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これまでのあらすじ
アルカ・クライアとアルカ・クラララ・リグは死闘の果てに互いを別の存在である事を証明、共闘を誓う。
一方その頃、レーラビ達の向かったパラボロス・ポータルの先、ファクトリーの迷宮では…?


アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ
第35話「終わりを見た船」


「ぬう…何とか合流はできたが!」
レーリレイは襲ってくるファントム兵を左腕の銃で殴り倒し、右腕のアームホーンで確実に始末する!
「いくら倒してもキリが無いぜ!」
レーラビは四脚のアームヘッドに飛び乗りライフルでゼロ距離射撃!AIユニット破壊!!


が、しばらく戦いを続けるうちにファクトリーの軍勢は撤退を始め、辺りは静寂に包まれた…
「ぜぜ…何故このタイミングで退いたのぜ?」
そして、遠くから"人間"の足音が聞こえ始める…!
「何か、来るようだが…?」


「た…助けて、助けて下さい…」
…二人の前に現れた者は、ピンク髪の少女だった。
「ぜ、君は…アルカ・クラララ・リグ!一体どうしたのぜ?」
その姿を見たレーラビは警戒を解き、素早く駆け寄る!
「待てレイルレーラビ!不用意に近づくんじゃ…」


「たす、け、kkkkkkkk……」
「避けろ!レイルレーラビ!」
「ぜ…?」
突如少女が爆発!爆風でレーラビが壁に叩きつけられる!!
「…ああ、あああ、何が起こったのぜ……?」
幸いダメージは少ない、だが精神は…!


更に増援!一万匹のアルカクローンが襲ってくる!!
「今は何も考えるな!迎撃するぞ!」
レーリレイが左腕のサイキックガンを構える!
「…ま、待ってくれレーリレイ!きっとレギレイに操られているだけだぜ!!」


「チッ…そんな事!わかっているわ!!」
射撃をやめ、当て身でクローンを気絶させる!
「ああ…あああ…アルカ…俺はどうすればいいのだぜ……」
レーラビは何も出来ず、アルカ達に囲まれる!
「馬鹿野郎ーーー!!!」


もう駄目かと思われたその時…"緑と白"の継ぎ接ぎのアームヘッドが乱入!
『…"トメガセリオン"』
冷気を含んだ突風が吹き荒れ、クローン達だけを一瞬で冷凍保存する!!
『ごめん皆…もう少しの間だけそこで待ってて』


「レーラビくん!」「レーラビさん!」
継ぎ接ぎの機体《パッチワーク・LR》から、二人のパイロット…アルカ・クライアとアルカ・クラララ・リグが駆け寄って来る。
「ぜ、アルカ…それに君は…」


ーーー


それから数分後…アルカ達は混乱するレーラビを落ち着け、事情を話した。
「そういう事だったのぜ…」
「はい…選別が終わった今、ボクはアルカと共にファクトリーを止めます」
「これで…10人の尖兵全員が揃ったという訳なのだが」


「…行こう、レーラビくん。氷が溶ける前にレギレイを倒して、この子達の爆弾を解除するんだ」
アルカは震える手を取り、先へ進む事を促す。
「ぜ、だが俺の目の前で一人……」
責任を感じ、俯くレーラビ…


「…気にしないで、レーラビくんのせいじゃ無い」
「操られていたんです、解ってくれますよ…」
「アルカ、それに…」
「ボクの名前、リグで良いですよ。…兄さん」
「…リグ、かたじけないぜ」


そして、彼等は先へと進む…それぞれの目的を胸に。


…次回、第36話「終わりを見た船②」へ続く。


  • パッチワーク・LR:Messiah/06
本来アームヘッドが通行できないサイズのゲートを通過する為、大破した二つの機体を分解・ゲートの先で再構築した急造アームヘッド。
素体となった機体の調和能力を引き継いでいるが、出力は制御可能なレベルに落ち着いている。



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