逃げられるなら逃げたかった
こんな快感与えられなければ、すぐにでも逃げた
ムギを見た
さびしそうな顔をしていた
だよね、もうちょっといていいよね、ムギ
律は動かなかった

梓「あれ?逃げないんだ。ふふ、良い子になった証だね」
そう言うと、また手を入れ、律と舌を絡めた熱く、エロティックなキスをした
チュチュッ
紬は後ろに回って律の乳房を揉み、耳を舐めた

律「はんっ!」

梓「耳も性感帯なんだね、律」

紬「ふふふ♪」

律「あぅ・・・ムギぃ、耳に息吹きかけないでよぅ・・・」

紬「あら、ごめんなさい♪」
ぺろぺろ

梓「さてと・・・」

梓は一息つくと、より一層手に力を入れた
クチュクチュという音がより大きな、ジュブッジュブゥというような音に変わる

律「あっ・・・あぁっ!」

梓「律、もっと激しくしてあげるからね♪」

梓の手が速く、荒々しくなる。
分泌される液体の量が過剰に増えていくのを律は自覚していた

律「梓・・様!だめですぅ・・いっぱいでちゃ・・

梓「いっぱいだしなよ(笑)どうせ止まらないんだからさ」

ジュブジュブジュシュパパ
梓の激しい手の動きに合わせて水しぶきのように、分泌液が飛ぶ
止まらない
止めようがない

律「あっあぁあぁ!はぁああん!」

梓が手を止める
床が律の恥蜜で黒くなっていた


梓「あーあ、汚しちゃったぁ~」
にやけながら梓が律を小馬鹿にする
手を抜くと、梓の手が水分で濡れているのが目にわかる

梓「きったな~。律のせいで手が汚れちゃったー。こんなんじゃギター触れないよ。」
律は顔を赤らめる
恥ずかしさだけではない。馬鹿にされることが、罵倒されることが、嬉しく思えた
律の顔に、梓が手を近づけ、手を振る
律の顔に自分の恥ずかしい分泌液がかかる。もちろん、匂いも

梓「早く綺麗にしてよ」

律は無言で梓の手をペロペロ舐めた
それを梓は微笑を浮かべながらみている

紬「あ、あの・・・」

梓「ん?何よ」

紬「私も・・・私にもしてください・・・」

梓「してほしいんだ・・・」

紬「はい・・・」

梓「ふぅーん。嫉妬、してるの?」

紬「そんな・・。そんなんじゃありません・・・」

梓「そう・・・。あ、いいこと思いついた」

梓「2人でしてよ」

紬「え・・・2人で?」

梓「うん。律とムギで。早く」

紬「そんな!私には・・・してくれないんですか・・・?」

梓「口答えしないで。やらないならもう、律だけ面倒みるよ」

紬「そんな・・・」

梓「ほら、早く。M同士の慰め合いみたいなー♪」

紬「はい・・・」

紬が律に顔を近づける
チュッチュ・・・

梓「ちょっと!」

紬・律「は、はい・!?」

梓「私に立って見ろって言うんだ」

紬・律「あ、い、いえ・・・」

梓が律の髪を掴んで、椅子から引きずり下ろす
律が、濡れた床の上に転がる

梓「紬も・・ほら!早くしろよ!」
紬の頭を押さえつけて、床でするように促す

紬「は、はい」

床に膝をついて律とキスをする
チュチュチュ

梓「ふふ!そうそう、それそれ!もっといやらしくするの~(笑)」

紬と律が梓の言葉でスイッチが入ったのか、より激しいキスをする


舌と舌をくねくねと絡ませ、涎を垂らす
紬は涎の分泌が多い、すぐに口と舌が水分でいっぱいになった
チュル、チュチュ チュル

琴吹家のお嬢様がこんなに卑猥なキスをしている
口から顎にかけて、律と紬の涎でドロドロだ
律も同様だ

梓「うわ、きったな~い(笑)ドМの2人が絡むとこんなに野蛮になるんだ~」

梓「律、紬がま○こ触ってほしいんだって。いじってあげなよ♪」
梓が律の手を足で二度三度軽く小突く

不本意だった
こんなの違う
私は・・・私は、梓様にしてほしかったのに
紬は悔しかった
でも、どうしようもないことも自分でわかっていた
嫉妬しないわけがないのに、律に濡れた秘部を触れられると、鳴いてしまうのだから

