動物キャラ・バトルロワイアル内検索 / 「主に仕えし魔物の道は」で検索した結果
-
主に仕えし魔物の道は
主に仕えし魔物の道は ◆EFl5CDAPlM どうして自分はこんなところにいるのだろう。 プックルは殺戮の舞台に転送されてから一番最初にそう考える。 自分は確か、グランバニアで仲間たちや人間達と宴をしていたはずだ。 自身が慕う主とその息子の天空の勇者、そして自分と同じ志をもつ魔物達と共に 魔王ミルドラースを倒して、世界の平和を取り戻し、主の城に帰ってきた。 主の城でそのお祝いをして、肉を食べ、スラリン達と共に眠りについたはずだ。 それなのにどうして自分はこんなところにいるのだろう。 いつの間にか主の娘やメッキーが悪ふざけでルーラでもしたのだろうか。 いや、違う。 あの場にでてきた妖魔王キュウビという者に飛ばされてしまったのだ。 そしてそいつはいきなり殺し合いをしろと言ってきた。 それを拒否した小さなリスは、首を吹き飛ばさ... -
◆EFl5CDAPlM
... 登場人物 012 主に仕えし魔物の道は キラーパンサー、オカリナ 017 好奇心は身を滅ぼす チョッパー 024 勘違いの産物 ピカチュウ、ケロロ軍曹、キラーパンサー、オカリナ 029 陸の上のタコ クロ、イカルゴ 036 暴走ポケモン特急 グレッグル、カエル 登場させたキャラ 2回 キラーパンサー、オカリナ 1回 チョッパー、ピカチュウ、ケロロ軍曹、クロ、イカルゴ、グレッグル、カエル チョッパーのゲリラ投下には度肝を抜かれました。 -- 名無しさん (2008-09-22 21 12 50) ゲリラは誰にも止められない -- 名無しさん (2008-10-11 11 22 28) 作品の半数がゲリラの人。 -- 名無しさん (2008-10-28 20 01 04) ... -
キラーパンサー
... 初登場話 012:主に仕えし魔物の道は 死亡話 086:風は悽愴 登場話数 6話 スタンス 対主催 現在状況 1日目正午の時点で死亡 現データ 086:風は悽愴 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 オカリナ 仲間 オカリナ 同行中。怒られる 012:主に仕えし魔物の道は ピカチュウ 仲間 ピカチュウ 024 勘違いの産物 ケロロ軍曹 警戒 怪力の持ち主と認識 024 勘違いの産物 イギー 友好 保護する 049:異境異聞 ニャース 友好 ニャース 電話で情報交換 059:距離を超えた遭遇 楽俊 友好 電話で情報交換 059:距離を超えた遭遇 アマテラス 友好 電話で情報交換? 059:距離を超えた遭遇 クロコダイン 敵対 リザードマン 襲撃される 086:風は悽愴 最終状態 電波塔にてオカリナ、ピカチ... -
オカリナ
... 初登場話 012 主に仕えし魔物の道は 死亡話 登場話数 8話 スタンス 対主催 現在状況 1日目午後の時点で生存 現データ 102:ひとつ火の粉の雨の中 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 オーボウ 友好 父上 父親 キラーパンサー 仲間 プックルさん 同行中 012:主に仕えし魔物の道は ピカチュウ 仲間 ピカチュウさん 同行中 024 勘違いの産物 ケロロ軍曹 警戒 怪力の持ち主と認識 024 勘違いの産物 イギー 中立 保護する 049:異境異聞 ニャース 友好 ニャースさん 電話で情報交換 059:距離を超えた遭遇 楽俊 友好 ラクシュンさん 電話で情報交換 059:距離を超えた遭遇 アマテラス 友好 アマテラスさん 電話で情報交換? 059:距離を超えた遭遇 クロコダイン 敵対 襲撃される 086:風は... -
【000~050】
...長、ユーノ 012 主に仕えし魔物の道は ◆EFl5CDAPlM キラーパンサー、オカリナ 013 終端の宴と異世界の騎士 ◆w2G/OW/em6 シエラ、ザフィーラ 014 クズリくんのお父さんとコウマくん ◆h6cx7DWv6s ウマゴン、クズリの父 015 おさかな天国? ◆w2G/OW/em6 イカルゴ、ヨッシー 016 二つの思惑 ◆Tgv.obtSQA ラルク、オーボウ 017 好奇心は身を滅ぼす ◆EFl5CDAPlM チョッパー 018 ここはび~いち、キュウビの湯 ◆TPKO6O3QOM アライグマの父、コロマル 019 LABYRINTH ~午前二時の迷宮~ ◆EGv2prCtI パスカル、ミュウツー、クロ 020 狼の新たな旅立ち ◆bD004imcx. ホロ 021 命を懸ける熊犬と懸けない羆 ◆TPKO6O3QOM 銀、ヒグマの大将 022 未来へのシナ... -
終端の宴と異世界の騎士
...で読む Back 主に仕えし魔物の道は Next クズリくんのお父さんとコウマくん 投下順で読む Back 主に仕えし魔物の道は Next クズリくんのお父さんとコウマくん GAME START ザフィーラ 025 それは不幸な出会いなの? GAME START シエラ 028 暗い渦 -
第一回放送までの本編SS
