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ぜんかいのあらすじ
4つのアームヘッドのデータを集め、ついにパーフェクト・クアドレイが完成するが、レイル・レーラビはその瞬間に意識を失い古代ヘブンの「誰か」の記憶にアクセスしてしまう。
名も無き氷の剣を借り、文明崩壊の危機に立ち向かう青い髪の男の正体とは…?


アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ
第39話「禁断のXドライブ②」


生命を蝕む紫の霧を剣で払い、赤い森を進むと銀色の池。
その水面に浮かぶ巨大なオブシディアンの結晶から、紫の霧が発生しているようだ。
「原因はこれか…」


結晶を破壊するべく、銀色の池に近づく男…だが!
『?????』「!!」
奇怪な言語と共に、水底から飛び出す謎の生命体!!


おお見よ!皮膜の無い小麦色の紐状繊維が無数に絡まったその体が、ズルズルと何かを啜るような音を立てながらスープをくぐり光沢を纏い宙を舞う!!
「何だあれは…妖魔の類か?」


『b0LT 0oN?z.N??ryupp"Vermicelli"』
テレパシーで何かを叫ぶ怪物は、その身体を濁流のように荒ぶらせ覆いかぶさってくる!
「化け物め!」
剣を地面に突き刺し氷壁を発生させ防御!


だが、怪物に触れた氷壁は一瞬蛍光黄緑色の何かになった後消滅!
怯えた氷の剣がガタガタと振動する!
「…そんなになってもお前も一応トーアだろ、もうちょっと頑張れ!」


剣の振動が止まる!
「えらいぞ!」『?ュサ??ュ?シ?』
飛び掛ってくる怪物を後ろにジャンプ回避しつつ斜め下に飛ぶ氷弾で迎撃!!


が、氷弾は敵に飲み込まれ消滅!
「厄介だな、普通の攻撃じゃ倒せない」
ここで剣が何かを伝えようと再び振動する!
「…今度はどうした、今は忙しい」


剣からの通話…
「融合して戦うだと?そんな事をすれば俺達は…」
氷の剣…アームホーンとの融合。
圧倒的な力を得られるが、その代償は…


『?サ???・??ァ?????。??????????シ?』
その間にも紫の霧の浸食が進む!
「…わかった、世界の危機だもんな」
同意の下、剣に意識を預ける……!


ーーー
『くぁwせdrftgyふじこlp!!!?!?!』
…その数分後、奇怪な断末魔と共に紫の霧が晴れ…世界の危機は去った。
ーーー


…水中。傷ついた人型の白い猛禽が、重力に引かれ沈んでゆく。
(何とか勝てたが、俺はもう駄目だな…)
次に目覚めたときには、自分も名も無き怪物になっているだろう。


せめてもの抵抗に、自らの名前を呪文のように唱える。
『俺はセイル、セイル・ライラビット…俺は…』


次回、第40話「禁断のXドライブ③」に続く。


  • セイル・ライラビット
古代ヘブンの人間で、レイル・レーラビのオリジナル。
氷の剣の力で一度世界を救ったが、その直後に姿を消した。



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