紬「うぅ、あっ、あっ、あん・・・」

梓「紬ぃ、何休んでんの?慰め合えって言ったんだよ?一方的にやられるんじゃないの~」

紬「は、はい・・・」

梓に背中を軽く蹴られ、律の秘部に手を伸ばす
律もまた、紬に刺激されるとかわいい声で鳴いた

梓「あぁ、いい、いい。2人ともかわいいよ~」

クチュクチュと紬と律が互いに刺激し合う音と、激しく、卑猥なキスの音

梓「ふふふ。もういいよ、おふたりさん♪次はね・・・」
紬と律がもっともっと命令してと懇願する顔をしている

梓「自分でして、見せてよ」

律「自分でって・・」

梓「わかるでしょ?オナニー。オナニー、して、みせて」

紬「・・・はい」

紬と律が膝をついてオナニーをする
クチュクチュ・・・・

三年生のお嬢様と軽音部部長が、一人の後輩の前で自慰行為をしているのだ

梓「あ~。いい眺め~。クスクス」

紬が何か物欲しげな顔で梓を見ている
梓「紬ー。またあれが欲しいの~?」

紬は“いつものもの”を欲した

ゴト
梓が内履きを脱ぐ

梓「ほら。嗅げば?(笑)」

紬「あ、ありがとうございますぅ!」
クンクン

律には衝撃的だった。あんなにおしとやかなムギが、梓の足のにおいを嗅いでいる
しかも、貪るように・・・・

紬「あぁぁ、いい匂い・・・」
紬の手が早くなる

梓「あ、直接顔くっつけないでよ。あんた口の周り、涎だらけで汚いから(笑)」

梓「ちょっと、律。手、止まってるけど」

あまりの光景に、律は手を止めてしまっていた
律「あ、はっはい!」
クチュクチュクチュ

律は興奮していた
ムギにとって、梓の足がオカズなら
律のオカズは、この目の前で繰り広げられている痴態だった
ムギの今の姿、それこそが、律の刺激剤だった

梓「2人とも、イクまで手止めちゃだめだからねー」

紬・律「はい」

クチュクチュクチュ

梓「あ!当たり前だけど、勝手にイクのも当然ナシね♪」

それぞれの刺激剤を手にした2人はより一層、手の動きを強くする
クチュクチュクチュクチュ・・・・

律「あ、、、いきそうですぅ・・・」

紬「うぅぅっ・・・私もです」

梓「あは♪いっちゃう前に許可とってね~♪」

律「あぁ・・・梓様・・・いっても・・・いいですか・・・」

紬「私も・・・いっていいですか・・・」

梓「う~ん、どうしようかな~」

早く、早く、早く、早く許可してください!!
それしか律の頭の中にはなかった

梓「じゃあ、私の言うことなんでも聞く?」

律「はい、なんでも聞きます。梓様の言うことなら・・んっ!」

梓「じゃあちゃんと奴隷宣言、してよ♪」

律「なんて言えば・・良いんですか?」

梓「それもわかんないの~?ほんと馬鹿だね、律って」

梓「紬、奴隷宣言して?」

紬「はい・・・。私、琴吹紬は、中野梓様の奴隷として身も心も奉げ、命令を受け入れ、ご奉仕し続けることを誓います」

梓「こう言うの。はい、次は律の番だよ」

律「・・・・・私、田井中律は、本日から中野梓様の奴隷として身も心も奉げ、命令を受け入れ、ご奉仕することを誓います!」

梓「きゃはは!いいよ、じゃあいっても!イクときは一番恥ずかしい態勢でいってね?」

紬・律「はいぃ・・・」
許可が下りた
紬と律は脚を広げ、がに股のような態勢になった

