憂「……」
唯「……イブールってさ……」
憂「……うん…」
唯「……ワニだよねぇ…?」
憂「……ワニだねぇ…」
唯「だからへびておとこをあんなに重用してたんだ…」
憂「爬虫類だからね……」
唯「……」ピッピッ
憂「……」
イブールのかがやく息!全員に100のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ういの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!
唯「……」
憂「……」
唯「……どうしてだろう…」
憂「……なにが?」
唯「ゲマ戦と違ってぜんぜんやる気でないんだけど……」
憂「…奇遇だねお姉ちゃん……私も全くやる気出てないよ……」
唯「なんでだろうねぇ…ぜんっぜんラスボスって感じがしないんだけど…」
予想通り!
14ターン後!
ゆいの攻撃!イブールに150の攻撃!
イブールを倒した!
唯「……特に山場もなく終わっちゃった…」
憂「これは流石に弱すぎだよ…絶対ラスボスじゃないでしょ…」
イブール「こ、こうなる事が運命だと言うのか……すべてはわれらの神……ミルドラースさまの予言どおり……」
唯「…や、やっぱり最後のボスじゃないよ!このワニ!」
憂「…最後のボスだったとしたらちょっと肩透かしすぎだよね……弱すぎるもん…」
超展開!
イブール「ゆいよ……お前の母マーサは今魔界にいる……助けたければ魔界に行くがよい……今このわしが魔界への道を通じさせてやろう…」
唯「……え…?ちょ、ちょっと!なにこのご都合展開…?」
憂「…なんか……いい人っぽいね……ワニだけど……」
イブールの背後からなんとゲマが現れた!
ゲマ「ほっほっほっほ。見苦しいですねぇイブール…」
唯「……げ、ゲマ!?……なんで…?」
ゲマ「あなたはいつまで大教祖のつもりですか……?」
イブール「……な、どういう意味だ……!ゲマ!」
ゲマ「ミルドラース様はあなたを捨てたのですよ?その後始末のために私が来たんです…」
イブール「なんだと…!そんな馬鹿な!?……み、ミルドラースさまぁぁあぁあぁ!!!」
ゲマはメラゾーマを唱えた!
イブール「ぎょえええええええええ!」
イブールは塵となった!
ゲマ「ふっふっふ。ゆい…今は好きにするがいいでしょう……ですが、いずれこの世界はミルドラースの物となる…それまでせいぜいつかのまの幸福を…」
ゲマは次元の彼方に消え去った!
なんと足元に命の指輪が落ちていた!
唯「………………」
憂「………………」
唯「……ごめん……。全く話についていけないんだけど……」
憂「……う、うん……。私もさっぱり話が……。……シナリオ担当者の心が折れたのかなぁ……」
唯「ゲマってメラゾーマで人を殺すの好きだよね…」
憂「お父さんの時もメラゾーマだったからね……」
唯「……でもお父さんの時とイブールの死に様って全然違うよね……心打つものが無いって言うか……」
憂「……でも叫び声は似てたよね…」
パパス『ぬわあああああああああああああ!!』
唯「…………」
憂「…………」
家族集合!
唯「……はぁはぁ」スタスタスタスタ
憂「……いよいよだね。お姉ちゃん…」
唯「……うん…。ついに、ついに家族がそろうんだよ…」スタスタスタ
憂「…やっぱり………家族は一緒にいなきゃ…!」
唯「…………うん!」
ダッダッダ
唯「…………ビアンカちゃん…」
憂「………………」
部屋を覆っていた邪気が徐々に晴れてきた!
ビアンカに良く似た石造が光を放ちはじめた!
唯「…つ、ついにくるよ!」
憂「う、うん……」
ビアンカに良く似た石像が閃光を放った!
ビアンカ「あ、あれ……?わたしったら今までなにを……?あ、ゆい……それにひらさわ…?うい…?」
なんと石像はビアンカだった!
10年もの歳月を経て今、まさにビアンカが よみがえったのだ!
