30:見せ掛けの選択無き道
数日前。
「あら、犬神君」
「うーす」
学校のトイレの個室にて、全裸にされ身体中に卑猥な落書きをされ、
大きく股を開かされて拘束されたコリー種犬獣人のクラスメイトの女子に軽く挨拶する彰浩。
既に何人かが使用したらしくそこからは白い液が垂れている。
「今日の便所当番はおめーか平野」
「そうだよー。この体勢ちょっとキツいねぇ、でも今日一日授業バックれられるし。
気持ち良いからね」
「何何……『欲しいの!!』『肉便器』『私は牝犬です』『ご自由にお使い下さい』
『淫乱な牝犬にザーm』」
「ちょwww余り読まないでwww」
「フヒヒwwサーセンwww」
そう言いながら彰浩はズボンを下ろし、起立した己を露出させる。
「折角だしズボズボしてって」
「そのつもりだ」
「あっ……ん」
彰浩は肉便所を演じるクラスメイトの女子を思う存分味わった。
◆◆◆
廃工場に辿り着いた彰浩。
人の気配は感じられず冷たい空気が漂っていた。
「妙に寒いな…くそっ」
元事務所だったと思しき部屋に入り、古びた椅子に座って一息つく。
早朝に狐獣人古賀憲昭に襲撃されてからと言うもの誰とも会っていない。
「今何時だ…」
デイパックから懐中時計を取り出し時刻を確認する。
午前7時25分を指している。午前8時には第一回目の定時放送が入る。
「…待とうか」
日本刀を机の上に置き、彰浩は放送の時間を待つ事にした。
【朝方/D-3廃工場事務室跡】
【犬神彰浩】
[状態]肉体疲労(小)
[服装]高校制服
[装備]打刀
[持物]基本支給品一式、煙幕手榴弾(3)
[思考]
1:
殺し合いからの脱出。
2:放送を待つ。
3:古賀憲昭に警戒。
[備考]
※特に無し。
最終更新:2011年02月22日 23:52