律「い・・いきますぅ・・見ててくださいぃ・・・」
紬「私もいきます・・・!」

律「いく、、いっくぅう!」
紬「あっ・・・あぁん・・・・!!」

足を広げ
紬は涎を垂らしながら
律は歯を食いしばり、薄目を開けながら
2人は命令通り“最も恥ずかしい姿”で絶頂を迎えた

ぺた…
力なく2人は床に倒れこむ

梓「あはは♪いっ・ちゃっ・た♪」

梓「律ちゃん良くできました~」チュゥ
梓はの上半身を起こすとキスをした

梓「紬も、良かったよ?ちゃんと言うこと聞いて偉いね」
そう言うと抱き寄せ、頭を撫でながらキスをした

ずるい
ずるいよ、ずるいよ、ずるいよ・・・!
私も言うこと聞いたのに、ムギはあんなにかわいがってもらってる!
ずるい!
律はムギに嫉妬した

梓「進路相談にいってる他の2人が来ちゃうかもしれないから、早く服着てね」

梓はいつもの席に座り、ムギの持ってきたマカロンをかじった



          • それからちょっとあと

ガチャ
唯「あ!あっずにゃぁーん!」
ムギュ スリスリ

梓「もう!それやめてくださいよー」

唯「だってあずにゃんかわいいんだもんー」

澪「ごめんごめん。こんなに長引くとは思わなくて・・・あれ?律、もう汗かいてる」

律「あ、あぁ!先にちょっとドラム叩いちゃった~!」テヘペロ

唯「えぇ~!!りっちゃんが・・・そんな・・・自主練なんて・・・」

律「な、な、なんだよ唯!そ、そんなに珍しくないぞ~」

唯「嘘だ嘘だ~!りっちゃんはそんなことしないよ!嘘だと言ってよりっちゃん!」

澪「ほんと珍しいな。ついに律も向上心ってのが出てきたんだなぁ!」

律「あは・・・あはははは・・・」

紬「さぁ、2人とも座って~。今日はマカロンですわ~」

唯「やったぁ♪」

唯「あ!!あずにゃんもう食べてる!ずる~い」

梓「先輩たちが遅れてくるからじゃないですか!」

唯「駄目だよ!一緒に食べるのが楽しいんじゃん!」ブーブー

紬「まぁまぁまぁまぁまぁ、たくさんあるから大丈夫よ~」

そこにあるのはいつもの放課後だった

ブルルルルルル
携帯のバイブレーションがなった

律「あ、メール」

唯「あ!りっちゃん、こんな時間にメールなんて!もしや・・」

紬「か、彼氏ですか~!」キラキラ

律「ち、違うってばー!た、多分メルマガかなんかだよ!」

from 中野梓

今日、家に行きますね

唯「りっちゃん、彼氏からなんて?」

律「・・・・やっぱり、め、メルマガだったよ~ヘヘヘ・・・」


家は家族がいるからだめ
多分、無理やり、強制されていたなら、そんな返信をしたのだろう
梓を受け入れた律に、そんな返信などできるはずがなかった

はい

たった二文字
それだけを返信した
屈服と忠誠の二文字だった

唯「今日は金曜日だね~花金だよ!澪ちゃん!」

澪「そうだな~。今週も短かったな~」

唯「え~、長かったよ~」

澪「唯、休むだけじゃなくて、勉強もちゃんとしないとだめなんだぞぉ」

唯「澪ちゃん、それを言わないでぇ~~」

そう。今日は金曜日。
梓が今日の夜、来るのだ
唯「いずれにしろ、楽しい週末にしなきゃね!ね、りっちゃん!!」

律「おう!もちろんだ唯!」

律は笑顔でそう答えた      fin




最終更新:2010年12月12日 22:00