アリスソフトバトルロワイアル @ ウィキ内検索 / 「イハビーラ=メッコー」で検索した結果
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イハビーラ=メッコー
イハビーラ=メッコー 【人称】 一人称→「」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 ウィミィ上層部に庇護者を持つマッドサイエンティスト。 男性を排除した女性だけの世界を作り上げようと、 研究を続けている。 TADA「やっぱ、こう人でしょ。(なにが??)」 MIN「いや別にいいんですけどね・・。(なにが??)」 ぷりん「そうそう、イロイロとね。(だからなにが??)」 庄吾「もう、みんなして……いや~ん(だからなにが!!)」 -
参加者名簿
...真 ○素敵医師/○イハビーラ=メッコー 18/18『大番長』 ○斬真狼牙/○斬真豪/○天楼久那妓/○京堂扇奈 ○シオン/○中西 剣道/○陣内兵太 ○金剛丸彩/○久我匡一郎/○韋駄川 煉/○スパーン ○蛇王院空也/○緋皇宮神耶/○ウルルカ/○五十嵐紅美 ○渡半蔵/○ムー大帝/○アバオ・亜空 11/11『大帝国』 ○東郷 毅/○小澤 祀梨/○田中 雷蔵/○レーティア・アドルフ ○エルミー・デーニッツ/○エル・ロンメル/○カテーリン ○ミーリャ/○ロリコフ・バンラー/○クワトロ・亜空/○アルビルダ 15/15『ぱすてるチャイムContinue』 ○薙原ユウキ/○竜胆リナ/○斎香・S・ファルネーゼ ○ルーシー・ミンシアード/○フィル・イハート ○鈴木ぼたん/○ナツミ・キャメロン/○サワタリ/○ヒューズ・バレッタ ○セレス・ルーブラン/○真田 ... -
キャラ別SS表
...敵医師 朝 015 イハビーラ=メッコー 朝 018 大番長 名前 現時刻 投下順No(時系列順) 斬真狼牙 朝 000, 007 斬真豪 朝 000, 007 天楼久那妓 京堂扇奈 シオン 朝 018 中西 剣道 朝 018 陣内兵太 朝 008 金剛丸彩 朝 003 久我匡一郎 朝 020 韋駄川 煉 スパーン 020 蛇王院空也 緋皇宮神耶 朝 006 ウルルカ 五十嵐紅美 朝 013 渡半蔵 ムー大帝 朝 002 アバオ・亜空 朝 004 大帝国 名前 現時刻 投下順No(時系列順) 東郷 毅 小澤 祀梨 昼 022 田中 雷蔵 レーティア・アドルフ 朝 019 エルミー・デーニッツ エル・ロンメル カテーリン ミーリャ ロリコフ・バンラー クワトロ・亜空 アルビルダ ぱすてるチャイムContinu... -
個別支給品表
... 素敵医師 イハビーラ=メッコー 大番長 参加者名 武器扱い(現在の所持者) アイテム扱い(現在の所持者) 備考 斬真狼牙 オイウチの牙 お部屋の芳香剤 斬真豪 バイロード ぽわわ銃 天楼久那妓 京堂扇奈 シオン DX爆猿皇、Mエキス:犬 中西 剣道 沙耶の剣 うさ仮面うさ 陣内兵太 シスター服、戦慄の学聖ボタン 金剛丸彩 マナビタンZ、守護の数珠 久我匡一郎 告知箱、愛情薬@GALZOO 韋駄川 煉 スパーン ファイヤーソード ナンコウの倉庫の鍵束 蛇王院空也 緋皇宮神耶 ペロ ミミズク ウルルカ 五十嵐紅美 渡半蔵 ムー大帝 毒入りまんが肉、毒入り力のポテチ 両方食べちゃいました アバオ・亜空 Gハンマー 黒医三連星 大帝国 参加者名 武器扱い(現在の所持者) アイテム扱い(現在の所... -
エデンの北(位置的に)
エデンの北(位置的に) ワイワイガヤガヤとざわめきながら移動する一団があった。 女性ばかりの5人組。 十人十色とでもいうべきか、 それぞれがそれぞれに特徴を持った女性達。 一人は学生服に竹刀を構えた健康的で活発な少女。 一人はメイド服に小柄な身体の控えめな印象を受ける少女。 一人は作業服に眼鏡をかけた少しポッチャリとした利発そうな少女。 一人は修道服のような見た目の服を動きやすいように 仕立て直した冒険服を着た奥ゆかしそうな印象を受ける女性。 最後に長髪に白衣を着た知的そうだが何処か人を 遠ざけるような雰囲気を感じさせる女性。 始めに出会ったのはお互いが知り合い同士だった 学生服の少女、中西剣道とメイド服の少女、シオンの二人である。 …………。 小さな少女が一人、とぼとぼと歩いていた。 ピンクの髪を風に揺ら... -
