律「私には萌え要素が足りない!」

澪「どうしたいきなり?」

紬「律っちゃん可愛いよ?」

律「それだけじゃ不十分なんだ!」

梓「"可愛い"というの否定しないんですね」

唯「でも人気あるからいいじゃん」

律「いやだ!」

澪「強いていうなら元気っ娘か?」

律「扱いを間違うと単なるウザキャラになるんだよなー」

紬「あぁ…」

梓「あぁ…」

唯「むー…」

律「お前ら…」

唯「ムギちゃんはおっとり天然?」

澪「百合属性が大きいな」

梓「でも5人とも百合成分無いですか?」

律「誇張されてるだけだって」

唯「何でー?」

澪「それはだな」

律「百合=男に興味が無い=処女という図式が成り立つからであーる!」

唯「なるほどぉ!」

梓「中の人たちがよく使う手ですよね」

紬「えっ!?」

律「えっ!?」

澪「えっ!?」

唯「なるほどぉ!」

紬「澪ちゃんはツンデレだよね」

澪「ツン少なめだけどね」

唯「あずにゃんもツンデレだよねぇ?」

律「あとロリっ娘と妹属性と」

澪「ツインテに黒髪」

紬「たくさんだねぇ」

梓「後出しキャラの特権です」

唯「私わぁ?」

律「ドジっ娘+不思議ちゃん」

唯「ヒロインなのに不思議ちゃん?」

梓「京アニでは一般的です」

律「お前そろそろ帰れ」

律「澪はギャップ萌えかな」

紬「普段はしっかり者のお姉さんタイプだけど…」

唯「怖がりで恥ずかしがり屋さん!」

梓「ですね」

律「正統派のギャップ萌えだな」

紬「そう考えると律っちゃんは…」

澪「うーん…」

梓「何で人気あるんでしょう?」

唯「可愛いからでしょ?」

律「自分でもわからん」

澪「前髪下ろしたときの破壊力か?」

唯「あー」

梓「たまに前髪下ろしとけば良いんじゃないですか?」

律「ホントに帰れ」

紬「まぁまぁ、律っちゃん」

唯「いろいろ試してみよーよ」

澪「だな」

梓「弟さんいますから妹属性は消えますよね?」

律「だな。病弱キャラと優等生キャラも消える」

紬「ツンデレからやってみる?」

梓「1グループにツンデレ3人はどうかと…」

律「だよなぁ」

唯「ヤンデレは?」

澪「やってみよう」

紬「みましょう」


律「アンタは私だけ見てればいいの!
他の女なんていらないの!
アンタに近付く薄汚い女はみんな私が始末してやるんだから!」

澪「あははははは!」

唯「あははははは!」

紬「あははははは!」

梓「ぷっ…」

律「無理」

澪「だよなぁ」

唯「ダメかぁ」

紬「他に王道パターンと言えば…」

梓「高飛車なお嬢様とか?」


律「オーホッホッホ!
  私のセバスチャンにしてあげても良くってよ?」

澪「うーん…」

梓「声質的に品が無いですよね」

唯「あずにゃんそろそろウザイかも」

紬「まぁまぁ、唯ちゃん」



憂「こんにちはー」

律「きたー!一撃必殺」
澪「いるだけで輝く存在」

梓「永遠の安定需要」

紬「ザ・王道」

唯「アイス」

憂「な、何ですか一体?」

唯「実はね…ゴニョゴニョ」

憂「なるほど」

律「そういうワケなのさ」

紬「何か良い案は無いかしら?」

憂「うーん…とりあえずデレてみてはどうでしょう?」

澪「どういうこと?」

憂「何デレにするかはデレ方を見てから決めれば良いかと」

唯「さっすがうぃー」

紬「それでいきましょ」

律「え…?だって…ずっと逢いたかったから…」

澪「うーん」

梓「まだ遠いですね」

唯「だねぇ」

憂「なんかゴメンナサイ…」

紬「まぁまぁ、憂ちゃん」

律「え!?デレちゃダメなの?」

澪「正統派のデレは無しかなぁ」

梓「あだち充のヒロインみたいでしたよ」

紬「ベタベタだね」

唯「むむー…」

憂「元気にデレてみては?」

律「みーお!S○Xしよ!」