唯「……う、うぅ……」
憂「……10年もの間…………これからは……ずっと一緒だよ……!」
唯「……こ、この再開は…反則だよ……」
憂「……わ、私もうるっときちゃった……」
同い年!
唯「……あれ?10年って言った…?」
憂「う、うん。それがどうしたの…?」
唯「これでゆいとビアンカちゃん同い年じゃない…?」
憂「え?何で?」
唯「だって、ゆいは8年間石化して、ビアンカちゃん10年間でしょ?もともと2歳違いだったんだから、これで同い年でしょ?」
憂「戸籍上は変わらないよ?」
唯「…そ、そんなリアルな話持ってこないでよ……」
マーサ!
唯「子供達と会話しながら帰るのは楽しいねぇ……」
憂「ふふ。ひらさわもういもビアンカちゃん一緒にお風呂に入りたくて仕方ないって!」
唯「やっぱり子供は両親と一緒にいなきゃ!ねっ!」
なんと命のリングから声が聞こえてきた!
マーサ「……ゆい。 ……ゆい」
唯「……えっ!?あ、マーサだ!」
マーサ「私の名は、マーサ。ゆい 私の声が聞こえますか?」
唯「あわわ……」 →はい ピッ
憂「お、落ち着いて…」
マーサ「あぁ!わたしの…この母の声が聞こえるのですねっ!」
唯「き、聞こえてるよ!マーサ……っお母さん!」
マーサ「ゆい。大きくなったお前の姿を この母はどんなにみたいことでしょう!」
マーサ「しかしそれはしてはいけない願い事…たとえ伝説の勇者でも魔界の大魔王には とてもかなわないでしょう……」
マーサ「ゆい。お前にはすでにかわいい奥さんと 子供がいると聞きました。」
マーサ「この母のことなど忘れて家族なかよく暮らすのです……」
マーサ「さぁお行きなさい……もうすぐ夜が明けます。……愛する人が表で待っていますよ」
唯「(……お母さん……………………って…あれ…?)」
憂「(…………夜明け…って……)」
唯「……………………」チラッ
憂「……………………」チラッ
【1月24日(月)07:15:32 】 カチッ
がっこう!
律「おーっす唯!三日ぶり……ってなんだその目……」
唯「あぁーりっちゃんおはよー……」
律「どうしたんだよ?まさかドラクエやりすぎて寝不足かぁ?」
唯「うーん、憂と二人で40分前までプレイしてたよぉ……」
律「ちょっ!徹夜ってことか!?大丈夫かよお前…?受験生として……」
唯「ううーー!りっちゃんに言われたくないよ!こんな直前期にあんなゲーム貸して!」
律「ははは!わるいわるい!……それでどうだった?」
唯「え…?なにが……?」
律「ゲームの感想!」
……
梓「う、うい……大丈夫……?」
憂「うーん、梓ちゃん……眠いよぉ……」
梓「う、うん……眠たそうなのはその目を見ればわかるけど……」
憂「お姉ちゃんとゲームやりすぎて徹夜のまま学校来ちゃったよ……」
梓「流石にハマりすぎでしょ…平沢姉妹……私も人の事言えないけどさ…」
憂「お姉ちゃん大丈夫かなぁ……心配だよ…」
梓「それで…?」
憂「え……?」
梓「面白かった?ドラクエ5」
唯『うん。結局魔王まではまだ倒せてないんだけどさ……』
憂『それでも…。一番大切なものだけは取り返せてよかったよ!』
唯『受験が始まるからしばらくできないけどさ……』
憂『いつか絶対お姉ちゃんと一緒にお母さんを助けに行くの!』
唯『え……?一言感想……?』
憂『うーん…とね……。えへへ……ちょっとはずかしいかも……』
唯『そうだねぇ……うん…。』
憂『……言うよ……?』
唯、憂『『やっぱり家族っていいよね!』』
完!
最終更新:2010年10月28日 23:04