ある日曜日の朝
唯「ねむいー」フラフラ
憂「お姉ちゃん、よく眠れなかったの?」
唯「寝たけど……ねむい」
憂「うーむ」
憂「今日はお休みだし、もう一回寝てきたら?」
唯「そうする……」コテン
憂「お姉ちゃん、こんなとこで寝たら」
唯「すぅ、すー……」
憂「……もう寝ちゃった」
憂「しょうがないなぁ、もう」
ぱたぱた
憂「よっと……」
憂「お姉ちゃーん ご飯できたよ~」
キイッ…
憂「お姉ちゃん ご飯できたよってあれ…?お姉ちゃん?」
憂「…?なんだろうこれ?」
ペラッ
唯(憂へ 腹筋お願いね)
憂「もうっ お姉ちゃんったら//」
憂「お姉ちゃん、毛布と枕持ってきたよ」
ばさり
唯「んー……」
憂「ちょっと頭あげるね」
憂「これで……よし、と」
唯「ん……ぐぅ」
憂「たくさん眠ってね」
憂「……」
憂(いいなぁ、お姉ちゃん。寝顔かわいくって)
唯「すー、すひゅー……」
憂「……」
ピーッピピピ
憂「……洗濯物干さなきゃね」
夕方
憂「ふーっ」パタン
憂(今日は洗濯物がよく乾いたね)
ぱたぱた
唯「んんぅ……」
憂(お姉ちゃんまだ寝てる……)
憂(もう日も落ちてるのに)
憂「よだれ垂れちゃってるよ」スッ
ぬとっ
憂「……」
憂「……」ペロ
憂(……今のは流石に犯罪ぽかったかも)
憂「ご飯作らなきゃ。晩ご飯までには……起きるよね?」
――――
憂「よし、完成っと」
憂(お姉ちゃんは)
唯「んが……」
憂(ぐっすり寝てるよ……)
憂(もう10時間も寝てるし、起こしてあげてもいいよね?)
唯「くぅ」
憂「お姉ちゃん、起きて」ユサユサ
唯「ん……え、憂?」
唯「うわぁ! 外真っ暗だよ!」ガバッ
憂「ひゃっ!」
唯「いま何時!?」
憂「7時だけど……」
唯「日曜日が昼寝で終わっちゃった……」ガックシ
憂(お、お姉ちゃんがしょげちゃってる)
憂「お姉ちゃん、晩ご飯できてるよ!」
唯「……もうご飯の時間なんだ」
憂(あぁ、完全に沈んでる……)
憂「と、とりあえず晩ご飯にしようよ!」
唯「うん、そうだね……」
憂「いま持ってくるね!」
ぱたぱた
唯(うう……貴重なお休みがぁ)
唯(こんな気持ちいい寝床を用意して……憂めっ)
唯(……はぁ。憂と遊びたかったのにな)
――――
深夜2時
唯(……ぜんぜん眠れない)
唯(一日中寝てたもんな)
唯「暇だなぁ……ちぇっ」
むくり
唯「フム……」
唯(こうなったのも、いつまでも私を寝かせておいた憂のせいだね)
唯(よし、憂をいじめてやるか)ギシッ
唯(今頃ぐっすり寝てるだろうし……)ガチャ
そーっ
憂「……」
唯(うん、ばっちり)
憂「すぅ、すー」
唯(ぐっすり眠って……私はこんなに目がさえちゃってるのに)
唯(奪われた日曜日ぶん、楽しませてもらうからね)
そっ
唯(まずはほっぺを……)プニ
唯(おぉっ?)プニィ
憂「うぅん……」
唯(っと!)コソッ
憂「……すー」
唯(……危なかったぁ)
唯(しかし憂のほっぺた……予想外のプニ具合だったよ)
唯(これは楽しみがいがありそうだね)
唯(さて)
ぷにぷに すりすり
唯(おおぉう……マシュマロみたいにふわふわ)
唯(……マシュマロ?)
唯(と、いうことは……)
ぎしっ
唯「……あむ」モグ
唯(!!)
