<10分経過>

唯「澪ちゃん・・遅いよぉ・・早くしないとトンちゃんが・・」

梓「そんなに焦らなくても大丈夫ですよ」

唯「だって!トンちゃんが死んじゃうかもしれないんだよ?!」ソワソワ

梓「でもっ、トンちゃん元気に泳ぎ回ってますし・・」

唯「甘いよ!あずにゃん、もしトンちゃんが一刻を争うような状況だったら・・・」

梓「・・・なんかそう言われると・・不安になってきました・・」

唯「も~~待てないっっ!」ガサガサ

梓「って・・えっ?唯先輩、何してるんですか?!」

唯「何って・・澪ちゃんのかばんを漁っているんだよ!」

梓「やめてくださいよ・・澪先輩に怒られちゃいますよ?」

唯「あずにゃん!」

梓「どうか・・しました?」

唯「見つけたよ、トンちゃんのお薬」キラーン

梓「勝手にやっちゃって・・良いんですか?」

唯「しょうがないよ・・トンちゃんの事を思えばきっと澪ちゃんも納得してくれるよ」

梓「あっ・・水槽の中入れちゃった・・・」

唯「・・・」

梓「・・・」

唯「・・・」

梓「トンちゃん・・泳ぎ回ってますね」

唯「あずにゃん、私トンちゃんを救えたかな?」

梓「多分・・」

ガチャッ

唯梓「ビクッ!」

澪「お疲れ様」

梓「お、お疲れさまです、澪先輩」

唯「待ってたよ~澪ちゃん!」ダキッ

澪「ちょ・・唯、どうしたんだ?」

唯「トンちゃんのお薬買ってきてくれてありがとう!」

澪「ああ、それならちゃんとカバンの中に・・」

梓「そ、それが・・その・・」

澪「ん?」

唯「ごめんね、澪ちゃん、もうトンちゃんのお薬あげちゃったんだ」

澪「えっ?」

梓「私は・・とめたんですけど・・唯先輩がどうしてもって・・」

唯「ごめんね、トンちゃんの事が心配で・・・
勝手に澪ちゃんのカバンの中からお薬貰っちゃった」

澪「・・・」

澪「・・・」

澪「(えっ・・お薬カバンの中にあるんですけど・・)」

澪「あっ・・あ、そうなんだ!全然気にしてないからいいよ
  むむむしろお薬あげてくれてありがとう」

梓「澪先輩」

澪「(え、状況がよく理解できないんですけど・・二人とも私をからかってたり?)」

梓「澪先輩?」

澪「えっ!?」

梓「大丈夫・・ですか・・?」

澪「う、ううん!どうした?梓」

梓「お薬って水槽に入れた後、あんなに水が黄色くなるものなんですか?」

澪「・・・」

澪「・・・」

澪「う、うん・・たたた多分そうじゃないかな?」ばっ

澪「(まさかまさかまさか!!
  そんな事あるわけないよ!絶対あるわけない!
  律のアレはちゃーんとこの中に・・・・・・・・)」

澪「(・・・無い・・・)」

澪「・・・」

澪「・・・」

梓「み、澪先輩・・・?」

澪「・・・」

唯「・・・澪ちゃん?」

澪「・・・」

梓「・・・」

唯「・・・?」

澪「・・・」スクッ

澪「・・・」スタスタ

梓「澪先輩・・」

澪「ん~?」にっこり

唯「澪ちゃん、その手に持ってる物なにぃ?」

澪「あ、これ?」

澪「お薬買った時にコレも一緒に水槽に入れると良いですよって店員さんに言われたんだ」

唯「へぇ~そうなんだ~」

梓「やっぱり澪先輩に入れてもらった方が良かったですね」

唯「え~そんな~・・あずにゃんのいけず~・・」

澪「(ホントはこれがそのお薬ですけどね・・)」

澪「・・・」

梓「・・・」

唯「あっ、心なしかトンちゃんが喜んでる気がする!」

梓「そんなにすぐに影響されないですよ」

澪「早く水槽の水変えた方が良いかもな」

梓「えっ?!そうなんですか?」

澪「えっ?・・あ、ああ・・そう店員さんが言ってたんだ!」

梓「そうなんですね、わかりました、明日変えましょう」

澪「・・・」

梓「って・・えっ?澪先輩?」

澪「・・・」

唯「澪ちゃんが・・泣いてる!」

梓「ど、どうしたんですか?」

澪「あずさぁ・・トンちゃん元気になりそうで良かったなあぁぁ・・」ポロポロ・・

梓「えっ、あ、はい・・」

澪「良かったなぁぁ・・」グスグス・・

唯「良かったねぇ・・」シクシク・・

梓「こっちも?!」

梓「(澪先輩・・こんなにトンちゃんの事心配してくれてたんだ・・)」ジーン

澪「(りつぅ・・・)」グッス・・


あの悲惨な出来事から時間は流れた
唯のおかげでようやく気付いたんだ
根本から私は間違っていた
そもそも律のおしっこを堪能するのに
こんなに回りくどいやり方をしなくてはいけないのか?
私の願望はもっと簡単に達成できるんじゃないか?