...長、ユーノ 012 主に仕えし魔物の道は ◆EFl5CDAPlM キラーパンサー、オカリナ 013 終端の宴と異世界の騎士 ◆w2G/OW/em6 シエラ、ザフィーラ 014 クズリくんのお父さんとコウマくん ◆h6cx7DWv6s ウマゴン、クズリの父 015 おさかな天国? ◆w2G/OW/em6 イカルゴ、ヨッシー 016 二つの思惑 ◆Tgv.obtSQA ラルク、オーボウ 017 好奇心は身を滅ぼす ◆EFl5CDAPlM チョッパー 018 ここはび~いち、キュウビの湯 ◆TPKO6O3QOM アライグマの父、コロマル 019 LABYRINTH ~午前二時の迷宮~ ◆EGv2prCtI パスカル、ミュウツー、クロ 020 狼の新たな旅立ち ◆bD004imcx. ホロ 021 命を懸ける熊犬と懸けない羆 ◆TPKO6O3QOM 銀、ヒグマの大将 023 北、玄武の方... -
いくら動物といえど知性はあるさ
...ースの謡 Next 主に仕えし魔物の道は 投下順で読む Back ニャースの謡 Next 主に仕えし魔物の道は GAME START ユーノ 035 Gallery Fake GAME START ギロロ伍長 035 Gallery Fake -
SSタイトル元ネタ
...はあるさ 012 主に仕えし魔物の道は 013 終端の宴と異世界の騎士 SoundHorizon「終端の王と異世界の騎士 ~The Endia」http //www.youtube.com/watch?v=lp-J3C7WJAY 014 クズリくんのお父さんとコウマくん 015 おさかな天国? 全国漁業協同組合連合会キャンペーンソング「おさかな天国」http //www.youtube.com/watch?v=EUPE_I_wYnE 016 二つの思惑 聖剣LOMのサントラより、二つの思惑~ルシュイメア~ 017 好奇心は身を滅ぼす 教訓より「過ぎた好奇心は身を滅ぼす」 018 ここはび~いち、キュウビの湯 ザ・ドリフターズ「いい湯だな」の歌詞の一部 クレヨンしんちゃんver. http //www.youtube.com/watch?v=INDTraJZ7z4 019 LAB... -
勘違いの産物
... 異境異聞 012 主に仕えし魔物の道は キラーパンサー 049 異境異聞 012 主に仕えし魔物の道は オカリナ 049 異境異聞 002 宇宙を越えた執着心 ケロロ軍曹 055 新しい朝が来た、疑問の朝だ -
【金色のガッシュ】からの出典
【ヴァルセーレの剣】 魔物の子の一人、アースの使う剣。 触れた魔物の魔力や体力を奪い、蓄える能力がある。 メレオロン に支給。 【ブリ】 ガッシュ・ベルの大好物。出世魚としても有名。 ただの魚なので、粋がいいこと以外特別なことはない。 生きたままイカルゴに支給。 【魔本】 オレンジ色の本。ウマゴンと気の合う人物が読める。 ウマゴンに支給。 -
中つ国異聞
中つ国異聞 昔々――それは、遠い昔のこと。 かつて、月には、それはそれは見事な都があったそうな。 都は巨大な唐繰で、月の民は、わしらには創造もつかぬような豊かな暮らしをしておったそうじゃ。 月には妖しく耀く、真っ赤な石があって、それはまるで凍てついた焔のようじゃった。 この石には不思議な力があり、それを使って、月の民は様々なものを生み出し、栄華を極めておった。 しかしあるとき。 月に大いなる禍が降りかかったのじゃ。 遠い遠い時空の彼方より赤い星が降ってきたときから始まった。 なんと、月にあった赤い石は、その星の欠片だったのじゃ。 赤い星が欠片に惹かれたのか、欠片が赤い星を呼んだのか――いや、月の民自身が呼び寄せたのかもしれぬ。 どちらにせよ、赤い星によって月の都は瞬く間に滅び去り、生き残った民は大和という舟に乗って、神々の住まう高天原に逃げて... -
クズリくんのお父さんとコウマくん
クズリくんのお父さんとコウマくん ◆h6cx7DWv6s 小さな窓から入り込む月明かりがとぼとぼ歩く一匹の仔馬を照らした。 つけられた名をウマゴン、正式名称はシュナイダーと言う。 そして彼は本当の馬ではなく、魔界から地球に来て王の座を争う戦いに身をおいていた百匹の魔物の子のうちの一匹なのだ。 だが魔物とはいえど、元来より凶暴な気質など持ち合わせていない彼は目の前で死んだリスの魔物やキュウビと名乗る強大な魔物、そして食物連鎖などとは違う殺し合いの世界にすっかり身が縮こまっていた。 おまけにここは小さな刑務所、時間帯は深夜。外を見れば砂漠が広がっている。 この光景だけでもウマゴンの心を脅かすに十分なものとなっていた。 せめて配られた荷物を調べて地図や名簿、食料とかの確認だけでもしたかったが、彼の蹄ではデイパックを開くことすらできない。 途方にくれた... -
面影
面影 ◆w2G/OW/em6 時は真夜中、草木も眠る丑三つ時。場所はE-3、土の下には屍が眠る墓地。 「ったく……一体何がどうなってんだこりゃ?」 湿った土に腰を下ろし、手近な墓石に背中を預けながらメレオロンは呟いた。 数分前には、確かに自分はこんな場所にはいなかったはずだ。 キメラアントの王の討伐、その為にゴン達人間のハンターに協力し、いざ宮殿への突入が間近になった矢先…… 気がつけばあの場所で、多種多様な動物に囲まれ、キュウビと名乗る巨大な狐に「殺し合いをしてもらう」だのと告げられ。 周りの環境の変化に、まったく理解が追い付いていない。 (あの化け狐もキメラアントか……?いや、どう見ても同族にゃあ見えなかったな。 それに第一、殺し合いをさせる理由がわかんねぇ。 反逆者への処罰なら、こんなまどろっこしいことせずに殺しゃあ... -
