第2話OP1

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OP1「絶体絶命!」

シーンプレイヤー:ローゼ=シンジェロルツ
他のPCは登場不可。

 ※ ソフィーとローゼが真帝国の新型戦艦【シュヴァルツ・ヴァルフィッシュ】に囚われているシーンです。
  「帝国軍が無関係の一般市民を見せしめに処刑しようとした」ため、ソフィーが自ら投降を選びました。
  現状、ローゼは「ソフィーに対する人質として」その身柄を確保された状況です。負傷していますが演出だけです。

 ※ ソフィーが連行されたらシーンENDです。このシーンで彼女を救出することはできません。
  (強引に加護を使用した場合、敵も加護で対抗してくる可能性があります)

 ※ シーン開始時、ローゼは装備を全て奪われており、《コーリング》などの装備を呼び出す特技も使用不可です。
  ローゼはミドル1開始時に脱走を果たし、奪われた装備を自動的に取り戻せます。


???:「‥‥ーゼ! ローゼ! 目を覚まして!」 少女の声。狭い部屋の壁に反響している。

 じゃらりと耳障りな金属音が鳴る。キミは、独房の壁に鎖で繋がれていた。
手枷・足枷・首輪‥‥ 随分と念の入ったことだ。身体のあちこちが痛い。酷く殴られたようだ。

ソフィー:「ローゼ! ローゼ!」 独房の壁越しにキミへと呼びかける声。
ソフィー:「ああ、気が付いたのね。ローゼ。良かった‥‥」 安堵の吐息。
ソフィー:「怪我の具合はどう? 壁越しじゃ、あなたの姿も見えないの」
ローゼ:「とりあえず最悪ですわね…こんなに厳重に縛っている割に大切にされている感じがしませんわ」口の中に鉄の味を感じつつ

 帝国軍の新型戦艦【シュヴァルツ・ヴァルフィッシュ】の独房に、キミは囚われていた。
どうやら、ソフィーも隣の独房に囚われているらしい。

ソフィー:「わたしは大丈夫よ。あなたが護ってくれたから」
ソフィー:「ありがとう、ローゼ」
ソフィー:「でも。皆は‥‥」 声が震えている。必死に涙を堪えているのだ。
ローゼ:その様子にため息をつきつつ、さてどう励ましたものか、と悩む


 ――こうなった経緯を、キミは思い返す。

 暴虐を繰り返す真帝国を内側から改革しようと、平穏な抵抗運動を続けている秘密結社【プリムローズ】。
そのリーダー、心優しき少女【ソフィー】の護衛役として、キミは集会の現場に居合わせていた。

 だが。突如、会場の上空に“漆黒の超巨大空中戦艦”が出現!
激しい襲撃を受けて、その場にいた仲間は壊滅!
なんとかソフィーを守り通したキミは、どうにか包囲網からの脱出機会を伺っていた‥‥

 しかし。真帝国は卑怯な人質作戦を実行!
奴らは【プリムローズ】残党だけでなく「集会の近隣に住む、まったく無関係な一般市民たち」までも、
見せしめに死刑に処すと宣言したのだッ!

 ‥‥結局。ソフィーは、人質となった仲間や一般市民たちを見捨てることができなかった。
自ら【プリムローズ】のリーダーとして名乗り出た彼女は、即座に身柄を拘束され、連行された。
(この時点で、キミも彼女と共に捕縛されてしまった)

 そして‥‥ ソフィーの投降後も、処刑は続行された。


ソフィー:「ローゼ。ごめんなさい。あなたまで巻き込んでしまって‥‥」
ローゼ:「お気になさらないで。捕まったのは私の意志、貴女が気に病む必要はありませんわよ」
ローゼ:とは言いつつも。あまりよくない状況だとは思う。

???:「愚かなることだ。偉大なる皇帝陛下に背信し、反帝国活動に身を堕とすとは」 野太い声。
ソフィー:「――――ッ?!」
恰幅の良い男性:「久しぶりだな。私を覚えているか、ローゼ=シンジェロルツ」

