17話 戦線、再結成
【仲村ゆり視点】
「……許さない」
彼女は崖の前に立っていた。
成仏して、気が付いたらこの場所にいた。
戦線でリーダーとして神にあらがっていた彼女は、この場でも主催に抗うことを決めた。
しかし、仲間のうち二人は
殺し合いに乗っている。
その事を彼女は知らない。
それでも、彼女には関係のないことなのかもしれない。
「音無君、日向君、直井君の三人ね」
音無は信頼できるが、もし願いが悪かったら乗ってしまうかもしれない。
日向は、長く付き合ってるから分かる、絶対に大丈夫だ。
直井…一番心配である。
「まずは仲間を集めて、戦線を作らないと」
彼女はすぐに支給品であるトンプソンM1A1を装備し、そこから移動し始めた。
【三枝由貴&花卉久家子視点】
「「誰か助けてーーーーーーーー!!!!」」
二人が崖の前で叫んでいた。
しかし、誰も来る様子はない。
「どうしよう…拡声器使っても誰も来てくれない…」
花卉久家子は支給品である拡声器を持ってつぶやいた。
そこに、もう一人の少女、三枝由貴が話しかける。
「大丈夫、きっといい人が来てくれるよ…」
「だといいけど…」
二人はまだそこに居座っていた。
そこに来るのは、誰か。
【仲村ゆり視点2】
「……声が聞こえるわね」
再び仲村ゆり…。
彼女は二人の声を聞いていた。
「味方が増えるに越したことはない…行こう」
彼女は走って声が聞こえてきた方向に向かう。
もし、敵が先についていたら交戦する。
そう言ったことも考えながら向かっていった。
「そこの貴方達!無事!?」
「え…ああーっ!やった!花卉さん!人が!」
「あ…本当だ!」
ここでやっと遭遇した三人。
しかし、二人はその後すぐにまたおびえ出してしまった。
「えーと、私は仲村ゆり…私は乗ってないから安心して」
「………分かりました、信頼します」
「……はい」
二人を何とか信頼させる。
そして、実直に用件を言う。
「貴方達にお願いがあるの…戦線に入ってくれない?」
「え…?戦線って…」
「貴方達は戦わなくても良いわ、でも仲間は多いほうが良いってね」
「……どうする?三枝さん」
「……私は、入るよ」
「そう、ありがとう三枝さん…えーと、花卉さん…だっけ?貴方は?」
「……私も入ります」
「よし、じゃあ私についてきて…絶対にあの男を倒すわよ」
ここに、再び戦線が組まれた。
死んだ世界の戦線でもない、神にあらがう戦線でもない。
殺し合いに対抗する戦線だ。
【真昼/E-1】
【仲村ゆり】
[状態]健康
[装備]トンプソンM1A1(20/20)
[所持品]基本支給品、トンプソンM1A1のマガジン(2)
[思考・行動]
基本:殺し合いからへの対抗。
1:戦線メンバーを集める。
2:音無君、日向君、直井君との合流。
[備考]
※願いは不明です。
※参戦時期は本編最終回後です。
【花卉久家子】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]基本支給品、拡声器
[思考・行動]
基本:死にたくない。
1:三枝さん、仲村さんを信頼する。
[備考]
※願いは不明です。
【三枝由貴】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]基本支給品、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:死にたくない。
1:二人と行動する。
[備考]
※願いは不明です。
【支給品説明】
【トンプソンM1A1@現実】
仲村ゆりに支給
第二次世界大戦時に米軍が装備していた代表的なサブマシンガン。
同時期に装備していたM3グリースよりも多く装備され、主に下士官が使用していた。
米陸軍は第二次世界大戦前までサブマシンガンを装備しておらず、ドイツ軍が大量に装備していたMP40やMP38に苦戦を強いられる事になった為、急遽このトンプソンを採用した。
【拡声器@現実】
花卉久家子に支給
声を増幅するために用いられる器具のことである。
メガホンより大きな声を出せる事が出来る。
≪オリキャラ紹介≫
【名前】花卉 久家子(かき くけこ)
【性別】女
【年齢】18
【職業】大学生
【性格】人を信頼しにくい
【好きな物・事】なし
【嫌いな物・事】なし
【特殊能力】なし
【趣味】なし
【備考】昔の事から、人を疑うことを当然としている。
【名前】三枝 由貴(さえぐさ ゆき)
【性別】女
【年齢】16
【職業】高校生
【性格】明るい
【好きな物・事】牛乳
【嫌いな物・事】なし
【特殊能力】なし
【趣味】なし
【備考】明るい性格であるが、父親から性的虐待を受けていた。
最終更新:2011年07月12日 21:28