<律の部屋>

律「なんだよ、話って、好きな人でもできた?」

澪「律、おしっこ飲ませて」

律「・・・」

澪「・・・」

律「・・はい?」

澪「だから、おしっこ飲ませてくれ」

律「・・・」

律「・・・頭大丈夫ですか?」

澪「大丈夫です」

律「・・・」

澪「・・・」

律「え、なんで?」

澪「律のあそこから噴き出るおしっこをこの目に焼き付けたいから」

律「・・・」

澪「そしてその噴き出る黄色いおしっこを全部飲みほしたいから」

律「・・・」

澪「律のおしっこってどんな味するんだろうな」

律「・・・」

澪「っていうわけだからさっさと股開いて」

律「開くわけないだろ、馬鹿か」

澪「・・・」

律「そのなんか変な事言いました?みたいな顔やめろ」

澪「相変わらず強情だな、律は」

律「だって・・おまえ・・・」

澪「良いじゃん、減るもんじゃないんだし」

律「そういう問題じゃねぇぇ」

澪「律は私のおしっこ飲みたくないの?」

律「・・・」

澪「気にならない?他人のおしっこってどんな味するんだろうって?」

律「澪」

澪「私は気になって気になってしょうがないんだけど」

律「澪、ストップ」

澪「ん?」

律「これ以上私をひかせないでくれ・・」

澪「・・・」

律「だからそのキョトンとした表情やめろ!」

澪「・・でさぁ」

律「もうお腹いっぱいですって・・」シクシク・・

澪「律の尿検査の物頂いたんだけど・・」

律「・・・え、何してくれてるの?」

澪「結局トンちゃんに律のおしっこあげちゃって」

律「・・・ちょっと何言ってるかわからない」

澪「まだ堪能できてなんだよね、だから」

律「お前のせいだ!お前のせいで私は再検査という辱めをっ!」

澪「飲ませてよぉ」

律「・・・」

律「・・・ヘンタイ」

澪「変態?私が・・か?」

律「そんな事できる訳ないじゃん」

澪「どうしても?」

律「ちょっと待って・・なんか頭痛くなってきた」もぞもぞ

澪「あ、ちょっと律!布団潜るなよ~」もぞもぞ

律「わぁ!入ってくるな~~」

澪「布団の中なら飲ませてくれる?ねぇ、飲ませてくれる?!」もぞもぞ

律「~~~」ぞぞぞ・・・

澪「ねぇ・・りつぅ~」もぞもぞ

律「もうやだよ!澪!部屋から出て行って!」グスッ

澪「・・・りつ・・」

律「ぐす・・ヘンタイ・・触らないで・・」

澪「・・・」

澪「・・・」

ガチャ・・パタン・・


<その日の夜>

律「んっと・・トイレトイレ・・」

律「・・・????」

律「えっ・・・え?」

律「なんで両手ベッドに括りつけられてるの?・・えっ」

澪「律、起きたか?」

律「うわぁぁ!!」

澪「・・・」サッ

律「~~~」←澪の手で口塞がれてる

澪「まったく・・聡とか両親に聞こえちゃうだろ」

律「ぷはっ・・・はぁはぁ・・」

澪「驚きすきだろ、まったく・・」

律「お前が言うか・・幽霊かと思った・・」ドキドキ・・

律「ってか何で澪がここにいるんだよ!もう午前二時だぞ、帰ったんじゃなかったのか?」

澪「帰るふりして律のベッドの下にずっといた」

律「やってる事は変質者と変わんないぞ、何やってんだ」

澪「もう・・りっちゃんたら・・わかってるく・せ・に♪」キラン

律「きもちわりぃぃぃ!!」

澪「・・・」ショボン

律「・・・・なんかごめん」