ロケット団案
没OP ロケット団案 そこにあるのは、真の闇。 どこからも洩れる光はなく、全てが闇に閉ざされた空間。 その場所は獣臭で満たされていた。押し殺したような唸り声が方々から聞こえる。 姿は見えなくとも、反響し一層不気味に聞こえるその声と籠もった匂いから悟るのは容易い。 ここは屋内の、ホールのような広く天井の高い場所であること。 そして、この空間には様々な種類の、多数の獣が詰め込まれているということを。 しかし自分がなぜこんな場所にいるのか、ここに来る前に何が起こったのかは思い出せなかった。 突然、ライトが点いた。光に一瞬では目が慣れない獣達だろうか、何匹かの驚きの声が聞こえる。 明度の変化に順応しやすいニャースの目は、すぐに光に慣れた。 見回して、天井にある光源のライトを、警戒の様子を隠せない周囲の獣達を、そして数人の人間を見る。 人間達はスポットライトを浴びて、壁... -
新しい朝が来た、疑問の朝だ
新しい朝が来た、疑問の朝だ ◆w2G/OW/em6 「常識的に考えて、であります」 ジムのガンプラの箱を開けてから数分、ケロロはごく当たり前の結論に達した。 「プラモデル作るのって……最低限、ハサミとボンドが必要じゃね?」 現在の彼の所持品は、黄色いネズミから奪取したジムのガンプラのみ。他の荷物は電波塔に放り捨てて来てしまった。 確か荷物の中には筆記用具も入っていたはずで……もしかしたら、あの中にハサミの一本ぐらい入ってたかもしれない。 「ぬぐぁー!目の前にガンプラがあるというのに……これが噂の生殺しでありますか!? どこかで道具を調達しない限りは話になんねぇであります……」 道具を調達するには、どっかの町にでも行って文房具屋を漁れば一発だ。 だが……ここから1番近くにある町ってどこだっけ? 現在の彼の所持品は、黄... -
命ゆくもの
命ゆくもの ◆TPKO6O3QOM 墓標の間を縫う血生臭い風の中に、山鳴りのような声が混じった。哀惜に満ちた咆哮は朔風の中で寸断され、墓場を通り過ぎる頃には風声にすっかり紛れてしまった。 墓地近くの草叢に首のない骸が二つ転がっている。その内の一つの腹部に、白虎が甘えるように鼻を押し付けていた。 「おばーちゃん……おばーちゃん……」 ムックルは同じ声を何度も何度も繰り返した。顔を腹部に擦り付けるが、何も応えてくれない。ムックルと呼んではくれない。それはそうだ。モロの頭は身体から遠く離れた所にあるのだから。 寄り添ってくれることも、遊んでくれることも、何かを教えてくれることもない。 さっきまで厳しくも力強く包んでくれていた温もりは、もうどこにもなかった。 ムックルはモロの胴体からそっと鼻を離した。 彼はまた独りぼっちになった。か細... -
Train Train Runnin'
Train Train Runnin ◆1eZNmJGbgM 「ふむ、おそらくはこの辺りに……」 そう呟きながら、下草を掻き分けるワニが一匹。別に草刈りをしてるわけでもなく、ゴミ拾いをしている訳でもない。 彼の名は魔王軍百獣魔団長クロコダイン。そんな彼が何をしているかというと… 「おお、あったあった………なんだこれは?」 彼が捜していたものとは先程の戦闘で吹き飛んだタヌ太郎のデイバッグと支給品。もしかしたらその中に 彼の望む強力な武器が残されているかもしれないとの一縷の望みを託してみたものの、その結果は…… 「これは…何かの薬のようだが、説明書が見当たらん。戦闘中に吹き飛んでしまったのか、最初から 付いていなかったのか、今となっては解らんがな」 そう言いながら自らのバックにソレを押し込む。そして他にはアイテムが無いこ... -
闇よりほかに聴くものもなし
闇よりほかに聴くものもなし ◆TPKO6O3QOM 薄暗い森を抜けると、朝の日差しが出迎えてきた。その眩しさに、シエラは思わず手をかざした。指の影より垣間見える太陽は明るく、その光は甲すら通り抜けてきそうだ。 ほんの一呼吸ほど足を止めていたが、すぐさま先行するクロコダインの背中を追った。藪を刀の鞘で掻き分けながら進む。 シエラ達の足先は南に向いている。それというのも、クロコダインの右目を奪った獣が南方に逃げたからだ。無暗に歩き回るより、手掛かりのある方に向かう方が効率的。とはクロコダインの言だが、ようするに意趣返しということだろう。 素直にそう言えばいいものを、何かしらもっともらしい理屈をつけたがる。 男というのは、いつになってもどこか子供じみた部分が消えないものらしい。どうでもいいことではあるのだが。 足を踏み出すたびに、シエラの薄紫... -
第一回放送案
