唯「はぁっ…憂っ…憂っ」

足をお姉ちゃんの肩に乗せているのでお腹が苦しいです。

ぐちゅぐちゅとお尻の中から粘膜が擦れる感触がします。

腸液か、もしかしたら宿便かもしれません。

潤いができた事でお姉ちゃんは私が感じていると思ったらしくさらに運動を早めました。

憂「ん゛っ…うぁ…」

唯「はぁっ…憂ぃ…大丈夫?」

憂「大丈夫だからっ…続けていいよっ」

唯「はむっ…はぁ…ふ」

憂「ぁうっ…!」

苦しい。痛いです。裂けそうです…っ。

唯「ういー…可愛いっ…はむっ」

暗黙の了解でクンニをした後はキスをしません。代わりにお姉ちゃんは頬や首を甘噛みします。

お尻が裂けるように痛いです。

今更止めようとも言えません。あんなにも十分にほぐしたのに初体験の時のように痛みます。

膣の時の痛みとは少し違い、吐き気に近いものが感じました。

人間の本能なのでしょうか。指とはいえ、肛門は膣とは違いいれる場所ではありません。

痛いから潤そうと腸内から液体が出始めます。

お姉ちゃんは左手を抜いて私の背中に手を回します。

最後の体制です。ただ、いつもと違うのは足を肩に置いてるためお姉ちゃんとぴったりと抱き合えないことと、挿れている場所。

膣の快感がないためこれからは肛門の違和感を耐えるしかありません。

唯「ういー、大丈夫?」

憂「んんっ…平気だよっ…。」

唯「よかったぁ…ちゅう」

お姉ちゃんはずっと私の心配をしてくれます。

ひとつの事に夢中になりやすいお姉ちゃんなら本当なら本能に身を任せてしたいようにしたいかもしれません。

そんなお姉ちゃんだから、私も身を任せられます。

今回は苦しいけれどそんなお姉ちゃんを見てれば耐えられます。

憂「お姉ちゃん…ちゅうして?」

唯「ん…でもばっちいよ?」

憂「…。」

枕元に置いておいた私のパジャマで顔を拭いてあげます。口の中はこの際もう気にしません。

唯「えへへ、」

唯「ういーはむはむ。」

憂「べー。」

唯「んっ…くちゅっ…ちゅう」

覚悟はしていましたが変な味がします。ちょっと汚いけれどキスをしながらさりげなく涎を出してまたお姉ちゃんの舌と絡めます。

そうしているうちにだんだんお姉ちゃんの唾液の味だけになりました。

て言うかお姉ちゃんは普段なんも躊躇もせずそれを舐めているんですね。

唯「はぁっ…可愛いよぉー憂ー…。」

憂「んっ…ちゅぱ…」

唯「ういー。ういうい」

私の名前をいっぱい呼んで、可愛いといってくれて恥ずかしいけど嬉しいです。

お姉ちゃんの指が肛門に入ってけっこう時間が経ちました。

痛いけれどたまに何も感じなくなる時があります。

膣で感じるのとは少し違う…。お腹の…内臓が一瞬で熱くなる感覚と似ています。

唯「ふぅー…」

お姉ちゃんがバテてきました。

唯「んちゅ…うい…」

憂「お姉ちゃん…大丈夫?」

唯「大丈夫だよ、痛くない?」

憂「私は…平気だよ?」

お姉ちゃんが指を止めたので、痛みはなくなりました。

なんだかもう普通に入っている事がすごいです。

唯「やっぱりお尻だけじゃ無理なのかなあ?」

お姉ちゃんがすごく残念そうに言います。

膣だって初めてからの絶頂は難しいと思います。

私が今みたいにイけるようになったのも長年お姉ちゃんが抱いて、慣れさせていったからです。

しょんぼりするお姉ちゃんの頭をなでなでしました。

唯「ういー…。」

唯「ごめんね、やっぱちょっと離れちゃうね。」

抱きしめあっていた体を離し左手でさわさわと下腹部を撫でます。

憂「ん…お姉ちゃん。」

唯「ずっと見てるから、憂の顔。」

そう言ってお姉ちゃんはゆっくりと指を膣内にいれました。

憂「あ…んっ…!」

ガクガクと激しく左手を上を突くように動かします。

憂「あっ…お姉っ…」

唯「…じー…。」

宣言通りお姉ちゃんは私の悶える様子を一瞬も逸らさず見つめます。

涙目で視界がぼやけても尚こっちを向いてます。

憂「んっ…はあぁっ…」

お尻が苦しいです。それでもいくらか慣れた分、膣の快感の方が強くでてきました。

右手を上に、左手を下にお姉ちゃんの両手が膣と肛門の中で重なろうとしています。

憂(…痛っう…)

