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クロスファイア - (2007/09/30 (日) 17:32:28) のソース

*「クロスファイア」

-映画「クロスファイア」は金子修介の監督作として2000年6月10日に東宝系にて公開された映画。
-宮部みゆきさんの同名小説「クロスファイア」の映画化。矢田亜希子はこの映画で初の主演を務めました。
-上映時間:115分。

*キャスト

-&color(yellow){青木淳子:矢田亜希子}
-多田一樹:伊藤英明
-木戸浩一:吉沢悠
-倉田かおり:長澤まさみ
-牧原康明:原田龍二
-小暮昌樹:徳山秀典
-野坂永治:石橋蓮司
-長谷川芳裕:永島敏行
-石津ちか子:桃井かおり
--スナイパー:谷原章介
--チンピラ:宮迫博之

*ストーリー
念力発火能力=パイロキネシスを持って生まれた青木淳子(矢田亜希子)
自分自身でも制御不能なその強い力を押さえる為に、幼い頃からの母の教えを守り、存在を潜めひっそりとしたOL生活を送っていた。
ある時、ほのかに想いをよせていた同僚、多田一樹(伊藤英明)の高校生の妹、雪江が、惨殺されるという凶悪な事件が起こる。
しかし一連の女子高生殺人事件の被疑者、小暮昌樹(徳山秀典)は未成年だった。犯行をほのめかしながらも社会的制裁を逃れ、マスコミのカメラの前で薄笑いを浮かべる小暮に一人復讐の機会をうかがう多田。
悲壮な多田の決意の前に、ひた隠しにしていたパイロキネシスを明らかにし、小暮たちを追いつめていく決心をする淳子。
一方、寺町東署警刑事課の刑事 石津ちか子(桃井かおり)と牧原康明(原田龍二)は、連続女子高生殺人事件を捜査していく内に、連続して起こる不可解な出火騒ぎに事件との関連性を感じ始める。それは次第に所轄薯だけでなく刑事部部長、長谷川芳裕(永島敏行)率いる警視庁も巻きこんだ大々的な捜査へと発展していく‥‥。
小暮を追い続ける淳子の前に新たな能力者が現れる。
相手に触れて、他人の意志を自在に支配する=“押す”力を持つ、木戸浩一(吉沢悠)。
強力な力を持つ淳子を仲間に引きこむために現れた木戸は小暮の居場所を告げる。小暮たちの凶行を阻止する為、次なる犯行現場に駆けつける淳子。
新たな犠牲者に牙をむく小暮たち。パイロキネシスを全開し仲間を一人、また一人と灼きつくしていくが、しかし、後一歩というところで、淳子は傷つき倒れ小暮を逃してしまう‥‥。
さらに、不可解な事件の糸口を追う石津、牧原の前に淳子と同様のパイロキネシス能力、そして人や物の記憶を読む=サイコメトリーの力を持つ少女、倉田かおり(長澤まさみ)の存在が明らかになる。
捜査が迷走する中、小暮を追う淳子、そして石津たちが追う事件の背後では、さらに巨大で危険な罠がうごめいていた‥‥


*スタッフ
-配給:東宝
-監督:[[金子修介>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%90%E4%BF%AE%E4%BB%8B]](Wikipedia)
-脚本:山田耕大、横谷昌宏、金子修介
-プロデューサー:瀬田一彦、本間英行、濱名一哉、田上節朗
--詳細は[[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2_(%E6%98%A0%E7%94%BB]]参照
 


*主題歌
「The One Thing」Every Little Thing

*劇場予告編
&youtube(http://jp.youtube.com/watch?v=bD5EHQ2m6Hc)

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**Amazon書評
パイロキネシス(念動発火能力)という特殊な能力を持つ青木淳子(矢田亜希子)は、その能力ゆえ孤独な日々を送っていた。密かに思いを寄せる会社の同僚・一樹(伊藤英明)の妹がレイプされたうえ、殺されたことで、復しゅうのために自らの能力を使い始める。だが、淳子の能力に興味を持つある組織と警察の追手が伸びようとしていた…。
宮部みゆきの小説『クロスファイア』『燔祭』を金子修介が映画化。特殊な力を持ってしまった者の悲しさを、矢田亜希子がはかなげだが強さを秘めた役作りで熱演。伊藤英明演じる一樹とのほのかな恋も美しく描かれている。レイプ殺害事件を発端に広がりのあるストーリーを展開し、ラストにはド派手なクライマックスも! 娯楽作としても十分楽しめる。ベテラン刑事を演じた桃井かおりの好演も見どころ。見た後、優しい気持ちになれる良作。(茂木直美)


**DVD、ビデオなど関連グッズ情報
&Amazon(B00005HS0U)
-DVD「クロスファイア」(Amazon)
--参考価格:6,300円
--115分
--2001/1発売。東宝ビデオから。
**特典映像等
--スタッフ&キャスト紹介
--トレイラー(予告編8バージョン)
--捜査会議資料|主な事件の捜査資料が本編映像と共にご覧頂けます。
--SFXメーキング|SFX担当ビジュアルエフェクトスーパーバイザーの解説がメイキング映像と共にご覧頂けます。
--その他|オーディオコメンタリーにて金子監督、スタッフ、一般公募の観客
 の方々の対談があり。字幕にて本編映像と共にロケ地解説もされています。







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*外部リンク

-[[映画「クロスファイア」公式HP>http://www.shusuke-kaneko.com/crossfire/]]
--映画「クロスファイア」の公式ホームページ。金子監督のご好意で金子監督のご自身のサイトに移管されました。
--映画予告編などはQuickTimeで3種見ることができます。
--BBSなど一部のコンテンツは現在では見ることはできません。
---当時はかなりにぎわっていたようです。また、「Flame of the Justice」というアドベンチャーゲームも設置されていました。

-[[Wikipedia「クロスファイア」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29]]


**その他
-「クロスファイア」(Crossfire)は、「十字砲火」の意味
--ATIのビデオカードの2枚差し技術など様々な用途で使われる。曖昧さ回避のページは[[こちら>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2]]
-この映画で、女優の[[長澤まさみさん>http://www.nagasawa-masami.jp/index.html]]がデビューしている。
-**原作の小説[[「クロスファイア」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2_%28%E5%B0%8F%E8%AA%AC%29]]、[[宮部みゆき>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E9%83%A8%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D]]さんについては、こちら。(工事中)
--なお、宮部みゆきさんの作品「R.P.G.」において、石津ちか子が同名同役で出演(クロスオーバー)している。(ソース:Wikipedia)
--原作本とは若干ストーリーが異なっている。

**その他細かいネタはこちら。
--映画本編での青木淳子さんの入浴シーンはシーンの都合上一発勝負でないと
駄目だった為、本番の1テイクで撮り切ったそうです。(H.P.にてBBS
の私(ITO)の質問に対する金子監督直々のご回答によります。)
--本編での遊園地のメリーゴーランドでの青木淳子と倉田かをりとの対決シー
ンの後、木戸を狙撃したスナイパーを警視庁の長谷川部長が射殺した所を目撃
した狙撃部隊の警官で同じく長谷川部長に射殺された人はこの映画の助監督
さんが特別出演されていた。(DXDのオーディオコメンタリーによります。)
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