歴史・宗教

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歴史・宗教 - (2013/11/29 (金) 00:39:03) のソース

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この国の成り立ちとかを(妄想して)書いていくよ。



【歴史】

①文系民族定住
 元々この土地に居たのは文系民族。
 ルーツは東の山の向こうで、有史以前に山を越えるかあるいは山を迂回して南側の比較的なだらかな地域を経由してやってきた。
 その後、東部湾岸に小さな集落をいくつも形成し、気候の安定した大河流域(今の首都のもう少し東側)を中心として各地方に勢力を伸ばしていくことになる。東の山を越えてやってきて次々と定住していく文系民族は同一の民族集団ではなく、いくつもの部族がそれぞれ個別に居着いて集落を作っていた。
 東の山の向こうの文化は、山岳南部から伝わってきていたが、気候・地理上の制限が大きかったため農耕、家畜の飼育などは大河流域の草原地域で栄えた。青銅器の技術も同じく山岳の南から北へ伝わり、全体に広がっていくという流れであった。
 定住の結果、大河流域の人口は瞬く間に増え、大規模集落を形成することとなる。
 当時から既に魔術のようなものが存在し、魔術や占いに秀でた識者が指導者となって国を治めていた。
 石の加工が盛んに行われ、装飾品を作ったり、石に文字のようなものを彫って石碑にしていたと思われる。
 時代が下り、湾岸では交易がはじまる。この土地より南の地方で始まった海上交易の波に乗り、異国の文化や技術が次々と流入してくるようになる。この頃南方の文字が伝わった(象形文字ではなく表音記号としての文字)ため、それを模倣したものを刻んだ碑が大量に見つかっている。

②体育会系民族侵入
 この土地に体育会系が侵入してくる。文系民族が小柄で体毛の色は黒であったのに対し、体育会系民族は大柄で、体毛は茶・赤色をしていた。
 東の山の向こう側(北部)で版図を広げていた体育会系民族は、当時最新の鉄の武器を駆使して各地を席巻して回り、東の山を北側から越え、この地方も蹂躙し、北側ほぼ半分を勢力圏としてしまう。
 体育会系民族に襲われた文系民族はなす術なく山岳部及び南部に逃れるか、森の中に身をひそめるなど、各地に散らばっていくことになるのだが、東部湾岸周辺部に住んでいた文系民族は潰えることなく生き残った。
 長らく南東部に文系民族、北及び北西部に体育会系民族が居る時代が続く。

③理系民族支配
 南の海から理系民族がやってくる。南にあった巨大帝国がこの土地に対してもその食指を動かし始めた。
 幾度となく帝国から送られてくる軍事力は強大で、元々あった交易における帝国との結びつきをふいにしたくなかったということもあり、南部文系民族は早々に帝国に吸収されてしまう。
 体育会系民族と理系民族の全面戦争となったが、体育会系民族は部族単位の社会で構成されており、個人個人での力で言えば分があったものの、帝国側の軍隊の組織だった戦法の前に駆逐されてしまう。
 勇猛果敢な戦士たることが体育会系民族のパーソナリティーであるため、決して逃げることをせず、死すら恐れずに襲いかかってくるため、帝国側は何としても皆殺しにする他なかったのだ。
 結果、体育会系民族は北西部の森の中、あるいは西部半島部分に生き残るのみとなり、文系民族は山沿いと東部湾岸周辺地域を維持する形となった。
 理系民族がこの土地に住み着き、帝国の一部となったことにより文明が大きく発達した。
 かつて文系民族が拠点としていた大河流域に新たに都市が築かれ、発展した。
 理系民族にとり込まれることとなった文系民族も緩やかに文明化が進み、公用語は理系民族が使う言葉と文字になったが、古代の文字も体系化 させて、神聖な文字として独自に発展させた。

大体民族はこんな感じで推移したと思っています。
これ以降は出たり入ったり動いたりはあるものの、おおむね変わりません。
宗教を書いてみましたが、あんまり考えなくてもいいんじゃないかな…。



【宗教】

[理系民族の宗教]
 帝国初期から広まった一神教。神によって、現行の救いと贖いを必要とする世界に救いがもたらされるとか。全ての人類兄弟は、この神の救いの計画の中で、朽ちることのない永久の存在に昇華されるとか何とか。
 人類みな救い続ける、全ての善の源たる神の深い慈愛に包まれて、いかなる者にも至福をもたらすとかそんな。
 キリスト教的なやつ。
 神様の教えを人々に伝える為に教育や建築が発達した。
 魔法は神が与え給うた聖なる力で、神の定めた法則の元に正しく力を振るうべきもの、などなど後付け解釈で。
#region(close,ミトアヌス信仰)

