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律「男って……どうすんだよ」

唯「え、驚いてくれないの!?」

律「電話なんだからわかるかー!たしかに声が違う気もしないでもないけどさ」

唯「えー、実際に見るって言っても私…男の子の服もってないよ」

唯「憂もあずにゃんと遊びに行ってていないし…」

律「……」

律「わーったよ。あたしが行くから」

唯「ありがとうりっちゃん!」

律「じゃあまたあとでな」
ガチャ

律「唯が男…?ドッキリでもさせたいのか?」

律「それなら一人で行くより誰か一緒に行く方が面白そうだな」


律「和でも誘うか」 ※安価


律「唯ビックリするだろーなー」ピッピッ

(電話中…)

和「はい、もしもし」

律「あ、和?田井中律だよーん」

和「律?あなたから電話なんて珍しいわね。何かあったの?」

律「実はだな、>>21ってことがあって唯の家に行くところなんだ」

※>>21 唯が男になった

律「唯が男になったらしくてな、一緒に唯の家行ってみないか?」

和「はぁ?唯が男に!?」

律「うんうん」

和「律…」


和「4月はまだ遠いわよ」

律「唯からそう電話が来たんだよ!嘘じゃないって!」

和「……まぁ、いいわ。今日ちょうど暇だったし」

和「律と一緒、ってのもなかなかないしね」

律「おう!じゃあさっそく…」


唯の家の前

律「ついた!」

和「ええ。じゃあインターホンを…」

ピンポーン

?「はーい」ガチャ

律「よう!ゆ……」

律「……………」

和「……………」

唯「いらっしゃいりっちゃん!和ちゃんも来たんだ」


律和「………………誰?」

唯「唯だよぉ」

和「え?あの……唯?」

唯「うん」

律「……マジで?」

唯「男になっちゃったって言ったじゃん、りっちゃんたら~」

律「…4月はまだ遠」
唯「嘘じゃないもん!!」


和「あなた」

唯「?」

和「高校と部活は?」

唯「桜高軽音部」

和「ギターの名前は?」

唯「ギー太」

和「軽音部に入る前にやろうと思っていた楽器は!」

唯「カスタネット!うんたん♪」

和「間違いない。唯だわ」

律「…お見事」

唯「信じてくれた?」

和「ええ…」

律「たしかに、よく見ると唯に近い感じがするかな…」

唯「とりあえず上がって~」


唯の部屋

律「何があったんだ?」

唯「それが…」

律和(ゴクリ)

唯「わかんないんだよね~」

律「おい!」

和「だろうと思ったわ…」

唯「朝起きたらこんなになってた」

律「なんか変な物食べたんじゃないのか?」

唯「違うもん!憂のご飯は美味しいもん!」


和「…とりあえず、お茶入れてくるわね」

唯「あ、ありがとー和ちゃん」

律「…なぁ、ここ唯の家だろ?」

唯「うん」

律「なんで和が…」

唯「和ちゃん頼りになるよねぇ」ニコニコ

律(ダメだこりゃ)

唯「和ちゃんがお嫁さんになってくれたらいいのに」

律「…唯。男の姿で言うもんじゃねーだろ」

唯「あ、そっか」

唯「このまんまなら和ちゃんと結婚できちゃうもんねー」

律「…………は?」

律「唯、お前もしかして…」

唯「え?あ、ん?あれ?私何言ってるんだろ?」カァァ

ガチャ

和「お茶入ったわよ」

和「…唯。顔赤いけど、どうかした?」

唯「え?そ、そうかな?」

和「男になった副作用とかじゃないわよね!?熱は…」

唯「だ、大丈夫大丈夫!」

律(唯のこの慌てよう…)

律(和連れてきて正解だったか?)ニヤ

唯「ほ、ほほ、本でも読もうか!」

和「?どうしたの、いきなり」

唯「ううんなんでもないよ!わぁー和ちゃんのいれたお茶美味しいなー」アセアセ

唯(なんだろう、いつもより和ちゃんが可愛く見えるよぉ…)

唯(これが男の子視点、ってことなのかな…)

律「しっかし唯の部屋、漫画しかないじゃないか」

唯「え?いや、漫画以外もあるよ!」

律「ほーぅ。何があるんだ?」

唯「えっと…これ!」

律「なになに…」

律「…絵本ばっかじゃないか」

和「白雪姫、眠れる森の美女、かえるの王子様…全部小学校低学年向けね」

唯「私はちゃんと漫画以外ももってるんだよ!」フンス

律「……」


和「…なっつかしーい!これ…小さい頃唯と一緒に読んだわね」

唯「え?」

和「唯と憂と私で絵本読んで…ふふ、楽しかったなぁ…」

律「和と唯は幼なじみだもんな。」

律(あたしも小さい頃…澪とよく遊んだなぁ)



ちび律「ねーねー澪ーみぃおぉ」

ちび澪「なに?律」

ちび律「この箱開けてみて!」

ちび澪「?」

ちび律「はっぴーばーすでー!」

ちび澪「…律…」パカッ

びよーんっ
ちび澪「ふぇッ!?」

ちび律「はっはっはー!引っかかった引っか……澪?」

ちび澪「 」

ちび律「み、みお?みおー?」



律「…………」
律(あれ?もっといい思い出……あれ?)

