ベーシスト「おいおいこのままじゃ俺医療保険生活になるぜ…」ボロボロ
梓「はぁ…はぁ…ノックなしに入っちゃダメって何度言ったらわかるのっ!!///」
ベーシスト「仕方ないなぁ…次はノックしさえすれば入って良いんだな?」
梓「ノックは入っていいかを尋ねる合図なのっ!!相手から了承なしに開けちゃダメなのっ!!」
ベーシスト「お…オッケーオッケー…クールに行こうぜ、梓…」
梓「ふんっ」
猫「ニャーニャー」
ベーシスト「すごいなぁ…三毛猫のオスって…これは良いことが起こるぞ~」
梓「え…?三毛猫のオスってそんなに珍しいの?」
ベーシスト「なんだよ梓…そんなことも知らないのかぁ?遺伝の関係でメスにしか現れないはずの遺伝なんだ」
ベーシストそれが現に梓の部屋にいるっつうことは…梓はついているっつうことなんだよっ!」
梓「そ…そうなの…!」
ベーシスト「梓…心配すんなって!試験はイケるさっ!」ニッ
梓「う…うん!///」ニッ
猫「ニャーッ!」
翌日・昼休み
澪(そうだ!昨日のことをムギに聞いてみようっと…)
澪「あ…あのさぁ…ムギ…一緒に昼ご飯食べようよ…」
紬「………」
紬「澪ちゃん…ごめんなさい…今日ちょっと用事が入っていて…」
澪「そ…そうなのか…残念…また今度で良い?」
紬「ええ♪でも…澪ちゃんって…」
澪「?」
紬「女同士は嫌なんでしょ♪」ニコッ
澪「」
澪(しまった!昨日の落ち込みはこのことだったのか…!しかも根に持ってる…)
澪「あ…あのさ…昨日のことは…」
紬「あら、ごめんなさい。そろそろ行かないといけなくて…それじゃまた部室で♪」シャランシャララーン♪
澪「………」
澪「ムギを怒らせてしまった…」ガックシ
音楽室
律「う~ん…何て頼めば良いんだろう…普通に頼めば唯と澪のからかいのネタにされてしまう…う~ん…」
ガチャ
紬「なぁに?頼み事って…」
律「あ…あのさぁ…///」
紬「?」
律「む…ムギってどうしてあんなに作曲が出来るんだ…?///」
紬(も…もしかして…///)ワクワクワク
律「あ…いや、その…折いって頼みたいことっつうわけじゃないんだけどさ…その…その…///」
紬「………///」ワクワクワク
律「お…音楽について…わ…私に教えてくれないかな…?///」
紬「……//////」ピシッ
律「………///」
律「あれ……?」
紬「……//////」
律「あの~ムギ…紬さ~ん…」
紬「……//////」
律「………」ちょんちょん
紬「……//////」
律「ダメだこりゃ…」
~~
紬「あははは~」
律「あははは~待て~」
紬「音楽について知りたいならここまでおいで~あははは~」
律「こら~待て~あははは~」
律「ほ~ら捕まえた!」
紬「あ~ん…もう~」
律「じゃあ…セレナータの意味について聞かせてもらおうかな…」スッ…
紬「もう…分かっているくせに…///」
~~
紬「……//////」ぽ~
律「おいっ!ムギ!おいっ!」
紬「あ…律っちゃん…///」トロ~ン
律「あ…やっと気がついたか…っていうわけでもないな…うわぁっ!!」
紬「ふふふ♪離さないわよ~律っちゃん♪///」
律「あっーもうなんなんだよこれっー!!」
……
澪「はぁ…どうしよう…」
澪(今頼りに出来るのはムギしかいなかったのに…)
澪「はぁ……」
ガラッ
和「失礼するけど、学級委員いるかしら?」
澪「………」
和「いないみたいわね…生徒会から伝えておきたいことがあったのだけど…」
澪「はいっ!!私から伝えますっ!!」
和「??」
和「…以上、こんな感じかしら。何か質問あったら私のところに連絡してね」
澪「わかりました…」
和「それじゃ…頼むわね…」
澪「待ってっ!!」
和「えっ…な…何?質問?」
澪「た…頼み事です…///」
和「はぁ…」(この人ってこんな人だっけ…?)
和「え…?料理を教えて欲しい?」
澪「う…うん…///」
和「だけど、私…それほど暇じゃないし…あんまり教えてあげられないわよ?」
澪「す…少しだけでも良いんだ…///」
和「まぁ…良いわ…」フー
澪「ほ…本当!?あ…ありがとうっ!!」
和「う…うん…どういたしまして…」
和(誰かのために作るつもりなのかしら…?もしかして彼氏…?)