OP~50話まで
No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 000 オープニング いっぱい ウメダ 早朝 ◆imaTwclStk 001 我が栄光 ランス、加賀元子 クロモン 朝 ◆imaTwclStk 002 大帝の光臨 ムー大帝 オオアナ 朝 ◆lYiZg.uHFE 003 リトルプリンセス 来水美樹、金剛丸 彩、まじしゃん カネシタ 朝 ◆imaTwclStk 004 ナツミ・キャメロンの憂鬱 ナツミ・キャメロン、アバオ・亜空、ちゃぷちゃぷ、大まおー パナジ 朝 ◆imaTwclStk 005 リープ・メモリーズ ルーシー・ミンシアード、柳 秋光、やもりん ハクア 朝 ◆imaTwclStk 006 大まんぼう-Big Manbo Age- 緋皇宮神耶、まんぼう テンマ 朝 ◆lYiZg.uHFE 007 BIGBANG BEAT 斬真狼牙、斬真豪、毛利てる、山本五十六 コウシエン... -
第一回放送まで(時系列順)
■早朝(4~6時) ■朝(6~8時) ■午前(8~10時) ■昼(10~12時) ■日中(12~14時) ■午後(14~16時) ■夕方(16~18時) ■夜(18~20時) ■早朝(4~6時) 投下順 タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 000 オープニング いっぱい ウメダ 早朝 ◆imaTwclStk ■朝(6~8時) 投下順 タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 001 我が栄光 ランス、加賀元子 クロモン 朝 ◆imaTwclStk 002 大帝の光臨 ムー大帝 オオアナ 朝 ◆lYiZg.uHFE 003 リトルプリンセス 来水美樹、金剛丸 彩、まじしゃん カネシタ 朝 ◆imaTwclStk 004 ナツミ・キャメロンの憂鬱 ナツミ・キャメロン、アバオ・亜空、ちゃぷちゃぷ、大まおー パナジ 朝 ◆imaTwclStk 005 リープ・メモリ... -
フィル・イハート
フィル・イハート 【人称】 一人称→「ボク」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 神術士を志望。(信仰神は、ラヴェル) 種族はエルフ。 ユウキと同じクラス。 小麦色の肌とツインテールの髪がトレードマークの少女。 ユウキの前に突然現れ、「ユウキの婚約者」を自称する。 初登場では、ユウキの部屋に下着姿で忍び込んでいたところを ナツミに目撃されたため「723ニュース」の一面を飾る事となり、 ユウキと共に園長室まで呼び出された。 当初、ユウキ達とは違うクラスだったが、 斎香がユウキ達のクラスに編入される際、自分も同じクラスにと主張した結果、 同じくユウキ達のクラスに編入され、周囲の混乱を増長した。 明るく元気で、ユウキに対して遠慮なく愛情を表現するため、 ユウキの保護者を自任するリナとはユウキを巡って衝突する事が多い。 好きな... -
使徒ユキ
【人称】 一人称→「ユキちゃん」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 魔人ラ=サイゼルの使徒。 フローズンから使徒化。口が悪くかなり壊れた性格。 主人であるサイゼルには一応忠実。 ランスのエロを逆手に取ってピンチに追い込んだ。 生首少女。 -
地域の説明
区名 特徴 施設 注意点 ミドリガオカ 一般住宅街 長屋・青年団事務所 特に無し サカイ 一般住宅街 病院・学校 特に無し イコマ 商店街 ローカルテレビ・たんたん(お店) 特に無し センリ 観光地 サンタワー・わかめ組本部(ヤクザ) 悪司&元子の実家 ナンコウ 港 倉庫 パナジ行きの連絡船有り クロモン 商店街(食料品) 市場・盗品屋 特に無し フナイ 歓楽街 オルターエロ(大人の玩具屋)・ホストクラブ 特に無し カネシタ 温泉街 カネシタ温泉・鍾乳洞 特に無し シキナ 宗教地 那古教本部 のめり込み注意! キタハマ 一般住宅街 熱血道場 吹雪の実家 ウメダ 本部 ハニービル・ウメダ地下街 入っちゃ駄目!(罠) テンマ 一般住宅街 中学校 特に無し ナンバ 歓楽街 競馬場 特に無し ハルセ 市役所 市議会本部・毛ガニ劇場(ストリップ) 特に無し スズカ 道路 ハイウェイ・ラブホテル 特に... -
