AAAキャラバトルロワイアル @ ウィキ内検索 / 「今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前)」で検索した結果

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    ...、夜を行く 101 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前)・今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(後) 105 闇の王と炎の王、激突のこと(前編)・闇の王と炎の王、激突のこと(中編)・闇の王と炎の王、激突のこと(後編) 【氏が書かれたキャラ】 キャラ名 登場回数 ブラムス 4回 エルネスト、ミカエル、フェイト、ロキ、クラース 2回 みんなのアイドルヅラムスを生み出し、さらに彼を進化させ、そしてヅラムスの初バトルも手がけたヅラムス神。その実力は相当なものである。 -- 名無しさん (2008-09-28 12 42 15) コメディタッチなカオスバトルから本格的な肉弾戦まで書ける、AAAが生んだオールラ生んだー(オールラウンダー)。その手腕は確かなもので、戦闘の多くなる終盤で期待の持てる書...
  • 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前)
    第101話 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前) 沖木島の夜闇を切り裂く、4つの輝き。 1つは、やや黄色味を帯びた白色の光。 それは光源自体の速度が上下するに合わせて高度も増減するところを見れば、自転車の光とすぐに分かろう。 そして2つ……厳密には、一対という表現の方が正しい赤い光。 それは見る者がおよそまともな生物であれば恐怖を感じずにはいられない、魔の存在のみが宿しうる禍々しい眼光。 最後の1つは、それら二者を圧倒する、凄まじいまでの反射光。 ぶっちゃけこれ摩擦係数完璧に0じゃね? と疑いたくなるほどにツルンツルンの、髪の毛の枯れ果てた…… ……おっと失礼、頭頂部に一本だけ残ってたのを忘れてた。まあとにかく、老年男性の頭部がその光源。 それら四つの光は、闇の中を比較的高速で移動していた。 その速度は、平均的な青年男性の全...
  • 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(後)
    第101話 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(後) 「あ゛ががあ゛……あ゛ががあ゛……!!」 (顎があ……顎があ……!!) 顔面を木の幹に陥没させたロキの顔面は、棺桶を食らった直後からこの先、作画崩壊したまんま戻る気配はなかった。 一挙一動のたびに周囲のモブキャラが「ざわ…ざわ…!」する、 どこぞの闇に降り立った天才を連想したくなるような、 まともな人間ならありえない奇怪なプロポーションを手に入れたロキの顎は、 ブラムスが棺桶に乗って空から飛び込んでくる、という奇襲作戦の結果と言わざるを得まい。 簡潔に説明しよう――ロキの顎は棺桶の角をモロに食らって、その拍子に脱臼を起こしてしまったのだ。 文字通り顎の外れたロキは、目の前の怪人を前に、自らの無力化を悟らざるを得なくなる。 仏像の仮面を着け、袈裟をまとい、ツルッパゲも同然のカツラの...
  • SSタイトル元ネタ
    ...ッハ中年』 101 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前)今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(後) 天気予報でよくある言い回し。元ネタになった詳細な台詞があるのかもしれないが、これを書いてる人間には(ryべ、別にどうググればいいのか分からなくて途方にくれてなんかないんだからっ!私の代わりに調べてくれたって、う、嬉しくなんかないんだからねっ! 102 くそむしテクニック 「やらないか」等の有名な台詞で大人気、ヤマジュンこと山川純一の漫画『くそみそテクニック』主人公の阿部さんをはじめ、2ちゃんねるにおいてはホモ漫画の代表格として親しまれている。 103 Start Up from Prolonged Darkness(前編)Start Up from Prolonged Darkness(後編) 『ヴァルキリープロ...
  • 作中時間順目次
    ...OJmms 101 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前)今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(後) フェイト、クラース、エルネスト、ロキ、ミカエル、ブラムス ◆Mf/../UJt6 105 闇の王と炎の王、激突のこと(前編)闇の王と炎の王、激突のこと(中編)闇の王と炎の王、激突のこと(後編) ブラムス、ミカエル、ロキ、フェイト、エルネスト、クラース ◆Mf/../UJt6 1日目 真夜中 NO. タイトル 登場人物 作者 98 光の勇者ジョーカーを引く クロード、IMITATIVEブレア ◆yHjSlOJmms 102 くそむしテクニック アルベル、プリシス、レオン、レナ ◆Zp1p5F0JNw 103 Start Up from Prolonged Darkness(前編)Start Up from P...
  • 本編SS目次
    ...OJmms 101 今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前)今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(後) フェイト、クラース、エルネスト、ロキ、ミカエル、ブラムス 夜中 ◆Mf/../UJt6 102 くそむしテクニック アルベル、プリシス、レオン、レナ 真夜中 ◆Zp1p5F0JNw 103 Start Up from Prolonged Darkness(前編)Start Up from Prolonged Darkness(後編)その手に光を得るために(前編)その手に光を得るために(後編) アシュトン、チェスター、ボーマン、ガウェイン、クリフ、レナス、レザード、ソフィア、リドリー 真夜中 ◆O4VWua9pzs 104 希望を胸に、精一杯生希望(生きよう)(前編)希望を胸に、精一杯生希望(生きよう)(後編) ル...
  • 現在状況(ルシファー)
    ルシファー AAAロワの主催者。 OPは広く薄暗い空間にて行った。 他からは一段高くまるで舞台のようになった場所に立ち、黒装束の兵士達を引き連れた状態で開催を宣言。 みせしめの那々美は兵士らの手で銃殺、ルシフェルは首輪爆破で殺された。その際放たれた滅びの風はルシファーに届かなかった。 なお、OPにおいてルシファーはこの殺し合いの事を「ゲーム」と称している。 『最後の一人になるまで殺し合え』以外でOPで説明されたのは『支給品について』『制限について』『首輪爆破の条件』の3つ。 『最後の一人には“ご褒美”がある』ということは第二回放送で伝えられた。ご褒美の詳細はまだ秘密とのこと。 放送は死者の名前→禁止エリアの発表の順に行われており、復唱はしてくれない。 死者の名前は死亡順(同一時間帯の場合は話数の若い方が先)と思われる。 【原作のキャラ紹介】 エターナルスフィア...