……
律「あぁ~もぅ~離せぇ~///」
紬「うふふ♪そんなに照らなくてもいいじゃな~い♪///」
律「何でこうなったんだよぉ~///」
ガラッ
さわ子「………」
律「………」
紬「ふふふ♪律っちゃんたら~♪///」
さわ子「………」
ピシャッ
律「」
職員室
先生「と…とにかく!学校は神聖な場所だから不純な交友は以後、慎むように!///」
律「す…すいません…」
律(くぅ~…なんで怒られなきゃいけないんだよぉ~!)
紬「………」
先生「琴吹!聞いているのか?反省はするようにっ!分かったな!」
紬「…わかりました。申し訳ございませんでした。以後、学生らしい行動を心がけます」ペコッ
先生「まぁ、今回はこれで良しとする…次見かけた場合はご家族の方に連絡するからな!」
律(ほっ…これでムギもあんな行動に出なくなるだろう…)
紬「………」ニヤッ
律「!?」
律(何か一瞬寒気が…)
……
唯「へ…?澪ちゃんが付き合っている人?」
和「そう…誰なのか唯は知っているかしら?」
唯(はは~ん…律っちゃんのことだなぁ~でも、澪ちゃん人に知られるのを嫌がりそうだから名前は伏せておこうっと…)
和「心当たりある人でも良いの…誰かいないかしら?」
唯「う~ん…名前は和ちゃんさえも言えないけど、振り向かせようと澪ちゃんは頑張っているんだぁ~」
和(なるほど…どおりで料理を学ぼうと…)
唯「何度も告白の機会があったのにお互い実は照れ屋さんでねぇ~もどかしったらありゃしないよ~」
和(そ…そこまでいっていたとは…///)
放課後
澪「はぁ…この後、ムギにどういう顔で会えば良いか分かんないよ…」
澪「はぁ…」
唯「どうしたの、澪ちゃん?ドアの前で何やっているの?」
澪「ゆ…唯…うわぁぁぁん!!!」
唯「ありゃりゃ…なぜかわからないけど、澪ちゃん泣いちゃったよ…」
粗大ゴミ置き場
唯「澪ちゃん!ここなら人の目も耳も気にする必要はないよ!」
澪「グスンッ…唯…ありがとう…」
唯「さぁ!私に悩み事を言いなさい!」ドンッ
唯「けほっけほっ…強く叩き過ぎた…」
澪「………」
音楽室
律「唯と澪のやつ遅いなぁ~」
紬「そうね…どうしたのかしら…」チラッ
律「………」
律(さっきからムギがこっちをチラチラ見ている気がする…)
紬「ねぇ…律っちゃん…」
律「は…はいぃっ!!」ガタッ
紬「みんなが来るまでに練習でもしましょ」
律「そ…そうだな…」
律(な…なんだ…ムギのやつやっと正常に戻ったか…)
…
唯「え…?ムギちゃんを怒らせちゃってどう謝ればいいか分からないの?」
澪「う…うん…グスッ…」
唯(ムギちゃんって怒ることがあるんだぁ~)
澪「どうしたら良いか分からなくて…ほら…よく滅多に怒らない人を怒らせたら関係も修復しにくいって言うし…」
唯「そんなにムギちゃん、澪ちゃんに怒ったの?」
澪「うん…ものすっごい笑顔で…」
唯(滅多に怒らない憂も本当に怒ったら確かに笑顔だったなぁ…)
澪「唯っ!!何か良い方法はないのかっ!!」
唯「う~ん…そうだねぇ~」
…
♪ー
律「全っ然味がねーな…」
紬「まぁ…メインのパートの二人がいないからね…」
律「はぁ…あの二人どこ行ったんだよー早く来いよー」
紬「………」
紬「もしかして、私達を置いてどこかに行っちゃったんじゃないかしら…?」
律「は…?」
紬「唯ちゃんと澪ちゃんってありだと思わない?二人ともかわいいし…」ニコッ
律「………」
律「はぁ…ムギはどう思っているか分からないけどよ…」
紬「?」
律「そのさ…人がくっつくくっつかないっていう話しは控えようぜ…」
紬「どうして…?」
律「本人達が知らないウチにそういうゴシップがつくのは芳しいもんじゃないと思うんだ…」
紬「何よ…ただの推測を口にしただけじゃない…」
律「友達だろ?本人達の意思を大切にしてあげようぜ…って、うん…?」
紬「それじゃ…本人達の意思さえ良ければ良いのね?」スッ
律「な…なぁ…ムギ…///」
紬「私達…なら…///」
律「だっー!!だから違うってっー!!///」
ガチャッ
唯「いやぁ~ごめんね~!遅れちゃった~!」
澪「はぁ……」
律「…ほっ…///」
紬「…ちっ…///」
律「お…遅かったじゃないかっ…ふ…二人とも…///」
唯「あはは…ごめんごめん…てへへ…」
唯「澪ちゃん…!やるなら今だよ…!」ヒソヒソ
澪「う…うん…///」ヒソヒソ
澪「む…ムギ!あ…あのさぁ…///」
紬「なぁに、澪ちゃん?」ニコニコ
澪(ひいいいぃぃぃ!!!またあの笑顔だぁぁぁ!!!まだ怒りがおさまっていない!!!)
