アットウィキロゴ
梓(できれば唯先輩カード!ダメなら澪先輩カードかムギ先輩カード!)

ビリッ

梓「うわ律先輩カード…しかもダブってるし」

梓「同じレアカードなのになんで外ればっか当たるんだろう…」ポイッ

梓「ポテチも捨てちゃえ」ポイッ

梓(メモラビリアカードなんて本当にあるのかなあ…。ムギ先輩はあるって言ってたけど)

梓(唯先輩の水着切れ端入りカード…欲しいなあ)


HTTチップス

琴吹グループから発売されているHTTメンバーのカード付きポテトチップスである
一袋60円というリーズナブルな価格設定に加え全国のコンビニで取り扱いされているため爆発的な売り上げを記録している
カードだけ剥がしポテチを捨てるファンが相次ぎ社会問題化している

また千分の一の確率で唯、澪、律、紬、梓が使用したTシャツや水着の切れ端がカードに織り込まれた
メモラビリアカードという物も存在し、高額で取引されている
第二段として平沢憂鈴木純が収録されたバージョンも発売されている


梓(ふぅ…とりあえずあそこに寄って帰ろ)


~カードショップ~


梓(何かいいカード入ってるかな?)キョロキョロ

梓(唯先輩カードは…相変わらずレアカードなしか。唯先輩はノーマルカードですら出回りにくいからなあ)

梓(あ!ムギ先輩のTシャツ入りカードだっ!)ガバッ

梓(しかもロゴの切れ端が見えるってことは…胸のあたりの切れ端…お宝だ!)ゴクリ

梓(えっと…98000円!?そんなに手持ちないよ…。ど、どうしよう)

梓(売り切れたらやだし…ダッシュでお金下ろしてきて買っちゃおうかなあ…)



~コンビニ~


キモオタ「フヒ」ピッピッ

梓(もう早くしてよ!いつまで操作してるの!?)イライラ

キモオタ「ウー」

梓(やっと退いてくれた…。10万円、10万円…)ピッピッ

梓(よし急げっ)ダダッ


~カードショップ~


梓「ハァ、ハァ…。あ、あれ?」

梓「ムギ先輩カードが…ない?」

梓「…」トボトボ



梓『あ、あの!すみません!』

店長『はい?なんでしょう』

梓『さっきムギ先輩のメモラビリアカードがあったと思うんですけど…』

店長『あーあれね。ついさっき男の人が買って行ったよ。並べて1時間持たないなんてさすがムギちゃんだなあ』

梓『そ、そんなあ…』


梓(ムギ先輩のカード…うぅ…)シュン



梓の部屋

梓「うーん、それにしてもカードに偏りがある気がするんだよね」

梓「知恵袋で聞いてみようかな」

梓「質問です。HTTチップスのレアカードですが、確率に偏りが…」カタカタ


『あくまでうわさですが、メンバーによって封入率が違うそうです。
中でも唯ちゃんや澪ちゃんは特に確率が低く設定されていると聞きました』


梓「やっぱり…。通りで律先輩カードばかり当たるわけだ」

梓「ヤフオク…」カタカタ

梓「うわ!澪先輩のレアカード軒並み5桁じゃん!何これ…」

梓「Tシャツ入りが13万円!?しかも入札が20件以上ある!」

梓「こんなの買えるわけないよ…。やっぱり地道にトレードしかないか」

梓「明日大きなカードショップに行ってトーレド募集してみよう…」


~大きなカードショップ~

梓(うわあ、日曜だけあってお客さん多いなあ)キョロキョロ


『うおおおおお!?唯ちゃんきたああああ!』


梓「!?」


『マジで!?どれ…うおおお!マジだ!すげええええ!』


ザワザワ…


梓(嘘っ、唯先輩のレアカード…!?)ダダッ

オタA「よっしゃああ!!マジ奇跡だよ!」

オタB「頼む交換してくれ!」

オタA「ぜっっったいヤダ!」


『いいなあ…』

『お、オレトレード申し込んでみようかな…?』


梓「す、すみません!」

オタA「!?」

オタB(お、女の子だ…)

