憂「今日もお掃除でお部屋をキレイにします」エヘヘ

憂「リビングもおトイレもお風呂もキレイにしたし」

憂「あとはよくわからないゴミがいっぱい」

憂「要らない物は捨てちゃおうね」

――ガサゴソ

憂「あ……こ、これは……!」

憂「透明で無数の突起物……」

憂「プチプチ!」バーン!

憂「この箱の中にも、あっちの中にも、こっちにも」

憂「手に有り余るほどのプチプチ……」

憂「すごいよ……」

憂「……ちょっとだけ――」ググッ

――ぷっちん!

憂「はわぁ!」

憂「……いい」

憂「もう一回」

憂「それ……」ググッ

――ぷっちん!

憂「えへへ~きもちいい~」ポワーン

憂「まだまだいっぱいあるから……楽しめるよ!」

憂「それー」ぷちぷち

憂「とまらない~」ぷちぷち

憂「沢山あるからって一気にやっちゃダメだね」

憂「こう一気につぶすよりも」ぷちぷちん

憂「一つ一つぷちぷちするほうが楽しいなぁ~」

憂「いや、こうじゃないとぷちぷちじゃない気がするよ」

憂「一気にやるとぶちぶち?まあいっか~」

憂「プチプチはどうして楽しいのかな~」ぷちぷち

憂「作った人は天才だよ」ぷちぷち

憂「プチプチの日でもできないかな」

憂「一日中ぷちぷちする日が欲しい」

憂「はあ~ぷちぷち~」ぷちぷち

唯「ういー?お掃除終わったのー?」トテトテ

憂「あ、お姉ちゃん。うん、終わったよ~」

唯「あ、何さわってるの?遊びなら私もまぜてー」

憂「うん、いいよ~。お姉ちゃんも一緒にやろう!」

唯「お、この透明なのはプチプチだね!」

憂「うん、プチプチ~。ちょっと片付けてたら見つけたの」

唯「ア○ゾンでいっぱい買い物したからねぇ」

憂「こんなに沢山あるよ」ワー!

唯「あはは、何かに使えるかと思って取っておいたのだ」

憂「お姉ちゃんゴミはその時に捨てようね」ニコ

唯「えへへごめんね」

憂「でも、プチプチがこんなにあるからお姉ちゃんお手柄!」

――ぷっちん!

唯「おおー、ういうまーい」パチパチ

憂「えへへ~」テレ

憂「お姉ちゃんもやってみて」

唯「まかして!」

唯「むむ……」グイグイ

憂「できない~?」

唯「うまくぷっちんできない」ググ

憂「人差し指と親指使うんだよ~」

憂「でね、外側に押しつぶすように~」ググ

憂「ぐいぐいっと、ね」

唯「なるほどなるほど」

唯「よーし、ういの言った通りに」ググッ

――ぷっちん!

唯「おおー」

憂「いいよ~お姉ちゃん~」

憂「その調子その調子」

唯「まだまだいくよー」ふんす!

唯「ぷっちんぷっちんいってきもちいい」ぷちぷち

憂「軽快だねお姉ちゃん」

唯「手の感触も音もたまらないのです」

憂「素晴らしい物なんだよプチプチは」

憂「これずっとぷちぷち出来そうだね」

唯「暇つぶしになるのかな」

憂「お姉ちゃんと一緒に暇つぶし!」

唯「いいね。ういと一緒なら楽しいよ」

憂「わーい、どんどんぷちろう~」

唯「ぷちぷちぷち」

憂「お姉ちゃんはりきってる!」ワー

唯「私は今燃えてるよー」メラメラ

憂「私も負けてられない」

唯「すごいよこれは」

憂「プチプチは偉大だね」

唯「て、手がとまらない!」

憂「これは中毒性があるね」ぷちぷち

唯「何かとストレスが発散できそうだね」

憂「お姉ちゃんストレスあるの~?」

唯「ないよー」エヘヘ

唯「あってもなくてもぷちぷちすると楽しいよ~」

憂「ぷちぷちするお姉ちゃんかわいい!」

唯「ういもかわいい!」

憂「ふふふ」

憂「よーし、この一枚をどっちが早くつぶせるか勝負しよっ!」

唯「うん!負けないよ~」

憂「私だって!」

――レディー……ファイッ!

憂「やーー!」ぷちぷち

唯「たーー!」ぷちぷち

憂「負けないーーー!」

唯「私も全力だすよ!」

唯(とはいえちょっと疲れてきたよ)

唯(ここは一気につぶすよ……!)ギュ!

