27話 遭遇者により運命が変わる事がある/2
「……さて、どうしましょうか…」
A-3の橋を蝶ヶ崎蛾ヶ丸は渡っていた。
球磨川禊も見つからなく、ただ歩いているだけであった。
「まあ、あの人なら死ぬことは無いでしょう…」
すぐに橋を渡ろうと足を速める。
放送まで一時間をきってしまっている。
こんな橋の真ん中で休憩してしまって、ここが禁止エリアにでもなったら大変だ。
「……気配を感じますね」
そこからか感じる気配…その正体を見てみよう。
◆ ◇
「……止まった、今が好機か」
ウィンチェスターM70のスコープを覗きながら言う。
リューグは橋に見つけた男を狙撃しようとしていた。
「………今だ!」
引金をひいて、弾丸が男のもとに飛んでいった。
そして、スコープ越しに頭にあたったのが見えた。
「良し……?」
そこで違和感に気付く。
何故か男が倒れない。
仁王立ちしてその場を通さないという武将がいたという話があるが、それとは違う。
・・・・・・・・・・・・・・
まるで、痛みを誰かに押し付けたように立っていた。
「……ぐ、がああああああああああ!!」
リューグの頭に穴があき、鮮血が吹き出す。
よろよろと歩き、そのまま地面に倒れた。
◆ ◇
「また一人死んでしまいましたか…まあ不慮の事故ですから仕方ないでしょう」
再び戻って蝶ヶ崎蛾ヶ丸。
気配を感じて、『不慮の事故』を使った。
その結果彼は助かった。
「ふん、じゃあ行くといましょうか」
「まあ、待てよ」
「………気配は貴方の方ですか」
そこに突如現れた男、青木林。
彼は右手に持っていたグロック19を構える。
「……死んでもらう」
「ええ、好きにしてください…ただしあなたはそのころには、不慮の事故に遭っていますよ」
バン
乾いた音は、眉間を貫通して赤い湖を作った。
◆ ◇
「……これで良いんだ、これで」
青木林は死体の前でつぶやいていた。
大事な妹を生き返らせるためなら何だってやる。
そう思っていたんだ。
しかし、人を殺す恐怖が上回りそうになる。
「……放送まで待とう」
彼は放送をここで待つことにした。
【リューグ@オリキャラ 死亡】
【蝶ヶ崎蛾ヶ丸@めだかボックス 死亡】
【午後/A-3橋中央部】
【青木林】
[状態]健康
[装備]グロック19(7/10)
[所持品]基本支給品、グロック19のマガジン(3)
[思考・行動]
基本:
殺し合いに乗る。
1:これで、良いのか?
2:相川友は…?
[備考]
※DOL2nd死亡後からの参戦です。
※願いは『青木百合を生き返らせる事』です。
最終更新:2011年07月18日 18:54