31話 死亡体験コースへようこそ
放送が終わって、戦線メンバーはひたすらに黙っていた。
もう11人も死んでいるなんて聞かされたからには当然だ。
「……もうこれ以上死なせないわ…大丈夫…落ち着きましょう」
最初に口を開いたのは仲村ゆりだった。
戦線のリーダーとしての落ち着いた行動だった。
「そうだな……ここでショックを受けてても、どうしようもないからな」
川田が続いて話しだす。
しかし…あとの三人は皆、口を閉じている。
「……飯にでもするか、WYG…手伝え」
「…はい」
二人が立ちあがって厨房の方に向かっていった。
そして、残ったのは仲村ゆり、三枝由貴、花卉久家子の三人と言う事になる。
「……ねえ、花卉さん………」
「…………」
「…?」
「ふ、はっはっはっははああいくぇd!1?!えd・?!」
「花卉さん!?」
「三枝さん!離れて!」
花卉久家子が三枝のデイバックからミニミ軽機関銃を取りだす。
そしてそれを無理やりに、乱射する。
「花卉さガッ」
「………花卉いいいいい!!!」
「しhふぃえhqじゃhsjけ!!!!!」
二人が撃ち合う。
そして、そこですぐに銃を引いたのは、花卉久家子だった。
「が、は……」
「ふはああははうへへはjhdjhjhwlrhkwjq」
仲村ゆりは、そのまま三枝由貴とともに倒れた。
技量の差は圧倒的に仲村ゆりの上だった。
それでも、甘さだけは捨て切れていなかった。
(ごめ、みんな…私みたいな…リーダーじゃ…だ…)
そのまま、二人は動かなくなった。
「おい、お前ら…!!テメェ!!!」
「み、皆が!?」
「ふあいでゃhsんかhんdkfhlwq」
奇声を上げながら、今度は二人を撃つ。
二人は、すぐに扉の陰に隠れる。
「どうする…WYG…」
「……どうしようもないでしょう…どれだけ残弾あるんですかあれ…」
「そういうタイプなんだろうな…半端じゃないな…」
二人は、どうにか対策を考える。
そして、川田が手に持っていた包丁を構える。
「……俺がしとめる」
「待ってくださいよ…危ないですよ!?」
「大丈夫……俺よりはお前が生きていた方がいい…」
「そんなこと言わないでください!」
「ひぁshfjkhlwし!!」
二人の気付かぬうちに、花卉久家子がすぐ傍に来ていた。
「う、わああああああああああああ」
バババッ
「が……ご、ほ…」
「WYG!…貴様ああああああああああああああ!!!」
川田が包丁で喉を斬り裂こうとする。
しかし、その前に花卉久家子がミニミ軽機関銃を乱射した。
その銃弾の半分が命中する。
それでも、川田は倒れずに切りつけた。
「…kだくぇ」
「…………や、ったか…は、ざまぁ……みやが、れ」
川田がひょろひょろと壁に寄り掛かった。
少しづつ血が出ていく。
もう数十秒と持たないだろう。
「はぁ…すあ、ね…ななは、ら…おまえは、もういっか…いのののんおの、のり、こさんと…」
そして、民家には静寂が残った。
◆ ◇
「………あれ?」
ここで、一人が起き上がった。
◆WYGPiuknm2だった。
「あれ……まさか……また鏡石が…」
バックを探そうと周りを見る。
すると、彼がにとって信じられない状況があった。
「う、うわあああああああああああああ!?な、なんで!?なんでこんなことに!?」
リビングに転がる仲村ゆりと三枝由貴の死体。
そして目の前に落ちている花卉久家子の死体。
そして、すぐ後ろにいた川田章吾の死体。
「き、記憶があいまいだ…な、ななな…何があったんだよ!?」
彼の精神は疲れていた。
記憶も無く、こんな状況になってしまったのだから。
「……もういやだ、知るか…こんな事…」
彼は、お守りとして鏡石を持って二階に上がった。
一室に入る、よくありそうな部屋だった。
「……おやすみなさい」
彼は体をベッドに投げだした。
意識がすぐに遠くなって、消えた。
【三枝由貴@オリキャラ 死亡】
【仲村ゆり@AngelBeats! 死亡】
【花卉久家子@オリキャラ 死亡】
【川田章吾@バトルロワイアル 死亡】
【真昼/D-2住宅街内住宅】
【◆WYGPiuknm2】
[状態]身体的疲労(中)、精神的疲労(極大)、睡眠中
[装備]ペーパーナイフ
[所持品]基本支給品、鏡石
[思考・行動]
基本:死にたくない。
1:………。
[備考]
※元々の世界の知識はある程度残っています。
※願いがなにかは不明です。
【支給品紹介】
【ミニミ軽機関銃@現実】
三枝由貴に支給
ベルギーの国営銃器メーカー、ファブリックナショナルが開発した、5.56mm NATO弾を使用する分隊支援火器。
弾数が200発と異常に多い。
それに準じて無装填状態でも6.9Kgという重さを誇る。
最終更新:2011年07月18日 22:01