保守はメンテナンス

きっかけは、はすみとしこのツイート。


確かに保守は英語で maintenance (メンテナンス)となることもあるが、これは機械や道具などの保守を指し、思想面での保守を意味する単語ではない。

思想面での保守は conservative (コンサバティブ)。形容詞で「保守的な」という意味もある。
「コンサバ系」「コンサバファッション」で耳にした人もいるかもしれないが、そのコンサバが思想面でいう保守に相当する英語なのである。
関連語句として「保守主義」という意味の conservatism (コンサバティズム)もある。*1

conservativeは大学レベル以上の単語(リンク参照)なので馴染みが無くて知らないのは仕方ないにしても、ちょっと調べて意味を考えればmaintenanceは訳が違うことくらい分かる話である。*2
もしかしたら、はすみとしこは「保守」が何なのかを分かっていないのかもしれない・・・。

あまりにもインパクトが強すぎたのか、5ちゃんねるでもスレが立ってしまった。
【訃報】はすみとしこ「保守は英語でメンテナンス」
【悲報】はすみとしこ「保守は英語でメンテナンス」
2つ別々のスレッドが立ってしまうあたり、面白いネタであることがお分かり頂けるだろうか。

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最終更新:2018年10月17日 00:31
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*1 先頭が大文字の場合、「保守党」という意味もある。

*2 対義語が「革新」なので、「革新に対する」などと書かれたところを参照するはずである。