没放送案 第一回放送案 ◆TPKO6O3QOM 暗闇の中に焚かれた篝火がぼうと辺りを仄かに照らしている。闇の中で複数の影が騒がしく喋っていた。 「イヤー、異世界ッチューノハ 面白イモン ダッペ」 「鉄ガ高速デ走ッタリ 水ヤ宙ニ浮イタリスル ン ダカラナ。オラハ 飛行機ッテノ、操ッテミタイ ン ダナ」 「オラ ハ がんだむ!」 「シカシ、何処ニモ オラ達 ミタイナ モノ ハ 居ルモンダナア」 「苛メラレルノガ、オラ達ミタイナ カ弱イ存在ナノモ同ジダベ。 ぷるぷるシタ 真ッ青ナ団子達ニハ 同情ヲ禁ジ得ナイベ」 「げっとダゼ ダンベ」 「電車ノあなうんす、聴イタカ? 連中モ オラノ美声 ニ 酔イ痴レタ コト ダベ」 「キュウビ様 二 ヤタラ 分厚イ草紙 ヲ 幾百ト押シ付ケラレタ コト モ イイ思イ出ダッチ」 「アレハ キュウビ様 ガ 根ヲ詰メ過ギテ 寝込ンジマッ... -
ピカチュウ
【名前】ピカチュウ 【出典】ポケットモンスター 【種族】ねずみポケモン 【性別】オス 【年齢】不明 【外見】0.4m 背中に縞模様がある黄色い栗鼠のような姿 【性格】仲間思い。映画ではリーダー役をよく務める。 【口調】 鳴き声:ピカ~、ピカチュウ等 一応喋っているらしく、「ピカピ(サトシ)」「ピッピカチュウ!(ゲットだぜ!)」 「ピカ、ピカチュウ(ぼく、ピカチュウ)」などの台詞が頻出 一人称:ぼく 【備考】 頬には赤斑点に見える「でんきぶくろ」と呼ばれる、電気を生成するための器官が備わっている。 雷の石を使えばライチュウに進化できるが、進化する意思はないらしい。 現在の使用技: 10万ボルト:でんきぶくろに貯めた電気を一気に放出。 身体全体が帯電した後、敵に向けて電撃が放たれる。同じ方向にいれば数体巻き込める。 ちなみに、ロケット団を... -
【ケロロ軍曹】からの出典
【地球動物兵士化銃】 ハコブフエルソシテタビラリガン、と読む。 照射すると相手はいわゆる「擬人化」される。 ロワ内では5発まで、効果時間は3時間。 ピカチュウに支給。 【手榴弾】 劇中で主にギロロが使用する兵器。対人兵器からドアの爆破までお手の物の優れもの。 ギロロ伍長に支給。 【ベルト】 ギロロがいつも肩にかけているベルト。 ギロロ伍長に支給。 -
フロッグ・スタイル
フロッグ・スタイル ◆aAaY.9Pvg2 暗い空の下、唸る剣士が一人。 剣士として一般的であろう人間という種族に例えるなら眉を顰めてとか、眉間に皺を寄せてとか、そういった表情を彼はしている。 他種族には読み取り難いかも知れないが、彼としてはそういう、苦悩を滲ませた表情のつもりだ。 そして今現在彼の目の前にいて、対峙している相手にもその表情は伝わると彼は期待している。 剣士の名はカエル。 いや、昔はもっと立派な、固有名詞の名前もあったものだが、そのことは今はさて置く。 重要なのは今の彼はカエルであり、それも名前だけがカエルというのでなく、人型をしたカエルそのものの姿だということだ。 尤も生まれ付いてのカエルではない彼としては正直、キュウビなる魔物は彼を動物として認識しているらしいという事実は些か不本意である。 しかし、それはこの際どうでも良かった。... -
第二回放送
第二回放送 ◆TPKO6O3QOM 定刻だ。生憎の雨に見舞われてしまったが、畜生どもよ、息災であろうか? 雨に震えていたとしても、誰も手など差し伸べてはくれぬぞ。 呪法を始めて、半日が過ぎた。貴様たちも、段々と己が牙を取り戻してきたのではないかな。 さて、我は非常に悦んでいる。やっと貴様らが、獣らしい野性と残虐性を発揮してくれるようになったのでな。いやはや、先刻、奮起を促した甲斐があったというものだ。 クカカカカ……やれば出来るではないか。 すぐにでも貴様たちの成果を読み上げたいところではあるが、まずはお前たちの命に直結する禁止区域から報せよう。耳を……――ソバダて、よく聞くのだぞ。 B-5 D-1 E-7 F-4 だ。 雨の中、確と聞きとれたか? ふむ。我は今、実に気分がいい。もう一度だけ教えてや... -
暗い渦
暗い渦 ◆TPKO6O3QOM (一) 風までも血に飢えるのか。森を吹き抜ける風は血臭に気が昂ったのか、その源泉である獣の躰や木々を弄んでは何処かへと去っていく。されど、風に踊らされた梢が奏でるさらさらという清音の合唱はとても穏やかであった。 シエラの目の前には、小さな骸が鎮座している。細身の曲剣に貫かれた身体からの出血はすでに止まり、生乾きの血痕が草叢を汚している。 シエラの美しい口吻が僅かに歪んだ。僅かではあるが、死臭が漂っている。 骸は、まだ小さい子供の獣人だった。その周囲は、まるで旋風が暴れたかのような散々たる様相を見せている。なぎ倒された木々は黙したまま、その怨みを訴えていた。 このような惨状を作り出す獣だ。この子供は抵抗すらできずに殺されてしまったのだろう。 そのときの恐怖は如何ばかりだったか。問おうにも、子供の虚ろな眼球が... -
流れ行くものたち
流れ行くものたち ◆w2G/OW/em6 四角く切り取られた窓から見える夜空は、漆黒から淡い藍色へと変わりつつある。 「……そう遠くないうちに、夜も明けるな」 その教会の講堂に据え置かれた長椅子に腰掛けながら、ラルクは嘆息を洩らす。 この下らないゲームに彼が求める事は、敬愛する姉の無事ただひとつ。 しかし、それを得る為に取るべき手段が何なのか、今の彼には分からなかった。 姉を最後の一人にするとして……キュウビが必ず約束を守るという確証もない。 キュウビに歯向かいこの地から脱出するとして……確実に脱出できるという確証もない。 「どちらにしても、確実な道は無い、か……」 ―――ギィ…… 「……誰だ」 鈍い音を立てて、教会の重い扉が開く音が聞こえた。 オーボウの置いて行った荷物に入っていた武器... -
