さわ子「ごめんねー待たせちゃって、さっ帰りましょ?」

紬「はい!」ボタボタ

さわ子「あ、またこんなに鼻血出しちゃって。年頃の女の子なんだから気をつけなさい」フキフキ

紬「はい、ありがとうございます」ボタ…

さわ子「ま、ムギちゃんは鼻血垂らしてたとしても充分可愛いけどね」

紬「な、何言ってるんですかもう・・・///」

梓「ほわあぁぁぁっつ!?」

紬「あ、梓ちゃん。私先生と一緒に帰るから、ごめんねー」

さわ子「あら、貴女も居たの?遅くなる前にさっさと帰りなさいよ?じゃあね」スタスタ

梓「・・・え?は?」

梓「な、な、な、何ですかこの展開はぁぁぁぁぁ!?」

梓「さわムギ!?まさかのさわムギ!?ていうか私は年増にも敗北かよぉぉぉ!」

ザクッ

梓「いったあああぁぁぁ!?どこからともなくピックが!?しかも何か書いて・・・」

『次は、急所に当てるわよ?』

梓「・・・」

梓「若々しくて綺麗なさわ子先生とはいえ、悔しいよぉぉぉ!一人なのは私だけだよぉぉぉ!うわあああぁぁぁぁぁん!」

純「・・・梓?何大声で叫んでんの?」

梓「え?」

純「やっぱり梓だ、何騒いで・・・ていうか血だらけじゃん!どうしたの!?」

梓「うええぇぇぇん・・・純ー!」

純「と、とにかくうちにでも来なよ!ほら、こっちだから!」


梓「・・・結局、一人なのは私だけで、皆して仲良くいちゃこらしやがってるんだよ・・・うぅ・・・」

純「・・・何だ、とりあえず殆ど紬先輩の鼻血だった訳ね。まぁ梓が大きい怪我してるとかじゃなくて良かったよ」

梓「全然良くないよ!」

純「まぁまぁ、そうやっていちゃつくだけが人生じゃないでしょ。私だって一人身な訳だしね」

梓「純は、全然羨ましいとか思わないの?」

純「まぁ全く思わない訳じゃないけどね、でも私は本当に好きだと思える人が相手じゃないと意味無いんじゃないかなーって」

梓「そっか・・・私、最低だね」

純「梓?」

梓「欲望のみに任せて暴走しまくって、人のパンツ盗ったりして、その癖こんなこと言って・・・」

純「梓、そんなことしてたのか・・・」

梓「こんなんじゃ、そりゃ一人身だよね・・・私のこと好きになってくれる人なんて、居る訳ないよ・・・」

純「梓はさ、本当は本命とか居たりするの?」

梓「・・・うん、好きになっちゃった人、居るかも」

純「私?」

梓「・・・」

純「あれ、違った?」

梓「・・・普通、そういうこと自分で言う?」

純「んー。でも今こんなに優しくされて好きになっちゃっても、おかしくはないかなって」

純「それに、そうだったら私は嬉しいな」

梓「え?それって、どういう・・・」

純「そういうことじゃない?」

梓「純・・・」

純「へへへ・・・」

梓「ねぇ、純・・・聞いていい?」

純「何?」

梓「今までは友達だと思ってた子に、優しくされたら急に好きになっちゃったりってさ」

純「うん」

梓「それって単純すぎない?変わり身早すぎじゃない?それか気の迷いかもって思わないの?」

純「梓・・・、あんたって何てネガティブなのよ・・・」ハァー

梓「し、仕方ないでしょ!」

純「・・・まぁ、いいんじゃない?それでも」

純「じっくり人を好きにならなきゃいけないなんて決まりは無いんだからさ、突然恋に落ちることだってあるよ」

純「律先輩と澪先輩みたいに長い期間でくっついたのを間近で見てるからそんな風に思うんじゃない?」

梓「澪先輩は私には一枚もくれないのにあんなに律先輩のパンツ持ってて・・・」

純「澪先輩までそんなことしてたんだ・・・、軽音部には変態しかいないの?」

梓「和先輩は和先輩で憂ばかりか唯先輩まで抱え込みやがって・・・、思い出したら腹立たしくなってきた」

純「そっちもくっついてたんだ・・・まぁ、梓だけ一人身って言ってたしね」

梓「あ、でも確かに最近くっついたばかりの先生とムギ先輩も妬ましいや。・・・そっか、確かに期間なんて関係無いかもね」

純「まさか嫉妬とか憎悪でそれに気付くとはね、私の発言がすごく台無しになっちゃった感じだよ」

梓「・・・純!」

純「何?」

梓「その・・・もし、純が良かったらだけどさ」

純「うん・・・」

梓「・・・純の脱ぎたてのパンツちょうだい!」

純「」

世の中には、信じられない事実というものがあると思うんです。

例えば、友人が人のパンツ盗みまくっている変態だったとか。

例えば、憧れの先輩もパンツ盗みまくっている変態だったとか。


例えば、

いい雰囲気になったのにその友人に今履いてるパンツを要求されるとか。

―fi梓「ごめん!今の無しで!NG!」

純「梓・・・あんたって奴は・・・」

梓「ご、ごめん!嬉しかったからつい素直な欲望が出ちゃっただけで!」

梓「・・・それに、やっぱり私なんかじゃって不安になっちゃって、さ」

純「あーもう、手のかかる奴だなぁ」ダキッ

梓「にゃあっ!?///」


純「私は、素直じゃなくて面倒なところもあるけど梓のこと好きだよ」

梓「じゅ、純・・・///」

梓「その・・・私で良かったら、よろしくお願いします・・・///」

純「おっけー♪」

今度こそ本当に -fin-



最終更新:2010年11月08日 01:18