雲原市内線(うんばらしないせん)は、荻沢電鉄の鉄道路線。
概略
雲原市内線(うんばらしないせん)は、箕島電軌が1935(昭和10)年に開通させた軌道路線。雲原電鉄(現・
箕島支線)との直通を見越して建設された。なお所有者が転々としており、1943(昭和18)年には箕島市営に、2010(平成22)年には荻鉄と幾度かの変化を迎えている。
路線データ
| 鉄道路線データ |
|
| 路線名 |
雲原市内線 |
| よみ |
うんばらしないせん |
| ラインカラー |
黄 |
| 運営事業者名 |
荻沢電鉄株式会社 |
| 事業区分 |
軌道特許 |
| 軌間 |
1067mm |
| 駅数 |
15駅 |
| 総路線距離 |
5.7km |
| 複線区間 |
全線 |
| 電化区間 |
全線 |
| 電気方式 |
直流600V |
| 閉塞方式 |
交通信号による制御 |
| 最高速度 |
40km/h |
| 営業係数(2012年度下半期) |
81.6 |
| 路線名称電略 |
ウシ |
| 保安装置 |
なし |
| 備考 |
譲受区間 |
歴史
| 年月日 |
できごと |
| 1935(昭和10)年4月2日 |
開通する。開業時より複線。 |
| 1943(昭和18)年4月15日 |
条例により買収され、箕島市の直営に。 |
| 1955(昭和30)年10月15日 |
雲原電鉄(現・箕島支線)の旅客輸送が中止となるが、市内区間のフィーダとして残存。 |
| 2010(平成22)年9月 |
民営化時に荻沢電鉄へ転換、荻沢電鉄の路線となる。 |
| 2012(平成24)年9月 |
箕島市と雲原市の合併で雲原市内となり、路線名を雲原市内線と改名する。 |
運用車輛
運転系統
2系統の運転系統があり、以下のようになっている。
雲原車庫-雲原学研都市南-箕島東二条間の本線を1系統、桶原-雲原学研都市南-箕島東二条間を2系統としている。
駅データ(開業済区間)
すべて雲原市内に所在。
| 駅名 |
駅名読み |
起点からの距離 |
駅ナンバリング |
電略 |
駅種別 |
接続路線灰色は廃止路線 |
備考 |
| 雲原学研都市南 |
うんばらがっけんとしみなみ |
20.6 |
Ms22 |
○ |
ミカミ |
有人駅・荻鉄直営 |
雲原市内線 |
|
| 雲原学研都市中央 |
うんばらがっけんとしちゅうおう |
22.1 |
Ms23 |
○ |
ミカチ |
有人駅・荻鉄直営 |
雲原市内線 |
|
| 駅名 |
駅名読み |
起点からの距離 |
駅ナンバリング |
快速停車駅 |
電略 |
駅種別 |
接続路線灰色は廃止路線 |
備考 |
関連項目
最終更新:2013年06月19日 15:37