澪「律が夜中の二時頃におしっこ行くことは調査済みなんだ」

律「立ち直り早いんですね」

澪「だから律、この状況だと朝までにおねしょしちゃうぞ
困ったな、律。いい年しながら恥ずかしいなお前」

律「この状況作り出したのあんたです・・それにな、私はおねしょなんかしないぞ?」

澪「?」

律「よく考えてみろ、ここは私の家だぞ?私が大声出せば聡にも親にも聞こえる」

澪「・・・」

律「そうなれば私の部屋に駆けつけた家族によって
この手枷が外されるわけだよお譲ちゃん」

澪「甘いよ、律」

律「は?」

澪「そんな甘ったれた考え方でよく生きてこれたな」

律「なんか・・・・・むかつくな・・」

澪「律が大声出したら、私はまず律の布団をひっぺがし、律のパジャマとパンツを脱がす」

律「なっ!」

澪「そして私は再び律のベッドの下へ身を隠す」

律「くっ・・・」

澪「そうして駆けつけたお前の家族はまず最初に何を目撃すると思う?」

律「く~~」///

澪「もうわかるよな?律・・・」ククク・・

律「ひ、卑怯だ!藤木君より卑怯だぞお前!」

澪「悪いな律・・私も必死なんだ」

律「そ、そんなに飲みたいなら自分の飲めば良いじゃんか!」

澪「自分のじゃだめなんだよ、律のものじゃないと」

律「なんで私なんだよ、
唯とかに頼んでみたら以外と飲ませてくれるかもよ?(ごめん唯・・)」

澪「私は律のがいいの!」もみもみ

律「変態変態変態ヘンタ~イ!」

澪「変態でいいよ、律のおしっこが飲めれば」

律「認めるなよ・・もうヤダ・・この人」

澪「私は律の事好きだけどな」

律「てゆうかさっきからどさくさにまぎれて胸揉むのやめてもらえませんか・・」

澪「大きくしてやってるんだろ?」

律「うるさい!やめろぉ!もう幽霊の方がましだよ・・ダメだ・・」

澪「幽霊とか怖い事言うなよぉ、りつぅ」ぎゅ

律「苦しいって、抱きしめるのもやめてください・・
  っていうかもう勘弁してください・・手枷解いてください」

澪「いいよ、律がおしっこ飲ませてくれたらね?」

律「多分でないよ?このまま朝を迎えて変態の澪を改めて家族に紹介する事になると思う」

澪「じゃあ出させてあげよう、ほととぎす」スッ

律「なっ、なにすんだー!」///

澪「律もけっこう幼いパンツ履いてるんだな」

律「・・・澪・・やだ・・これ以上は・・」

澪「脱がすよ?脱がさないとパンツ濡れちゃうだろ?」

律「やだやだやだぁ・・やだよぉ・・おしっこ・・ほんとにするの?
  絶対そんなのいやだぁ・・」

澪「口調が幼くなってるぞ?可愛いな律」

律「やめて・・お願いみお・・お願いだから・・」

澪「大丈夫だよ律・・暗くてあまり見えないし、恥ずかしくなんかないだろ?」

律「脱がしたら・・澪の事嫌いになるから・・絶交するから・・」

澪「絶交したっていいよ、その後で恋人の契りを結ぼうな」

律「・・・変態澪・・」

澪「・・・」すっ・・

律「・・・・」かぁぁ

澪「律・・脱がしちゃった」

律「・・・ばか・・」///

澪「さわってあげるね?」

律「・・・」

澪「・・・え?」

律「・・・」///

澪「律・・毛は・・?」

律「・・・だから・・いやだってゆったのに・・みおのばか・・」


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最終更新:2010年12月05日 01:10