和「…律?どうしたの?」

律「え?ああ!や、なんでもないよ!なんでもない」

和「?」

唯「……」

唯(白雪姫…眠れる森の美女…かえるの王子様…)

唯「わかったぁ!!」バンッ

律和「!?」ビクッ

唯「呪いを解くには王子様とちゅーをすればいいんだ!」

律和「………え?」


唯「だから、王子様とちゅーを…」

唯「ちゅー……」

唯「…………ん?」

律「………」

和「………」

唯「ねぇ」

唯「ちゅーってキスだよね?」

律和「」コクリ

唯「…誰に?」

律「…いや、お前が言ったんだろ?」

和「とゆうか、そんな方法で元に戻るの?」

唯「わ、わかんない…」

律「そんなのおとぎ話だろー実際そんなこと起こるわけないじゃんか」

唯「でも、本当に男の子になっちゃったし…」

和「じゃあ試してみるの?」

唯「う、うん…」

和「唯にとっての王子様って、誰?」

唯「あ………」

律(唯!チャンスじゃないか!)

唯「………」

律(…あーもー焦れったい!!)


律「唯と和、ちょっと試してみなよ!」

唯「え、ええ!?」
唯(りっちゃん何を!?)

和「私?」

律「うん!」

和「…唯はどう思う?」

唯「え?その…」

律(行け!唯!)

唯「………た…」

唯「試して…みる?」

和「唯がいいなら…可能性は低いけれど…」

唯(まさか…ファーストキスが和ちゃん…!)ドキドキ

和「…」

──チュ

唯「!!」


律(チィッ、やっぱ唇じゃなくてほっぺか!)

唯(ほ、ほっぺ…だよね。何期待してるんだろ私…)

和「…変わらないわね」

唯「…う、うん…」

和「律もやってみたら?」

律「あたし?」

和「私が唯の王子様じゃなかっただけかもしれないしね」

和「この場合、唯は男の子だから…お姫様かな」


律「そうだなー唯。いいか?」

唯「うん…」

唯(私のお姫様は…和ちゃんじゃないのかな)

律「んじゃいくぞー」

律(キスなのに軽いなー。元が女どおしだからな)

チュ

唯「……」シーン

和「戻らない、か…」


律「誰なら戻るんだー?」

?「ただいまー」

?「おじゃましまーす」

和「あ…憂、帰ってきたんじゃない?」

唯「あ…うん」

ガチャ

憂「お姉ちゃんただい……」

梓「唯せんぱ………」

和「おかえりなさい」

唯律「おかえりー」

憂梓「…………誰ッ!?」

和「唯、憂に言ってなかったの!?」

唯「あ、私が起きる前に憂出かけちゃって…えへへ」

和「はぁ…まったく」

説明中

憂「お姉ちゃんが…男の子に!?」

梓「本当に唯先輩なんですか…?」

唯「そーだよー」

梓「私のあだ名は?」

唯「あずにゃん」

梓「本物だ…」


律「そうだ。梓たちもやってみれば?」

梓「何をですか?」

律「お姫様のキス」

憂「え、き、キ…っ!?」

説明

梓「…まぁ、可能性があるのなら…」

梓「唯先輩、いきますよ」

唯「うん。お願い」

憂「……」

梓「…憂…少し、あっち向いてて」

憂「え、うん…」

──チュ

律「…戻らねーなー」

唯「うん…」

和「次、憂やってみる?」

憂「……」

唯「憂?」

憂「………」

梓「うい!」

憂「は、はいッ!」

梓「終わったよ」

憂「う、うん…」ホッ

律「………」


唯「じゃあ憂、お願い」

憂「ん、いくよお姉ちゃん」

チュ

梓「…戻りませんね」

律「そりゃあ姉妹だしなー」


和「…まぁ、今日はここまでにしましょうか。 もうこんな時間だし」

律「うわっ、本当だ真っ暗!」

和「明日も休みだし…唯、憂、大丈夫ね?今日1日はこのままだけど」

憂「あ、はい!」

唯「……」

律(唯、行け!唯!)チョン

唯(……わ、わかった)

和「じゃあ唯…」

唯「の、和ちゃん!」


和「なに?」


2
最終更新:2010年01月25日 22:53