異界の車窓から
異界の車窓から ◆1eZNmJGbgM 遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ。 これは古代ポコペン人の戦士が合戦場で名乗りをあげる際に用いる言葉だが、どうやら人探しにも使える様だ。 そんな事を考えながらギロロはB-4からB-5にかけての市街を捜索する。 同行者であるユーノは彼の数メートル先を歩き、その後ろにギロロが続く。 斥候が俊敏な事は重要であるし、的も小さいに越した事は無い。もっとも、ユーノが自分で言い出したのだが。 しかしユーノからしてみれば、他の参加者に遭遇した時に銃口を向けられるよりは、 対話をしようとする方が警戒感を抱かれにくいとの計算も働いたからこその結論でもある。 とはいえ、捜索対象のてゐの足取りは一向に掴めない。その原因は先程カエルが放ったウオータガ。 あの鉄砲水によっててゐの足跡や匂い(彼らの嗅覚がどの程度か不... -
異境異聞
異境異聞 ◆TPKO6O3QOM 一歩を踏み出す。ただそれだけの動作におれの身体は難儀していた。乱れた呼吸は気味の悪い喘鳴を伴い、視界は白くぼやけて焦点が定まらねえ。疲労はおれが思っている以上に深刻だった。 まったくキングコング対ゴジラなんかに付き合うんじゃなかったぜ。 このまま行きゃあ過労死するな、と他人事のように誰かがおれに告げる。ジャパニーズじゃあるまいし、冗談じゃない。 休めばいいことなんだが、生憎周りには身を隠す場所がない。風音からすると西に鬱蒼とした叢があるようなんだが、日が昇っちまった今、草陰に身を潜めるだけじゃ心もとない。まあ、ここでよたよたと歩いているのとリスクは変わらない気もするがな。 なんせ、今のおれは生まれたばかりの赤子と大差ない状態だ。襲われても反撃の手段がない。 だが少しでも進んでいた方が、今よりも事態が好転する可能性が... -
禍福は糾える縄の如し
禍福は糾える縄の如し ◆1eZNmJGbgM 唐突だが、この場において最も不運な参加者とは誰であろう。そもそも、いきなりこのような 殺し合いに呼び出されたこと自体が不運ともいえるが、その中でも選ぶとしたら? 例えば信じられる仲間がいない者は不運である。 その逆でかけがいのない仲間が殺し合いに参加させられている者も不運である。 あるいはあの妖孤が気紛れで支給した品が使えない、使いこなせない者も不運である。 だが少なくとも現状で最も不運な者、それは既に仲間の死を目撃してしまった者であるだろう。 それも至近距離で、その血を浴びるほどの距離で見てしまった二匹。 だが彼らの不運は終わらない。ここではその内の一匹の様子を紹介しよう―― 場所はA-6とA-7の境界線、駅前。他の地とは隔絶されたこの場所にアライグマは転送された。未だ あの場所で... -
風は悽愴
風は悽愴 ◆TPKO6O3QOM (一) 外に飛び出した私たちを出迎えたのは唸るような強風だった。その風圧に、私の小さな翼は翻弄されそうになる。慌てて風を掴み直し、私は体勢を立て直した。 数刻前の穏やかさから一変し、上空の雲は大きな獣の群れのようにうねるように奔っていく。雨が来る。それも、もう間もなく――。 湿り気は翼を重くするものだけど、この不調は天候のせいじゃない。 羽ばたき一つ一つに身体が軋みを上げるのが分かる。まだまだ若いつもりだったんだけどな。 「飛ぶのが難しいなら背中を貸すか?」 私の無様な飛行を見たプックルさんが心配そうな声を掛けてくる。普段なら遠慮する所だけど、強がっていられる体調でもない。今回は彼の言葉に甘えよう。 「申し訳ないですけど、お願いできますか」 揚力を調整しながら、私はプックル... -
銀
【名前】銀 【出典】銀牙-流れ星銀- 【種族】秋田犬 【性別】オス 【年齢】 【外見】虎毛 【性格】 【口調】 【備考】 熊犬・リキと富士の間に生まれた秋田犬。その名の通り、良質な熊犬の毛色とされている銀色の虎毛が特徴。 それ故に生後間もなく、リキを失った五兵衛の下で過酷な特訓を受け、熊犬としての才能を開花していく。 その後、打倒・赤カブトを掲げる奥羽野犬軍団と出会い、これに参加。父・リキとの再会を果たす。全国の「男」を探す旅を通じて成長を重ねていく。 打倒・赤カブトを果たした後は亡き父の後を継いで奥羽軍の2代目総大将を襲名する。虎毛の言い伝えに恥じぬ、勇猛果敢な性格の持ち主に加え、リーダーとしての統率力、優しさを併せ持つ。しかしそれ故に情に流されやすい弱点も持つ。 小さな体を活かした素早い動きから「流れ星・銀」の異名を持つ。得意技はリキから伝授された「絶・天狼抜... -
雨迷風影
雨迷風影 ◆TPKO6O3QOM 保健所らしき建物が見えた。強さを増す風に吹き飛ばされぬよう、マントを抑えながらニャースは叢を駆け抜ける。マントの透明化機能を用いているが、草を踏みつけ走る事象までが消えるわけではない。臭いの道筋が消えるわけではない。 人間はどうでも、獣を誤魔化しきることは難しい代物だ。 殺し合いに乗った獣が今にも飛びかかってくるのではないか。彼の鼻と耳が周囲に誰も居ないことを報せているにも関わらず、視えぬ恐怖に身を縛られていた。 頭を占めるのは墓地に置き去りにしてきたアマテラスのことだ。そして、白毛のライコウのような獣のこと――。 アマテラスは不可思議な技を持っている。充分に勝てるはずだ。だから大丈夫だ。 そう自分に言い聞かせ続けている。しかし、それを別の思考が両断する。 それならば、なぜアマテラスは追いついてこないのか。 ... -
