君と僕は似ていたんだろうな

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6話 君と僕は似ていたんだろうな


「……また、殺し合いか」

A-3の橋の中央で、古川正人は立っていた。
あの時、自分の恋人である三瀬笑子が死んだ。
そして、自分も死んだ。
ただそれだけだった。

「……もう、どうでもいいか」

彼自身に生きる気力はない。
彼女はもういない。
俺が守ってやると言った少女を守り切れなかった。
彼は絶望した。
自分の力はこんなものなんだ。
それを突き付けられたからだ。

「……名簿、見るか」

それでも、まだやるべきことはある。
携帯電話で名前を見ていくと、彼の眼にとある名前が入る。

『三瀬竜二』

彼の眼の色が変わった。

「……こいつを殺さないと、気が済まないな」

バックに携帯を戻して、刀を取りだした。
名刀「電光丸」、青いロボットの秘密道具のひとつ。
振り回すだけでどんな敵でも相手に出来る刀だ。

「……待ってろよ、クソ野郎」

古川は、橋を渡っていく。



  ◇          ◆



「ああ、まさか殺し合いに参加させられるとは思ってなかったよ」

◆6LQfwU/9.Mは橋の右端にいた。
支給品である防弾ベストを付けながら、つぶやく。

「死にたくないな…とか思うけど」

自分は生き残れるわけが無い。
そんな思いが頭の中でぐるぐると回っている。

「……誰かに守ってもらう、なんて無理かな…」

ハハハ、と笑っていたところに音は響いた。

バァン

その銃弾は◆6LQfwU/9.Mの腹部に直撃した。
彼は少し飛んで、転がった。

「……悪い」

その場に立っていた少年は、青木林だった。
彼は、この場で◆6LQfwU/9.Mを撃った。
それは誤射ではない。
自分の意思で撃ったのだ。

「おい、そこの奴…出てこいよ」
「あらー、気付いてました?」
「一応な、俺は青木林って言うんだ。君は?」
「古川正人…青木林って、この前の殺し合いで見た気がするな」
「ああ、お前もいたのか…って言うのもおかしい話だけどな」

そんな些細な会話だった。
もしそばに、人が転がっていなかったら、些細な会話だった。

「なんていうかさ…君と僕は似ていたんだろうなって言う気がする」
「似ていた?どういうことだ?」
「まあ、気にするな…とりあえず、ここで撃たれてくれればいいんだよ」

青木林は、グロック19を古川に向けた。
彼は、引金を引いた。
これで、古川に銃弾が当たり死ぬ。
そんなはずだった。

「……え?」

古川は立っていた。
剣を構えた状態で、青木林の方向を見て。
彼は、名刀「電光丸」で銃弾をはじいたのだ。

「は…まじかよ」
「俺はむやみに殺したくないから…消えてくれ」
「……そうだな、じゃあ俺は消えるとするか」

「じゃあな、昔の俺」
「死ぬなよ…狂い果てた俺」



  ◇          ◆


「で、そこの人はいつまで寝ているんだ?」
「え?気付いてた?」
「当たり前だろ、血出てないし」

◆6LQfwU/9.Mは生きていた。
防弾ベストが無かったら失血死していたところだろう。

「……あんた、俺についてくるか?」
「え?良いの?」
「とりあえず、な」
「ああ、宜しく…えっと、古川君?」
「あってるよ、それで…で、あんたは?」
「◆6LQfwU/9.M…6Lとでも呼んでくれ」
「ああ、よろしくな…6Lさん」

【真昼/A-3橋】
【古川正人】
[状態]健康
[装備]名刀「電光丸」
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:三瀬竜二の殺害、それが終わり次第自害。
1:6Lさんと行動。
2:青木林を警戒…しなくてもいいか。
[備考]
※願いは不明です。
※参戦時期はDOL2nd死亡後からです。
【◆6LQfwU/9.M】
[状態]腹部に痛み
[装備]防弾ベスト
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:殺し合う気はない、死にたくない。
1:古川正人と行動。
2:他の書き手さんは保留?
[備考]
※願いは不明です。
※元の世界の知識はある程度残っています。

【真昼/A-3橋付近】
【青木林】
[状態]健康
[装備]グロック19(8/10)
[所持品]基本支給品、グロック19のマガジン(3)
[思考・行動]
基本:殺し合いに乗る。
1:これで、良いのか?
2:相川友は…?
[備考]
※DOL2nd死亡後からの参戦です。
※願いは『青木百合を生き返らせる事』です。

【支給品説明】

【名刀「電光丸」@ドラえもん】
古川正人に支給。
レーダーを装備した刀。
たとえ目を閉じていたり視線を相手から外していたりしても、相手の位置を探知し、振り回すだけで斬り合いができる。
バッテリー式で、バッテリーが切れるとただの刀でしかない。

【グロック19@現実】
青木林に支給。
グロック17よりも一回り小さい。
グロック社は「サブコンパクトサイズ」としている。装弾数が10発なのでアメリカ人の民間人でも所持する事が出来る。
メーカー側も「護身用に最適」というキャッチコピーで販売している。

【防弾ベスト@現実】
◆6LQfwU/9.Mに支給。
銃弾や爆発による破片などから身を守るために使用されるベスト状の身体防護服。
なお、ボディアーマーの防護性能は使われる素材によって異なっている。
砲弾片程度しか阻止できないものから、拳銃弾を防護できるものが一般的である。
今ロワでは拳銃弾を防護できるものを採用。

【名前】古川 正人(こがわ まさと)
【性別】男
【年齢】17
【職業】高校生
【性格】彼女思い、冷静
【好きな物・事】ゲーム、肉、三瀬笑子
【嫌いな物・事】虫全般、野菜、三瀬竜二、母親
【特殊能力】圧倒的な剣の腕
【趣味】サバゲー、剣道
【備考】DOL2nd死亡後から参戦。備考は2nd参照。
三瀬竜二がやっていた事は全て知っている。
最終更新:2011年06月16日 19:04
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