ルーシー・ミンシアード
ルーシー・ミンシアード 【人称】 一人称→「」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 スカウト志望。種族はエルフ。ユウキと同じ学年で別クラス。 バレッタ兄妹とのイザコザで迷宮内に閉じ込められたユウキに出口を教えてくれたのが縁で知り合う。 猫語が話せる。 ぱすちゃC++のドラマCDによれば走り屋だった過去があるらしく、 ヒューズの金の鯱がつけられたバスをカッコいいと思ったり、 エンジンの音でそのバスが本当は改造車だと見抜いたりするなど、新たな秘密を口走った。 意外にも、アルバイトで人生相談のカウンセラーを行なっている。 ヒロイン中唯一ぱすちゃC++で彼女のアダルトシーンのある物語が無い。 10年程前から黒猫のニィさんと共に日々ラッキーアイテムを収集しているが、 行動に反して本人はとても運が悪い。 無愛想で無口、いつも一人なので周... -
ナツミ・キャメロンの憂鬱
ナツミ・キャメロンの憂鬱 オオサカ湾に浮かぶ孤島、パナジ。 ここは普段なら水棲生物の楽園である。 だが、バトルロワイアルの進行の為に他の生物が排除された 今、其処に存在している者達とは? 「あっちゃー、完全に孤島なのさ。 次の定期船は2時間後って書いてあるし、 どうしようさー?」 ナツミ・キャメロン。 光陵学園所属スカウト科志望。 活発で明るい少女である。 「う~ん……ナギーやりんりん達が心配だけど、 どうしようもないのさ。 もう一度、この島を探検なのさー!!」 無論、この少女は殺し合いに参加する気などは毛頭無い。 友人たちと再会し、他の者とも協力して無事に帰る事が 彼女の願いである。 故に彼女は状況に屈する事無く、 状況を打開する道を探す。 自分が孤島に飛ばされたのを確認する為に 一度簡単に見て回った程度であるこ... -
サワタリ
サワタリ 【人称】 一人称→「」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 スカウト志望。 種族はヒューマン。 ユウキと同じクラス。 フルネームは本人が秘密にしており誰も知らない。 幼少の頃に忍者に助けられた事があり、それ故に忍者に憧れていて、 週末に行われる実習では忍び装束を身に纏っている。 実は本気で職業として忍者を志望しているが、 忍者は職業として認められていないため、 やむを得ずいちばん近いと思われるスカウト志望としている。 クラスでなにかにつけて忍者に関係する事をしているが、 すぐに却下されたり「(ものまねの)元ネタが分からない」と言われたりしている。 ナツミからは「サワッチ」と呼ばれる。 修行を兼ねてか、HRが始まるまでは天井に隠れている。 しがみついているため声ですぐばれるが、リナ曰く「年々上達している(ユウキ... -
そして少女は総てを喪う
そして少女は総てを喪う 「……ハァ……ハァ……」 光が差し込まない暗闇の中で少女は逃げ惑う。 それは唐突にして残酷な出来事。 考えるべきことは沢山あるけれど、 今はひたすらに逃げるしかない。 自分の為に、 思い人の為に。 追う者は余裕のある歩調でじわじわと自分に迫る。 入り口の扉を叩く。 だが、閉じられたそれは反響音を鳴らすだけで 無情にも開く事は無い。 必死で扉を開けようとしても、 その間に追いつかれてしまう。 「助けて……ユウキっ!」 フィルの叫びが木霊する。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「…う、うぅん…ここは?」 フィル・イハートが目を覚ました時、 辺りは暗闇に包まれていた。 最初は倒れている間に 夜になってしまったのかと思ったが、 どうやら自分が光源の少ない建物の中に ... -
アベルト=セフティ
