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電撃

「…まさか、私自身が参加させられるとは…」

橋の欄干に肘をつき、しばし思案に耽る◆YcpPY.pZNg。
SSとしてバトルロワイアルを開催する事はあっても、まさか実際にやるとは思わなかった。
それだけでも信じられないと言うのに、さらに自分が参加させられているなんて…。
おまけに、自分の本名が思い出せない。
名前として自分の記憶にあるのは、自分のトリップである「◆YcpPY.pZNg」だけだった。

(まあ、名前はなんとかなるでしょう…問題は、協力者をどれだけ集められるかですね)

一番、仲間にするのに手っ取り早いのは自分と同じ書き手さんだろう。
面識も、ある程度ある。
だが、全員を無条件で信用していいと言うことにはならない。
さっき名簿を見て確認したが、書き手さんは全部で9人もいるのだ。

(どの人とも、面識はある程度あるけれど…無条件に、信用することはできませんね)

全員が全員、ゲームに乗らないと言う確証なんて、どこにもない。
何の策も無く接触を図り、殺されては目も当てられない。
やはり、この場では同じ書き手さんでも油断はできない。

(アノマリー探知機、でしたっけ…さっきから、光点が表示されてるんですよね…)

腕に取り付けられている機械の液晶画面には、小さな白い点が表示されている。
自分から見て、西側にその光点が示す物があるはずだ。

「見た所、ただの地面ですが…ちょっと、試してみましょうか」

辺りに転がっている石ころを持ち上げ、光点の示す辺りに投げてみる。
2回ほど跳ね、石ころは地面に転がった。
その瞬間、何もない地面から急にバリバリと音を立てながら小さな稲妻が石ころ目掛け走る。

「これは…一体?」

今の現象は一体なんだったのだろうか…。
もしかすると、あれがルール説明の時に言っていた「アノマリー」とやらではなかろうか?
となると、かなり厄介なことになってしまった。
さっきの反応を見る限り、対策なしにここを通れば一瞬で黒コゲだろう。
しかし、あの稲妻を防げそうな物は、今の所持っていない。

「大きさからして、避けて通ることも出来そうにないですね…」

何か、役に立つような物がないか、デイパックを漁ってみる。
自分へのランダム支給品らしき物は、宝石の付いたスーツと、1丁の拳銃。
拳銃は言わずもがな、宝石の付いたスーツも、身に付けてはみたものの稲妻への耐性は無さそうだ。
とにかく、今はここを通る事はできない。それだけは、確かだった。

「仕方ありませんね。他の道を探しましょう」

【一日目・深夜/C-3】
【◆YcpPY.pZNg@非リレー書き手】
[状態]:健康
[装備]:宝石スーツ@絶体絶命都市2、シグザウエルP230(7/7)
[所持品]:支給品一式、P230マガジン×3
[思考・行動]
基本:ゲームには乗らない。
1:橋の向こうに行ける他の道を探す。
2:乗っていないと言う確信を得た上で協力者を募りたい。
※C-3の橋西部にElectroが発生しています。

≪支給品紹介≫
【宝石スーツ@絶体絶命都市2】
ゲーム中に入手できる5つの宝石を集めてクリアすると貰える特典。
装備している間は、体が濡れなくなる効果がある。

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最終更新:2011年07月21日 00:45
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