和「私、唯と毎日一緒にいなきゃ駄目なの。あの犬みたいな笑顔を……苦痛に歪ませたいの」

梓「きがくるっとる」

澪「私、今聞き間違えた? 和が唯を泣かせたい的なことを言った気がしたけど」

和「まったく問題なく聞き間違えてないわよ。私は、唯をぶん殴りたい」


梓「……」

澪「なんで?」

和「だって、唯って可愛いじゃない?」

澪「うん。可愛いな。共学だったら間違いなくクラストップクラスの人気だろうな」

和「当たり前じゃない。それで、その美少女である唯を思いっきり泣かせたいのよ」

澪「だからそれがなんでっていう話で」

和「独占欲かしらね」

澪「ですか」

唯「……」

律「お、おい。唯」

唯「……」ハァハァ

律「ハァハァしてるー!!」

唯「和ちゃんが……踏んでくれたり……叩いてくれたり……」


イメージ「ほわんほわんほわーん」

和『ほら、唯。どうしてほしいの?』

唯『引っ叩いてください!』

和『へえ、これくらい?』ぺしん

唯『もっと強く!』

和「これくらい?」べしん

唯『フォルテッシモ!!』

和『これくらい!?』ベッシン!!!!

唯『はぁ~ん!! 気持ちいいです! もっともっと! 叩いてください!』

イメージ「ほわんほわんほわーん」


唯「うふふ、ぐへへ……」

憂「梓ちゃん、姉が気持ち悪いんだけど」

梓「Mに関して、私に言うコトはないよ」

紬「パフェおいしー」むしゃむしゃ 


澪「もし、唯がドM気質だったら?」

和「残念よね。だって、私が望んでいるのは泣く唯なのよ? 気持ちよくなる唯もいいけど、
それはそれよ」

澪「そういえば、This is itがテレビでやるらしいな」

和「DVD化しないって聞いたから劇場に行ったのに、本当に残念よ。それも」

唯「よし、叩いてもらいに行こう」

律「待て待て。そういうのは駄目だって聞こえなかったのか」

唯「ううー」

和「でも、一度でいいから全力で唯をぶっ叩きたいわね」

澪「和は唯が嫌いなのか?」

和「嫌いなわけないでしょう。むしろ世界で一番大好きなくらいよ」

澪「あ、安心したよ」

和「それでまあ、大学のことはおいおい考えるコトにするわ。とりあえず、今日は自分の
性癖をさらけ出せて清々したわ」

澪「う、うん……」

梓「こっち来ますよ!」

律「唯! さっきのなんとかかんとか使えよ!」

唯「できるわけないでしょ!」

紬「パフェー」るんるん

梓「こうなったら、テーブルの下に隠れましょう!」

憂「和ちゃーん!」

和「?」

唯「ちょ!」

憂「今日、うちでご飯食べに来てよ。久しぶりに和ちゃんとご飯食べたいから」

和「ええ。それじゃあ、あとで行かせてもらうわね」

澪「憂ちゃんもバイト頑張って」

憂「はい!」

唯「……あれ?」

律「憂ちゃんがかげになって、上手く隠れられたな」

梓「律先輩、パンツ見えてますよ」

律「……何見てんだよ」

梓「……緑、ですか」

律「見るなー!」

紬「でも梓ちゃん」

梓「緑ですねー」にやにや

律「あー!」

紬「梓ちゃんは……中身、見えちゃってるよ?」

梓「……」

律「そういやさっき、パンツ脱いでたよな」

梓「……濡れてて気持ち悪くて、つい」

紬「……なんか、ごめんね?」

憂「お会計のほう、12000円になります」

唯「ふぇ!?」



――それからしばらくして、唯の家――

唯「あーうー」ごろごろ

憂「お姉ちゃん、もうすぐ和ちゃん来るよ」

唯「和ちゃん? なんで?」

憂「相変わらず物覚えが悪いね。今日は和ちゃんが晩御飯食べにくるんだよ」

唯「あー。そうだったねー。それで?」

憂「それでって……。ご飯できたから、運ぶの手伝ってよ」

唯「仕方ないなー。憂は私がいないと何もできないんだから」

憂「はいはい」

唯「それで、このお皿はどこを持てばいいのかな?」

憂「お皿を見て、そんな質問をする人は人類の歴史上例を見ないよ」

呼び鈴「ぴんぽーん」

憂「和ちゃんかな。お姉ちゃん、行ってきて」