澪「き…き…昨日っ…」フラッ
バタッ
唯「ありゃりゃ…澪ちゃん言い終わる前に気絶しちゃったよ…」
律(何がしたかったんだ…こいつ…?)
…
澪「んん…ん…あっ…」ガバッ
紬「澪ちゃん大丈夫?」
澪「む…ムギ…!」
紬「律っちゃんと唯ちゃんは席をはずしているわ…何か私に伝えたいことがあるのよね?」
澪「む…ムギに…謝りたいことがあって…」
紬「何を…?」
澪「昨日…私が言ったことで…ムギを傷つけちゃったから…」
紬「………」
澪「わ…私…考え直したんだ…恋愛は…本人達が良ければ…///」
紬「ストップ…全部言わなくても分かるわ…澪ちゃんも分かってくれたのね…」
澪「ご…ごめん…本当にごめん…グスッ…ヒック…うわああああん!!!」
紬「あらあらまあまあ」
…
律「………」
律「感動のシーンのはずだが、なぜか感動出来ない…」
唯「同じく…」
……
澪「うぇっぐ…ぐすっ…ありがとう…ムギ…///」
紬「ふふふ?澪ちゃんったら~もう気にしないの!」
紬(女同士の恋愛が受容されていく…!!これぞ私のユートピア…!!)
律(なぜだろう…微笑ましい風景なのに邪なオーラがムギから出ているような…)
唯「澪ちゃん仲直り出来て良かったね~」
澪「う…うん…///」グスンッ
律(だが…ムギに音楽について教えてもらうのはもう止めよう…また誤解されたら退学させられかねん…)
澪「グスッ…あ…そうだ…律…」
律「ん…何だ?」
澪「これ…唯と和のクラスに律の忘れ物って…」ひょい
つ『イリオモテヤマネコでもニホンオオカミでもわかる!クラシック入門』
律「」
澪「はい…なくすなよ…」
律「あ…ああ…サンキュー…」
律(もうこのまま消えてさまいたい…)
唯「ありゃりゃ…律っちゃん真っ白になっちゃった…」
紬「………」
紬(ふーん…)
紬「ねぇ、律っちゃん♪」ダキッ
唯澪「!?」
律「だっ…な、何するんだよっ!!いきなり!!///」
紬「そんな本じゃ身につかないでしょ?音楽について私が教えてあげる♪」
律「だぁっー!!だからってくっついてやるやつがあるかっー!!///」
澪「ま…まさか…律とムギがそんな関係になっていたなんて…///」
唯「わぁ~ムギちゃん…大胆だぁ~///」
律「み…澪!!誤解だっー!!」
紬「誤解って…律っちゃん、今日の昼休みここで私に告白してくれたじゃない…///」
律「あぁもうー!!それも誤解だっー!!私は単純にクラシックについて聞きたかっただけなんだっー!!///」
紬「え…?」
澪(なにこのてんかい…)
唯「ほえ~」
律「分かったな…これが誤解の全てだよ…///」
紬「そ…そんなぁ……」ウルッ
澪「す…すごい勘違いだな…」
唯「え~…せっかく式のメッセージ考えていたのにぃ~」ブー
律(こいつ…)
律「だからなっ!私はムギと付き合っているわけでもないし、それ以前に告白もしてないんだっ!///」
紬「………」ズーン
澪(す…すごい落ち込みよう…!)
唯「でも、この本でクラシック分かったんじゃないの?ほら、イリオモテヤマネコでもニホンオオカミでも分かるって書いてあるし…」
律「おいやめろ…それを言われると私が情けなくなる…」
律「その本さぁ…む…難しかった…いや私にはわかりずらいクソ本でさぁ…入門書になっていないダメダメ本なんだよ!」
澪「そうか…?私にはわかりやすい本だと思うんだが…きちんと漢字にかなが付ってあるし…」パラパラ
唯(かなで丁寧なんだ…)
律「ば…ばがにしてんのかっー!!澪ー!!」
澪「ち…違う!!そんなつもりじゃ…」
律「うるせぇっー!!どうせ私には音楽の才能のひとかけらもないんだよっー!!」ダッー
澪「あ…おいっ!律!」
唯「ありゃりゃ…律っちゃん行っちゃった…」
澪「律……」
最終更新:2010年01月12日 06:43