梓「創立記念日で、平日なのに学校は休み」

梓「そして昼食前の、ほどよい空腹加減」


・・・


梓「絶好の二郎日和!」


これは、とある女子高生ジロリアンの日常を描く物語である


梓「我がホームは立地条件が良いから、何も考えずに行くと30分以上の行列は当たり前・・・」

梓「でも私は知っている。あの店の客層はライトなファンが多く、本格的なジロリアンは意外と少ない」

梓「だから開店の15分前に行けばファーストを張れて、短時間の待ちで大丈夫!」

梓「わっはっはー」


ポケットティッシュ、水筒、黒Tシャツ、小銭・・・

梓「準備完了!」

梓「あの店舗にはティッシュが置いてないから持参して、食後のノドの渇きに耐えられるよう水分も用意」

梓「汚れても良いような服と、手間取らないようにあらかじめ小銭にしておく」

梓「ジロリアンとして当然のマナーだよね」

・・・

梓「さて、黄色い看板を発見!気になる待ちは・・・3人!ファースト確保♪」

梓「自転車置いて、列に接続・・・!?あれは・・・」


スッ
学生「あ、せんぱーい!こっちっすよー」
ダラダラ
学生の集団「ここかー、食えっかなー」「俺大盛りいけっしーw」ガヤガヤ




梓「・・・チッ」


梓「数人に割り込まれて、結局セカンド・・・それはともかく」

梓「この集団は明らかに話のネタに食べに来た素人の集まり」

梓「店の規律が乱れぬよう、ジロリアンの私がお手本を見せなければ・・・」

梓「やってやるです!」



学生(この子、なに一人でブツブツ言ってるんだろう・・・)


水準備後、着席

パチッ
梓「うーん、いつ聞いてもこの食券の音がたまらんです」

梓「ティッシュを机上にセット、調味料の位置確認、軽く周りを拭いて戦闘準備」

梓「あぁ~、待ちきれないよぉ~♪」

ガサゴソ

梓「今日の机下漫画は・・・修羅の門か、タイムリーだね」

梓(そろそろファーストのコールタイム。さて・・・)



店主「大の方、ニンニクは?」

学生A「えw何すか?w」

店主「・・・ニンニク入れますか?」

学生A「あ、えと、普通でw」学生B「うはwwwでけぇwwww」


梓(普通ってなんですか入れるのか入れないのかどっちなんだよ店主さん困ってんじゃねーか丼早く受け取れよksg)


梓(セカンドコールタイムきたぁ!)ウズウズ

店主「(この子は・・・)大ぶたダブルの方、ニンニクは?」

梓「ニンニクマシマシヤサイアブラカラメで」スラスラリ

店主「(ニヤッ)あいよー」


ドンッ



梓(ビューリフォー♪)

梓「丼まわしてバランス確認♪」

梓「唐辛子でニンニクをマーキング♪」

梓「ヤサイを崩して麺上げて♪」

梓「ぶたヤサイ沈めて天地返し!♪」




『二郎のすすめ』(作詞・作曲 中野梓)


チュルチュルズビズバー
シャクシャクガシッズズッゴクッ

梓「今日は良ブレ!ぶたはフワトロ、スープ乳化、ヤサイ7:3、ってとこか・・・野菜の値段も上がってるし、妥当なラインだね」

梓「ヤサイ×アブラ×スープ×ぶた×麺のメイン要素を組み合わせながら、時折ニンニクのエッセンスを投入」

梓「皆が力を合わせると素晴らしいハーモニーを生む・・・フフッ、私たち放課後ティータイムみたい♪」

梓「できればRJT(ラーメン二郎タイム)の方が良かったんだけどね・・・よし、来年はバンド名を変えよう!」

梓(ところで・・・)チラッ

学生A「ちょ、全然麺が見えねぇwもやしばっかとか飽きるしwww」シャクシャク

学生B「二郎なう・・・っと」ピッピッ

学生C「味濃ゆいよ、これ」ゴクゴクゴク

学生D「ちょっとー、もう食べられなーいw」イチャイチャ


梓(二郎を美味く食す工夫なし、食事中の携帯電話、満腹感を増進させる水のガブ飲み、必要以上の会話、場違いな「女」・・・)

梓(明らかに食べるスピードが遅すぎて、行列のイライラ感も高まり、ロットが崩れ始めてる・・・このままでは店主の腕にも影響が!)