アベルト=セフティ 【人称】 一人称→「ぼく」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 カミーラの使徒、人間出身。アイスフレームのブルー隊の隊長をしており、 偶然出会ったランスをアイスフレームにスカウトした。 使徒であった時の記憶を失い、長年さまよっていたが、 中盤でカミーラに接触したことで記憶を取り戻し、彼女の下へと戻った。 自らの理想の女性像を持っており、それを求めすぎた為に リズナ、パパイヤ、ウルザといった数々の女性を破滅に追いやり、 更に主人であるカミーラをも裏切った。 尚、彼の理想の女性像とは、もしランスが女性であったなら一番近いらしい。 後にジークの魔血魂を奪って魔人化するがランスに討たれた。 リズナを異次元に飛ばした元凶である。 -
柚原柚美
柚原柚美 【人称】 一人称→「私」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 種子島家の鉄砲隊の武将。スクール水着の上にセーラー服という奇抜な服のセンスをしている。 無口な不思議系の少女だが、かわいいものを見つけると理性が決壊する音とともに狂喜し暴走する。 死去した父は生前は腕利きの鍛冶師であり重彦と懇意で、父亡き後は重彦が後見人ような立場になっている。 彼女の持っている鉄砲、箒星は父の最高傑作にして形見。 行動回数の低さは他の鉄砲と同じだが、 彼女だけが持つ鉄砲+狙撃は非常に強力。 帝レースに参加できる資格を所持していると同時に上杉謙信のファンでもあり、 決闘時にはサインを要求した。 -
男の中の男!(罠)
男の中の男!(罠) 疾走。 駆ける、駆ける、駆ける! 心臓が高鳴り、血液が全身を駆け巡る。 腕を振るう。 脚は廻る。 息は弾み、汗が飛ぶ。 だが、それでも走る。 「うおぉおおぉぉっ!! 待ってろ、委員長ー!!」 男の中の男を目指す男、陣内兵太此処に在り。 ただ、惜しむらくは 「でも何処なんだぁー、ここー!?」 男の中の男を目指す男、陣内兵太。 只今、迷走中。 残念すぎるぞ、陣内兵太。 一面に畑がただただ広がっているだけの 何も無い土地を当て所も無く突っ走っていたが、 もう少し頭を捻れば、 まず地図を確認する事くらいは思いつくものだが 自身が置かれた急な展開と 人質として写っていた想い人の姿が 焦りだけを生み、思考能力を奪っていた。 用は落ち着きが無いとも言う。 そんな彼が今いる場所はロッコウ。... -
オープニング
オープニング ここはオオサカ、ウメダのハニービル。 そのこざっぱりとした一室に大勢の人間が集められていた。 現代風な普通のスーツ姿もいれば、幻想的な形容しがたい衣装の者、 果ては過去から取り出したような中世的な鎧や甲冑を着た武者といった 男女問わず背格好から衣装まで様々な人間模様がその一室を異様な雰囲気にしている。 眠らされていたであろうその数々の人物達が目を覚まし、 それぞれが自分が置かれている状況を理解できずにざわめきが起こりだす。 そんな中、照明を消され、薄ぼんやりとしたその一室に不意に明かりが灯り、 予め用意されていたであろう壇上に一人(?)の人影(?)が現れる。 「どうも、私が今回の特別企画の主催のTADAです。 エ~、今日は皆さんに殺し合いをして貰います(ビー○た○し風に)」 白いハニーが声真似を挟みつつ、あっけらかんと今回... -
リープ・メモリーズ
リープ・メモリーズ 一人の女の子が目を細めて、鼻を突き出し 踵を浮かし、周囲の匂いをくんくんと嗅いでいる。 「……やっぱり駄目ですね。 幸運のアイテム探しの応用でイケる気もしたのですが、 世の中、そこまで都合は良くありませんね」 そう言いながら踵を地に着けて、 少女、ルーシー・ミンシアードは自分の足元に 寄り添うように座る一匹の黒猫に目を向ける。 「どうやら、近くにはユウキはいないようです。 こうなれば地道に探すしかありませんね。 頑張りましょうニイさん」 ニイさんと呼ばれた黒猫もそれに応えるように小さく頷くと 「ニィー」と少女を励ますように鳴き声をあげる。 ルーシー・ミンシアード。 ハーフエルフと呼ばれる混血種の為に成人するまでの 成長が遅い種族の女の子。 故にその見た目は10代前半位にしか見えないが、 れっき... -
Powerhungry fool