  • 二つの後悔 一つの決意
    第46話 二つの後悔 一つの決意 この僕レオン・D・S・ゲーステは普通の人より大分頭がいい。周囲からは天才として通っていた。 円周率は238万桁まで暗記しているし、一度見たこと聴いたことは絶対に忘れない。 その知力おかげで留学先の地球でも高い成績を修めていた。 でも、今この能力が仇になるなんて思ってもみなかった。 ※※ 僕は森を抜け、道なりを歩く。 僕はとても怒っていた。支給品のアイテムがあまりにも期待はずれであったからだ。 ローブとクロード兄ちゃんの剣はどうみても当たりだ。だが、残り一つのアイテム。どーじん。 多感な時期の僕には、これは刺激が強すぎた。 僕は初めて自分の頭の良さを恨めしく思った。早急に本の内容を忘れたいのに、 あまりに衝撃的であったのか、脳裏に焼きついてしまったのだ。 忘れようと忘れようとするのだが獣のように追いかけてく...
  • 現在状況(ブラムス)
    ブラムス 現在地:D-05東部(レナス一行とリドリーの戦闘跡地?) 時間:黎明 初期支給品:バブルローション入りイチジク浣腸@SO2+現実、波平のヅラ@現実 [MP残量:90%] [状態:キュアブラムスに華麗に変身。本人はこの上なく真剣にコスプレを敢行中] [装備:波平のヅラ@現実世界(何故か損傷一つ無い)、トライエンプレム@SOシリーズ、魔法少女コスチューム@沖木島] [道具:バブルローション入りイチジク浣腸(ちょっと中身が漏れた)@現実世界+SO2、和式の棺桶、袈裟(あちこちが焼け焦げている)、仏像の仮面@沖木島、荷物一式×2] [行動方針:自らの居城に帰る(成功率が高ければ手段は問わない)] [思考1:追跡する血痕、痕跡を選ぶ] [思考2:敵対的な参加者は容赦なく殺す] [思考3:直射日光下での戦闘は出来れば避ける] [思考4:フレイ、レナスを倒した者と戦っ...
  • 変態仮面、夜を行く
    第90話 変態仮面、夜を行く 太陽が、西の地平線に触れた。 それと時を同じくして、始まったあの放送。 次々と読み上げられてゆく、死者の数。 そしてこれより立ち入りを禁止される領域の発表。 最後に、優勝者に図られる便宜。 それは、聞く者が聞けばまさに死神の鎌の峰で、首筋を撫で上げられるかのごとき恐怖と悲哀をもたらすだろう。 思わず耳を塞ぎたくなる。けれども、聞かずにいることはまず出来ない。 その地獄のような時間は、ちょうど太陽が完全に地平線に没する瞬間まで続いた。 後に残るは、ただ静寂のみ。 そう、それは陳腐な表現ながら、葬儀を終えた後の墓場に残されるかのような――。 誰もがそう思うだろう。 雑木林の茂みの中に安置された、白い棺桶を見たならば。 木漏れ日の切り取る夕焼けの残照も、やがて西の空に引きずられ消え行く中。 その棺桶は、震え出し...
  • 闇の王と炎の王、激突のこと(後編)
    第105話 闇の王と炎の王、激突のこと(後編) 「……というわけでようやく一段落着いたので紹介する。 彼はヅラムス……じゃなくてブラムス。私がさっき逃げ出したとき、近場で偶然捕まえた助っ人だ」 残された雑木林の空き地の一角に、一同は集っていた。 ミカエルが残した多くのマグマの池はすでに冷えて固まり、飴状に融解したまま再凝固した、 不気味な傷跡が多く残る。 すでにこの一帯を焦がした熱量は主共々に死に絶え、周囲は夜の暗さと、わずかばかりの肌寒さを取り戻していた。 その中で再度小さな焚き火を囲み、一同は車座を組んでいたのだ。 クラースの紹介を受けたブラムスは、会釈も何もせずに、ひどく無愛想な様子で残る二者に名乗る。 「我はブラムス――ゆえあってこの辺りを偵察していたところ、 このクラースなる男に出会い、この喫緊の事態を知ってやって来た」 ブラムスの名乗りに応じるようにして...
  • Stairway To Heaven(後編)
    第120話 Stairway To Heaven(後編) 「ドラゴンオーブをこちらへ」 レザードのその言葉で、ソフィアは固まった。 ソフィアはレザードと再会してから今まで、ルーファスの言葉に従い、彼女なりにレザードに気を許さないでいるつもりだった。 だがルーファスからは、具体的にどのようにオーブを護れば良いか、までは聞いていない。 今のようにレザードから直接ドラゴンオーブを求められてしまっている状況では、一体どうすれば良いのだろうか? ルーファスの遺言なのだ。正直にオーブの存在を話して渡す訳にもいかない。 レザードは信用出来ないとは言え仲間なのだ。戦って済ませる訳にもいかない。 オーブを護る為には、レザードを騙すしかないだろう。ソフィアはそう考えた。 しかし、騙すと言ってもどうやって? つい最近まではただの女子高生に過ぎなかったソフィアには、騙し合いや駆け引きの...
