神谷「これはパクリですか?――――そう、見ればわかるだろ」

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

 A

「……なんか面倒なことになったなぁ」

神谷潤はそう呟く。
呟いたところで場面が展開されるわけでもないが。
そう、呟いた。
彼は「刻銘学園」に所属する3年生。
その力は確かなものだった。
そんな彼は自身のディパックの中身は、異常な物ばかりだった。
遡ること、数分前

 B

「……なんか面倒なことになったなぁ」

やはりそう呟く神谷潤。

「まぁ、あいつらが関わってないなら乗る気もねぇがな」

その彼は、さっそくディパックを漁る。
ゲームに乗り気は無いけれど、襲われたのなら仕方がない。
防備は必要だった。
さて、そんな彼の支給品の中身というと―――――。


「………ここはどこっスか。というかあなたなんっスか」


喋るペンギンだった。
一つ目の支給品は喋るペンギンだった。


そのペンギンは流暢にしゃべった。ペンギンにしては怠けた口調だった。
「つまりプリニ―は悪魔で、飼い主も基本悪魔で、喋るのは悪魔だからか」
神谷はオウムのよう、むしろアホみたいにプリニーが語った言葉を反復する。
それにプリニーは頷いてまた喋る。
「理解が早くて助かるッス。人間さん」
「まぁこういう事態には馴れているからな。――――ってねぇよ。主催もっと手ぇ抜かず頑張れよ。パクリとかねぇよ」
「誰に言ってるのさ人間さん」

プリニーさんは胡散臭そうな目で、潤を一瞥し、
今度は参加者名簿を読んでいる。ペンギンのくせに文字まで読めるようだった。その途中、「知らない人ばかりッス」と呟いた。
「人間さん。もしも中身が爆弾とかだったら危ないッスから他の中身も取り出してみたらどうスか?」
「あぁわーったわーった」
大抵のことだと動じない神谷はさっさと、二つ目の支給品を取り出す。
ディパックは重くずっしりしていた。
そして取り出されるは―――――。


「やあ、こんにちは。ぼくドラえもん。よろしくね」


黄色い機械だった。
二つ目の支給品は、喋る機械だった。


機械はとてもお喋りだった。機械にしてはだみ声だった。
「つまりドラえもんは名簿にいる野比のび太の所有するドラえもんの友達で、俺はお前の主人になって、ドラえもんが喋れるのは未来から来たネコ型ロボットだから喋れると」
神谷はそうオウムというかもはやロボットのように感情なく反復する。
それに機械は、また喋る。
先ほどと同じ様なやり取りだ。
「何だよ~。中々理解が早いなぁ。ぼくとしても助かるよ」
「機械が喋るとか意味無いッス。うるさいだけッス。製造者の頭の中が知れるッスね」
「いやプリニー。他に言うことあるだろ。まぁ良いけど面倒くさいから」
「じゃあ次も取り出してみたら一心君」

一心。日進一心は、神谷自身が決めた自身の名だ。
それはそうとして、ドラえもんは胡散臭そうな目で、潤を一瞥し、
今度は参加者名簿を読んでいる。機械のくせに文字まで読めるようだった。その途中、「他は知らない人ばかりだなぁ」と呟いた。
その間に神谷は次の支給品を取り出した。
今度も重たく、異質な形状をしていた。


「なんじゃ。貴様らは」


おっさんくさい。そんな声を発した剣玉がそこにはあった。
三つ目の支給品は銀色の剣玉だった。
さすがにこれには神谷も、はぁ。とため息をつかざる負えなくなった。


「貴様らこ~~~~れぐらいしょぼいギンタって餓鬼見なかったか」


改めて、三つ目の支給品は喋る銀色の剣玉だった。
ツッコミどころ満載。満載万歳。


「…つまりバッボはギンタってやつの所有物でギンタは異界の住人で、バッボが喋るのはそういうことだから。と」
「逆じゃがな。ギンタが所有物だ」
「どう見たってバッボが所有物ッスよね」
「うんぼくもそう思う」
騒がしい。単純にそう思った神谷。


そして、一人と一匹と一機と一個の情報交換が始まった。


「あんま長々と話されても困るから、さっさと終わらせろよ」
「まぁワシは知り合いなんぞおらんからどうでもいいが」
「同じくッス」
「じゃあのび太くんを探すでいいかな?」
「面倒ッス」
「ワシもそう言うのは嫌じゃ。紳士のワシが何故そのような真似をせねばならんのじゃ!」
「まぁ、そう言わずお前ら勝手にやってやれよ。俺は面倒だからやらないけど―――」
「オイラも面倒ッス」

そして冒頭に戻る

 C

「…なんか面倒なことになったなぁ」

本日三回目のこの呟き。
しかしこの男は、動き出す。


一人と一匹と一個で。


一機こと、四次元ポケットを神谷に奪われてドラえもんはディパックの中に戻されていった。
理由はうるさいから。
それ以外もそれ以上もない。それ以下ですらない。
それでもやはりうるさい。
一人。
考えた。

「―――――あれ?これから俺が他の参加者に会ったらカオスにならね?」
「何じゃ言いたいことがあればはっきり言わんかい」
「そうッスよ。まぁオイラは何も聞くもないッスけど」
「―――――さっきから口癖がジャックと被ってる!変えてみせんかい」
「無茶言うなッス」

再び五月蠅く口論が始まる。
それに神谷はこう言った。

「―――――俺が既に空気なんだけど――――まぁ、いいか……」


【1日目・昼/A‐1】
【神谷潤@オリキャラ】
[状態]健康
[装備]バッボ@メルヘヴン
[道具]支給品一式、黄色のドラえもん@ドラえもん
[思考]
基本:一応抗いはする
1:こいつらが何とかするなら任せる


【黄色のドラえもん@ドラえもん】
支給者:神谷潤
まぁ、うん。本当は青色の方出したかったんだ。
けど壊れたからね。仕方ないよね。
青色の知り合い設定。
四次元ポケットの中身は不明

【プリニー@魔界戦記ディスガイア】
支給者:神谷潤
悪魔。
今ならタダで働いてくれます。
―――まぁ元から似たようなものだが。

【バッボ@メルヘヴン】
支給者:神谷潤
剣玉。―――のようなARM。
マジックストーンは三つ填まっている。
使えるかは不明。


野比「ドラえもん、待っててね」 投下順 [[]]

GAME STEAT 神谷潤 [[]]
最終更新:2011年06月19日 21:45
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。