飴と機知
飴と機知 ◆1eZNmJGbgM 「う……む……」 うめき声を一つ上げ、ケルベロスと呼ばれた魔物は意識を取り戻す。 あたりを見回せば、既に明けの明星どころか太陽が顔を覗かせ、夜が明け朝が来ている。 どうやらあの飴玉を舐めながら休息を取るつもりが寝てしまったらしい。 意識だけは保とうとしていたが何たる不覚。運が悪ければ先ほどの様な魔物に殺されていたかもしれないと自省する。 「……そういえば主人も悪運は強かったな。そもそも一目会えただけでもマシ、か」 あの地獄の様な世界でも、主人の顔は、笑顔は全くと言っていいほど不変だった。 彼がハスキー犬であった時でも、ケルベロスになってからでも、変わらず。 そしてそんな主人に再び会いたいと彼は願う。 そのためには何としてでもこの殺し合いで生き残り、主人の傍へ戻る。それが唯一の願い。 ただ現状... -
始の忍法帖
始の忍法帖 ◆TPKO6O3QOM ようやく暗闇が晴れたら、おれの目の前には森が広がっていた。これが瞬間移動って奴なんだろうな。ニッポン風の建物の影も形もねえ。 この森は人の手が入った人工林らしい。木の種類が少なくて、林床の植生も豊かじゃない。明月の中に並び立つ木々の影が巨大な墓標に見えてくる。 まったくロクなことがないぜ。人間たちに無理やりエジプトに連れてこられるわ、見捨てりゃ良かったガキ助けたせいでスタンド使いの鳥野郎に襲われるわ……そしたら、今度は殺し合え、だぁ?そんな面倒なこと、誰がするかよ。第一、あの狐野郎の望みどおりに動くことが気に喰わねえ。 おれはただ、平和でそこそこ楽しい生活送りたいってだけなのによ、やたらと厄介ごとが舞い込んできやがる。人間によると、運命ってのはカミサマが決めるらしい。もしそいつに会ったら、ボコボコにした後で、髪毟って顔... -
Night Bird Flying
Night Bird Flying ◆1eZNmJGbgM 澄んだ月明りの中、荒れた大地の上にて周囲を睥睨するかのごとく、その名に相応しい威厳を持った堅古な建築物、刑務所。 その牢獄から娑婆へ仮釈放された二匹、ウマゴンとクズリの父。最もこの場ではどちらが牢獄で どちらが娑婆かは各々の解釈次第だろう。 そんな二匹の目的地はF-6の駅。理由は単純明快、駅が現在地の刑務所から最も近い場所だからである。 因みにクズリの父にとって地下鉄はおろか電車の存在自体も未知の物であるが、そこはウマゴンが 身振り手振りメルメルメ~でなんとか説明はできたようである。多分。大まかに。 「……さて、このケイムショとかいう建物の探索も終わったことだし、ウマゴンが教えてくれたエキとかいう…乗り物だったか?」 「メルメルメー!!!」 「ん、間違ったかな? 広場だったか?」 ... -
動物アドベンチャー
動物アドベンチャー ◆3.14.mIY6A 変で騒がしい音と光がボクの耳と目に失礼もなく入ってくる。 それに身体がちょっと冷たい。あの空間に居たせいなのかな。 辺りを見回すとそこには様々な乗り物が無数の光を発しながら動いている。 鼻を利かせ、周囲のにおいを嗅いで見てもにおいも気配も何もないのに。してくるのは機械の匂いだけ。 …そうだ、なんでボクはこんなとこにいるんだろう? ここに来る前は……。 そう、クラウスが最後のハリを抜く時にボクたちに向けてイカヅチを放ってきて、それでボクは気絶してしまったはずなのに……。 気がついたらキュウビとか言う奴が現れてきた場所で横に倒れていた。 あいつは……一目見ただけでも、今までにボクたちが倒してきたキマイラより恐ろしい事だけは分かった。 その時、ボクも結構とは行かないまでも、少しだけ怯えて... -
SPIRITs away
SPIRITs away ◆TPKO6O3QOM (一) かたかたと戸板が乾いた音を立てる。 クロコダインが帰ってきたのかと、シエラは顔を上げた。そして、億劫そうに視線だけを板戸へと向ける。 小さな灯りに照らされたその目に精気は無く、そこから溢れだした憔悴の色は身体全身を覆っていた。今にも砕けてしまいそうに、彼女の瞳は儚く揺らいでいる。 これまでか。と、シエラは皮肉気に口を歪めた。 約束の刻限までに、己の気持ちに決着を付けることが出来なかった。それどころか、彼女の心は別れた時よりもそぞろで、あちこちがひび割れている。 獲物を仕留めるどころか、まともに剣を振るえるかどうかも怪しい。 “足手纏い”のまま、漫然と時間を過ごしてしまった。 これで、クロコダインとの契約は解消となるだろう。彼の隻眼は失望に歪むだろうか。それを見るのも悪くな... -
ウマゴン