  • 境界線上のフェイト
    第141話 境界線上のフェイト 「嘘、だろ……?」 親友。 チェスター・バークライトにとって、クレス・アルベインとはそのようなカテゴリーに入る人物であった。 ダオスを倒す旅の仲間達の中でも、旅に出る以前からの仲であった。 そんな唯一無二の親友が、死んだ。 「おいおい、冗談キツイって。勘弁してくれよ」 この島でも無事に会えて。アーチェの死をきっかけに仲違いして。 それでも、お互いにまた会えると信じていた。 クレスがチェスターはきっと戻ってくると、マリアに喋っていたように。 チェスターが口に出しこそしないが、いつかまた一緒に戦えるだろうと考えていたように。 二人でルシファーに立ち向かう未来を夢見ていた。 「やめろよ、やめてくれよ……」 改めて、気づいてしまったのだ。 チェスターにとって、クレスは――。 「どうして、死んじまう...
  • カラーバット
    カラーバット 中島家の押し入れに眠っていた、小さい子供向けのプラスッチク制安全バット。 殺傷能力は限りなく0で、耐久性も低いため鍋の蓋よりも防御に向かない。 バットの破損を覚悟すれば魔人剣一発くらいならば撃てるかもしれないが、基本的には気休め程度の存在である。              i i   i      ヽ i ヽ   ヽ  ヾ        、`ヽ、             i i  i  , '     i i  \  iヽ      ..    ヽ、__ヽ             ノ , i i/__---ー一i i-- 、ヽ iヽ     、      ヽ           / / i  i'ニ __      i i   `ヽ i _、     i  ヽ 丶         ...
  • とある癒し手達の戦場
    第129話(後編) とある癒し手達の戦場 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 『いくぞ!』 合図と共に俺とルシオが同時に動き出す。 そんな俺には金髪が、ルシオの方には髪が長い方の女が張り付いた。 今こいつを相手してやる時間は無い。後ろからさっきの様な魔法が飛んできたら厄介だからだ。 だが、幸いな事に戦場は俺向きになってくれていた。狭い路地ではなくなり開けた空間になっている。 今までは真正面から突っ込まざるを得ず、自慢の俊足を生かせなかったが今は違う。 360度あらゆる角度から標的に迫れる。それに刀身ではなく柄を握れる様になったのがでかい。 さっきまでは思いっきり握る事が出来なかった為、競り合った時に負けていたが、しっかり握れる様になった今の俺に力押しですら負ける要素は無い。 正面から突っ込むと見せかけて瞬時に相手の後ろを取る。俺達エインフェリアが持つ...
  • STAR OJAN-星々大敗-
    第4月1日 STAR OJAN -星々の大敗- 北の地、鎌石村で迎えた大乱戦。 後発クロードが大量失言、チェスターも勢いを見せず惨敗だった。 スレ内に響くファンのため息、どこからか聞こえる「所詮紋章剣なんて剣術の亜種、とんでもないよ」の声。 無言で撤退を始めるマーダー達の中、序盤の首位マーダーアシュトンは独りクロードの背中で泣いていた。 エナジーネーデで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームの仲間…… それを今の沖木島で得ることは殆ど不可能と言ってよかった。 「どうすりゃいいんだ・・・」アシュトンは悔し涙を流し続けた。 どれくらい経ったろうか、アシュトンははっと目覚めた。 どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいダジャレの感覚が現実に引き戻した。 「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」 アシュトンは苦笑しながら呟いた。 立...
  • STAR OJAN-星々の大敗-
    第4月1日 STAR OJAN-星々の大敗- 北の地、鎌石村で迎えた大乱戦。 後発クロードが大量失言、チェスターも勢いを見せず惨敗だった。 スレ内に響くファンのため息、どこからか聞こえる「所詮紋章剣なんて剣術の亜種、とんでもないよ」の声。 無言で撤退を始めるマーダー達の中、序盤の首位マーダーアシュトンは独りクロードの背中で泣いていた。 エナジーネーデで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームの仲間…… それを今の沖木島で得ることは殆ど不可能と言ってよかった。 「どうすりゃいいんだ・・・」アシュトンは悔し涙を流し続けた。 どれくらい経ったろうか、アシュトンははっと目覚めた。 どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいダジャレの感覚が現実に引き戻した。 「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」 アシュトンは苦笑しながら呟いた。 立ち...
  • 大空への翼
    第112話 大空への翼 焼け野原と化した平地の一角に4つの人影が蠢いていた。 その人影の中の一つ。 碧髪の青年フェイト・ラインゴットは食い入る様に読んでいた一枚のメモ書きを読み終えるとその顔を上げた。 そこで彼はそんな自分の様子をニヤニヤと眺めていた二人の中年男性の生暖かい視線に気が付いた。 「何をそんなにニヤついているんですか?」 そんな彼らに対してフェイトは不満の声を漏らす。 「いや、何ってなぁ? エルネスト」 問いかけられたクラースが隣に立つ金髪三つ目の男性に誤魔化す様に声をかけると、 「これも若さが為せる業か…」 エルネストは何やら遥か遠くを見つめる目をしながら答えた。 「とにかく! 仲間の居場所がわかったんです! 一刻も早く合流しましょう!」 気を取り直すように声を上げたフェイトだったが、この発言で目の前のおっさんは更にニヤニヤを加速させる。 仕舞には...