――ぷちぷちぷちぷち

憂「何してるのお姉ちゃん!」

唯「ひゃっ!」

憂「プチプチを一気につぶすなんて……」フルフル

唯「あ……ダメだかな」

憂「ダメだよっ!一つ一つつぶさないと、プチプチじゃないよ!」

唯「そっち?!」

憂「もっと丹念に一つ一つ確かめるようにつぶすんだよ」

憂「雑巾みたいに絞っちゃダメッ!」

唯「でも、疲れちゃったもん」

憂「も~これくらいで弱音を吐かないの」

唯「うー私やめるよ」ポイ

憂「え~まだいっぱいあるのに」

唯「ういがやっていいよ」

憂「もったいない」

憂「お姉ちゃんにはこの楽しさがわからないのかな」チラ

唯「えー、楽しいけど疲れるもん」

憂「じゃあ勝負なしでゆっくりやろ?」

唯「それなら」エヘヘ

憂「こっちおいで」

唯「えへへ失礼します」ピター

憂「この一枚を一緒にぷちぷちしようね」

唯「わかったー」

憂「私、こっちの端からやる~」

唯「じゃあ私はこっち側から」

憂「いっせーのーで、でやろうね」

唯「もちろんだよ」

憂「ちゃんと持った~?」

唯「持ったよー。いつでもオッケー」

憂「ふふふ、じゃあいくよー」

――いっせーのーで

――ぷっちん!

憂「えへへ~」

唯「えへへ~」

憂「ぷちぷちかわいい~」ぷちぷち

唯「ういのぷちぷちはいい音出すねー」ぷちぷち

憂「お姉ちゃんだっていい音だしてるよ、プチプチは」

唯「えっへん。ギタリストとしていい音を出してるのです」

憂「わあ、ギターの指さばきが役に立ってるね!」

唯「ふふ。ギー太との練習はここでも役に立ってます」

憂「お姉ちゃんすごーい」ワーワー

唯「いやいや~」テレ

憂「私もお姉ちゃん見習っていい音だすよ~」ぷちぷち

唯「もう十分いい音だけどね」

憂「なんかこう……お姉ちゃんと一緒にぷちぷちしてると」

憂「一緒に演奏してるみたい~」ぷちぷち

唯「いいね!憂とデュエット!」ぷちぷち

唯「これは……“ゆいうい”としてデビューできちゃうよ!!」

憂「すごい!ステキ!!お姉ちゃん大好き!!!」

唯「何かすごい飛んだけど」

唯「ういもけいおん部に入ればいいのにねえ」

憂「ん~考えとく」エヘヘ

唯「楽しいのにねー」ぷちぷち

憂「いいの。それにほら、こうやって一緒にぷちぷちしてるのも楽しいし」

唯「いつでも入っていいんだからねー」

憂「ふふ、ありがとう~」

唯「そう言ってる間にもう残り少なくなってきました」

憂「ああ、後五つ、三つ、一つ」ぷちぷち

唯「真ん中のが一つだけ!」

憂「後コレだけだと思うと、さびしい」

唯「こんな大量のプチプチをぷちぷちするなんて憂はよくやったよ!」

憂「楽しいとついつい夢中になっちゃうから」

憂「お姉ちゃん、最後の一つ、一緒にぷっちんしよ?」

唯「いいよ!」

憂「ああ、さようならプチプチ」スッ

唯「だいじょうぶ!これで終わりじゃないよ」

唯「プチプチは永遠にぷちぷちできるからーー!!」

憂「うん……!お姉ちゃん!!」

唯「さあ同時にやるよ」

憂「うん。いつでもいいよ。お姉ちゃん」

唯「いざ!!」カッ!

――いっせーのーで

――ぷっちん!

憂「……」

唯「……」

憂「おわった」

唯「ういー……」

唯「大丈夫だよ!!憂!!!」

憂「お姉ちゃん……」

唯「今からア○ゾンで大量にお買い物するから!!」

唯「こんな時に便利だよア○ゾン!」

憂「お、お姉ちゃん!そんなことしたらお小遣いが……!」

唯「平気だよ。かわいい妹のためだもん」

憂「お姉ちゃん……!」ウルウル

唯「アイスも欲しいしね」ボソ

憂「え?」

唯「あ、いや。とにかく!お急ぎ便で頼むから明日にはまたぷちぷち三昧だよ!!」

憂「ア○ゾンのことよくわかんないけど」

憂「お姉ちゃんすごい!」


唯「明日またやろうね」ニコー

憂「わーいありがとうお姉ちゃん!」

唯「明日またダンボールいっぱいくるからー」

憂「そっかあ、またお掃除しないとね」

唯「お掃除お掃除~」

憂「今度はすぐに捨てようね?」

憂「ぷちぷちは残して」ニコ

唯「もちろん!」エヘヘ





                おしまい



最終更新:2010年12月02日 01:33