<ミトアヌス(おっさん)信仰>
 実在した人物への偉人信仰。文系民族の三おっさん信仰とは異なる。
 英雄譚であり創造主ではなく、様々な逸話が残されている。
 ・三おっさんの生まれ変わりである
 ・生誕時からおっさんであった
 ・産まれてすぐに母に謝辞を述べた
 ・幾度の奇跡をおこして見せた
 ・魔法の創始者であり体系化させた
 ・産まれた時から多大な魔法の素質があった
 ・生前は迫害されていたとも伝えられる
 ・ガレージで産まれた説etc...
 実際は普通の凄いおっさんである。
 寛容な人で大抵の事は菩薩の笑みで許してくれ、奇言妄言を繰り返していた。
#endregion

[文系民族の宗教]
 元は多神教の自然崇拝。
 理系民族の帝国支配の結果、一時は宗教も統一されるが、彼らの根本的な思想体系を変えるには至らず、現在は全知全能万物の神を中心として、理系民族の神様もその一部、といったような解釈。
#region(close,三人のおっさん信仰)

<三人のおっさん信仰>
 自然信仰や民話から派生した信仰である。
 架空の存在のため偶像崇拝は少ない。
 創造神話であり軍神ではない、しかし歪んだ信仰による過激派はいそう。
 三人のおっさん神話に魔法は出てこない(神の時代よりも後に生まれたとされている)
 三人のおっさんを従える大おっさんは、居ても居なくてもどっちでも良い概念的な存在

 力強いおっさんは大地をつくり、賢いおっさんは知恵を与え、早いおっさんは早かった(時を巡らせ風を起こしたりもする)
 現在でも力おっさんは豊穣を手伝い、賢おっさんは学問を与え、早おっさんは素早い。
 太陽は三人のおっさんにより回るという考えもある。
 それぞれを崇める祭りが毎年行われている。
 ・力おっさん祭:収穫祭。収穫の時期に
 ・賢おっさん祭:演奏会、古書市、書き初めetc...新年に
 ・早おっさん祭:徒競走。季節の変わり目に、毎年2回。年男、福男が決まる

 死者はおっさんの元に召されると考えられている。
 どのおっさんの元にいくのかは様々な要因が伝えられている。(占い・占星術・朝昼夜・生まれ月etc...)
 悪人はおっさんのとこに行けない
 悪いことした人の末路の昔話があっても良いよね
 天使が居るとしたら、それはおっさんの元に行った故人たち
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[体育会系民族の宗教]
 多神教で自然崇拝の宗教。あまり統一性は無い。
 様々な自然現象を神になぞらえ、その神話はやけに血なまぐさく好戦的。
 秘術扱いのため文字に起こすことを禁じており、伝承はすべて口伝。っていうかケルト。



<歴史上あったっぽいまことしやかな出来事を妄想していきます>

【帝国滅亡】南の王国が分裂。その後滅亡。この土地をまるまる乗っ取る形で理系民族と文系民族で独立支配を開始。

【東の山の向こうから】帝国滅亡後力をつけていた別の理系民族が東の山を越えてやってくるも、理系・文系連合国これを退ける。
 これ以降東の山の峠は文系民族が守護していくこととなる。

【文系迫害】文系魔法使いが魔法を秘術とした上、あまりにも王国での重要地位を占めすぎた結果、理系民族と対立。宗教的にも決定的な対立があったことも手伝って迫害の憂き目に。文系民族は当時主な居住域となっていた北東部に砦を築き、「じゃあもうお前らに魔法は教えん。」と徹底抗戦。東の文系民族も加わり戦争状態に発展。
 丁度この頃、この地全域を制圧する事を目指していた理系国家は、南部への進行・制圧にも力を割いていた。
 当時魔法の技術がほとんど発達していなかった理系国家に対する文系国家の魔法の力は絶大で、このまま全面戦争になっては返り討ちにされた揚句国を乗っ取られかねないと判断した王は、不可侵条約を締結。いくつかの条件と共に国境線を定め、事なきを得た。そのため今でも王都の住民と白の国の住民には確執がある。
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