  • 第二回放送
    第86話 第二回放送 暮れ行く世界。空と大地を染め上げる朱の色は、まるでこの地の惨劇によって流れた血の様な赤だった。 黄昏時の静寂を破る男の声と共に、茜色の空は一瞬にして暗転した。 まるでその者が抱く復讐心を象徴したかの様な漆黒の中に、ルシファーの姿が浮かび上がる。 「フフン…、こんばんは諸君…。この会が始まってようやく半日が経過したわけだが、いかがお過ごしかね? 今回の定時放送には、ちょっとした耳寄りな情報も含めてある。是非耳を傾けて欲しい…。 それではまずは死亡者の名前から発表しよう。 『ヴォックス』 『ノートン』 『メルティーナ』 『ロジャー・S・ハクスリー』 『ビウィグ』 『エイミ』 『シン』 『夢留』 『ネル・ゼルファー』 『アリーシャ』 『ジェストーナ』 『セリーヌ・ジュレス』 『オペラ・ベクトラ』 以上の13名だ。相変わら...
  • 偽者だとばれたら負けかなと思ってる
    第109話 偽者だとばれたら負けかなと思ってる 「…ん?」 森林を抜け、F-3とF-4の丁度協会付近の街道に出た所にそれはあった。 「これは…デイパックですよね?」 道の真ん中に落ちていたのは、参加者全員に配られていたデイパック。 しかし周辺には持ち主と思われる参加者はおろか、遺体も見当たらない。 「誰かが捨てていったんでしょうか?」 「それにしては妙ですね。中には幾つか道具が入っていますし、多少消費しているとはいえ食料品も入っています。捨てていくなら、中身は全部持っていくと思うのですが」 「う~ん、そうですよね」 中に入っていたアイテムは拡声器とボーリング玉。 確かに武器とは言えないし使い所には困るアイテムだが、このデイパックがある限りは別に持ち運びには困らない。 何より食料品という貴重な消耗品に手を付けていないのが不自然だ。 「まあ危ない物は入ってないし...
  • 白き煙の果てに
    第54話 白き煙の果てに 「おかしい…」 男は西に向かい歩を進めながら呟いていた。 彼の名はヴォックス。太陽の位置から察するにもうそろそろ昼になりそうな頃だ。 彼は謎の空間での惨劇の後気がついたら見知らぬ崖の近くに立っていた。 ひとまずこの殺し合いに乗るかどうかは保留とし一度相対しながらも自らの全てをぶつけることの出来なかった相手に 今度こそ全力で挑もうと決意してからかれこれ5、6時間経過していた。 短距離の移動はともかくある程度の距離の移動となると愛竜にまたがり空を駆けていた彼はこれほどの距離を歩いたのは久方ぶりだった。 そう彼は幸か不幸かゲーム開始からこれまで誰とも遭遇しなかった。 本当に自分以外の人間がいるのかとさえ思えてきた。 そんな中突如空に自分をこのゲームに巻き込んだ主催者と思わしき人物の姿が映し出された。 辺りに響き渡る声はヴォックスの主君であり甥のア...
  • 不慣れなプリキュア MUSCLE HARD(後編)
    第134話 不慣れなプリキュア MUSCLE HARD(後編) 言った言ったチェスターが言った!! ついに、あの言葉を言ってしまったッ!! 「その格好、何?」 変態扱いしたソフィアですら、直接的には言えなかったこの言葉。 ヅラムスと何度も言いそうになったクラースですら、口にしなかったこの言葉。 「……何か、おかしいか?」 ヅラムス、もといブラムスが、「なにいってんだこいつ」と言わんばかりに答える。 そして、チェスターから返された言葉は、それこそ今まで誰一人として言えなかった言葉であった。 「おかしいに決まってんだろ鏡見てみろよ!  そんなおかしな格好している意味でも何かあんのかよッ!?」 そしてそれは、彼――フェイト・ラインゴットを戦慄させるには十分すぎる単語だった。 訪れる、沈黙。 ついに聞かれた、格好の意味。 出て...
  • テンプレ
    ここはトライエース(以下AAA)キャラでバトルロワイヤルを行う企画です。 参加資格は全員にあります。 参加型リレー小説というテーマを元に、皆さんで物語を作り上げていきましょう。 ・企画発祥スレ バトルロワイアル企画を考える inゲームサロン http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1160050565/l50 ・過去スレ http //game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1162909976/ http //game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1172767328/ http //game14.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1186147301/ ・まとめWiki http //www23.atwiki.jp/aaarowa...
  • 不慣れなプリキュア STYLISH WOMAN
    第143話 不慣れなプリキュア STYLISH WOMAN 木漏れ日の差し込む森林の中を、心地よい冷たさを乗せた風が木の葉と戯れて通り抜けていく。 早朝の散歩にはおあつらえ向きの環境だ。 しかし今のフェイト・ラインゴッドにはそんな事に身を委ねる余裕はなかった。 無論それには大小様々な訳があるが、現状最大の理由としてはこの一点。 いくら死体とは言え、そして中身が知り合いであるブレア・ランドベルドであるとは言え、 妙齢の女性が素っ裸ですぐ側にいる事にあった。 「どうした? 先程から挙動が不審なようだが?」 不審者王が声を向ける。 あなたにだけは言われたくない、と条件反射で答えそうになるがそこはグッと堪えてフェイトは言う。 「いえ、その、話を聞きたいのは山々なんですけど……その前にですね……」 「他に優先する事があるというのか?」 「優先って程じゃな...
  • 現在状況(ヴォックス)
    ヴォックス(死亡済み) 死因:斬殺(byオペラ) 状態:首と左手首と右腕の肘から下が切断されて近くに転がっている 現在地:I-07/沖木島診療所 診察室 死亡時間:一日目・真昼 初期支給品:透器エーテル・フローズン@VP、ミトラの聖水@VP、魔眼のピアス@RS 最終装備:透器エーテル・フローズン@VP、魔眼のピアス@ラジアータストーリーズ 最終所持道具:なし 最期の台詞:「おおおぉぉぉぉっ!」 生前に確認できる最後の状態 現在地:I-07/沖木島診療所診察室 時間:真昼 MP残量:100% 状態:正常 装備:咎人の剣“神を斬獲せし者”@VP、魔眼のピアス@ラジアータストーリーズ 道具:透器エーテル・フローズン@VP、ミトラの聖水@VP、荷物一式 行動方針:フェイト一行と本気を出して決着をつける 思考1:この女を殺す 思考2:フェイト一行の捜索 ...