梓「あの、トレードお願いしていいですか?コレ私のファイルです…」

オタA「は、はい…じゃ、じゃあコレ自分のです…」モゴモゴ

梓「あ、ありがとうございます」

梓「…」ペラッ

梓(うわあ、この人レアカード沢山もってる。すごい)

梓(澪先輩とムギ先輩のレアカードも沢山ある…)

梓(でも、やっぱり私が欲しいのは…)チラッ

梓「あ、あの。何かありましたか?」

オタA「あ、えっと…」

オタA(欲しいのない…。この子、りっちゃんのカードばっかだし)

オタA(安めのカード1枚交換して終わりにしてもらおう)

オタA「じゃ、じゃあコレ…」

梓「純のですね!?全然…」ハッ

梓(あっさり出しちゃうと、いかにもどうでもいいカードみたいだよね…)

梓「うーん、ソレですか…。ウーン」

オタA(え、コレってクソレアじゃ…。なんで悩んでるんだ?)

梓(できるだけ渋って、いいカードと交換してもらわないと…)

梓「出せないことはないんですけど…うーん」

オタA「は、はい」

梓「うーん…わかりました!出しちゃいます!」

オタA「そ、そうですか。そちらは何かありますか?」

梓「あ、そうですね…。このファイルの中には…うーん。いいカードばかりとは思いますけど…」チラチラ

オタA「じゃ、じゃあ今回は無しって感じd」

梓「あ…。唯先輩のカードとか持ってたりしませんか?」

オタA(えっ!?でもさっきのカードは…)

オタB「お前さっき当てたよな?あれ見せたら?」

オタA「あ、ああ。さっき出たんですけど…」スッ

梓(うわぁ…!唯先輩のレアカード…!)キラキラ

梓(しかもListen!!のカッコ唯だ…!絶対欲しい…!)

梓「あの…コレ出してもらえたりしませんか?」

オタA「えっ!?こ、コレはちょっと…」

梓「お願いします!コレならさっきの純のレアカード出しますし…!」

オタA「いや、純ちゃんじゃ釣りあわないっていうか…」

梓「お願いします!あの、よかったら純のレア3枚出します!」

オタA「う、いや、純ちゃんのカード自体あまり…」

梓「じゃ、じゃあさらに律先輩のカードもつけます!好きなの5枚選んでもらっていいですから!」

オタA「ム、ムリ…です…」

梓「じゃ、じゃあコレもつけます。ちょっと待ってください…」ゴソゴソ

梓「コレです!このBOXのカード全部つけます!」ドンッ

オタB(これコモンとか入れる紙BOXだ…)

オタA(全部ノーマルカードだ…しかもやたらりっちゃんが多い…)

梓「ダメですか…?」

オタA「す、すみません…」

梓「わかりました…。ありがとうございました…」

オタA「じゃ、じゃあ自分はこれで…」

オタB「あ、待てよオタA!」

梓(うう…レア8枚にノーマルカード100枚もつけたのに…)ショボン

梓(…他の人とトレードしてもらおう)キョロキョロ


梓「あの~」

オタC「!」サッ

梓(あれ?)

梓「あの~」

オタD「や、やろうぜ」

オタE「オ、オッケー」

梓(何だか私避けられてる…?)

梓「…」ポツーン


オタD(おい、お前話しかけてやれよ。可哀想だろ…)ヒソヒソ

オタE(いや女の子はちょっとムリ…)ヒソヒソ

梓(どうしよう。せっかくこんな遠くのお店まで来たのに…)


キャッキャッ


梓(あっ、あっちに女の子がいる!行ってみよう!)


梓「あ、あの~」

女A「はい?」

梓「よかったら交換してもらえますか…?」

女B(わっ…ねぇこの子可愛い!)ヒソッ

女A(うん、ちっちゃくてカワイー!)

女A「いいですよ~」

梓「ありがとうございます!コレ私のファイルです!」サッ

女A「ありがとう♪」

梓「…」ジーッ

女A「…」ペラッ

梓(わっ。この人もたくさんレアカード持ってる。すごい…)

梓(なんで皆こんなに色んなレア持ってるんだろう…いいなあ)

女A「…」ペラッ

梓(やっぱり私のファイルなんかじゃ欲しいのないかな…?)