【名前】ウマゴン 【出典】金色のガッシュ 【種族】魔物 【性別】雄 【年齢】人間でいうと4歳 【外見】仔馬 【性格】おとなしく、争いが嫌い 【口調】「メルメルメー」しか喋ることができない 【備考】 仔馬の姿をした魔物で馬族という種族。機動力に長けていて仲間を乗せて移動したり、スピードを活かして相手を翻弄することもできる。 本名はシュナイダーだが、「メルメルメ~」としか発声できないため誰にも本名を伝える事ができず、「馬の怪獣みたいな感じだから」という理由で清麿に「ウマゴン」と名付けられてしまった。 パートナーであるサンビームと出会って意思疎通を果たしたが、肝心の本名は最後の最後まで伝わっていない模様。 喋れないのはまだ幼児のためで、いずれ成長すると喋れるようになる。 四足歩行よりも二足歩行のほうがより高速で移動可能。 以下は呪文の紹介 シュドルク ... -
結成されたチーム
結成チーム 【チーム:ボノテイ】 構成:ぼのぼの、因幡てゐ 性格:扇動マーダーと、それに気が付かない普通動物。 【チーム:三匹が行く!】 構成:楽俊、アマテラス、ニャース 性格:純粋な対主催チーム 基本思考:殺し合いに乗っていない参加者を集める。 【チーム:契約者】 構成:クロコダイン、シエラ 性格:契約に基づくマーダーチーム 基本思考:ラルクを除く全参加者の殺害 1:C-2駅を目指す 2:そこに参加者がいれば殺害する ※契約内容 クロコダイン、シエラ、ラルクが最後の3人となるまで、クロコダインとシエラの協力関係は継続される。 それが満たされれば、契約は破棄され、互いの命を取り合って最後の一人を決める。 【チーム:主をもつ魔物達】 構成:キラーパンサー、オカリナ、ピカチュウ 性格:純粋な対主催チーム 【共通思考】 1:... -
オープニング
オープニング ◆TPKO6O3QOM 夜よりも深く、そして纏わりつくような闇が周囲を包んでいる。それは今まで見たこともない、本当に無明の闇だ。 ぼのぼのはその闇を払うように身を震わせた。 闇に溶け込んでいて見えないが、周囲にはむせ返るような獣の臭いと、複数の声が聞こえている。その声はどれもが不安に彩られ、大声で叫んでいるものもいた。 割と近くでシマリスくんとアライグマくんが喧嘩をする声が聞こえてくる。そのことに、ぼのぼのは少し安堵した。 ここはどこだろう。昨日はいつものようにお父さんと共に眠りについたのだ。 だが、気がつけば自分をつなぎとめていたケルプもないし、海にも浮かんでいない。 ただ、暗いだけの空間に、いろんな動物たちが集められている。 そこから考えられることは一つだった。 ぼのぼのの脳裏には、スラリとした体躯を桃色の毛皮で包んだ猫科の獣... -
罅ぜるは刹那の夢
罅ぜるは刹那の夢 ◆TPKO6O3QOM (一) リノウム床を青く染める水槽の陰でヨッシーは喘いでいた。深海魚の展示コーナーのせいか、照明は他よりも抑えられていて隠れる場所には困らない。身を隠すには都合がいいと言える。 しかし、水族館に入ってしまったことそのものは悪手でしかない。 そもそも、ヨッシーは水族館などに入りたくなかったのだ。北の橋へと逃げたかったのだが、後方より来るラルクの投げナイフによって進路を邪魔され、咄嗟に傍にある水族館に逃げ込んでしまったのだ。 転がるようにして地下に逃げてしまったのも悔やまれる。隠れることはできても、外に出ることはできない。 肩から引き抜いたナイフが床の上で間の抜けた軽い音を立てる。締まっていた筋肉を再度切り裂く痛みに漏れそうになる苦鳴をヨッシーは歯を食いしばって耐えた。 名簿から破った紙... -
モロ
【名前】モロ 【出典】もののけ姫 【種族】山犬 【性別】メス 【年齢】300歳以上 【外見】銀毛に覆われ、二本の尾っぽを持つ5mほどはありそうなオオカミ 【性格】勇猛さと冷静さを兼ね備えている 【口調】 一人称:私 【備考】 以下、動物キャラ・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する モロの本ロワにおける動向 初登場話 001:されど山犬は仔猫と躍る 死亡話 060:残すものは言葉だけとは限らず 登場話数 3話 スタンス 対主催 現在状況 1日目朝の時点で死亡 現データ 060:残すものは言葉だけとは限らず キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 ムックル 仲間 ムックル 襲われるが撃退。同行中 001:されど山犬は仔猫と躍る ツネ次郎 友好 狐の小僧 まん丸の捜索を引き受ける 038:... -
誰がために陽はのぼる
誰がために陽はのぼる ◆k3fZfnoU9U キュウビによる放送が始まった時、シエラとクロコダインはC2駅の建物の陰で隠れるように体を休めていた。 これはどちらも手負いであるが故に建物の中で休むといざという時にとっさに対応できないという判断からだった。 先の戦いでシエラは軽いとはいえ全身に火傷を負い、脇腹を咬まれてしまった。 クロコダインにいたっては体中に打撲を受けた上、直接攻撃されてしまったために右目を失明してしまった。 シエラはともかくクロコダインはどう考えてもベストの状態ではないため、休憩することを余儀なくされていた。 地面に座り背中を壁に任せ休憩していたところ、どこからか突然キュウビの声が聞こえてきたのだ。 2人とも何処からともなく聞こえてきたキュウビの声に対して一瞬ではあるが警戒レベルが最大まで上がったが、 時間ごとにキュウビが入れなくなる場所... -
【ダイの大冒険】からの出典
