「9人も殺されたのか…」
店内をフラフラしながら放送の内容を記憶する。
「流石に…めんどいなんて言ってる場合じゃねえか…」
急に腹が鳴る。
寝ていても腹は減る物だ。
ここはスーパー、食う物には困らない。
「…コロッケか、旨そうだな」
とりあえず、目に付いたコロッケを貪る。
ジャガイモと肉のスタンダードなコロッケだ。
ご飯が欲しくなる味だ。
「メシはないのか…ああ、あったあった」
惣菜コーナーにある白飯を取り、コロッケと共に食べる。
やっぱり、コロッケと白飯は合う…。
「動くな」
「…!」
急に頭に銃を突き付けられる。
「床に伏せろ」
「…分かったよ、そう急かすな」
下手に反抗しても、殺されるだけ。
そう感じた一輝は、素直に伏せた。
「質問に答えてもらおうか」
「何だ…」
「…お前は、
殺し合いをする気があるか?」
その質問をするなら、なんで床に伏せさせるんだよ…と思ったが、口には出さなかった。
「…する訳ないだろ。第一、する気があるならこんな所でメシなんか食ってねーだろ」
「まあ、確かにそうだが。万が一を考えてだな…」
「まあ何でもいいけど、もう起きていいか?」
「あ、ああ…すまなかった。」
床に置いたミニミを拾い上げ、服の埃をはらう。
…食べかけのコロッケが、床に落ちている。
「ああ、もったいねえ…ん、アンタ、ロシアの人か?」
「いかにも。俺はアンドレー・アヴェルチェフ。アンドレーでいい」
「よろしく。妙に銃を使い慣れてるっぽいが、軍人か何かか?」
「ああ。昔、特殊部隊にちょっと、な。銃のことはそれなりに分かる」
そう言って、持っている銃を見せてくる。
自分の持っている銃よりかなり小さい。
名前はH&K MP7とか言うらしい。
「装弾数は40。使用弾丸は4.6mm×30。かなり使える」
「そうなのか、俺は一般人だしな。銃は良く分からん。俺のはどんな感じなんだ」
「お前の銃か、名前はFN ミニミ。装弾数は…200発のようだ。弾は7.62mm×51だ。」
聞いてはみたものの…さっぱりわからない。
「とりあえず…この重いのはお前が使った方がいいんじゃねえか?」
「そうか。じゃあ俺のと交換だ」
◇
「…これからどうする?今は…4時7分か。出歩くにはまだ暗い…」
「なら、もうすこし明るくなるまで待つか?」
その時。
豪快な音を立てて、入り口がブッ壊れた。
丁度2人がいる所からは良く見えないが、ただ事では無いのは分かる。
「何だ何だ!?えらくダイナミックな入店方法だな、おい」
「とにかく行ってみるぞ」
「…おいおいおい…何だこりゃ?トラックが突っ込んでるぞ」
「中に誰かいるぞ、注意しろ」
その「誰か」が、トラックから降りてくる。
アンドレーが素早くそいつに銃を向ける。
「うわあああっ、銃なんて下ろしてください!」
「…お前、何でこんなことをしたんだよ…」
「じ、実は操縦ミスで入り口につっこんじゃって…」
嘘を付いているようには見えない。
「お前、名前は?」
「夜釣りの人だ」
◇
「面倒だから夜釣りでいいか?」
「いいですよ」
突っ込んだトラックを何とか駐車場の方に送る。
フロントガラスやライト等はボロボロだが、まだ走れるようだ。
「とりあえず、この車があれば移動に便利だろう。」
「でも、ライトが壊れたからな。暗い中での走行は無理だ」
「仕方無い。とりあえず、キーを抜いてスーパー内に戻ろう」
【一日目・深夜/A-3:スーパー駐車場】
【川内一輝@
オリジナル】
[状態]:健康
[装備]:H&K MP7(40/40)
[所持品]:支給品一式
[思考・行動]
基本:ちょっとダルいが、ゲーム脱出の為に動く。
1:とりあえず、明るくなるまで待つか
【アンドレー・アヴェルチェフ@オリジナル】
[状態]:健康
[装備]:FN ミニミ(200/200)
[所持品]:支給品一式
[思考・行動]
基本:ゲーム脱出の為に動く。
1:明るくなるまで待つ。
【夜釣りの人@Tさんシリーズ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式、トラックのキー
[思考・行動]
基本:殺し合いはしない。
1:明るくなるまで待つ。
※駐車場にボロボロのトラックが停めてあります。
≪キャラ紹介≫
【アンドレー・アヴェルチェフ】 35歳/男/元・特殊部隊隊員
ロシア系の男。
細かな説明は本文中にあるので割愛
最終更新:2011年06月14日 23:29