  • 地図
    沖木島地図 参加者現在地一覧
  • Stairway To Heaven(前編)
    第120話 Stairway To Heaven(前編) 現在フェイトとブラムスの乗るデッキブラシは、E-04エリアの森の中まで到達していた。 このデッキブラシは、本来なら最大で使用者の2倍の速度を出せるのだが、今の彼等の飛行速度は決して速くない。 これまでの道程では、障害物の無い道路や川沿いを移動してきたので全速で飛ぶ事が出来たのだが、 E-04に進入する少し前から進路上には道路も川も無くなり、代わりに待っていたのは樹木の群がり生えている、この森だ。 徐々に多くなる樹々に進路を遮られ始め、どうしても速度を落として飛ばざるを得なかったのだ。 フェイトは今、思うように進めない現状に気が逸っていた。 (くそっ!これじゃあ……走った方が速いんじゃないのか?) フェイトのこの感覚は間違っていなかった。 操縦者の倍の速度で飛ぶ事の出来るデッキブラシが、走る事よりも遅い...
  • 光の勇者ジョーカーを引く
    第98話 光の勇者ジョーカーを引く (さて…どうしたものかしら?) 沖木島北東部に位置する鎌石小学校の教室で漆黒のローブのような物を身に纏った女性、ブレアはこれからの自分が取るべき行動を思案していた。 (次の禁止エリアは近場ではD-4が指定された。禁止エリアになるには未だ時間的余裕はあるからホテル跡の方には迎えるけど…) しかし今の彼女には懸念材料があった。 自分の思惑に気付いているレザード・ヴァレスの存在である。 案の定奴はグール化したエイミを退け、今もこの島のどこかで生きている事になる。 (観音堂でグールパウダーを飲ませたエイミに襲わせてからかなりの時間が経過しているけど、まだ彼が観音堂にいる可能性がある以上はこのままホテル跡に行くのは危険ね。 現在指定されているエリアの関係上ホテルや鎌石村方面に行くにはD-5を経由し南に進路をとらなければならないけれど、レザードも何...
  • 孔子の倒れ
    第12話 孔子の倒れ 「ルシファーの野郎、ふざけやがって」 沖木島の東部にある無学寺の中で一人の男が悪態を吐いていた。 気が付いたら俺……クリフ・フィッターはあの変な空間にいた、 そこには以前俺達がぶっ倒したはずのルシファーの野郎がいやがった。 本当はあの場でもう一度奴を倒したかったが、いつの間にか首に爆弾を付けられていたせいもあって、 しょうがなくあの場はルシファーに飛び掛りたい衝動を抑えておとなしくしていた。 「関係の無い人間まで巻き込んじまうなんてな……」 ルシファーの狙いはどうせ俺達への復讐かなんかだろう。 だが奴は関係の無い人間まで連れてきた挙句、その内二人を目の前で殺しやがった。 あの時、ルシファーに飛び掛ろうとしていた俺を、近くにいたマリアが止めなかったら、 恐らく俺もあの黒い奴同様、首を刎ねられていたに違いねえ。 「まずはこの首輪の解除...
  • それぞれの理由
    第126話(後編) それぞれの理由 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「よぉ、作戦会議は終わりかよ? とりあえずてめえが一番の危険人物ってのは確定しているからなぁ、てめぇからのしてやるよ!」 無造作に握られる剣を構える事もせずに離れた距離をアルベルが疾走してくる。 「待って!アルベルお兄ちゃん! 僕アシュトンお兄ちゃんに話が…」 そのアルベルに向かってレオンが叫ぶ。そんな彼にアルベルが振り返らずに返答した。 「今のこいつには何を聞かせても無駄だろうぜ。せめてこいつが戦えなくなってからにするんだな!」 その通りだ。誰がなんと言おうが僕はプリシスの為に他の参加者を皆殺しにするんだ。 そうしないと彼女に振り向いてもらえない。だから、先ずは邪魔な君達から始末させてもらうよ。 突進してくるアルベルに向かって剣を振り下ろす...
  • 掴んだ1つの希望と2つの絶望?
    第56話 掴んだ1つの希望と2つの絶望? 部屋に立ち込めていた白い煙が徐々に晴れてきた。 オペラは自らの命運をかけた目の前の箱の底を見つめていた。 この箱の仕組みはよくわかっていない。箱の底は何故か見えず奈落の底まで続いているかのような深さだ。 そこに手を伸ばすと一つまた一つと中に入っているアイテムが取り出せる仕組みになっている。 オペラは期待と不安の入り混じる奇妙な感覚に襲われていた。 いやほとんど希望なんて抱いていないのかも知れない。 前回出てきた物が物だっただけに当然である。 それでも今の彼女がすがる事のできる唯一つの光明だ。 扉の外からはこじ開けようとする大きな音が部屋中に響き渡っている。 この音は例えるならオペラに迫る死神の足音に他ならない。 意を決しオペラはもう一度今まで存在を信じたことなかった神に祈りを捧げ箱の底に手を入れた。彼女の手が箱の中にあるもの...
