10のGの持つプラス概念全てを持った最高のG Gは混沌と呼ばれる大概念核の飽和爆発から生まれたとされ、 その混沌の残滓から生まれた、母たる混沌の生まれ変わりともいえるGであるとされる。 歴史や住人など、あらゆる面でLow-Gにそっくりな世界であり、Low-Gと位置的に近いこともあって、Low-Gと混同されていて、長らくその存在を知られていなかった。 全てのプラス概念をもつにも関わらず、なぜか概念技術は長らく未発達であった。 その正体はLow-Gの複製世界である。Low-Gのマイナス概念から対生成したプラス概念から生まれたGである。 概念技術が未発達だったのも、概念技術を持たないLow-Gの複製だったからだと推測される。 Low-Gの複製ではあったが、しかしオリジナルと違って矛盾許容概念を持たないために概念創造を行えなかった。 それでも、最高の世界として、10のGだけでなく、Low-Gの居場所も自Gの中に作ろうとし、無理やりマイナス概念の概念創造を行った。 その結果、創造したマイナス概念が暴走し、滅びることとなった。 この際、Low-Gがマイナス概念の逆封印を行い、マイナス概念は原初の無へと落ちた。 原初の無において、マイナス概念への反発生成から10のGとTop-Gの概念核が生まれ、マイナス概念からLow-Gが生まれた。 つまり、Low-Gこそが全てのGの母であり、しかしLow-Gを生み出したのはTOP-Gに他ならない。 このニワトリと卵のような関係から、Low-GとTop-Gは等しく全Gの母とされる。