律「そうそう何か夜中の3時にさ…」
唯「へえ~怖いね…」
澪「やめちくびいいいいいい!!!!!」
紬「澪ちゃんちょっとうるさい」
梓「本当にひとかくなんてあるんですかね?」
律「あるぞー!何やらやった人は闇に引きずりこまれるとか!」
澪「ひいいいいいい!!!!」
紬「だから澪ちゃんうるさい!」
唯「私…やってみようかな…」
律澪紬梓「おぉ!?」
あ
あ
あ
唯「何か面白そうだし」
紬「ゆ、唯ちゃんやめた方が…」
律「よーし!決定!唯頑張れよー!」
梓「だ、大丈夫なんですか!?」
唯「大丈夫だよー多分」
律「何かあったらメールしてこいよ唯」
唯「うん、わかった!」
澪「怖い怖い怖い怖い…」
律「ははは!夜が楽しみだ!」
夜
唯「えーと人形に包丁に…」
唯「よしこれで準備完了」
唯「さて隠れるか…」
唯「うーんどこに隠れよう…」
唯「よしクローゼットに隠れよう!」
唯「ふぅ…これでよしと…」
唯「律ちゃんにメールでもするか…」
唯「ひとかく始めたよー律ちゃん!送信っと…」
唯「………」
ブルルル
唯「あ!律ちゃんからメールきた」
律<頑張れ!何かあったら助けにいくからな!私の応援動画を見ろおおおおお!!!
唯「はははははは」
唯「………」
唯「テレビはまだついてるね…」
唯「うぅこのまま何も起らなそうだよ…」
唯「澪ちゃんにメールするか」
唯<澪ちゃ~ん!今ひとかくやってるんだけど…
ブルルル
澪<やめろやめろやめろやめろやめろやめろ
唯「澪ちゃん…完全に壊れてる…」
唯「澪ちゃんはもう駄目だ…」
バタン
唯「え!!!?」
唯「今ドアの音が…」
唯「き、きき気のせいだよね、はは…」
唯「………」
唯「何も起らない、そう何も起らない…」
ブルルル
唯「ん?メールだ」
唯「あ!あずにゃんからだ」
梓<先輩大丈夫ですか?何かあったらすぐ連絡してください
唯「うぅあずにゃん、あんたは本当良い後輩だよ…」
唯<あずにゃん!今のところは大丈夫、心配してくれてありがとねあずにゃん
唯「終わったらあずにゃんにキスしてあげなきゃ」
唯「はあ~あ…眠くなってきたなぁ…」
唯「………」
プツン
唯「…ん?」
唯「…て、テレビが消えた?」
唯「まさかそんな…」
唯「…ひ、ひとかくなんで嘘っぱちのはず。なのに本当にテレビが…」
唯「………」
唯「ど、どうしよう…」
唯「や、やややめようかな…」
ブルルル
唯「ひっ!!!」
唯「…め、メール」
唯「ムギちゃんからだ…」
紬<唯ちゃん大丈夫?何か起こってない?
唯「お、起こったよムギちゃん…」
唯<ほ、本当にヤバいかも…テレビが突然消えたし…
唯「………」
唯「始まってから30分か…後1時間半、もうちょっとだけ様子見てみようかな」
唯「………」
ブルルル
唯「ん?」
唯「またメール…ムギちゃんからだ」
紬<本当に!?助けに行った方がいい?
唯「む、ムギちゃんこんなに心配してくれて…」
唯<大丈夫!怖いけどもうちょっと頑張ってみる!
唯「…といっても滅茶苦茶怖いよう」
唯「ん?もう一通メールが…」
唯「…あれ、送信者不明?」
唯「画像が添付してある…」
ピッ
唯「………」
唯「この画像は…」
唯「!!!!!」
唯「わ、私の家…」
唯「一体誰が…」
唯「ど、どうしようやっぱり止めた方が…」
唯「とりあえず律ちゃんにメールを…」
唯<律ちゃん!何かヤバそうだから止めたいんですけど!!!
唯「……はぁはぁ…何か苦しい…」
唯「………」
ブルルル
律<唯!大丈夫か!!!!危ないなら止めろ!でも最後に隠れてるとこのすき間から写メとっといてくれ!!!
唯「り、律ちゃん写メって…」
唯「しょうがない、撮ってみよう」
パシャ
唯「…う~ん真っ暗だ」
ブルルル
唯「ん?」
唯「またメール…」
唯「…送信者不明」
唯「また画像が添付してある…」
ピッ
唯「………」
唯「あぁっ!!!!!」
唯「こ、こここれは」
唯「私の部屋の前」
唯「や、やめなきゃ…」
ドッ
唯「え?」
唯「今の音は」
唯「と、とにかくお風呂へ」
ガシャン
唯「う…暗…」
唯「…ん?」
唯「きゃあああああああああああああ!!!!!!」
クローゼットに包丁が突き刺さっていた
唯「こ、これは風呂場にあったはずの包丁!!!」
唯「なんでここに」
唯「は、早くやめなきゃ…」
唯「…はぁ…はぁ」
唯「な、何か苦しい…」
唯「うぅ…」ヨロヨロ
ギィ
唯「はあ…あ…」
唯「…よし、廊下には誰もいない」
唯「とにかく浴室へ…」
唯は階段をヨレヨレになりながら降りた
唯「やめなきゃ…やめなきゃ…」
唯「………」
唯「……はぁ…着いた」
唯「えーと終わり方は確か人形に…」
唯「!!!!!」
唯「…あれ?に、人形が…ない!?」
唯「…はぁ…人形は…ど…こ……」
?「おい」
唯「へ?」
ゴッ
唯「うっ!!?」
?「………」
唯「…あ……あぁ…」
唯は気を失った
翌日
ガラ
紬「律ちゃん!」
律「む、ムギ!唯は!?」
紬「そ、それが昨日メールを送っても途中から返ってこなくて…」
律「くっ…ムギもか」
紬「じゃ、じゃあ律ちゃんも…」
律「いや私は…」
紬「え!?」
律「一通だけメールが…」
紬「本当!?一体どんなメールが!?」
律「それが画像が一枚だけ…」
紬「み、見せて!」
律「……うん」
紬「……?」
律「これなんだけどさ…」
紬「………」ジー
紬「…!!!!!!」
紬「こ、これって…」
律「……私もはっきり分からないけど…」
紬「…ど、どうしよう唯ちゃんどうなちゃったの?う…うぅ」
律「な、泣くなムギ!まだ何かあったわけじゃ…」
紬「だって…だって唯ちゃんが…う…」
律「と、とにかく放課後部室で話し合おう」
紬「……うん」
唯「…ん……うぅ」
唯「あれ私…」
唯「そうだ!昨日ひとかくしてて、それで…それで……」
唯「…それで」
唯「うっ!!」ズキッ
唯「頭痛い…」
唯「………」
唯「…時間は」
唯「!!!!」
唯「もうこんな時間!早く学校行かなきゃ」
唯「………」
唯「…昨日のこと何も覚えてないや」
唯「け、結局何もなかったんだよね」
唯「………」
唯「よし準備完了!早く行かなきゃ!」
唯「はぁ…はぁ…」
唯「よし間に合った!」
ガララ
唯「あ!律ちゃんおはよ~!」
律「………」
唯「……律ちゃん?」
律「………」
唯「り、律ちゃんどうしたの?無視しないでよ!」
律「…ははは」
唯「へ?」
最終更新:2010年01月28日 23:20