DT×女たらし


「あの子達どう?あそこの髪の長い子達。どっちも美人じゃん?」
「いや、あのね、安達…」
「あまり好みじゃない?じゃぁ…あっちの2人連れは?
右側の子は目がぱっちりしてて可愛いし、左側の子はちょっと派手めだけどスタイルいいし」
「そうじゃなくて」
「もっと清楚な感じの方がいいのかな……だったら向こうのお嬢様風の…」
「っていうかさ、俺たち今何やってるわけ?」
「ナンパだろ?仁科がしたいっていったんじゃん」
「いやいやいや、俺んなこと一言も言ってねーし」
「だってお前昨夜俺の所に来たよな?すげー思い詰めた顔してさ。
そいで脱童貞に協力してくれって言ったよな?
「言ったよ。それだ安達がわかった俺に任せろって言ってくれて」
「だから、俺達は今ここでナンパしてるんだろ?まずカラオケで盛り上がって
それから食事か飲みかでさらにムードを高めて…まあ、出会ったその日にラブホまで
っていうのは仁科にはハードルが高いかもしれないけど」
「俺は女の子をナンパしたいなんて言ってない!」
「…………あー、もしかして風俗希望?俺、そっちはあんまり詳しくないんだよな。
わざわざ金払ってそーいうコトする気には」
「じゃなくて!あーもう!」
「……っ、…引っ張るなよ、痛いって。つかどこ行くんだよ」
「カラオケ」
「え?」
「それから…安達は食事と飲み、どっちがいい?」
「え?え?え?」



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最終更新:2012年02月03日 14:34