3話 未来を読む者VS敵の視界を視る物
12:10
[A-1]
ユッキーが私を待っているわ!
早く助けにいかなきゃ!
「待ってて…今私が迎えに行ってあげるから」
彼女の名前は我妻由乃。
未来日記所有者、2ndである。
彼女が所持する日記は「雪輝日記」というものだ。
これは彼女がist、天野雪輝をストーカーした結果から得た日記だ。
その効果は、10分ごとに天野雪輝の情報を知らせるものだ。
「おーいそこの人、ちょっと良いか?」
その我妻由乃の前に現れたのは、明るい感じの茶髪を持った高校生だった。
彼女は彼を睨みつけた。
(こいつはきっと、私とユッキーを会うのを邪魔しようとしてる…!)
(だから、私がする事は?…そんなの簡単じゃない!)
(ユッキーのために、こいつを殺す事よ!)
由乃は支給品の鉈を持ち、茶髪の高校生こと人吉善吉に襲いかかる。
「な、ちょ…待て待て!お前と争う気はない!」
「うるさい!攻撃しようとしてるのが見え見えなのよ!」
「ああー!なんでいきなりこんな面倒くさい奴と!」
善吉も仕方なく戦闘態勢を整える。
由乃が鉈を振り回すのを、自分の反射神経を頼りに避けていく。
自分からは攻撃する気は一切ない。
「どうした!攻撃してこないのか!?」
「だから争う気はないって言ってるんだろう、が!」
「!!」
人吉は由乃が振り回す鉈を弾き飛ばす。
しかし、由乃がそれを急いで取りに行く。
が、取りに行ってすぐ振り返ると人吉の姿はなかった。
「…チッ」
彼女は仕方なく、人吉を追いかけるのをやめた。
その代わり、再び彼女は自分の愛する雪輝を探すために歩き出した。
「待っててね…もうすぐ会えるから…」
【真昼/A-1山】
【我妻由乃】
[状態]戦闘による疲労(小)
[装備]鉈、雪輝日記のレプリカ
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:ユッキーを探す。
1:ユッキーを探す。邪魔をする奴は殺す。
2:さっきの奴は放置。
[備考]
※願いは不明です。
◇ ◆
「ふう、しかし…運が無さすぎるだろう…」
我妻由乃から逃げ切った人吉は、少しづつ道を下りていく。
「しかし、またこの能力に助けられたな…あまり使いたくないのに」
彼は、彼の能力である<欲視力>を使って先ほどの戦闘を逃げ切ったのだ。
彼自身十分戦えるが、それでも使わざるを得なかった。
「とりあえず、めだかちゃんと…球磨川は…放置で良いか」
彼の判断では、めだかも球磨川も死ぬわけが無い、だった。
その判断を下すのは、当然だろう。
「よし、急ごう」
人吉は走り出した。
我妻由乃から逃げる事も兼ねて。
【真昼/A-1山】
【人吉善吉】
[状態]戦闘による疲労(小)
[装備]なし
[所持品]基本支給品、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:
殺し合いに反抗。
1:とりあえず、反抗するために動く
2:黒神めだかと合流。(優先度は低い)
3:球磨川禊、蝶ヶ崎蛾ヶ丸は若干警戒。
[備考]
※願いは不明です。
※参戦時期は『悪平等』側の五人と会って後からです。
【支給品紹介】
【鉈@現実】
我妻由乃に支給。
通常、柄は刃側に対して内側にやや傾けて取り付けられる。
重量と刃の厚みを利用して、薪や竹を割ることも出来る。
多くは先端が矩形になっている(角鉈)が、ボウイナイフのように刃先と切っ先をつけた「剣鉈」(つるぎなた、けんなた)というものもある。
通常、皮革や木製の鞘にいれて腰から下げて携帯する。
【雪輝日記のレプリカ@未来日記】
我妻由乃に支給。
雪輝の未来を10分おきに記録する能力を持つ。
非常に限定的な内容だが、その有効範囲はその特性上恐らく無限である。
雪輝の「無差別日記」と組むことで「完全予知」が可能となる。
ただし逆に考えれば「雪輝日記」は上記の性質上、雪輝にとって最大の敵ともなる存在である。
なお、日記中の雪輝は少々美化され過ぎる傾向がある。
最終更新:2011年06月08日 20:43