唯「うぃー」たたたた

和「お邪魔するわね」

唯「いらっしゃい、和ちゃん。ささ、私が作ったシチューでも食べなよ」

憂「なに言ってるのお姉ちゃん。わりとマジで」

唯「だって、ほら。これって私が作ったじゃん」

憂「お姉ちゃんの記憶中枢を見てみたいよ」

和「ほらほら。いいから食べましょ。おなか減ってるのよ」

唯「だって、憂が」

憂「お姉ちゃんが」

和「まあ、どう考えても唯が悪いわよね」

唯「和ちゃん!?」

和「そりゃあそうでしょ。むしろここで憂が悪いっていう人を私の前に出しなさいって感じよ」

憂「フフ、和ちゃーん」だきっ

和「どうしたの? いきなり抱きついてきて」

憂「大好きー」

和「……私もよ」なでなで

唯「!?」ガーン

唯「う、うい……?」

憂「ういだよー」

唯「ど、どうして(私の)和ちゃんに抱きついているのかな? かな?」

憂「微妙に古いよそれ。……好きだからだよ」

和「?」

唯「嘘だッ!」

憂「いや、だから古いってそれ」

唯「うるさい! このヤンデレ!」

憂「それ、平行世界の私じゃないの? 私、お姉ちゃんの恋人を包丁で八つ裂きになんて
したことないよ。お姉ちゃんだって、セイバーさんとかと――」

唯「うわああああああああああ!!!! おしゃべりがすぎるよ! 憂!」

和「なんの話よ」

唯「和ちゃんは黙ってて! このままじゃあ和ちゃん探偵団、団長の名が泣く!」

憂「ぷっ」

唯「嗤わないでよ! 和ちゃんクイズで決着をつけるよ!」


律「――それで」

梓「私たちを呼んだんですか」

唯「そうだよ! 憂を懲らしめるんだから!」

憂「お姉ちゃんの泣き顔楽しみー」

和「……」ピク

律「……で、これを読めばいいわけ?」

唯「そうだよ。クイズだからね」

梓「和先輩のことをクイズにするわけですね。そういえば、去年あたりに言ってましたよ
ね。和の50のこと書かないとって」

唯「メタ禁止!」

梓「はーい」

律「これから、和探偵団団長『コンバット唯』とヤンデレシスコン女『平沢憂(笑)』の和ちゃん
争奪戦を始めます」

梓「質問は安価で決めます。それにエレガントな唯サマと憂(笑)がフリップに書いて、その
後に和先輩が答えるという方式です」

律「それでは、第一の質問を>>50どうぞっと」

※裸眼の視力


律「それでは、和の裸眼の視力は?」

梓(だるそうに読む律先輩もかっこいいな)

律「ん? どうした?」

梓「い、いえ! なんでもないです!」

律「……変な梓」

唯「書けましたー!」

憂「同じく!」

律「それでは答えどーん」

唯「3」

憂「0.05」

憂「……お姉ちゃん、視力舐めてる?」

唯「視力は飴じゃないもん! 憂のおばか!」

律「……それでは、和の解答です」

梓(いつりっちゃん先輩と呼ぼうかな)

和「0.01くらいね」

律「はい。二人とも不正解」

梓「作者が書きたかったことを詰め込んでるからもうグダグダですね」

唯「あずにゃん!」

憂「梓ちゃん!」

梓「事実じゃないですか。だいたい、1か月も書かないのは馬鹿ですよ」

唯「黙れ!」

梓「中学生シリーズとかで終わりにするんじゃなかったんですか? 台本形式になったの
も楽だから――」

憂「殺すぞ!」

梓「は、はい!」ビクッ

律「だ、大丈夫か? 梓」

梓「こ、こわかったですぅ~!」ピイイイ

和(……なにこれ)

唯「あずにゃん、いい加減にしなさいね」

梓「りつせんぱああああああああい!!!!」びええええええん

律「……マジ泣きしてるぞ」

憂「梓ちゃんが悪いんだから!」

和「律、梓ちゃんお願いね」

律「あ、ああ。和は?」

和「この子どもをなんとかするわ」ドドドドドドド

律「さい、ですか」

唯「べーだ!」

憂「ふんだ!」

和「唯! 憂!!」

唯憂「!?」ビクゥ!!!

和「ちょっと来なさい。というか集合。むしろ正座」ちょいちょい

唯憂「は、はいィィ!!」


※スレスト



最終更新:2010年12月18日 03:15