Powerhungry fool ―轟音― ―轟音― ―轟音― そして、その合間にがらんどうの硬い何かが転がり落ちる、乾いた小さな音。 銃声というよりは最早爆音に近い轟音が、フナイの高層ビル屋上に木霊する。 爆音を発するものは「バレットM82A1」。 対物ライフルの代名詞であり、その威力は2㎞先の装甲車を行動不能に陥らせ、 1.5㎞先の人体を両断せしめるほどの過剰な暴力を誇る。 頑強さと冷たさしか示せぬ鋼のみで構成された、流線のない無骨なフォルム。 機能性のみを追求した結果、あまりにも長大になり過ぎた全長とその重量。 ただ発射して、ただ殺害する。人からただ熱と生命を奪う事のみを由とする無粋なる銃。 血肉も情さえも通わせる余地のない、冷徹無比なる「無機の王者(ノーライフキング)」。 ――だが、その主は... -
砕かれた鋼鉄
砕かれた鋼鉄 イコマにある寂れた商店街。 いや、殺し合いの舞台となった事で寂れさせられた商店街。 そこを歩く一人の男がいた。 王者がつけるような真紅のマント。 そして防御性よりも動きやすさを重視した、肩当と胸当と篭手だけの最低限の防具。 高級品なのだろう金色のそれは、使い込まれているのかそこかしこに傷が浮かんでいた。 大事にその防具を使っているのだと一目で分かり、金色の輝きも嫌味には映らない。 そしてやはり金色の柄をした使い込まれた一振りの大剣。 どう見てもこんな寂れた場所に似合わぬその高貴そうな外見の男、ヒューズ・バレッタは、 普段の自信がなりを潜めたように顔を俯け、落ち込んだ表情でトボトボと歩いており、 草臥れたその姿は異様にこの下町とマッチしていた。 「エリーゼ……僕はどうしたらいいんだ!」 『殺し合い』なんていう非人道的な事に巻き込まれたヒューズ... -
リトルプリンセス
リトルプリンセス 温泉街カネシタ。 そのウメダとの地区境沿い。 「…落ち着け、落ち着くのよ、私… こんな時こそ冷静な対応が必要なのよ…」 建物の陰に隠れ、一人の女の子が 『急なアクシデントへの対応』という題名の本を読んでいた。 いや、正確には彼女は人間ではない。 限り無く人間とそっくりな見た目をしているが れっきとしたモンスターである。 そういった者達を彼女達の世界において 【女の子モンスター】と呼ばれている。 その中では中位モンスターにあたる彼女、 まじしゃんは震える手でページを捲っていた。 「……ふぇ~~ん、やっぱり書いてないよぉ、 こんな時の事なんてぇ~、どうしようレオぉ~……」 所謂、本番に弱いタイプの性格である彼女は今はこの場には いない自分の主人の事を思い出す。 魔物使いと呼ばれる、 モンスターを自分の従魔にし... -
透明少女
透明少女 白髪の少女。 それは現実なのか幻だったのか、 それを今となっては確かめる術は無い。 だが、今の状況は『彼女』を探した故に起きた事。 何が正しくて何が間違っていたのか。 順を追って私はそれを考える。 ………。 ………………。 ………………………。 「あら?」 「おっ?」 「おや?」 三者三様の反応…とは言いがたい似たり寄ったりな反応。 それも当然と言えるかも知れない。 会場から転送された直後に最初に遭遇した人物が知り合い、 いや同じ職場の同僚ともなれば気の知れたものである。 三人の内の二人は同級生の同じ学校の卒業生、 その内の一人と残りの一人がが学校の教職員、 光綾学園で教鞭を執る者達なのであるから。 「沙耶さんに真田先生! お二人ともご無事でしたか」 おっとりとした印象を受... -
Slapping Fight
Slapping Fight 警告:この二次創作小説は貴方が愛した女性達が別の男の下で よがり、すがり、もだえ、謝罪の言葉を述べながら堕ちていきます。 あの子のそんなはしたない姿を見たくないのならば読むのをご控え下さい。 「んっふふぅ〜♪ふっふふうっ〜♫」 「ところで、一体何をしているのだ健太郎?」 ――病院を離れて、しばらく歩いた先での大通りで。 いつもは背負っている大振りのシャベルを地面に突き刺し、 健太郎は実に上機嫌な様子で周囲に穴を掘り続けていた。 「うん、ちょっと穴掘りをね。この辺りは地盤が柔らかいから掘りやすいな〜」 「…いや。どうしてそのような事をしているのかと、聞いている」 唐突な健太郎の奇行に、バルキリーはなんら戸惑う事もなく。 しばらくは、飽きることなくその様子を眺めてはいたのだが。 やはりその理由を疑問を抱かずに... - @wiki全体から「イハビーラ=メッコー」で調べる