  • 続・美女と野獣と変態と
    第78話 続・美女と野獣と変態と 観音堂。ここに集まった四人の情報交換は、面子の割には驚くほどスムーズに行われていた。 「ぬぅ……」 禿げヅラを被った不死者、ブラムスは小さく唸る。 「これは驚きましたね」 眼鏡を掛けた変態、レザードは何やら楽しげに呟く。 この二人が興味を示した情報。それは、当然ソフィアが持つルシファーに関するの情報だった。 フォーディメンションと呼称された世界。その世界の住人――ルシファー達が創り出したエターナルスフィアと呼ばれる仮想現実世界。 エターナルスフィアが起こすであろう反乱。それを阻止するためにルシファー達が送り込んだエクスキューショナー。 創造主と戦うために、エターナルスフィアの人間が作り出した生物兵器とその力。 そして、ソフィア達とルシファーの戦いの結末。 「ただ『変態、変態』と騒ぐ煩いだけの娘で...
  • 鎌石村大乱戦 第二幕 ~龍を屠る赤き一撃~(後編)
    第118話 鎌石村大乱戦 第二幕 ~龍を屠る赤き一撃~(後編) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ (クソッ、視界がぼやける。腕にも力が入らない。結局俺はこのまま誰一人守り抜く事すら出来ずに死んじまうのか…。  クレス悪い…。あれだけ大口叩いて別れたってのに、アーチェの仇を討つ事も、この娘を守る事も出来なかった…) 思い返せばここ最近の記憶は後悔ばかりだ。 村を守れなかった事。再会したクレス達の足手纏いにしかなれていない事。 ここに来てから起きた分校での出来事。アーチェの死。 そしてこの女の子の事。 (せめてアシュトンだけは止めないと…。俺がこの娘に持ってきちまった災いだからな…。  くそっ、俺に力があれば…。何でもいい。俺に力をくれ。この娘を守れるだけの力をっ!) そう俺は願った。神様なんていないって思っている。それでも祈らずにはいられ...
  • Flying Sparks
    第128話 Flying Sparks 一体何故こんな事になってしまったのだろうか。 ようやくチェスターを捉える事に成功した。急所に一撃を叩き込み、無力化させる事に成功した。 手に残る感触はクロードに確かな勝利を伝えていた。 この一撃でチェスターには気絶するか、少なくともしばらくの間立つ事が出来ない程のダメージは与えたはずだ。 そう確信した矢先――――紋章術師の少女がチェスターを助ける意志を込めた掛け声と共に、閃光を撃ち出してきた。 少女への警戒を怠っていた訳ではなかった。 少女を見くびっていた訳でもなかった。 ただその紋章術の形態が、クロードの知るどの術にも類似しておらず、そして予想外の速度で飛んできたのだ。 知識と意識の外からの攻撃。反応出来たのは焦燥のみ。 覚悟を決める暇すらなく、クロードの身体は閃光に貫かれたはずだった。 しかし、クロードが気付い...
  • 墓(リドリー)
    リドリー            __       く∨レ< /ヘ/ヽ`ヽ「レ1      /ヽ〉' /        └一ヘ     /  /1  i イ  ,イ !、r、  \ ヽ     i / |iハ |//_/ }/ リ | !  ! \    .|イ' !|r`l.l ●    ● イ-、 ハ  !     やあ金竜くん金竜くん   .ノ|  } !. l .il⊃ 、_,、_, ⊂|  } |  |    ジャックはどこだい?    { !/⌒ヽ,..ヘ、  ゝ._)   | /⌒i !  |   / i|\ /|_!ト >,、 __,. イ|/  / |  i   {i /'! |.///  く  `X´  ヘヘ、__∧ル1.|   ヽ {ヽ_,ヽ  /  〉-允ー〈 ヽヾ 彡' ノイ1          ,,..-'&#...
  • 盤上の出来事
    第119話 盤上の出来事 「那々美……か」 菅原神社の本堂入り口で、洵は同じ倭国出身のエインフェリアの事を思い出した。 倭国最大の国『海藍(ファイラン)』にある、昂后神社の巫女職の継承者だった少女。 初対面の時には大人しく真面目で控えめな少女という印象だったが、それは彼女の一面に過ぎない。 夢瑠と2人で行動する時には、一緒になってカシェル辺りに悪戯を仕掛けて楽しんだり、 仲間内の恋愛話に興味を持ったりからかったりという、どこにでもいる少女のような面も有った。 いや、エインフェリアとしての資質以外を見れば、実際どこにでもいるような少女だったのだろう。 この遊戯の開戦の狼煙代わりにされたのはそんな少女だった。 あの時は流石に洵も怒りを覚えたが、殺し合いに乗ると決めてからは、その事を敢えて思い出そうとはしなかった。 決意が鈍るとか非情になりきれないとか、そういっ...
  • 明後日の方向
    第38話 明後日の方向 シンは怒っていた。 この憤怒に身を任せ、自分を襲った奴を殺すため追い縋ろうとするが、 翼を破られ地を歩くことしかできなくなった状態では追い着くことは難しい。 奴らにつけられた傷とて、放って置けるほどの軽症というわけでも無さそうだ。 仕方なく、地図を見直してどこか休めそうな拠点を捜す事にする。 (北のほうに一つ、それと東にも大きな建物があるようですね  潜伏するにせよ治療をするにせよ大きな建物の方が都合がよいのですが、  今の状態で他の参加者と接触するのは望ましくありません。  先程の女程度ならどうとでもできるでしょうが、そこそこの使い手がいると危ないですし  何より、先程の相手がそこに向かわないとも限りません) その大きな建物で先程自分の邪魔をした参加者を待ち伏せする、という考えも相当に魅力的に思えたが、 ...
