「年寄りをナメるなよ」

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

明かりの灯るホテル内を、警戒しつつ進む藤波栄太郎。
自分の父親が開いた剣術、藤波流の唯一の継承者である自分が死ぬわけにはいかない。
だが、こんなふざけた殺し合いに乗るつもりもない。
そして、自分に支給されたのは日本刀…。

(ワシも、今年で70じゃ。無理はできぬ。…まあ、この状況じゃあ、多少の無理は必要じゃが)

自分でも、肉体の衰えは自覚している。
いくら鍛えようと、結局は衰えを緩やかにするだけ。

「…ワシと同じ志を持つ者は、必ずおるはずじゃ。同じ志の者同士で集まれば、必ず…」

その時。
誰かが声を荒げながらこちらへ向かってくる。

「おらおら!!クソジジイ、んなところにつっ立ってるとぶっ殺すぞ!!」
「ほう…お主、ワシのことをクソジジイと言ったのか?」
「ああん?お前以外に誰がいる?生き残るべきは俺なんだよ!てめーなんぞここで死ねばいいんだよ!!」
「そうか…どうやら、話しあいは無理そうじゃな…」

そう言うと、栄太郎は刀を鞘に収め、独特の構えを取る。
敏感な人間なら、発せられる殺気に恐れおののくだろう。
しかし、当然と言うべきか、粗野なヤンキーには分かるはずが無かった。

「ああ?テメー、隙だらけじゃねーか!そんなに早死にしてーなら、今すぐ――」

一閃、その瞬間。
日本刀が、鮮やかなほど滑らかに滑り、ヤンキーの喉笛を切り裂いていた。

「…な…に…?」

勢いよく首から血を吹き出し、その場に倒れた。

「藤波流壱の型。…ふう、年寄りをもっといたわらんか。この技、結構疲れるんじゃぞ」


【一日目・深夜/B-6:5F廊下】
【藤波栄太郎@オリジナル】
[状態]:健康、疲労(小)
[装備]:日本刀
[所持品]:支給品一式
[思考・行動]
基本:殺し合いなぞやるつもりは無いが、襲って来るものは斬る。
1:近頃の若い者は…まったく

【永野隆也@オリジナル 死亡】
死因:失血死

≪キャラ紹介≫
【藤波栄太郎(ふじなみ えいたろう)】 70歳/男/無職
父親が開いた藤波流の2代目継承者。
継承者を探しているが、なかなか見つからずに困っている。

【永野隆也(ながの りゅうや)】 17歳/男/無職
学校を暴力事件が原因で退学処分にされた後、暴走族に入る。
が、毎日毎日パシリに使われていた。
最終更新:2011年06月09日 23:00
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。