女A(あれ…?)

女A(ね、ねえ。気のせいかもしれないんだけど…)ヒソ

女B(何?)

女A(この子…)ヒソヒソ

梓「あの…。何かありましたか?」

女A「あっ、ごめんなさい。あの…ちょっと聞いてもいいですか?」

梓「あ、はい」

女A「あの…HTTの中野梓ちゃん…じゃないですよね?」

梓「えっ!?」

梓「あ、えっと、その…」

女B「嘘っ!?本当に梓ちゃんなの!?」

女A「ちょ、ちょっと女B!静かに!」

梓(な、なんでバレたの?帽子被って、髪も下ろしてるのに…)

女A「私、後輩トリオの大ファンなんです!中でも梓ちゃんが一番好きで…!」

梓「あ、ありがとうございます」

女B「梓ちゃん、サインお願いしていい!?」

梓「は、はい…」

女A「私も握手してください!」

梓「は、はい」

女A「わあ…。梓ちゃんに握手してもらえるなんて夢みたいです!」

女B「私も…。絶対友達に自慢する!」

梓「あ、あの…。カードの事なんですけど」

女A「あ、好きなカードをどうぞ!握手までしてもらったし遠慮しないでください!」

梓「じゃ、じゃあ…」

梓「こ、この唯先輩のカード…///」モジモジ

女B「あ、やっぱり唯ちゃんのカードなんだ!」

女A「唯ちゃんと仲がいいのホントだったんだ…!」

キャッキャッ

梓「わぁ…唯先輩のレアカード、初めてゲットできた…!」

梓「すごーい…」キラキラ

梓(…はっ!つい浮かれちゃった)

梓「あ、あの…この事は内緒にしてもらえますか?」

女A「梓ちゃんがここに来てたってこと?」

梓「は、はい。それとカード集めてることも…」

女A「もちろん言いません!」

女B「ねえ梓ちゃん、またココに来てくれる!?」

梓「は、はい」

女A「私達毎週来ます!待ってますね!」

梓「は、はい。じゃあ、私はこれで!」ピューッ


女A「あ、行っちゃった…」

女B「ちょこちょこ走る梓ちゃん超カワイー!」



~梓の部屋~

梓「ふふ…ふふふ…」ニヤニヤ

唯カード「」

梓(本当に唯先輩カードだ…!嬉しすぎるよ!)

梓(わざわざ新品のスリーブも買っちゃった。もちろん唯先輩スリーブ)

梓(とりあえずカードをこれに入れてっと…)

梓(おぉ…)

梓「この喜びを誰かに伝えたいなぁ…」

梓「そうだ!」ガバッ



憂の部屋


憂「ごめんね梓ちゃん、今日はお姉ちゃんいないんだ」

梓「ううん、そっちの方が好都合だから全然平気」

憂「えっ…」ウルウル

梓「ああ違うって!そういう意味じゃなくて、憂にだけ見せたいものがあるんだ」

憂「私にだけ…何?」

梓「ふふ…コレだよ」スッ

憂「バインダー…?何だろう?」

梓「驚かないでね?」ニヤリ

憂「?」パカッ

梓(ムフッ)

憂「あっ!お姉ちゃんカードだ!」

梓「うん。偶然手に入ったから憂に見せてあげようと思って」

憂「やっぱりお姉ちゃんかわいー♪」ニコニコ

梓「私は澪先輩カードが欲しかったんだけどね。まあ唯先輩なら悪くないかな?」

憂「えー?私はお姉ちゃんのカードが一番いいと思うけどなあ…」

梓「あっ!憂には悪いんだけど、このカードはちょっとあげられないんだ…
私としては唯先輩のは別に優先度は高くないけどさ、まあ一応レアカードだし…」

憂(梓ちゃん、お姉ちゃんのカード当たって嬉しいんだな…)ニコニコ


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最終更新:2010年11月10日 01:38