はむはむ
ちゅうーっ
憂「うんん……」
唯(ういのほっぺ……おいしい!!)モゴモゴ
唯(ん……)
ちゅぽん
唯(ふぅ。ふふ……かわいい寝顔だぁ)
憂「すぅ、すー」
唯(……りっちゃん達が言ってたなぁ)
唯(くちびるは、すっごくすっごく柔らかいんだって)
唯「……」
ギシィッ
憂「ん……」
唯「……」ドキドキ
唯(どれぐらい柔らかいのかな……)
唯「……」
ギイッ
唯(ぎしぎしうるさいなぁ……)
唯(起きないでね、憂……)
憂「……くぅ」
唯「……」ぐぐっ
唯(憂の寝息が顔にかかる……)
唯(なんかドキドキしちゃうよ……)
憂「ふぅ……」
唯「っ」キュン
唯(こんな気持ちでやっちゃだめなのに)
唯(憂がかわいくて、ちゅーしたい……)
唯「うい……」
唯「……ごめん、好き」
ちゅ
唯「んんっ……」
憂「むぅ」フイッ
唯(逃げないで……)
唯「ん、ちゅう……」
憂「はふっ……」ピク
唯(あぁ、すごい……やらかいよぉ)ドキドキ
唯(……きもちいいっ)プルッ
憂「……んんうっ」
唯(憂、起きちゃうかも)
ちゅっ ちゅ
唯(あぁ、でも……止まらないよ)
憂「ん、あっ……?」
唯(起きちゃった)チュゥウ
憂「んっ、あえっ、んむうぅぅ?」
唯「はむ、ちゅうぅ」ガシッ
憂「ん、ふぅっ!」
唯(暴れちゃやだ……)ギューッ
憂「っは、はあっ……」
唯「うい、ういぃ」チュッ、チュウ
憂「おね、え、ひゃ……んむぅっ!」
唯(なんだろ、なんか)
唯「ん……」チュプ
憂「ひうっ! ひ、ひたぁ!?」
唯(ういの口の中、おいしい……)ピチャピチャ
憂「ん、んんぅ……」ピクッ
唯(舌どうしがぶつかると、なんかゾクゾクするよぉ)
唯(憂も気持ちいいのかなぁ?)
唯(息が苦しくて……ううん、違う。身体が、奥の方から熱いよ……!)
唯「……ぷはっ!」チュポン
憂「ふぅっ、は、はぁ……」
ぎゅうう
唯「ごめんね、うい……」
憂「おねえちゃん……」ハァハァ
唯「でも、憂をみてたら……ドキドキして、ちゅーしたくなって」
憂「……」
唯「ちゅーしたら、すごく気持ちよくって、とまらなくて」
唯「……憂は、きもちよかった?」
憂「え……」
唯「ねぇ、うい」
憂「それは、その……」
憂「……ちょっとだけ」フイッ
唯「じゃあ、もっとしていい?」
憂「……」
唯「うい……」
憂「でも、もう寝なきゃ。明日も学校だし」
唯「……ぶー」
憂「ね、お願いお姉ちゃん……」
唯「……」
憂「お姉ちゃん?」ジッ
唯(そんな見つめられたら……)
唯(我慢、できないよ)チュウッ
憂「むぐぅっ!?」
唯「ベロぴちゃぴちゃ、しよ……」チュプ
憂「んむ、えぅー!」
ぴちゃっ ちゅぱ……
唯「ふぅ、はふ」
憂「あっ、ふ……」
唯(憂のべろが前に出てきた……)
唯(おいで、憂……)ピチャ、チュル…
憂「あ、う……おれえひゃ、舌ぁ……」
唯「んふ、はふぁ……」
憂「は、あふぅ……!」ピクピクッ
唯(憂の舌が口の中に入っちゃってる……どうしよ)
唯「ん、ちゅう……ずぢゅるる……」
憂「ひぇあ、うんぅっ……!! ひゃ、めぇ!」ギュウッ
唯(憂が抱きついて来て……!)ゾクッ
唯(憂に触られてるとこが、ぞくぞくするっ)
唯(なんか、すっごく幸せな感覚だなぁ……)
唯「んっ」チュプ
唯「ねぇ……うい、良いでしょ? もっとしちゃおう?」
憂「は、はっ……」
ボー
憂「んんうぅっ」チュッ
唯「ひゃむ!?」
憂「おねえちゃんん……」ニュル
唯(あっ、あっ……)ゾククッ
唯(ういのベロが……私の、くち、なかっ……舐めてるよぉ)
憂「ん、ちゅ……」ピチャッ
唯「ふぁ、くぅ……!!」
ゾワァ
唯「ういぃ……待っひぇ、なん、かっ」
憂「ん……」
ちゅっ ちゅるっ
唯「ひぃうっ……ふううぅっ!!」ビクンッ
憂「……」チュッ
憂「お姉ちゃん?」
唯「ふあ、はあぁ……」クタッ
憂「……もしかして、イッちゃった?」
唯「い……?」
唯「わか、んな……」
憂「お姉ちゃん? どうしたの、大丈夫?」
唯「なんだか……」クラッ
唯「……ねむい」
憂「えっ?」
唯「……ぐぅ」
憂「……えっ?」
ぎゅうう
唯「すー、すぅー……」
憂(どうしろと?)
憂(お姉ちゃん、イッたら眠くなる体質なのかな……)
憂(……寝よう)
――――
翌週 日曜日
唯「……ねむい」
憂「また?」
唯「ん……お腹一杯になったら眠くなった」ゴシゴシ
憂(……つまり三大欲求が満たされると眠くなると)
憂(無限ループに入りそうな体質だなぁ)
憂「今日はお休みだし……二度寝する?」
唯「ん……うんっ」コク
憂「それじゃ、今ふとんを……」
唯「くぅー……」
憂(……もう寝てるし)
憂(私も今夜に備えて、寝ておこうかな)
てくてく
憂「よい、しょっ……」
憂(お布団と、枕は二つ用意してと)
バサリ ぽんぽん
憂(今日は一緒にお昼寝だね、お姉ちゃん)モゾモゾ
唯「すー、すー……」
憂(それで、今夜は……)
おしまい
最終更新:2010年11月14日 21:06