 その場に現れたのは、威風堂々たる、壮年の武人だった。
彼こそ、かつて“帝国の誉れ”と名を馳せた英雄【ランゼル=ベルガー】だ。

 キミとは一度だけ社交パーティー会場で出逢ったことがある。わずか数分、言葉を交わした程度だが‥‥
それでも伝わる彼の素朴で純粋な人柄に。皇帝への篤い忠誠心に。キミは好感を抱いたものだ。

ベルガー:「無様だな。ローゼ=シンジェロルツ」
ベルガー:「おまえほどの戦士が、このような末路を迎えるとはな」
ローゼ:「ご無沙汰しておりますわベルガー卿。一つ訂正をするならば、未だ私の命が潰えていない以上、末路というのは間違いですわよ」
ローゼ:「そして貴方ほどのお方が、あのような振る舞いを許されるとはとても信じられません」

ベルガー:「‥‥おまえが皇帝陛下に捧げた忠誠を、私は高く評価していた」
ベルガー:「だが、おまえはその期待を裏切り、帝国を去った」
ベルガー:「そこで己の犯した罪を悔やみながら、残り少ない時間を過ごすがいい」
ローゼ:「私の皇帝陛下への忠誠は今も変わりません」
ローゼ:「しかし。友を救わずして誰が騎士と名乗れましょう」
ローゼ:「人としての矜持を忘れてしまえば、それこそが忠誠に反しましょう」
ベルガー:「だが、おまえはここで死ぬ。誰も救えずにな」

 そう言い捨てると、ベルガーは隣の独房へ―― ソフィーの前へと向かった。
姿は見えないが、二人の会話が響いてくる‥‥

ベルガー:「初めて御目にかかる。反帝国の姫君よ」
ソフィー:「‥‥私は、そのように呼ばれる者では、ありません!」
ベルガー:「だが。貴女が反帝国組織の首魁であることは事実だ」
ベルガー:「その貴女に、確かめておきたいことがある」
ソフィー:「‥‥‥‥」 キミからは姿も見えないが、きっとベルガーをにらみつけているのだろう。

ベルガー:「ほぅ。気丈なことだ」 淡々と。「‥‥ならば、私と一緒に来てもらおうか」
ベルガー:「その気丈さがいつまで続くか。試させてもらうとしよう」
ベルガー:連れてきていたゾルダードたちに合図。
ゾルダードたち:「ハッ!」 びしっと敬礼。そして、ソフィーを独房から連れ出そうとする。

ゾルダードA:「さぁ、こちらに来るんだ!」
ソフィー:「何をするの! いや、放してッ!」 鎖が激しく揺れる音。
ゾルダードB:「痛ッ こいつ、噛みつきやがった!」
ゾルダードA:「大人しくしろ!」
ゾルダードC:「‥‥素直に従わないならば、そこの女(ローゼ)に罰を下さねばならんなァ‥‥」
ソフィー:「ッ!」

 帝国兵の言葉に。一瞬、ソフィーの動きが止まった。

ソフィー:「ローゼに何をする気?! 彼女、怪我人なのよ?!」
ゾルダードC:「知らんな。せいぜい楽に死ねるよう、祈ってやれ」 ククク。
ゾルダードB:「いいや、楽には死ねないさ。公開処刑まで、たっぷり時間はあるんだからなァ」 ひひひ。
ソフィー:「‥‥ま、待って!」
ソフィー:「行くわ! もう抵抗しない。だから‥‥ ローゼに酷いことはしないでッ!」
ローゼ:「ソフィー! 今、従ってはこの人たちの思う壺ですわよ! 気をしっかり持ちなさい!」

 キミの言葉は届かず、ソフィーは帝国兵たちに連行されていった。
その光景を黙って見ていた【ランゼル=ベルガー】は‥‥
最後に、独房の鎖に繋がれたキミへと一瞥を投げかけ、そして、立ち去った。

クエスト:「ソフィーを救出する」を獲得しました!

シーンEND


最終更新:2013年05月13日 22:03