澪「ネタに走るなぁ!!」

梓「しかも下ですか」

唯「見損なったよ律っちゃん」

紬「す、するんですか!?」

憂「………」

梓「こういうのはどうでしょうか」

澪「ん?」

梓「他作品のキャラと比較してみるというのは」

律「あー」

唯「ヒロイン格が5人組の作品って何かある?」

紬「ハルヒ?」

梓「いえ、ハルヒはよく知らないそうです」

唯「誰が?」

梓「………」

律「………」

澪「………」

紬「………」

憂「………」



 「………」


澪「ク、CLANNADはどうかな?」

律「う、うん!メインヒロイン5人だし京アニだし!」

唯「さっきの空気なぁに?」

憂「お、お姉ちゃん…」

紬「唯ちゃんはケーキ食べててね!ねっ!」

律「唯は渚?ドジっ娘だし不思議ちゃんだし」

澪「私は杏か智代?」

梓「私もその二人のどちらかです」

律「まぁ、両方とも2人消えたってことで」

紬「私はことみだね」

憂「私は芽衣ですね。あと残るのは…」

律「風子か…」

澪「元気な感じは似てるかな」

梓「何かに"フワフワーッ、ウフフフ"ってしてみるとか」

唯「やっぱりドラム?」

紬「ハイハット一枚でどうかな?」

憂「持ち運べますしね」

律「この曲線美、金色の身体…見てるだけで…フワフワーッ、ウフフフ…」

澪「痛い感じは出てる」

梓「ププッ…」

唯「配るんだよねやっぱり」

憂「ちょっと練習してみましょう」

律「あ、あのさ…」

紬「何でしょう?」

律「これあげる!」

紬「何ですかこれ?」

律「ハイハット!」

紬「え?い、いただけるんですか?」

律「真鍮を叩いて作ったの!!」

澪「無理!」

梓「お腹が…お腹がぁ…」

憂「ただのハイハット職人ですね」

唯「でも萌える人いるかも」

律「ピンポイントすぎるだろ!」

梓「思い切ってネラー受けを狙ってみるとか」

澪「2CH用語とか使うのか?」

憂「あざとすぎるかも…」

唯「とにかく何でもやってみよーよ!」

紬「だね!」

唯「でさぁ!○○が△△でさ!すごいおかしかったんだよ!」

律「ハハ、テラワロス」

梓「こんにちはー」

律「ゴキニャンktkr」

梓「ヒ、ヒドいです!」

律「顔真っ赤だな!半年ROMれ!」

澪「何の話?」

律「澪キターーー!!!お前とは美味い酒が呑めそうだ」

澪「いや、未成年だから」

紬「お茶がはいったよー」

律「お前コーヒー派?紅茶派?」

紬「え?どっちかっていうと紅茶派かな」

律「うはw紅茶厨テラウザスwww」

澪「ヒドすぎだろ!」

唯「しかもちょっと古めの2CH用語だね」

梓「ゴキニャン…」

憂「な、泣かないで梓ちゃん」

紬「もう紅茶は飲みません…」

律「いや、本気にしなくていいから!」

梓「ケータイ小説の主人公風はどうですか?」

律「一番やっちゃダメなパターンじゃね?」

澪「いわゆるスイーツ(笑)だろ?」

紬「律っちゃんがやれば新しいものが生まれるかも」

唯「だねぇ!」

唯「あれぇ?律っちゃん何してるの?」

律「可愛いでしょ?裏原のショップで買ってきたの」

澪「どうするんだそれ?」

律「愛器をデコってやるのさ。頑張ったドラムへのご褒美ってやつ?」

紬「そういえば律っちゃんメイク変えた?」

律「うん。秋色の自分をコーディネートしてみた」

憂「制服の着崩し方も変わったような…」

律「ハイティーンのラブリーピュアをさりげなくビビットに演出してるのさ!」

澪「放課後はもちろん?」

律「自分磨き!」

梓「あきらかに意味分かってませんよね」

澪「さりげなくビビットってどんなだよ」

唯「日本語で大丈夫だよ律っちゃん!」

紬「どうやら日本語のようだよ、唯ちゃん」

憂「あはは…ハァ…」





最終更新:2010年10月30日 02:23