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リンク - (2013/11/12 (火) 23:13:18) の編集履歴(バックアップ)


リンク


概要

 ほとんどのプログレスが持つ自動型能力
 アンジュ・ヴィエルジュの基本となる能力であり、本ゲームのメイン能力である。
 カードテキストでは、『(自):リンクステップ開始時[リンク<数値>-<リンク条件>]<効果>』の書式で統一表記される。
 ただし、本Wikiでは『《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(<数値>)-<リンク条件>】<効果>』と表記している。

 リンクは、自分ターンアタックフェイズリンクステップ時のみ使用できる。
 相手ターンなどでは使用できず、リンクステップ以外での使用もできない。

 リンクが成功した場合、リンク成功時のテキストを解決できるだけでなく、ルールとしてストライク+1を得ることができる。
 また、山札を素早く捨札に送る事ができるため、リメイクを早めることもできる。
 基本的に、アタックが完全にガードされてしまう場合を除いて、得られるメリットが大きいため、リンクを使用できる状況では、リンクを使用した方が良い。
 ただし、山札リンクフレームが高い比率で残ってる状況が予測される場合は、次のプロレグスでのリンク成功や次の相手ターンでのリジェクトを期待して使用しない選択をする場合も有り得る。

リンクの処理

リンクの使用宣言

 自分ターンアタックフェイズ時のガードステップ後に訪れるリンクステップ時に、リンクを使用できる。
 逆に、リンクをプレイヤーの意思で使用しないこともできる。
 ただし、以下のいずれかの条件の下ではリンクすることができない。 


 使用を選択しなかった場合及びリンクが使用できない場合、ダメージ判定ステップに移る。
 リンクの使用を選択した場合、山札の上からリンクで指定された数値分処理ゾーンに移動する。

リンクアイコンのチェック

 リンクの使用を選択した場合、『(自):リンクステップ開始時[リンク<数値>-<リンク条件>]<効果>』で指定されている、数値の枚数分、山札の上から処理ゾーンに移す。

 処理ゾーンに移されたカードは全て同時に表向きになる。
 ただし、公式からは面白さの観点などから、山札の上から1枚ずつ表向きにしていく方法を推奨している。

 この処理の最中に山札カードがなくなった場合、処理ゾーンカードを残したまま、捨札カードリメイクする。
 山札がちょうど無くなった場合も同様である。

 その後、それらのカードリンクフレームリンクアイコンをチェックし、ダメージリバースの使用の有無を宣言する。

ダメージリバース

 リンクアイコンをチェックした後、自分ダメージゾーンにあるカードを1枚のみ裏向きにする事ができる。
 1枚裏向きにした場合、∀・Σ・Ωのいずれか任意のリンクアイコン1つを、先ほどチェックしたリンクアイコンに追加できる。
 複数枚裏向きにすることはできず、1度のリンクで必ず1枚までである。

 次に、ダメージリバースの使用の有無に関わらず、リンク条件のチェックを行う。

リンクの成功判定

 リンクフレームリンクアイコンと、ダメージリバースで追加したリンクアイコンを合わせ、『(自):リンクステップ開始時[リンク<数値>-<リンク条件>]<効果>』で指定されるリンク条件を満たすか比較する。
 比較した後、処理ゾーンにあるカード捨札に移動する。
 リンク条件リンクアイコンですべて満たしていた場合、リンク成功となる。

 リンクが成功していた場合、リンク成功時の効果を処理する。
 リンクが成功しなかった場合、リンク失敗となり、そのままダメージ判定ステップへと移る。

リンクの成功

 リンクの成功判定によりリンク条件を満たした場合、リンク成功となり、リンク成功時の効果を処理できる。
 複数回満たせていた場合、その分リンク成功時の効果を処理できる。
 複数回満たすためには、リンク条件を同時に複数回満たすようにリンクアイコンを得る必要がある。

 リンク成功時の効果は、一度に処理するのではなく、一つの処理を成功した分だけ順番に行う。

 リンク成功時の効果の処理が終わった場合、ストライクの上昇が行われる。

ストライクの上昇

 リンクが成功した場合、アタックしているプログレスストライクが+1される。
 これは成功の回数に関わらず、必ず+1である。

 ストライクの上昇の処理が行われたら、ダメージ判定ステップへと移動する。

アンジュ・ヴィエルジュ 総合ルール Ver. 1.0.1 引用

+ 12-1 リンク
  1. リンクはプログレスが持つ自動型能力です。
  2. リンクは『(自):リンクステップ開始時[リンク<数値>-<リンク条件>]<効果>』の書式で表記されます。この能力は、『このプログレスがアタックしているリンクステップ開始時』を誘発条件とします。
  3. リンクの解決時に以下の処理を実行します。
    1. アタックされたプログレスがいない場合、リンクは何も行いません。処理を終了します。
    2. 「リンクを持つカード支配者」は、このリンクの処理を実行しないことを選択できます。その場合、リンクは何も行いません。処理を終了します。
    3. 「リンクを持つカード支配者」は、自分山札カードを、リンクで指定された<数値>の枚数だけ処理ゾーンに移動し、それらのカードリンクフレームリンクアイコンをそれぞれ数えます。
    4. 「リンクを持つカード支配者」は、自分ダメージゾーンにある表向きカードを1枚裏向きにすることができます。そうした場合、上記で数えたリンクアイコンに任意のリンクアイコン(∀かΣかΩ)を1個追加できます。この行為をダメージリバースと呼びます。
    5. 上記で数えたリンクアイコンを、このリンクの<リンク条件>のアイコンと比較します。リンク条件のΣのアイコンはΣか∀のリンクアイコンで満たすことができ、リンク条件のΩのアイコンはΩか∀のリンクアイコンで満たすことができます。リンク条件に丸付き数字のアイコンがある場合、それはその数の任意のリンクアイコンで満たすことができます。いずれの場合も、1つのリンクアイコンはいずれか1つのリンク条件のアイコンのみを満たすことができます。
    6. 3により処理ゾーンに移動したカードをすべてターンプレイヤー捨札に移動します。
    7. 数えたリンクアイコンリンク条件のアイコンすべてを満たすことができた場合、リンクが成功したものと見なされ、リンクの<効果>の処理を実行します。数えたリンクアイコンリンク条件のアイコンすべてを複数回ずつ満たすことができた場合、その回数だけ<効果>の処理を実行します。
    8. リンクが成功した場合、このバトル中、そのリンクを持つプログレスストライクを1増やします。リンク条件を複数回満たした場合でも、増える値は1のみです。

関連項目