  • 頼れる相棒,守るべき妻子,愛しき女神の元へ (後編)
    第113話 頼れる相棒,守るべき妻子,愛しき女神の元へ (後編) 「クリフ、ご無事でしたか」 後ろから声を掛けられた。まだ耳鳴りが残っている為に少し声が遠いが、聞き取る事は出来る。聞き覚えのある声だ。 クリフが振り向くとレザードが微笑みながら、左手をクリフの方向に向けて立っていた。 「レザード!?てめえ、さっきはよくも…って、おい!?」 レザードの左手に紋章力のようなエネルギーが集まっている。 クリフがまさか、と思った瞬間、レザードの左手から光線が撃ち出された。 クリフは反射的に防御体勢を取るが、光線はクリフの身体の横を通りぬけていった。 目で光線の軌道を追うと、光線はボーマンに命中して炎を消していく。どうやら冷気の紋章術のようだ。 (こいつを助ける気か?何でまた?) 数秒後、ボーマンを燃やしていた炎は完全に消火された。 レザードが呪紋を止...
  • サイキックガン
    サイキックガン チサト専用のスタンガン。 チサトが改造に改造を加え、出来上がった本編最強のスタンガン。 その威力は十賢者にも、通用するので護身の域を超え、もはや殺人用具になってしまった。 ロワ内での性能 〔単発・雷属性(?)〕〔20/100〕〔100/100〕 ※以下、ロワ内でのネタバレ +【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] マリア [所有者] マリア(16話、45話、49話、60話、70話、94話、97話(1)(2)、104話(前)(後)、108話(前)(後)、121話(前)(後)、129話(前)) ↓ プリシス(129話(前)(中)(後)) ↓ マリア(129話(後)、131話(前)(後)) [メモ] 開始以降ずっとマリアが装備。 129話(前)で一時的にプリシスに預け、改造...
  • 希望を胸に、精一杯生希望(生きよう)(後編)
    第104話 希望を胸に、精一杯生希望(生きよう)(後編) 「いや~、それにしてもビックリしちゃいましたよ」 へらへらと笑いながらクレス君が口を開く。 ビックリしたのはこっちなのだが、そのことをわざわざ口には出さないでおいた。 うっかり彼にツッコミを入れようものなら、真面目な情報交換の場がグダグダなコントになりかねない。 「でもまあ、よかったじゃないですか。ようやく仲間も出来ましたし!」 その仲間が――正確には仲間かどうか怪しい少女が――目下の問題なのだが。 どうやらクレス君は彼女に対し警戒心を持っていないらしい。 無理矢理立ち直った反動か、色々と焦りすぎてるように思える。 『信頼出来る仲間を作る事』と『疑いもせずポンポン仲間を増やす事』は別物なのだが…… とはいえ、クレス君の緊張感に欠けた珍プレーのおかげで情報交換に移る事が出来たのも事実だ。 一概に悪だとは言い切れ...
  • マッハ中年の葛藤
    第100話 マッハ中年の葛藤 …チリンチリン ロキは夕日をその背に受けて軽快に舗装された道を走っていた。 昼に遭遇したサメ男以来誰とも遭遇することもなく、それはそれは順調なサイクリングだった。 この自転車(彼はこの自転車をスレイプニールと名付けていた)を駆って早10時間以上。 ロキは自身の運動能力を最大限に生かしいくつか自転車にまつわる特殊な走法をマスターした。 初めはバランスをとって走ることすら間々ならなかった彼だが、 今となってはハンドルから両手を放し体のバランスだけで自転車を走らす事も可能としていた。 ハンドルから放したその両手には沖木島の地図が広げられている。 (ここは大体D-2の辺りかそろそろ他の首輪実験もしたいところだな。…ん?) ロキは眼前に割りと急なカーブを見つけた。 (あれを試してみるか…) 少し前に走った急な坂道で、彼は左ブレーキだけをかけた時...
  • 名選手名コーチにあらず
    第89話 名選手名コーチにあらず 「うう…グスッ、ヒック………ロジャーちゃん…ネルさん……」 二回目の放送が終わった後、観音堂ではソフィアの嗚咽が続いていた。 「おい小娘、いつまで泣いているつもりだ」 いつまで経っても泣くのを止めないソフィアに苛立ったのか、レザードは冷たく言い放つ。 「泣き続けたところで自体は好転しない。そんな暇があったら、さっさとその魔法を覚えてもらいたいんだがな」 「レザード!」 「………」 容赦の無いレザードの言葉にレナスが怒鳴る。 一言で意味を察したのか、レザードは不満そうながらもそれ以上文句を言わずに黙った。 「ソフィア、少し休もう。大丈夫。貴方は私が守るわ」 そう言ってレナスはソフィアを連れて隣の部屋へと入っていった。 時折レナスの声とソフィアの嗚咽が聞こえる。何を話しているのかは分からないが、恐らくレナスがソフ...
  • キャラ別登場作品リスト
    キャラ別登場作品リスト ■ 参戦作品目次 ├ スターオーシャン2 ├ スターオーシャン3 ├ ヴァルキリー・プロファイル ...
  • 逆転協奏曲
    第83話 逆転協奏曲 青髪の少年と茶髪の青年の様子を見ていたミランダは、二人が別れた後、茶髪の青年の方を尾行していた。 少年が向かった北方面よりは青年の向かう平瀬村の方が他の参加者を集めやすそうだというのが理由だ。 幸いにも彼に気付かれる事も無く、二人は無事平瀬村へと辿り着いた。 しかし村に着いてから問題が起こった。 ミランダがどうやって青年と接触しようかと考えていると、青年が突然現れた黒髪の男に剣を突きつけられたのである。 (ここで死なれてしまっては…わざわざ尾行してきた意味が無くなってしまいますね…) 内心焦りながらも、二人の行動を物陰から観察する。 よく見れば二人は何やら言葉を交わしているようだ。やがて黒髪の男はその剣を下ろし、茶髪の青年も彼の方を向く。 会話の内容はよく聞こえないが、青年の対応はどう見ても殺人者に対するものには見えない。 ...