痛いなんて絶対言えません。お姉ちゃんが私の表情をじっと見つめている。

いつもみたいに強くハグして顔が見えないのを言いことにしていましたが今回は丸見えです。

憂「んっ…あっ…」

唯「憂ー。口がぱくぱくしてるよ?」

憂「だって…っ」

唯「憂のイく顔…初めて見るかも…」

憂「んんっ…お姉ちゃん…っ」

また、お尻が変な感覚になります。今ならこのままピストン続けても大丈夫かも…。

唯「はぁっ…うい」

さらに加速します。角度がちょっと変わってまた痛くなってきました。

あ…なんだかだんだん変な感じになってきました。

膣の方が気持ちよすぎてお尻の異物感も気にならなくなって…。

いや、確かにお尻に入っているのは分かります。でも快楽とまではいかないけれど、このままならイけそうです。

憂「お姉ちゃんっ…来ちゃうっ…」

唯「うんっ…!頑張る」

ぜえぜえ息を切らしながらお姉ちゃんの両腕が動きます。

憂「お姉ちゃんっ…」

手を伸ばしお姉ちゃんの顔を包みます。

唯「憂っ」

憂「お姉ちゃんっ…!」

憂「あぅっ…ダメ来ちゃう…っ」

憂「お姉ちゃんっ…んぁ、~~~~っ!!」

膣につれ肛門もぎゅううと縮まります。

お姉ちゃんは肛門に繋がる指を奥へと押し付けました。

絶頂を迎える時、思わず顔を背けてしまいお姉ちゃんがどんな表情で私をそうさせてるか見えませんでした。

憂「ぁ…んっ…~~~~!!」

膣内が痙攣します。がくがくと震わせイく瞬間止まり、その後またビクンビクンと大げさに腰を上下させます。

唯「ふうー…。」

お姉ちゃんも大分疲れたらしく息を切らします。

結局お姉ちゃんの望み通りお尻だけではイくことができませんでした。

唯「ういー。」

憂「ふぅ…ふぅ…なあに?」

唯「抜いていいかな…?」

憂「うん、…ゆっくり、ね」

唯「…そぉ~と、」

憂「…んっ…はぁ」

両手が抜かれ一気に力が抜けました。

唯「お風呂はいろっか?」

憂「うん」


今日はずいぶんと汗をかきました。パジャマも着ないでとりあえず裸のまま脱衣所に向かうことにしました。

憂「お姉ちゃん電気つけるよ?」

唯「ん、待って待ってっ」

憂「?どうしたの?」

唯「…憂は見ないほうがいいよぉ」

そう言ってお姉ちゃんは枕にしいたタオルを丸めてゴミ箱に捨てました。

先に入っててと言われたので素直に従います。

憂「…ん。」

なんだかお尻が変な感じがします。お姉ちゃんもまだ来ないしと思いトイレに向かいました。


――――



唯「えへへ、お邪魔しまーす。」

憂「どーぞっ」

部屋の掃除を終えたお姉ちゃんが来ました。

すでに体を洗い終えた私は浴槽の淵にあごを乗せ、お姉ちゃんが体を洗う様子を眺めます。

お姉ちゃんも私も殆ど同じ、…むしろティータイムをしている分余計にカロリーを摂取しているのにお姉ちゃんの方が痩せています。

太ももや二の腕は適度な太さで触ってみたいなとも思います。

憂「ふふっ」

唯「ほぇ?」

憂「お姉ちゃんがお姉ちゃんでよかったなーって。」

唯「私も憂が憂でよかったよぉ。…よっと。」

体を流し湯船に足をかけます。

憂「お姉ちゃん…おいで?」

唯「うんっ」

両手両足を広げ、その間に背中を向けてお姉ちゃんが座りました。

ざばーとお湯が一気になくなります。

唯「ふわぁ…背中が極楽だぁ」

憂「…もうっ」

背中をぐいぐいと私の胸に押し付けます。お返しにぎゅっと抱きしめました。

憂「お姉ちゃん…ごめんね」

唯「何が?」

憂「その…タオル捨ててたでしょ?」

唯「うん。」

憂「汚れてたの…?」

唯「…どーだろーねー。」

憂「その…アレとか…。」

唯「…。」

唯「憂は気にしなくていいんだよっ」

否定しないって事はやっぱり付いていたのかな…。

さっきトイレ行ったときもお尻から水に近い…のが出てきたし…。

唯「憂、今日は私のベットで寝ようねー。」

憂「うん…。」

ベットも悲惨な状態なんだあ…。

憂「シーツとかもクリーニングだした方がいい?」

唯「んー念の為…。」

憂「お姉ちゃんの枕は?」

唯「あれはそのまま取っておくよぉ~」

憂「!めっ!」

唯「ちえー」

もう自分の部屋に戻るのが怖いです。

唯「ういー。」

憂「なあに?」

唯「お尻…気持ちよかった…?」

憂「え…えーと、まだ…気持ちいとかは分からないかな?」

唯「そっかー。」

憂「私は…お姉ちゃんとぎゅってできれば満足だし。」

唯「えへへ」

後ろを向いてるからお姉ちゃんの表情は分からないけれどきっと笑顔だと思います。

唯「うーいっ」

憂「お姉ーちゃんっ」

唯「ういーすりすりー」

憂「んっお姉ちゃんっ」

お姉ちゃんは体の向きを変え私に抱きつきました。

髪の濡れたお姉ちゃんはちょっと色っぽいです。

唯「うい、ちゅー」

憂「んー。」

えっちも嫌いじゃないけれどお姉ちゃんとはこうして一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり、ご飯を食べたりと

なんて事ない日常を共に過ごすのが一番好きです。

唯「またお尻でしていいー?」

憂「うーん、なんでお姉ちゃんはお尻でしたがるの…?」

唯「ふも?」

唯「むむ…。んー…。」

憂「…。」

唯「憂…だからかなあ?よく分かんないやあ。」

憂「汚いとか思わなかったの?」

唯「憂のならなんだって平気です!」

憂「でも枕は捨ててね?」

唯「…うん。」

お姉ちゃんそこでしょんぼりしないでよぉ。

そんな汚いものとっておくなんて気が知りません。

憂「…そろそろお風呂上がる?」

唯「あーい」


お風呂から上がり着替えるときまだお尻にお姉ちゃんの指が入っている気がして変な感じでした。

浴室にいるときもおならがでちゃいそうで気になって仕方がありません。

今は…普通にする方がいいかなあ…?

唯「ういー寝ようー?」

憂「うん!」

後日、お姉ちゃんの懸命な開発によってお尻でも感じれるようになったのは別のお話。

憂「お…お姉ちゃん…もっとぉ…」

唯「…またそっちがいいのぉ?」


おしまい



最終更新:2010年10月25日 23:54