむぅ~~~!」

唯「…くそー、ベロが届かない…」

唯「…顔拓でも取っておこう」

~~~

憂「…ん…」ムク

憂「あ…ほんとに寝ちゃってた…」

憂「晩ごはんつくらなきゃ」

ガチャ



憂「えっと、なににしようかなぁ」

憂「お姉ちゃんに聞いてみよう」



憂「おねえちゃーん」

唯「」バシャバシャ

憂「どうしたの、そんなに顔洗って」

唯「…ぷは。…ううん、ただ洗いたくなっただけだよ」

憂「?そっか」


唯「それで、晩ごはんのことでも聴きに来たのかな?」

憂「え?そうだけど、よく分かったね」

唯「憂のことならなんでもわかるよ」

唯「…憂が知らないことまでね」

唯(特ににおいとか)

憂「!」

憂(お姉ちゃんたら…!)

憂「そ、それでなにがいいかな」

唯「うーん……じゃあ」

憂「うん」

唯「うい、が食べたいなぁ」

憂「も、もう!ふざけないでよー!」

唯「えへへ、ごめんごめん」

憂「…」ドキドキ

唯(ちぇっ)

~~~

唯「ごちそうさま」

憂「じゃあ片付けちゃうね」

唯「あ、私も手伝うよ」

憂「えっ、いいよ休んでて」

唯「憂と一緒に洗い物したいなぁ」

唯「憂は嫌なのかなぁ」

憂「ち、ちがうよ!」

憂「…じゃあ、お願い」

唯「うん、憂はやさしいね」ナデナデ

憂「えへ、へへ…」

憂(お姉ちゃんのほうがやさしいよ!)

唯(あ、せっかく頭撫でられたのに洗い物したらもったいないことになっちゃうなぁ)

唯(失敗した)

憂「?」

ジャージャー

憂「ふんふ~ん♪」

唯「憂、機嫌いいね」

憂「えへへ、だってお姉ちゃんと一緒に洗い物してるんだもん。当たり前だよ」

唯「…そっかぁ」

唯「いつもありがとね、憂。これからは私もなるべく手伝うよ」

憂「えー、お姉ちゃんはゴロゴロしてていいよ」

唯「でも…」

憂「いいの!私がやりたくてやってることだから!」

唯「うい……ありがとっ!」ギュッ

憂「ふわっ」

唯「憂はかわいいなぁー」撫でてあげたり

憂「ちょ、ちょっと恥ずかしいよ…」

唯「よしよし」

唯(よし、匂いを付けられた)


唯「じゃあ部屋行ってるね」

憂「うん」

唯(じっくり堪能するとしよう)

憂「…」

トントン

憂(最近お姉ちゃんかっこいいなぁ)

憂(今日なんて洗い物手伝ってくれたし)

憂(なんだかクールで大人っぽいし)

憂(どうしたのかな…)

憂(ま、まさか彼氏とか…?)

憂(…しょうがないよね…お姉ちゃんかわいいもんね…)

憂「…はぁ」


唯「ああっ、ういぃ!いい匂いだよぉ!」クンカクンカ

唯「んぅ~っ!っはぁ!」

唯「だめ、我慢出来ない…」

唯「…」ムラムラ

唯「…少し、しちゃおっかな」

唯「んしょ…」ヌギヌギ

コンコン

唯「」バババッ!!

憂「お姉ちゃん、いい?」

唯「うん」

憂「おじゃまします…」ガチャ

唯「なあに?」

憂「あの、その…」

憂「えと……」

唯「…ねぇ憂、一緒に寝よっか?」

憂「う、うん!」パァ

憂「じゃあ、ごめんね」

モゾモゾ

唯「…」

憂「…えへへ、ありがとね。お姉ちゃん」

唯「どうして?」

憂「お姉ちゃんやさしくしてくれるから」

唯「そんなことないよ」

憂「ある!」

唯「…ふふ、じゃあそうしとくよ」

憂「うん!」

唯(もうかわいいなぁこの子ったら!)スンスン



憂「……」

唯「……」

憂「ねぇお姉ちゃん、ちょっと聞いてもいいかな…?」

唯「なあに?」

憂「その、勘違いだったらごめんね」

憂「…最近、なにかあった?」

唯「…?」

唯(まさか、ばれちゃったかな…)

唯(嫌われちゃったら匂いを嗅ぐこともできなくなっちゃうよ!)

唯(どうしよう…)

唯「どうして?」

憂「だって、最近お姉ちゃんちょっと雰囲気違うから…」

唯「変だった?」

憂「ううん、ちょっとかっこいい……かも」

唯「照れちゃうよ」

憂「えへへ……でも、その、気になっちゃって」

唯「なにが?」

憂「か、彼氏さんでも…出来たのかなぁ、なんて…」

唯「……まさか、そんなわけないよ」

憂「ほんと?」

唯「うん、だって私には…憂がいるからねー」

憂「わ、私は真剣に…」

唯「私も真剣だよ」

憂「えっ…」

唯「ふふー」ニコ

憂「っ!もう!私寝るからね!」プイッ

唯「あー、ごめんね憂」

憂「ふ、ふんっ」

唯「…」ギュ

憂「!お、お姉ちゃん」

唯「……おやすみ」

憂「…うん」

唯(あ~いい匂い…)クンカクンカ


唯「…」

憂「zzz…」スヤスヤ

唯「」クンカクンカ

唯「…」

唯(こんなに憂の匂いを嗅がされちゃおさまらないよ~)

唯(うーん)

唯「…」ムラムラ

唯(ちょっとごめんね、うい)

唯「…えい」

スリスリ

唯「んっ」

唯(これすごい……やば…)

スリスリ

唯「あぁっ」

唯(声でちゃう…)

憂「…ん…」

唯(もっとやりたいけど……これ以上やったら憂起きちゃうなぁ…)

唯「…」ムラムラ

唯(う~我慢がまん!)

唯「…」ムラッ

唯(…寝ちゃえば平気!)

唯「……羊が一匹、羊が二匹…」ブツブツ

唯「……」

唯「」クンカクンカ

~~~

「…えちゃん、お姉ちゃん起きて」

唯「んぅ………」クンクン

憂「朝だよ」

唯「ん……」パチ

憂「顔洗ってきてね、ご飯出来てるから」

唯「うん…わかった」

憂(こういうところはやっぱりお姉ちゃんだ)

憂(よかった)

憂「じゃあ待ってるね」

唯「うん……」

パタン

唯「……さて」

唯「パンツぱんつ……」ゴソゴソ


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最終更新:2010年10月22日 00:30