  • 鎌石村大乱戦 開幕 ~守りたい者の為に~(前編)
    第110話 鎌石村大乱戦 開幕 ~守りたい者の為に~(前編) 俺はただ許せなかった。 こんなか弱そうな少女をこんなになるまで痛めつけて殺してしまうなんて…。 弓を取り出す為に地面に横たえた名も知らぬ少女の亡骸は、何故だろう? どこか安堵した様な表情で眠っていた。 今際の際にこの子が掠れた声で呟いた言葉 「ジャック、ジャック…。最後にお前に会えて嬉しいな……。 私、恐かったんだよ……一人は恐かったんだよ……」 「…私はお前と……」 この子とジャックと呼ばれた人物との関係は全く知らない。 それでも、この子のジャックに対する想いは伝わってきた。 死ぬ寸前に出てくる名前だ。きっと、この子にとって大切な人だったんだろう。 そして、最期の言葉は本当に、今にも消えてしまいそうな微かなものだったけど、その言葉はしっかり俺の元に届いていた。 ―――共に歩きたかった...
  • HURRY!
    第21話 HURRY! 神塚山――このバトルロワイヤルの舞台“沖木島”の中心にある624mの山。 「何てこと!ラグナロクはもうそこまで迫っていると言うのに」 その神塚山の山頂で女神フレイは頭を抱える。 レナスの活躍もあって、戦局はアース神族が優勢であった。 このまま何事も無ければアース神族が勝利する――その時期にコレだ。 こんなところで無駄な時間を過ごしていたら、戦局をひっくり返されかねない。 「急いでオーディン様の下へ戻らなければ」 兎に角急がなければ、フレイは移動の為に浮上する……ことは出来なかった。 『お前たちの力は、ある程度の制限がなされている』 (なるほど、コレが制限ね) ルシファーの言葉を思い出し、ため息を吐く。 このゲームでは魔法的な飛行能力は行使できない。 それは神とて例外ではない。 (下等な生命体に地べた歩くことを強制されるとは…...
  • 現在状況(ソフィア)
    ソフィア・エスティード 現在地:D-05南部 時間:黎明 初期支給品:フェアリィリング@SO2、アクアリング@SO3 MP残量:5% 状態:疲労中 ドラゴンオーブを護れなかった事に対するショック 装備:クラップロッド、フェアリィリング、アクアリング、ミュリンの指輪のネックレス@VP2 道具:魔剣グラム、レザードのメモ、荷物一式 行動方針:ルシファーを打倒。そのためにも仲間を集める 思考1:アルベルさん!? 思考2:アシュトン、クロードを倒す 思考3:平瀬村へマリアを探しに行く 思考5:マリアと合流後、鎌石村に向かいブラムス、レザードと合流。ただしレザードは警戒。ドラゴンオーブは返してほしい 思考6:フェイトを探す 思考7:自分の知り合いを探す 思考8:ブレアに会って、事の詳細を聞きたい 備考1:ルーファスの遺言からドラゴンオーブが重要なものだと考えています...
  • 決断の時
    第91話 決断の時 ガルヴァドスの腹の虫が盛大に鳴いたので、二人は少し早いが夕食にする事にした。 支給品の食料で済ませようかとも考えたのだが、現在位置は跡地と言っても元ホテルだ。 それなりのキッチンを備えているだろうと踏んだチサトは料理の腕を振るう事にした。 キッチンに着いたのはいいのだが、肝心の食材を蓄えているであろう冷蔵庫が見当たらない。 しばし捜し歩いた後に、食材備蓄庫なる場所を見つけたチサト達。 食材一種類の量は大した事ない上に、賞味期限が怪しい物も目立ったが、種類だけはたくさんある。 「何か、リクエストとかある?」 何を作ろうか迷ったチサトは、ガルヴァドスに尋ねた。 「何デモ、構わナイ。オ前が食べたい物デイイ」 「そうねぇ、じゃあ、ニンジンが少ないけどカレーにしましょう。キッチンはあっちだから材料運ぶの手伝って」 「心得タ」 ガルヴ...
  • コミュニケーター
    コミュニケーター 銀河連邦で使われている標準の通信機。 1天文単位の距離までの重力通信と、音声パターンの解析による未知言語の翻訳が可能となっている。 また1光年程度の距離までであれば、シグナル式の救難信号を発する事も出来る。 ※以下、ロワ内でのネタバレ +【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] クレス [所有者] クレス(16話、45話) ↓ マリア(45話、49話、60話) ↓ 洵(60話、73話、83話、104話(前)(後)、115話、119話、122話、129話(前)(中)(後)、131話(前)(後)、133話) ↓ ルシオ(73話、83話、104話(前)(後)、115話、119話、122話、129話(前)(中)(後)、131話(前)(後)、133話) [メモ] 2つ支給されるが、どちらも...
  • テンプレ(最新版)
    ここはトライエース(以下AAA)キャラでバトルロワイヤルを行う企画です。 参加資格は全員にあります。 参加型リレー小説というテーマを元に、皆さんで物語を作り上げていきましょう。 ・企画発祥スレ バトルロワイアル企画を考える inゲームサロン http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1160050565/l50 ・過去スレ http //game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1162909976/ http //game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1172767328/ http //game14.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1186147301/ http //schiphol.2ch.net/test/read.c...
  • @wiki全体から「今夜の沖木島は所により一時棺桶、その後に炎が降るでしょう。ご注意下さい(前)」で調べる

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