【魔甲拳】 持ち主が「鎧化(アムド)」と言うと、手甲が鎧となり、持ち主に装着される。 鎧は魔法やそれに類似するものを無効化する。 電気系統に対しては効果は薄い。 ホロに支給。 -
トップページ
動物キャラ・バトルロワイアルwikiへようこそ。 ここは漫画・ゲーム等に登場する動物キャラクター(主に見た目が)を戦い合わせる企画SSのまとめサイトです。 No animals were harmed during the making of this novel. メニュー . -
悲しいことや辛いことが終わるために…
悲しいことや辛いことが終わるために…◆EMOQZrE4lI どうして、どうしてこんな事になったんだろう。 ボクたちはいつものように遊ぼうと思っていたのに 気がついたら真っ暗闇で、最初はしまっちゃうおじさんにしまわれたかと思った。 でもボクたち以外にもたくさんの動物達がいっぱいいた。 そこでオオカミさんがボクを励ましてくれて、友達にもなった。 そしたらいきなり大きなキツネさんが出てきて殺しあえと言われた。 シマリスくんは殺し合いなんか間違っているし、森に返してほしいって言っただけなのに、なのに… シマリスくんの首が爆発して…僕の腕の中でシマリスくんは冷たくなっていた。 昨日、僕は楽しいことはなんで終ってしまうんだろうと考えていた。 スナドリネコさんに聞いたら「悲しいことや辛いことが終わるために、楽しいことも終わってしまう」って言ってた。 ... -
stray
stray ◆TPKO6O3QOM サッカー場のウォームアップスペースで、イギーは気だるそうに伸びをした。コンクリートで覆われた空間は薄暗く、低い天井には息苦しさのようなものさえ感じられる。グラウンドから射してくる光の帯の中で微細な芥塵がきらきらと舞っていた。 イギーはくああと声をもらしながら、大きく欠伸をする。 ピカチュウたちと別れてから、彼はまどろみと束の間の覚醒を繰り返していた。身を休める場所をここに定めたのは、自身の臭いを辿られた場合を考えてのことだ。この空間はグラウンドからは見えづらいが、こちらからはグラウンドの様子がはっきりと確認できる。 それに、参加者の訪れは風が報せてくれる。また、外部からウォームアップスペースに来るには薄暗く狭い通路を抜けてこなくてはならない。しかも、忍ぶには向かないコンクリートの床がずっと続いているのだ。 ... -
未完成の自画像
未完成の自画像 ◆ZFT/mmE33. 階段側から差し込む非常灯の僅かな灯りが、今の地下室内を照らす唯一の光源だった。 壁一面。天井一面。室内は床を除き、辺り一面に満遍なく杭が突き刺さっていた。 天井に備え付けられていた筈の蛍光灯は、全てが割れ落ちてしまっている。それも杭が原因なのは一目瞭然だ。 そんな荒れ果てた室内の中で、ラルクはゆっくりと首を巡らせた。 この部屋の出入り口は、二つ。 階段側の入り口の扉は、変形して床に投げ出されていた。その様はこの屋敷の玄関の扉と同様。ラルクが追跡していた犬に破られたのだろうか。 奥側の扉は室外へと弾き飛ばされていたが、こちらは天井や壁と同じく杭により破壊された痕跡が見られた。 そう言えば、あの犬も杭にやられたようだ。それは、犬の側の壁に突き刺さっていた杭に肉片の一部が付着していた事から窺える。 床に撒き散らかされている蛍光灯の破片... -
残すものは言葉だけとは限らず
残すものは言葉だけとは限らず ◆imaTwclStk 銀の毛皮を風に靡かせ、悠然と歩く二匹の獣。 そのうちの一匹、モロは暫く前に人のように二足で歩く狐によって 付けられた時計に目をやる。 針はもうすぐ6を指そうとしている。 あの狐の言うようにこれが時を指し示すものなら、 あの獣達に会った時は4を指していたので、あれからかなりの時を要している。 「…全く。 お前が人の作った物などにうつつをぬかすから、 えらく時が経ってしまったようだね」 足元をあっちへこっちへと世話しなくうろつくムックルにモロは釘を刺す。 風雲再起とツネ次郎の二匹と別れたモロ達は当初は約束通りにE-4へと向かう筈だった。 だが、丘の上から見えた奇妙に光り輝く建物にムックルは大いに興味をそそられてしまい、 モロの叱りつける声も聞こえずに暫くの間、其処に釘付けとなってしまっていたの... -
戯守奇譚
戯守奇譚 ◆TPKO6O3QOM 地の底から響いてくるような音が断続して、オレの耳朶を震わせやがる。 音源はオレの腹なわけだが。さっきから腹減った腹減ったと主張し続けやがって。オレだってなあ、分かってんだよ。空腹で、苛々してんだよぉ! ぶん殴ってやりたいんだが、さっきやって息が詰まったことを思い出してやめる。胃とオレを切り離せたらいいのにな。 ずぅっと鳴り続ける腹を両の手で抱えながら、オレはフラフラとユウエンチを彷徨っている。鼻を動かすが、食い物の匂いなんざ一つも漂ってきやがらねえ。大地はやけに硬く、しかもざらついていて、足の裏が痛い。このまま歩き続けたら、べろんと皮が剥がれそうだ。 尻尾も、慣れはしたが鈍痛はまだ続いている。以前、うちのガキが、尻尾は邪魔だと切ろうとしたことがあったが、ありゃ得策だ。今日ほど、尻尾が邪魔だと思ったことはない。 ... - @wiki全体から「主に仕えし魔物の道は」で調べる