梓「ギルティー!」クワッ


梓「今日は久々の二郎だから、ゆっくりエンジョイしようかな、とも思ってたけど・・・」

梓「こんな悪行を見せ付けられちゃ、黙ってられない!」

梓「ロティストモード、解禁・・・!」




梓「や っ て や る で す !」


梓「余分な空気が入るため、すすりはセーブしていたが、解除。」ズルズルズルルル

梓「具材持ち上げの頭部上下運動を加速。」ブンブンブンブン



行列客「お、おい・・・」「あの子、ヘドパンしながら食べてるぞ!」
学生「なにあれwww」「ウケるしwwww」「うわ、早っ・・・!」



梓「ヤサイ・スープ・麺を完全に絡ませ、タイムロスを省く・・・そして・・・」スッ

行列客「箸をもう一つ・・・だと・・・?」「まさか・・・」



「二刀流!」



梓「片方の箸で食しつつ、他方を宙に上げて冷まし、食べるスピードを加速!別々の場所から持ち上げるため、味も多様!!」

梓「ギターで培われた両手の共有感覚を最大限に活かす、私ならではの秘技!」



ズルズルハフジュルズルルルルルゴクズルルルルルシャクゴクズルルルル・・・



行列客「は、速すぎる・・・!」「あの山が、あっという間に消えた・・・地盤沈下かよ!?」

(ポカーン)

学生「お、俺らも早く食べるか・・・」「あ、ああ・・・」



店主(あの子の速さに周りが引っ張られ、店内の回転が戻った・・・ふふ、やるねぇ)

ゴキュッゴキュップハー 
ガタッ フキフキ グビッ


梓「ゴッソサンス!」(店主に軽く会釈)

店主「ありがとうござっしたー!」


ジロリアンA「あの子は・・・そうか・・・」

ジロリアンB「二郎に似つかわしくない小柄な少女、だがヘドパン咀嚼、二刀流、ナイアガラ等、華麗かつ豪快な技を駆使」

ジロリアンC「店内がライブ会場であるかのように錯覚させるほど、周囲を魅了する」

ジロリアンA「その容姿と技量から、様々な二つ名がつけられた」



「駆除されないゴキブリ」「二郎のリードギター」「ジロリニャン」 etc…



ジロリアン達「ふふ、テンションが上がってきたぜぇぇぇ!」ウオオオオオ


・・・

梓「ふぅー、あの集団も大人しく食べたみたいだし、満足満足♪」


テクテク

唯(あ、あずにゃん発見!)

唯「あっずにゃーん♪」ガバッ

梓「にゃっ、唯先輩!?」ドキッ

梓(二郎食べて、唯先輩にも会えて・・・今日はラッキー♪)

唯「ん~、すりすり~☆  ・・・ん?」クンクン

梓(ハッ、しまった!ブレスケア、ブレスケア!)

唯「・・・あずにゃん、ニンニク臭い・・・」

梓「ち、違うんです!これは、その、えと!う・・・」

梓(久々の暴食とさっきのハグで・・・空気が・・・!)


ゲフッ
モワーン


唯「・・・・・・じゃあね、あずにゃん」スタスタスタスタ

梓「あぁー、待ってください唯先輩ー!」シクシクシクシク


~その夜~

梓「うぅ、唯先輩に嫌われたかも・・・」

梓「でも、私の二郎への想いは変わらない!」

梓「そうだ、この悔しさと情熱を歌詞にしてみよう!」カキカキ・・・


Ireruyo!NINNIKU
じろうはおやつ
私のコールはマッシマシ
GO!GO!MASHIAC
大ブタ ~汁なしブタ~
ふわとろ豚増
ジローのちジロー
じろウマway to go
店主にふれたよ!



独特の曲、二郎を食しながらのライブ&パフォーマンスでジロリアンを熱狂させる、
伝説のバンド「RJT」が誕生するは、翌年のことであった



おわり




おまけ


Muneyake!GIRLS

ガチでマシマシ never ending 二郎's talk
開店時間まで待てない
コールはしても後悔は Non non non!
精一杯 箸 アブラ 掬う

バクバクが止まんない デスロット風な状態
前の 三人 みんな小 しかもカタメ同調
ヤサイどっさり断り ロットタイム待ち合い
前の三人 が始動 罠嵌まった俺死亡

スタート遅れ2分 詰まったら飛ぶよ
昨日より早く おとといよりアミラーゼ多く

fighting now
ガチでかき込み never ending 二郎's world
日々マシバトルだし待ったなし
腹壊しても乱しは Non non non!
目いっぱい fighting ワッショイ
ガチでスバラシ never ending 二郎' life
午後ティータイムにはもってこい
デスロットでも三着で 『ごちそうさま』
伝えりゃ smiling after battle




GO!GO!MASHIAC

ヤバい!止まらない!止まれない!
昼に夜に朝に it's二郎タイム
好きなもの食べてるだけだよ
Girl's so Mashiac
あんなニンニクこんなヤサイ
試していきたいんだ盛って盛って
息、嗅がないでね
MASHI! MASHI! カラメも
MASHI! MASHI! アブラも
PIG! PIG! まとめて
DRINK! DRINK! 流し込もう
食べたら前菜ってことにして、もう一杯!
(ハッ!)



最終更新:2011年10月13日 21:02